mas ciclismo .... 《6/2〜特別企画》 トクダネNEWS & ドーフィネ・リベレ 2006 .....................
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フランスから生中継中。



サイス監督辞任のニュース

今回の騒動の渦中にあっても、まだなおチームの監督を辞任しないと主張していたアスタナ・ウルトのサイス監督が、遂に辞任を決意。サイス監督辞任なしに、チームのツールに出場はないと噂されていた。

最後に監督は、今回微妙な立場にある中で、自分に対して配慮の念を示してくれたことに対し、感謝の意を述べた。



9 juin, 2006 pm : ドーフィネ 第4ステージ....

第4ステージ以降はいよいよハイライト、山岳ステージ。第4ステージ結果は、モンヴァントーをメンショフが制して、ライプハイマーが総合首位。前日ライプハイマーは、ツールに向けて気合半端ではなかった。さて、ハイライトを前に、これからスイスへ移動する。



7 juin, 2006 pm : ドーフィネ 第3ステージ ブールグドペアージュ 43km 個人TT その2....

★  ライプハイマーはツールに向けて気合い十分。TT終了直後に再びTTバイクでトレーニング

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写真1)リーヴァイ・ライプハイマーは、TTが終わってからゴール地点で再びTTのトレーニングを始めた

全員のスタートが終わり、ゴール地点に移動する途中、TTを走り終えたばかりのライプハイマーが、再びTTのトレーニングをしていた。マレーシア人のメカニック、ラジャによると、
「ライプハイマーはTTを走り終えたところだけど、TTのトレーニングをしているところさ。彼の目標はこのレースではない。ツールに向けて仕上げることだから、レースのTT後の時間を使って、TT力に磨きをかけているところ」

ライプハイマーは、前日のTTでトップのザブリスキーより+49秒で3位。ツールのTTでもっと上を目指して表彰台を狙う。

写真2)プレスルームの様子。

02年1月19日に開設されたレスパス・フランソワ・ミッテランという建物がプレスルームには早替わり。 隣に座ったジャーナリストはルモンド紙のジャンルイ。自転車の取材は不慣れだと言う。通常はゴルフのマスターズやラグビーが専門らしい。 「いやあ、自転車の取材って、ゴルフとは180度違うね。ゴルフはすごく静かなスポーツだから、自転車レース会場の声援を聞いてカルチャーショックだったよ」。

写真3)OLNの記者にTTのタイムを聞いているアルジェーリ監督

ゴール地点では、アナウンスで順次到着した選手のタイムが告げられる。ゴール地点にいたミルラムのアルジェーリ監督は、自分のチームのグリフコフが、現時点で何位ぐらいなのか知りたくて、「トップ選手のタイム、メモしていないか?」とあちこちに聞いている。

結局、監督、近くにいた北米のTV局ONLの記者から計測タイムを写させてもらっていた。

マスコミには、レース直後にタイム・順位表が配布されるが、ONLの記者は几帳面に各選手のタイムを記入していた。特にアメリカ人選手がTTでいい成績をあげているので、積極的に結果を記録している。

写真4)パコは世話になったバレアレス(ケスデパーニュ)のチームドクターとなごやかに会話

ケスデパーニュのYシャツを着た人が、ウォームアップ中の選手の様子をきめこまかにチェックしていた。チームドクターだという。

そのドクター(写真左)がチームバスの裏手でマンセボと鉢合わせ。長い間の知り合いなのだろう。2人とも嬉しそうに会話を始めた。
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写真1)TT前、太ももの裏側をストレッチするヴィノクロフ。

写真2)ナチュラル笑顔のニコラ・ローダ

写真4)バルベルデのTTバイク

写真3)ヴェークマン(右)とヴロリッヒ。ゲロルシュタイナーのメカニックいわく、「ヴロリッヒは地元オーストリアでは、超有名人なんだよ。ヴェークマンも若いけど力を発揮している」。その翌日、ヴェークマンはスプリントを制してイエロージャージ。たちまちヒーローになった。

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写真1)フランシス・ムレイ。シクロに強い。

写真2)初日終わって水玉ジャージだったヒンカピー

写真3)トーマス・デッケル。スタート前。兄貴分のエリック・デッケルとは仲もいい。

写真4)Tモバイルチームのマネージャー、F・ファンローイからサインをもらうドイツ人ファン。F・ファンローイは20年ほど前に活躍した選手。ドイツファンは彼を今でも英雄視している様子。



7 juin, 2006 pm : ドーフィネ 第3ステージ ブールグドペアージュ 43km 個人TT ..... ザブリスキーが区間優勝・ジルベール総合首位

★ バルベルデ、ツ−ル用のスペシャルバイクを試す 

やはりザブリスキーは強かった。2位のランディスより53秒速いタイムを叩いた。3位ライプハイマー、4位ヒンカピーで、1位から4位までアメリカ人が独占。USは今やTT王国だ。

この日ツールのTTバイクを試したバルベルデは9位。ツールで優勝するには、もう少し頑張りたいところ。総合首位のジルベールは2分前にスタートしたヴェークマンを追い抜いて16位(+2分39秒91)。前日の貯金が5分以上あったので、余裕で総合首位キープ。

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写真1)バルベルデはこの日、ツール用スペシャルTTバイク(手前と奥の赤いバイク)を試した

スタート前、ケスデパーニュのマッサー、 オアヘの話から:
「今回、バルベルデはツール用のスペシャルTTバイクを試す予定なんだ。手前と奥の赤い2台がそれさ。バルベルデの弱点はTTだって?随分力はアップしたと思う。ツールで優勝できると我々は信じているよ。このバイクの秘密?中にモーターが入っているんだよ(冗談)。昨日に続き、今日もケスデパーニュのVIPがレースを見に来てるんだ。」

写真2)今回もTTで力を見せるだろうと予想されたザブリスキー
スタート前、間近で見ていたら、大きな深呼吸を何度もして、肋骨の辺がそのたびにぽっこりと盛り上がっていた。やはり緊張はしているのだ。

写真3)スタート直後のザブリスキー

写真4)スタート前、十字を切るヴィノクロフ

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写真)左からザブリスキー、ジルベール、バルベルデx2。バルベルデ、新兵器ツール征服TTバイクの使い心地やいかに?
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写真1)総合首位を余裕で守ったジルベール。名前を呼ばれて表彰台へ。嬉しそう。

写真2)リクイガスのマッサー エーリオ登場
去年ロマンディツアーでコカコーラをくれたマッサーのエーリオ。 彼はジロに引き続きドーフィネで、「疲れている」とのこと。でも、ツールは中野さんに任せて自分はバカンス。その後、ヴエルタに行くそうだ。元サッカー選手。心優しい大男。

写真3)FDJのフランシス・ムレイはシクロでも活躍中。おまわりさんと仲よさそうに談笑
あとで警官に、ムレイとどういう知り合いなのか聞いてみた。「彼とは友人なんだ。この地域出身というわけじゃないんだけど、たまたま僕が所属していた自転車クラブに彼も所属していて、その時の知り合いなんだよ」

写真4)TTスタートが終わってからゴール地点(ラスト50mぐらい)に移動。ちびっこカメラマンもなかなかいい場所を陣取って、カメラを構える。


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ブイグのヴォクレーは、新しいアスタナのチームカラーがブイグのカラーと似ていて気に食わない、と発言。こういうスキャンダルのあったチームと一緒に走ることに嫌悪感を表明。「彼らは傲慢だ」とも発言。
ヴィノクロフはそれに対して、「傲慢ということはない。扇動しているわけでもない」と昨日の会見で語っていた。

この件に関して、ルモンドの記者の意見は:
「ヴォクレーも、そんなこと言わなくてもいいのに。。」

確かに、今日ブイグのチームカーを見たら、とっさにアスタナのチームカーだと思った。(ブイグも水色地に黄色いiモードのマーク)。確かに遠めから見ると、紛らわしい。



7 juin, 2006 pm : ドーフィネ 第3ステージ... その前に昨夜行われたヴィノクロフの記者会見 ....

★ ヴィノクロフ:僕はツールに出場しなければならない!

地元紙「ル・プログレ」が昨夜のヴィノクロフの会見内容をカバーしていた。ヴィノはツールへの熱い思いに溢れていた。

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● 「僕の後ろで、祖国の多くの人が支えてくれている」
● 「サイス監督の戦術を失うのは痛いが、自分自身がチームを統制できると思う」

ー カザフのスポンサーがチームを支えてくれたことについて:

ヴィノクロフ:「祖国で多くの人が僕の後ろだてになってくれている。これは僕にモチベーションを与えてくれている。でもそれだけではない。僕に信頼を寄せてくれたチームやチームで生計を立てている人たちを見捨てることはできない。」

「今回は石油会社5社が3日のうちに、この話をまとめてくれた。カザフのスポーツ省大臣の尽力のおかげだ。チームはスポンサーの名前が変わっただけだから、プロツアーライセンスは有効なはずだ」

ー マノロ・サイス不在でツールを戦うことについて

ヴィノクロフ:「彼の戦術面での役割は非常に大きかったが、僕は自分自身経験もある。レースでは、チームを僕自身がうまく統制していくことができると思う。」

ー 今回の事件について

ヴィノクロフ:「僕は情報を持ち合わせていないからわからない。マスコミは、いつも情報を急ぎすぎる。たとえばフエンテスがチームドクターだったというのはうそだ。すべてをごたまぜにしないでほしい。僕はツールに出場しなければならないんだ。

ー ドーフィネでの目標

ヴィノクロフ:「去年はドーフィネで好調のピークをもっていってしまい、ツールに照準を合わせるには早すぎた。今回は重要な山岳ステージでライバルの動向を十分観察するつもりだ



6 juin, 2006 pm : ドーフィネ 第2ステージ ブルゴワンジャリュー〜サンガルミエ 203km ..... ジルベールが区間優勝・総合首位

★ 今回ヴィノクロフはリラックス * 優勝したジルベール「ネットでコースを偵察した」

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写真1)下積み時代サンテティエンヌ在住だったヴィノクロフ。チームサンテティエンヌのジャージを着た少年とにこやかに写真撮影
ヴィノクロフ、今回チームがごたごたする中、いたってリラックスムード。カメラマンの注文にも応じ、笑顔ものぞかせている。

それにしてもヴィノと一緒に写真に収まった少年、可愛かった。少年が着ていたのは、カジノのジャージかと思ったら、サンテティエンヌのローカルチームのジャージだった。ヴィノはフランスに移って、最初にサンテティエンヌに住んでいた。亡くなった同郷のキヴィレフも同時期にサンテティエンヌに暮らし、思い出の地だ。

写真2)アグリテュベルのブノワ・シネル。スタート直前には観客のおじさんからいろいろ聞かれて、律儀に答える姿。会話の内容は:

おじさん:「ねえ、ここがスタート地点なんだよねぇ?」
シネル:「スタート地点は2つあって、ここは仮スタートなんですよ」
おじさん:「本番スタートの場所はどこなの?」。。。と言っているうちにスタートの合図が鳴ってしまった。
シネル:「これから国道の方に行って仕切りなおしで本番スタートです。」と返事してからスタートみついた。

写真3)サウニエルのリッコ。去年来日したサウニエルのルーベン・ロバト(滞在中、Vサインを習得してにこにこしていた選手)からVサインを習ったのか?

写真4)ケスデパーニュのマッサーと友達
ケスデパーニュのマッサーのビシェンテ(左)。「こいつ、俺の大の親友セルギなんだ。一緒に写真撮ってくれよ」と。

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写真1)山岳ジャージのヴォクレー、リーダージャージのヴェークマン、ポイントジャージのザブリスキー
黄色いリーダージャージはクレディアグリコルがスポンサーをしているので、CAのマークが胸・腕についている。ちなみに昨日は炎天下で、車で移動するだけでも赤く日焼けした。みんな強力なUVカットを使用しているのか、選手らは余り日焼けせず。

写真2)セビーヤとバルベルデ。この光景に、ジャーナリストたちも写真撮影に群がる。
スペイン選手はほかにも多数参戦している中、なぜかスタート前、今日もバルベルデはセビーヤのところに直行。なにやらいろいろ話している。セビーヤはラマンチャ、バルベルデはムルシア出身。別に同郷でもない。

セビーヤは目下渦中の人なので、2人のまわりはマスコミのシャッターの嵐。でも2人は動じることなく。

写真3)今日はケスデパーニュの周辺がちょっと緊張していた。スポンサーのケスデパーニュ幹部がレースを見に来ていたのだ。(普通の招待客バッジでなく、VIPバッジをつけている。)この日はチームの広報のNo1も、VIPを迎えるためにスタート地点に来ていた。VIPたちはフランス人なので、ブラール(右)に話しかけていた。

写真4)スタートのフラッグはあまり重厚感がない。

【本日のレース】

今日のレース、FDJのフィリップ・ジルベールがアタックを決め、160kmも逃げ通し、5分以上もプロトンに差をつけて優勝。リーダージャージをものにした。昨日も今日もゴールスプリントにならず、ちょっと意外な展開だ。

優勝したジルベールのコメント
「この日のステージは、インターネットで調べていた。(長い逃げで)太ももは焼け付くように痛くなったけど、明日のTTでせいぜいタイムはトップから4分遅れぐらいにとどめられうだろうから、リーダージャージは守れるだろう。ツールでも区間優勝したい。とりわけファルケンブルグのステージに興味がある。この日は僕の24歳の誕生日前日なんだ。」

夜のヴィノの記者会見は行きたかったのだが、辺鄙な場所で列車も通っていない。ギブアップ。



6 juin, 2006 pm : ドーフィネ 第2ステージ の前に本日朝の速報 ....

★ ドーフィネを訪れたツール主催者のルブラン氏が、「特別な選手のためにツールは譲歩することはない」と、ヴィノクロフのツール出場に黄色信号とも思える発言。ヴィノクロフ、今日夕方緊急記者会見

昨日のスタート時、選手が出走サインをする間、コースの逆側の片隅にツール主催者ASOのJMルブランが到着したのを見かけた(写真)。今朝ホテルに置いてあった新聞「 ル・プログレ」に、そのルブラン氏のコメントが出ていた。そして、下記の発言をしたようだ:

「ツールは、本問題(スペインスキャンダル)を放置して開始することはありえない。10日ほどをめどに、出場チームについて決定する」

出場チームと彼が触れているのは、バレンシアナとアスタナウルトの2チーム。理由は、「今の時点で一番はっきりしていることは、この2チームから逮捕者が出たということだから。」

そして、ツールで勝てるヴィノクロフのチームを不出場にさせるかどうかについては、「まだ今の時点で結論を言うのは早い」と、明言を避けたが、「我々の最終決断は、信頼性、スポーツに対する倫理性のみを中心に決定する。ツールは特定の個人を必要としてはいない。」

ヴィノクロフは、本日夕方、ドーフィネ終了後にホテルで記者会見を開くことになっている。



5 juin, 2006 pm : ドーフィネ 第1ステージ アヌシー 〜 ブルゴアンジャリュー 203km ..... ヴェークマンが区間優勝・総合首位

本日のレースは平坦ステージ。意外にも、最後の最後で4人の逃げがそのまま決まり、今ドイツの若手選手の中でも一押しのヴェークマンがでっかい1勝。一方、長い間ひとりで逃げたイノディは、プロトンからも遅れてゴール。しかし敢闘賞を受賞。

★ ラスト6kmで4人の逃げは34秒リード。ゴール際、吸収されるかどうかギリギリ・ハラハラ + 本日のセビーヤ

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写真1)スタート前
ザブリスキーが各賞独占で、ジャージが次点の選手らにばらまかれた。山岳の赤玉ジャージ(ヒンカピー)、ポイントの緑ジャージ(オグラディ)は、ツールと一緒。

写真2)ゴール地点のスクリーンが、逃げているマンセボを映す

今日は完全に集団ゴールのシナリオだと思っていたので、意外な展開だった。最初に逃げたイノディ(コフィディス)が丘の上りで後続に吸収された。普通ならこれでゴールスプリント勝負なのだが、そこから4人の逃げが決まってしまった。プロトンに吸収されるかどうか、かなりきわどい展開。逃げは、マンセボ、エゴイ・マルティネス、ヴォクレー、ヴェークマン。

場内アナウンスで、「ラスト6kmでタイム差は34秒」とのこと。なんとか必死の4人はこのまま逃げ切ってしまった。マンセボが今日のこの区間で飛び出しグループに入ったのは意外。まだこれからモンヴァントーなど山岳ステージが後半に連続して登場するのに。フランスで開催されるプロツアーで、フランスチームの一員として、奮闘した、そんな印象を受けた。

4人の逃げを最後に制したのはゲロルのヴェークマン。高々と腕を振り上げてトップでゴール。

写真3)4人がゴールした途端、怒涛のようにプロトンが入ってきた
スプリンターのナポリターノが先頭の方で入っているのが見える。 あっという間だった。4人の逃げは、ギリギリセーフ。逃げがプロトンに吸収されるかどうかハラハラドキドキの展開で面白かった。。

写真4)優勝のヴェークマンはめちゃくちゃ嬉しそう
表彰台で、「プロトンのタンタン(ベルギーのマンガキャラ)」と紹介されている。優勝が心底すごーく嬉しいとい様子。

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写真1)セビーヤ
今日のセビーヤ、昨日よりも少しリラックス。ファンがスタート前にセビーヤに大きな声援を送っていて、笑顔で応えていた。ただ、マスコミのカメラには、やはり顔が曇っていた印象が。

写真2)セビーヤに自分から声をかけるバルベルデと、雰囲気作りをするナルデッロ
サインを終えたバルベルデが直行したのはセビーヤのところ。自ら声をかけて笑いを誘っていた。バルベルデ、屈託がないというか、今回の報道はまるで眼中にない、という態度。

脇にいたTモバイルのナルデッロ。穏やかなムードメーカーだ。

写真3)英語圏の団欒
オーストラリアのオグレイディ、USAのヒンカピー、ザブリスキーが歓談。英語圏の人たち。

写真4)AG2Rの融合
左手のアリエッタが、みんなに、「カメラに向かって愛想を振りまこう」、と声をかけた。マンセボも、輪の中に入ろうと小走りにやってきた。フランスに溶け込もうとするスペイン選手たちの構図が垣間見れた。中央はモロー。

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写真1)バルベルデに耳打ちするペレイロ
バルベルデが、やたら嬉しそうな反応をしていて、会話の内容が気になった。そのバルベルデ、カメラマンから、「こっち向いて」という注文が多くて辟易していた。バルベルデ、こうして壇上にいる時や、選手たちの輪の中ではかなりほがらかだが、マスコミの注目を重く感じているのがありあり。スター選手は辛い。

写真2)サンディオを見ると三つ編みを撮影したくなる。正面から撮った後、「横を向いて」と手で合図をしたところ、三つ編み目当てだとわかったようだ。

写真3)ランプレ期待のスプリンターナポリターノ
この日、ナポリターノがスプリント優勝すると予想したが、結局ヴェークマンらの逃げが決まってしまった。ランプレは、ナポリターノのスプリンターとしての力量をかなり買っている。

写真4)本日のリーダージャージは、ヴェークマンに。



4 juin, 2006 pm : ドーフィネ初日プロローグ アヌシー〜アヌシー 4.1km.... ザブリスキーが初戦TT優勝

今日のレース会場は、こんな感じ。

★ まったく落ち着いていたアスタナ・ウルト * 堅い表情崩さずセビーヤ * ミルラム監督:「ペタッキは、ドイツツアーで復帰するよ」

1) アスタナ・ウルトのチームバスは壮観。昨日目撃したのはチームカーだったが、やはりチーム”バス”となるとさらに圧巻のカザフスタン印。

2) ヴィノのカザフスタンジャージからもリバティの文字は消滅。新しいジャージというより、リバティの文字部分を黄色い布で隠しているような雰囲気だった。

3) アスタナ・ウルトの選手を元気づけに行く、エウスカルテルのゴロスペ監督。普段あまりおちゃらけをやらないフリアン・ゴロスペ監督。でも今日はバスク出身でアスタナに所属しているウナイ・オサを元気づけに行き、おちょっかいを出して笑わせていた。

エウスカルテルのスタッフの今回の騒動に関するコメント:
「うちのチームは無関係だから。あれはケルメとサイス監督の事件だからね。」

4) スタートのカウントが始まっても、笑顔が絶えなかったほがらかマンセボ。移籍先のAG2Rでハッピーそのもの。チームにすっかりなじんでいる様子。

1) ヴィノクロフ、スタートの瞬間。トレーニング中はカザフスタンジャージだったが、彼はカザフのロードチャンプ。TTチャンプではないので、レース前に衣替えしてチームジャージで登場。

はっきり言って、この日のアスタナ・ウルトチームは平静そのものだった。カザフのスポンサーがついたことが大きいのだろう。選手たちはは逃げも隠れもせず。バレドなどは、笑顔をたくさん見せていた。選手たちの仕事は、とにかくレースを走ること。今は仕事に集中している、といった感じ。

2) 反対に緊張感が絶えず、終始ピリピリしていたのはセビーヤ。ただし、プロローグのスタート台に立った時は、完全に集中している様子だった。(写真)

3) プロツアーリーダーのバルベルデ。白くて背景と同化してしまう。

4) この日2位に入ったヒンカピー

1) ミルラムのヴィットーリオ・アルジェーリ監督
「自分はジロには行かなかったので、からだはフレスコ(フレッシュ)そのもの。ジロを走った選手やジロに行ったスタッフたちは、疲れているからこのレースにはあまり来ていないよ。ピエーポリが例外的にこのレースにも出ているけど。彼が今回は一番イタリア選手の中で強いだろう。」

ペタッキのケガはひどかった。ツールは無理だ。でもヴエルタの前に、ドイツツアーでデビューするよ」

2) ケスデパーニュのマッサー兼ドライバーのオアヘ。チームバスの管理人も勤める。「僕はアストゥリア地方出身だよ。チェチュの住んでいるヒホンには近くないけど、ディスカバリーのノバルの家からは200mぐらいの近所さ。」ケスデパーニュは、とにかく見ていると、すべてがバルベルデ中心に動いているというか、スタッフはとにかくバルベルデに神経を集中していた。

3) ケスデパーニュのキャラバンカーが一段とファンキーになっていた。トレードマークのリスも存在感抜群。

4) そして、この日の優勝はザブリスキー。全てのジャージを彼がゲットしたので、延々と彼に対するジャージ授賞式が続いた。



4 juin, 2006 am....

★ ドーフィネレース前速報:アスタナ・ウルトはジャージ間に合わず。チームカーだけが間に合った。アスタナ・ウルトの新チームカーは昨日のエントリーにて

ドーフィネリベレのレースは午後2:30から。現在朝8時前。宿のダイニングルームに新聞が置いてあり、リバティ(アスタナ)のことが述べられていた。内容をかいつまむと:

● 本日のスタートで、選手らは、ビシクレタバスカで着用している例の白抜きジャージを着用するとのこと。チームカーだけが間に合った。

● チームスポークスマンによると、ヴィノクロフは、平静でいる。/ ● 渦中のセビーヤは、やはりこのレースに出場する。

● サイス監督は、勧告にもかかわらず、今のところ引退の意思はないという。ただしドーフィネなどのレースで指揮を執ることはできない。FDJのマディオ監督いわく「ほかの監督もそうだろうが、サイスにこの場に来てほしくない」ときっぱり。

● リバティを引き継いだカザフスタンのシンスポンサー「アスタナ」。チーム名のアスタナは、そのままカザフスタンの首都の名前をかぶせたものだが、今日の新聞を見ると、出資しているカザフスタンの5社は、すべて石油取引業者となっている。



3 juin, 2006 pm....

★ リバティの新スポンサーにカザフスタンの資本アスタナが決定。本邦初公開。レース前日、噂のアスタナ・ウルトのチームカーを撮った。全身カザフ色だった!


今日(土曜)の夕方、宿への帰りがけに明日のドーフィネのコースを見てきた。と、突然水色の目立つ車。ブイグテレコムのチームカーか、と思って、カメラを構えたら、ボンネットにウルトのマークが見えた。リバティを引き継いだアスタナ・ウルトのチームカーだ。

ボディには、カザフスタンの国旗と、アスタナというスポンサー名が黄色で書かれている。ウルトのマークがその後ろについている。

リバティを引き継いだ新スポンサーアスタナ。カザフの資本が全面バックアップとはいうものの、車体もカザフスタン一色とは。まるでカザフスタンナショナルチームの車みたいだ。

実はカザフのスポンサーが決定する前、ドーフィネまでにはこの新スポンサーの話をまとめたい、ジャージも間に合わせたい、という内々の話があった。車は間に合った。ジャージは果たして間に合うか?ジャージもカザフ色と聞いているが、そうなると全員ヴィノクロフになってしまうぞ?

2枚目の写真はスタート地点。ヴィラージュを作っている最中だ。昨日ほど寒くない。15度ぐらいだろう。天気は快晴。ただしこのあたりは湖から吹き付ける風がすごく強い。明日のプロローグに影響が出そうだ。

CA、ロット、コフィディスの選手たちがまとまってトレーニングをしていた。選手たちに混じってアマチュアサイクリストが併走する姿も。

★ 本日のトクダネニュース:リバティにカザフスタンの新スポンサー。カザフスタンのトップ企業5社の共同出資。予算はリバティよりも上

トントン拍子に決定した。リバティの後任スポンサーにアスタナが決定した。アスタナは、カザフスタンの首都の名で、天然資源関連などトップ5企業が資金を出し合うという形態。予算金額はリバティを上回るそうだ。当面 3年間スポンサーをするとのこと。場合によっては6年間の可能性も。



3 juin, 2006 am....

★ ドーフィネの初日プロローグは超風光明媚な場所で

ドーフィネ・リベレの初日は4.1kmのプロローグ。このあたりは、サイクリスト専用レーンが非常に整備されている。選手たちは、遠く広がる風光明媚なアヌシー湖に沿ってを走る。

写真のとおり、すでにこのレーンには明日のプロローグを前に「ドーフィネ」の赤いフラッグが一定間隔におかれている。フラッグには「Ils arrivent イルザリーヴ・ついに選手たちがここにくる」と書かれている。

写真の右側が湖。写真左側の細いレーンが片側専用自転車レーン。

プロローグのコースは、中間地点で360度折り返しなので、ここでミスするとタイムロスとなるだろうが、プロファイルは完全にフラット。標高差はなし。

★ フォナックがボテロとグティをレースから当面はずしたわけ

このほど、フォナックは当面ボテロとグティエレスをレースからはずすという発表をした。調査結果判明前のこんなに早い時期に対応した背景は何なのか?実は、昨日紹介したレキップ紙の記事には、こんな内容も含まれていた。

「今回の件はフォナックに重大な影響を及ぼす可能性もある」。というもの、カメンツィンがEPO摂取を認め、続いてハミルトン、サンティアゴ・ペレスの事件も起きている。そのため、ピノ監督を解雇し、新しいルランゲ - フェルナンデス体制で改革に取り組んだ。しかしその後もサントス・ゴンサレスが昨年疑惑で解雇に。今回名前があがった2人の話が本当であれば、チームの存続にとっては、かなりの痛手となるだろうと

このほどまだ警察の調べが付いていないのにフォナックがボテロとグティの2人をレースかに当面出場させないことを決定したのも、こうした過去の前歴をふまえ、チームが早めに対応したのだろう。

そのほか、プロツアー改革でも力を貸したサイス監督が今回の件に関与していたのはショックではないか?の問いに、マックエイドUCI会長は一言こう述べた:「サイスよりプロツアーの方が大事だ」。サイス監督逮捕が、折角苦心して築いたプロツアー制度を崩壊させるような事態になってはならない、という意味をこめている。


2 juin, 2006....

★ ホテルにチェックイン。とりあえず... 今回セビーヤ、ボテロらをスクープした雑誌「インタビュー」は、警察関係のネタに強い雑誌だった

さきほどフランスに到着。まずはエールフランスの機内でさっそくレキップ紙を見てみた。1面をさいて、今回のスペインスキャンダルの件について述べていた:

● セビーヤ、ボテロ、ビシオソ、JEグティエレスの名前を出した「インタビュー」という雑誌。警察関係のスクープが得意ということで、各メディアはこの記事の信憑性について結構高いのでは、と見ているらしい。

● Tモバイル幹部は、「セビーヤがフエンテスの拠点で盗撮されたビデオか写真のどちらかに映っている」と断言している。その上で、あとは訪問理由がかぎとなる。

● さらにTモバイルは、「未熟な憶測でヤンの名前も出たが、彼はリストになかった」とも断言。

● UCI会長マックエイドいわく、「今回の報道は驚きではない。スペインは以前から怪しいと思っていた。しかし今まで証拠がなかったので何もできなかった。怪しいと思った理由は、スペイン選手の血液検査のパラメーターの平均値(ヘマトクリットなど)が、2002年の平均値よりも上昇していたからだ。」


写真1
● この日のレキップ紙はケルメのTTTの写真。4人中、3人は今回報道に出た選手。左からグティ、セビーヤ、ボテロ。3人ともケルメ出身ということでこの写真が使用された。。


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