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特ダネ・ニュース 2004年4月の記録..
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  • ディルーカはジロアウト ( 4.30.2004 )

    やはりサエコのディルーカが、5月8日からのジロに出場できなくなった。先日来から前立腺の炎症を起こしているという話が出ていたが、回復の兆しはない。現在病院で複数の検査を受けている。ここ2週間ほど炎症止め、抗生物質を服用しており、トレーニング復帰はそろそろできそうだが、レース復帰にはまだ20日ほどはかかりそう。いずれにしても、ジロのスタートには立てず、ツールに専念することになる。

  • ベロキTTTで落者 ( 4.30.2004 )

    やはりベロキは本調子でなかったか。カスティーヤリヨンツアーのTTTで落車していたことがわかった。手首を怪我し、かすり傷を作ったぐらいで問題はなかったものの、ちょっとまだレース勘がつかめていないのか。

  • ジロは正式にケルメを出場させないことを決定。 ( 4.30.2004 )

    マンサノの告白騒動の直後、ジロ組織委員はケルメの出場を見合わせるかどうか検討してきた。そのため、ケルメのメインスポンサーであるコムニダバレンシアナは、ミラノまで赴き、ジロの関係者と折衝を行い、なんとか出場させてもらえないか嘆願してきた。とくに、マンサノの供述はまだ取調べ中で、それを100%今の時点で判断材料とされることを遺憾だとしてきた。

    しかしジロスタートの約10日前の4月28日(ジロは5月8日から)、正式にジロに出場させないことを決定し、同日、コムニダバレンシアナに正式にその旨 通知をした。ジロの関係者が今回こういった判断をしたのには訳がある。別にマンサノの供述通り、ケルメがチームとして関わっていたかどうかは問題ではなかった。ただ、マンサノ自身が2001年、2002年のジロで薬物を使用したことが判明したため、これが一番の判断材料となったようだ。


  • ヨセバ ベロキまだ完全復調ならず。+ TTTはバレアレスがリバティーを抑える ( 4.30.2004 )

    ベロキが漸く復帰のめどがついたらしい。ただ、膝の故障なので、走ってみてからまた違和感を感じて休養という可能性もゼロではないが。28日から行われているカスティーヤレオツアーに出場した。初日は弟ゴルカよりも遅いタイムで、完全復調とはいかないようだが、これからツールに向けて徐々に上向きにしていきたいと語った。なお、レースの方は1日目は好調のバレアレスのJIグティエレスが優勝し、2日目のTTTはバレアレスがリバティーを抑えた。

    ところで、Joseba という名前はスペインでで「ヨセバ」と読むケースと、「ホセバ」と読むケースがある。バスクの議員のJosebaはヨセバと呼ばれていて、なんとなく、バスクの人はヨセバと読むケースが多いのかなと思っていた。ベロキもバスク人。チェックしたところ、サイス監督をはじめ、みなヨセバと呼んでいた。彼のことをホセバと呼んでいる人はいない。まあ、ヨセバもホセバも似たようなもんだけど、全員がヨセバと呼んでいたので、今後はヨセバで統一することにします。


  • チッポリーニのビデオは。。。 ( 4.29.2004 )

    朝お伝えしたチッポリーニのビデオはWeb上で、削除されてしまい、もう見ることができなくなってしまいました。残念。

  • チッポリーニのTDGビデオがWebで公開中 ( 4.29.2004 )

    TDG(ツールドジョージア)を走るチッポリーニのビデオが公開されている。しろうとビデオらしく手ぶれしているけど、後半あっと驚く展開?が待っている。会社のPCなのでビデオが見られないという人のためにタネをあかすと、チッポリーニを応援する沿道にいた美女を見つけて、チッポリーニが立ち止まって彼女にキスをしています。本人は なんともアメリカのレースをとてもエンジョイしている様子。URLは下記。

    チッポリーニといえば、以前スペインのサーキットコースで行われたレースでのできごと。可愛い女性2人組みが観戦していた。チッポリーニは周回コースを4分の3ほどこなしたところで、突然、猛然とアタック。後続を完全に引き離してから、再び2人の美女の前にきた時にストップして2人の電話番号を聞いたらしい。番号をジャージのポケットに入れて、彼はプロトンに合流。アタックしたわけは、電話番号を聞くためだけだったとか。

    (ちなみに、こうしたビデオ類は、会社のPCだとエンタテ ソフトを除外しているものが多くて、見られないかも。例えば私の自宅のPCでは2台とも先日Upした4つのビデオが見られるのに、うちの会社のPCではチェチュのビデオは見られず。更に、同じく会社のもう1台別の機種ではReal Playerがついているのに、全てビデオは見られないようになっていた。(ちなみに個人用PCでも、Real Playerの最新版をインストールしないとあのビデオは全部は見られないかも。チェチュのビデオと他のJCの3本のビデオはタイプが違います。)


    http://www.thetalentfarm.com/Hogpen%20Cippo.rm

  • オークション:マリオ チッポリーニの筋肉スーツは500万円也 ( 4.28.2004 )

    先日出場したTDGで、チッポリーニは からだ全体あちこちに虹(ラルカンシェル)をあしらった格好で走っていましたが、彼にしては結構おとなしい いでたちだった、と私は思いました。なにせ過去のジロで筋肉スーツを着てプロローグを走ったり、シーザーの誕生日の日にツールドフランスでシーザーの王冠とガウン姿で出走サインに現れたぐらいの人ですから。最近ツールに興味を持たれて、過去の彼のあっと驚く<衣装>を知らない方は下記URLをご覧下さい。当時の彼の筋肉スーツとジュリアスシーザーの格好が見られます。

    ところで、筋肉スーツのその後ですが、あの後オークションにかけられ、落札価格は約500万円だったそうな。ちなみに、あの筋肉スーツはレースのドレスコードに反しており、罰金800SFを支払ったとも聞いている。

    それから、チッポリーニのファッションというと、ツールでイタリアカラーの緑と赤のソックスを混ぜて、右足に緑、左足に赤いソックスという片足ずつ別の色のソックスで現れたのを見たこともあります。

    また 以前、アメリカチャンピオンをとったフレッド ロドリゲスも、ジャージ、バイク、靴下、シューズ、ヘルメット全てスターズアンドストライプで揃えて’01ツールに出場していました。上記に写真を掲載しましたので、どうぞ。


    http://eurocyclingnews.rivals.net/default.asp?sid=1041&p=2&stid=8128972

    http://ukcycling.rivals.net/default.asp?sid=1035&p=2&stid=8017920

  • ブラッドリー マギー初日優勝 ( 4.28.2004 )

    ツール ド ロマンディー(スイス)の初日3.4キロプロローグ。2位ポラックとの差は3分14秒、3位のエルミガーとの差は7秒近く。優勝したマギーは、日記に次のように書いていた。

    「ジュネーブでの3.4キロのコース。僕の得意分野だ。普通、人は勝つと 後からそんな風によく言うものだが、僕の場合、本当に調子がよかった。これはちょっと僕の縄張り、みたいな感じに近い。僕は期待された分プレッシャーもあったけど、逆にそれでいい感じで走れた。ツールに向けて、調子が上向きであることがこれで確認できた。あとは、このレースで総合的にいい走りができたら、と思う。」


  • チクリスティ ( 4.27.2004 )

    5月初旬に発刊予定の新雑誌「チクリスティ」。今日、原稿を見てきました。砂田カメラマンが監修をしているせいもあり相当写真がふんだんですね。今の所年2回の発売予定だそうです。独自取材記事がとてもオリジナルで、選手との息の近さを感じる力作でした。

  • 2007年TDFのグランデパールは。。 ( 4.27.2004 )

    2007年TDFのスタートを是非ロンドンで、という誘致活動があり、ASOのルブラン氏がロンドンに飛んだ。イギリスでツールが開催されたのは1994年。ユーロトンネル開通記念でユーロトンネル、ドーバー、ブライトン、ポーツマスを通った。更に98年はお隣のアイルランドがスタート地点になっている。ちなみに、来年のスタートは既にフランスと決定している。

  • アームストロング、TDG総合優勝 + タイムトライアルはスタートが遅ければ遅いほどアドバンテージがある ( 4.26.2004 )

    第3ステージのゴールスプリントでバイクを投げ出して優勝し、続く第4ステージのITTでも優勝し、総合トップにたったアームストロング。そのまま彼が総合優勝に輝いた。第3ステージのスプリント優勝のあと、彼はインタビューにこんな風に答えていた。

    ― 今回のスプリントでの優勝はプラン通り?
    「いや、プランなんてなかった。サーキットコースが厳しいことはわかっていたから、とにかく前にいるようにした。でもステージ優勝は狙っていなかった。ただゴール手前500mで好位置につけていたから、ちょっとタイムボーナスを狙ってみようかな、という気になったんだ。後々、こういう時のボーナスがどこで効いてくるかわからないからね。とにかくうまく回り込んでいけて、自分でもびっくりさ。」

    (ところで、このスプリント優勝によって、ITTの前日に総合26位から4位に急浮上したアームストロング。これは彼のTDGでの総合優勝に一役買ったといえるらしい。というのも、ITTの前日にそのまま総合26位であるのと、4位であるのとでは、大違いだからだ。)

    ― ITT前に総合順位をうんとあげたことは、今後の結果に影響はありますか?
    「一番大きいのは、20位ほど順位が上がって、スタートタイムがかなり遅くなったこと。特にラスト10人は2分間隔スタートだから(他は1分間隔)、これは大きい。つまり、これによって30分ほどスタートタイムがおそくなるわけさ。お陰でリカバリーの時間が余計にとれたよ」

    そして、更に彼は、自分はスプリンターじゃなくてよかったと言っている。スプリンターっていうのは、友もなければブレーキもない。クレイジーだと。


    http://www.cyclingnews.com/road/2004/apr04/tdgeorgia04/?id=results/stage7

  • 秘蔵ビデオ初公開 ( 4.25.2004 )

    トップページから4つの動画をリンクしました。全てReal One Playerで見ることができます。音声付なので会社で見る方はご注意を。

    1) チェチュことUSPSのルビエラが2002年の読書週間に地元の小学校に招待されて、自転車について講義をした時のビデオです。チェチュのTrekのバイクを前に先生が「みなさん感謝しなくてはいけません。今日は実際に使用している自転車を持ってきてくれました。これがプロのサイクリストのバイクです」と述べています。その後、チェチュが子供達の前で講義を始めます。(但し内容は私のスペイン語力では全然わからない。。。)
    これはEducasturのサイトにあったものを私的用途に以前コピーしたものですが、既にこのサイト上ではこのビデオは削除されて見られなくなってしまいました。そこで、Copyrightを明記し、今回ハイパーリンクを張った上で公開しました。
    尚、ビデオ上の時間表示は2分以上になっていますが、1分10秒でストップ。それ以上は見られません。

    その他3つのビデオは、いつもJCにつるんで一緒に行っている冷凍こがさん撮影のもの。ご本人の了解を得た上で公開。カセロがプレゼントの着物を着ているビデオには、私の笑い声が入っていますね。すみません。ベルトランのレース直前のビデオでは、彼がこちらに向かって手を振っています。それにしても脚が長いのが目立つ。。。レースビデオでは、トップ2人のコーストのうち、手前がベルトランです。


  • プロツールのレースカレンダー大公開! ( 4.25.2004 )

    来年から開始となるプロツールのレースカレンダー(暫定版)をアップしました。(下記URL)これがトップチームが1年間を通じて必ず出場しなくてはいけない全てのレースです。プロツアー参加資格を持つ18のトップチームは、このレース全てに出場しなくてはならないだけでなく、チームのトップ5の選手のうち、2人は最低でもそれらのレースに出さなくてはいけないことになる。故障選手を多数出した場合など、選手のやりくりが大変になるだろう。

    トップ5のうち最低2人を出場させるというのは、レースを盛り上げるための措置であろうけれど、各チーム、自国でTV放送がないレースもこの中にはかなりあると見られ、「TV放映がないので出ない」、という今までの言い訳が通らなくなる。となると、自国で自分の会社をアピールしたいスポンサーは、余計なレースにまで出るために膨大な出費を強いられ、スポンサーのふところを圧迫するに違いない。

    ファンのため、という志向が見受けられる今回の大改革だけど、スポンサーが離れてしまっては一巻の終り。既にフエンラブラダなどの小規模チームは、スポンサーをおりると公言している。きらりと光るこうした小粒のチームが消滅するのは寂しい限りだ。更に、USPSも今年でスポンサーを終了する。ツールのためのチームUSPSが終わるというのも、来年からのプロツアー改革のひとつの象徴かもしれない。USPSのほうは、今までのチーム哲学を引き継ぐ方向で次期スポンサーとの交渉も進んでいるようだ。

    それから、プロツアーのレースカレンダーのうち、新しい目玉として、オランダでチームTTの試合をやろうという新企画も案として出ており、下記URLのカレンダーには暫定版として、そのレースの予定も既に掲載しています。


    http://www.h7.dion.ne.jp/~naco/j-protour.html

  • プロツール制が導入されたら現在バーチャル トップはヴィノクロフ ( 4.24.2004 )

    先日少し内容が明らかになったプロツール制度。2005年1月から実施され、従来のレース カレンダーはがらりと模様変えとなる。詳細はトクダネでお伝えするより、図表を使って別ページにして内容を見てみることにして、とりあえずポイントがどうなるかだけを見てみると、現在の勝利パターンからいくとヴィノクロフがバーチャルUCIランキングNo.1となる。これは、新規則のポイントが不均衡に加算されることによる。

    ポイント加算ルールは下記;
    * ツールの勝者のポイント:100PT、ジロとヴエルタ勝者のポイント:85PT、
    それぞれ総合20位までにポイント加算。ステージ優勝は3PT。
    *ワンディレースのうち、ミラノ サンレモ、TDフランドル、Pルーベ、LBL、ロンバルディーと、全てのUCIプロツールの<ステージ>レースの勝者には50PTが与えられ、10位までにポイントがつく。うち、ステージレースの場合、区間優勝には1PTが加算。
    *世界選手権勝者(Men’sロード、ITT)には50PTがつき、トップ3にポイントがつく。
    * 残りのUCIプロツールの<ワンディ>レースの勝者には40PTが与えられ、10位までにポイントがつく。
    これらを総合すると現在の状況では下記のようになる。

    1位:Aヴィノクロフ235PT / 2. Tハミルトン 180 PT / 3. Pベッティーニ 174 PT / 4. Lアームストロング 158 PT / 5. Jウルリッヒ 154 PT / 6. Iマヨ 150 PT / 7. Rエラス 120 PT / 8. Mボーヘルト 118 PT / 9. Iアスタルロア 112 PT / 10. Pヴァン ピーテヘム 104 PT

    そう、びっくりだけど、ステージレースの<区間優勝>のポイントが小さいため、現在UCIトップ5以内のツァベル、ペタッキらは UCIプロツール制ではトップ10に入らないのだ。


  • オランダのスプリンター、イエルン ブレイレーフェンス引退 ( 4.24.2004 )

    リクエストにお答えして、ブレイレーフェンス引退関連のニュースを。上記の写真は、2000年ツール、ポルティ時代のトロワエのステージのブレイレーフェンス。この年のツールでポルティは、選手によって色違いのコッピに乗っていた。ヴィランクは水玉。エルベはブラック。フォスカンプはブルー、彼は赤だった。

    ブレイレーフェンスは今年32歳。ここ2年ほどビールス性の病気に悩まされてきたが、ここ数週間でまた再発したため、考えたあげくに引退を決定した。1994年から99年TVMに所属。2000年ポルティ、2001年ロット、2002年ドモ、2003年Bankgiroloterij を渡り歩いた。スプリンターとして3大ツールのほか、数々のレースで計74勝をあげた。しかしそのほとんどがTVM時代の勝利。2000年以降は3勝にとどまった。最後の優勝は2003年6月24日のRuddervoorde (ベルギー)だった。

    特筆すべきはツールでのステージ優勝。95、96、97、98年に4勝。ヴエルタでは5勝。ジロでは2勝している。99年ジロではマリアローザも着た。今後は家族とゆっくり過ごしたいと。


  • Procycling最新号 ( 4.24.2004 )

    Procycling最新号:先日チェックした限りで名前が出ていなかったので、もしやとは思ったけど、やはり注目のアジアンライダーの特集記事には、日本人の記事はなかったそうです。残念。ところで、アメリカでは、この表紙(先日URLをご紹介しました)のアームストロングの顔が「おっかない」という評判だ。掲示板でさかんに議論されていた中に、「あの写真ってパスポート写真みたい」という感想もあった。

  • 元恋人が沈黙を破って語ったマルコ パンターニの素顔:その1 ( 4.23.2004 )

    スイスの雑誌「レブド」の4月22日号。パンターニと元恋人クリスティナ ジョンソンが表紙に写っている。現在彼女が住んでいるスイスのローザンヌで、パパラッチが突撃取材を敢行。パンターニの死後、沈黙を破っていたクリスティナが初めて口を開いた。そして葬儀に出られなかったわけ、彼が薬物に溺れた実情などを語った。

    デンマーク人のクリスティナは7年間パンターニの恋人だった。しかし彼が亡くなった2004年2月14日には、2人の関係は終わっていた。

    彼女は現在ローザンヌで画家として働いている。パンターニの死後、パパラッチが世界中を駆けずり回って彼女の消息を探してきた。居場所が見つかった後も、彼女は簡単には口を開かなかったが、ある仲介者を通して特別にレブトの取材に応じた。しかし取材はたやすいことではなかった。彼女の心の傷は大きすぎた。声を振り絞ることができなくなったこともあり、インタビューは中断を重ねた。

    彼女はパンターニのドーピングについても認めた。「でも他のみんなと同様にやっていた」と。更に1999年以来はコカインを<大量>に服用していたとも証言した。「レブト」に掲載された中身を一部ご紹介。

    ― パンターニとの出会いは?
    「1996年、チェゼナーティコのディスコで。私はダンサーとして働いていたの。ある夜、マルコがやってきて。彼は当時26歳で、足を怪我して松葉杖をついていた。徐々に知り合うようになって、やがて同棲を始めた。」(続く)


  • 全日本選手権ロード オリンピック選考会で。。 ( 4.23.2004 )

    問題提起のニュースです。ラバネロの深尾和孝選手が、4月末の全日本選手権ロード オリンピック選考会の出場選手から漏れていることが判明したという。理由は、U-23からエリートに昇格した選手のうち、同選考会に出場できる選手枠が少ないことに端を発しているらしい。このため、JCFポイントの面からいうと、十分出場資格があるべきところが、U-23からの昇格組という基準ゆえに出場枠から漏れたとのこと。今後何らかのアクションも検討中とあるが、時間が余りない。詳しくは下記URLにて。

    http://www.ravanello.com/team/2004/news.cgi?v=20040420

  • アスタルロア LBLは絶望的? ( 2.23.2004 )

    25日のLBL出場のために、急遽ランプレへ移籍するつもりだったアスタルロアだが、ランプレと大方の合意は取れたものの、正式契約の前にランプレがコフィディスとも話し合いをもち、双方の思惑を確認したいとしたため、正式契約が遅れる見通しとなった。LBLまであと2日。出場は無理かもしれない。

  • チッポリーニがアメリカのレースに出たわけ ( 4.23.2004 )

    TDG(ツールドジョージア)第2ステージで優勝したチッポリーニ。彼がなぜ北米のレースに?と思っている人も多いでしょう。彼のアメリカ感激コメントをどうぞ。

    「ヨーロッパでは毎年同じレースの繰り返し。ロマンディー、アラゴナ、、、変化が欲しかった。アームストロングがこのレースに出ると聞いて、ここで僕も走りたくなった。そしてここでは、人々の親切や田舎の風景に感動した。今日は美しい公園を突っ切って走った。今まで映画でしか見たことのないような光景さ。沿道でたくさんの子供達が僕らを応援してくれて。彼らにとっても、いい経験だろうね。今伸び盛りのUSAの自転車競技自体にとっても、これはいい機会だと思う。こうした子供達のうち何人かは将来チャンピオンになったりするかもしれないよ。アメリカでこのスポーツをする機会が今までなかったのが、本当に残念だ。」


  • スクープ:アスタルロア移籍決定 + ウルリッヒLBLはパス。調子が今ひとつ! ( 4.22.2004 )

    レース便りでお知らせしたとおり、ランプレと交渉していたIアスタルロアのランプレ入りが正式に決定した模様。チームとしても怪我で戦列をずっと離れているFカサグランデに代わって活躍が期待できる選手が入ってくれた。クイックステップとリラックスのオファーは蹴ったことになるが、クイックステップは前半戦のクラシックレースの布陣が既に決まっていて、アスタルロアがメジャーなクラシックレースに出るのが難しかったらしい。

    また、リラックスはサブスポンサーがベルギーが拠点であるため、今年のツールに出場したかった。(今年ツールはベルギーで開幕。)アスタルロアが入ればツール出場もケルメの代わりにできるのでは、とにらんでいた。しかしその夢も消えてしまった。来年からプロツアー制度になるため、メジャーなレースに出られる可能性もこれでなくなり、来年スポンサーが降りる可能性も出てきた。

    それからウルリッヒ。予定されていた25日のリエージュ バストーニュ リエージュをキャンセルした。関係者によると、「ヤンは調子が今ひとつ」と。予定をひとつひとつこなして既にエンジンがかかっているアームストロングに比べて スタートダッシュが遅いウルリッヒ。でも彼の場合、緻密な計算でぴったりと調子をレースにあわせるのが苦手そうな割りに、火事場の馬鹿力的に去年はツール中盤から尻あがりに調子が上がっていった。彼は いくら前半周囲をやきもきさせても、やっぱりツールで台風の目にはなるだろう。


  • シリーズ <選手たちとコンピューター>(その4):もっとさきがけロルフ イェールマン ( 4.21.2004 )

    コンピューター好き選手のシリーズを始めてから、<多分この人が一番さきがけ&マニア>として 名前があがった選手がいます。スイスのロルフ イェールマン。「彼はツールの区間賞やクラシックレースにも何度か優勝しているスイスの選手で、レース日記の開始が1997年2月」で、「シーズン オフには自分のトレーニングについて心拍数も含めて克明にアップしてきた」という情報を頂き、さっそくイェールマンのサイトに直行。

    本人のausubender Beruf の欄には「Webpublisher」とありました。なるほど。表紙にいきなり「mein Gestandnis in Sachen Doping」とあってちょっとびっくり。HPにはドーピング告白も入っていると。

    レース日記はいろいろあるけど、彼の場合、やはり自分で作ったHPの上に自分の日記がUpされているところが他と一線を画している感じですね。ビュストなどは自分のHPは持たずに、他のバイクサイトのスペースを間借りする形でやっていた(つまり、Eメールでレース日記をサイト管理者に送信していた)し、他の選手も自分のHP上に日記は載せていても、大抵他の人がHPを代行で作成しているケースが多い。でもイェールマンは正真正銘、Web Builderというわけで。

    日記には宇都宮のことを綴ったものもあると聞き、行ってみたらありました。1998年10月分の日記。「wenn ich einen Monat in Japan ware, ich wurde 5 kg verlieren. Nur Gemuse, Fruchte, Fisch, Reis und kalte Nudeln und der Rest ziemlich undefinierbar.」(1ヶ月日本にいたら、5キロ体重が減ったことだろう。野菜、果物、魚、米、冷たい麺とそして後は判別不能の食べ物。。)という記述があり、日本の食べ物が奇異に見えた様子が書かれている。

    それから、イントロのページで触れていたDopingがらみの告白文も日記のところに発見。選手Xとして、自分でEPOを入手した時の様子など3ページにわたって綴られているようで。日記はTagebuchをクリックし、右端に縦に出てきた年代をクリックするとそれぞれの年の日記にJumpします。2000年以来更新はないようだけど、ごてごてせず、すっきりしたHP。


    http://www.jaermann.ch/

  • スクープ:ジョージ ヒンカピーがゴールイン。11月にはパパに ( 4.20.2004 )

    昨日、ヒンカピーが11月でパパになるという一報が入ってきた。(USPSファンサイト情報。)本人にはまだ未確認ということで1日待ったら、今度は本人の口から、確認があり、なんとプロポーズはパリルーベの夜だったとか。その顛末が面白い。

    パリルーベが終わった夜、ヒンカピーはパリのホテルで例の彼女メラニーと合流し、そのままプロポーズ。答えはもちろんYes。

    翌日、ジョージはメラニーの両親の住むディジョンに行った。朝、カフェで両親と一緒に 朝食をとって、その後ワインのテイスティングなどに一緒に行くはずだった。(なんたってここはディジョン。ブルゴーニュワインのお膝元。)ところがパリルーベの後でジョージのからだは悲鳴をあげていた。そのあと暫くベッドでお休み。ランチに再び両親と同行。しかし、20分も歩いたら、再び疲れ果てて、動けなくなった。再度ベッドに直行。

    パリルーベの疲労感と、幸福感のミックスした、なんとも不思議な一日だった。そして、ジョージは11月にパパになる。


  • 沖美穂選手の新聞広告 ( 4.20.2004 )

    知りませんでした。三洋信販という金融会社の新聞広告に沖美穂選手が起用されていたって。<ハンドルの下を持ってしっかと前を見つめている、なかなか良い写真>だとか。でも、沖選手を起用するなんて、関係者が自転車好きなのでは?と思えますよね。(ほら、いつか予備校のCMに山本陽子が起用されていて、あまりのミスマッチさに、「きっと社長がファンなんだろう」、といった噂があったよね。)

    私はまだ実物見ていませんが、こういう形で脚光を浴びるのも、ちょっぴり嬉しいですね。


  • シリーズ <選手たちとコンピューター>(その3):ネットに夢中なあの人たち ( 4.19.2004 )

    2001年のツールドランカウェイの時、すごくユニークなランカウェイ日記を配信してくれたスペイン選手がいた。フエンラブラダのナコール ブルゴス(Nacor Burgos)。個人的に興味があり、彼のランカウェイ日記をその時訳してHPに掲載しました。古くからの読者の方はご記憶にあるでしょう。とにかく、スペインから来てマレーシアという異国の地で、見るもの全てが珍しいらしく、新鮮な驚きを素直な文章で伝えてくれた。

    その彼は、このページ上方の写真からも判るように、ネットにかなり昔から親しんできた一人。「主にメールでおしゃべりをしたり、脈拍計データチェックのためにネットを使っているんだ。」そんな彼は、他のチームの選手たちともメール交換をしている。バレアレスのマンセボ、CSCのサストレ、Lセグロスのディアスフストなどだ。

    一見おっとりしていて、ネットをやっているのがちょっと意外な気もするのだが、オスカル フレイレは、自分のHPをいち早く手作りで立ち上げたひとりだ。1997年以来更新されていない博物館のようなHPは、今でもネット上で見ることができる。以前、こちらのページからもリンクを貼っていたけど日本語のリンクコーナーからは既にはずした。この先 更新の望みがないからだ。スペイン語だし、古めかしいけど、少なくとも彼の手作り感のあるHPに行ってみたいという人は下記のURLです。アルバムのコーナーを見ると、今も昔も全然変わっていないのがわかる。

    このHPで唯一の発見は、97年のサンセバスチャンの世界選手権U-23で、フレイレが銀メダルだった時、優勝は今年ファクタからCSCに移籍したアルヴェセンで、銅メダルはサエコのグロムザールだったということ。そしてフレイレは、レース前にコースの地形を確認するのにも、ネットを使って入念にチェックしたりしている。そのおかげで、99年のヴェローナの世界選手権で優勝することができた。


    http://www.geocities.com/Colosseum/Park/4544/oscar7.htm

  • おたく情報 ( 4.19.2004 )

    今日発売の「サイクルスポーツ」。先月号に続いて今月号も書きました。2枚の写真も提供していますが、そのうち左の写真(ウルリッヒをジャーナリストが取り囲んでいるところ)の中に、カメラマンの綾野さんが写っています。右から2番目、しゃがんでウルリッヒの写真を撮ろうとしているサンダル履きのカメラマンが綾野さんです。

  • シリーズ <選手たちとコンピューター>(その2):レース日記のさきがけ ( 4.18.2004 )

    昨日の続きを少し。エウスカルテルも、プレイステーションを禁止したチームのひとつだが、選手の中には賛成の声もある。「レースの合間だからいいじゃないか」、と言って、やるべきことをせずにプレステに熱中する選手が出たためだ。

    そして、プレステは別にして、エウスカルテルで、いち早くPCをレースに持ち歩いてEmailをやり始めたのは、ご存知ビンヘン フェルナンデス。「ご存知」と言ったのは、先日彼がDailypelotonのサイトの掲示板に現役選手ながら、ファン同様 書き込みを続けたのを紹介しましたね。あの時、バスクのチーム内で、一体どんな言葉で選手たちが会話するのかを彼は掲示板を通じて教えてくれた選手だ。

    フェルナンデスのようにPCをこまめにやらないエウスカルテルの選手の間でアンケートを取ると、レースの合間は読書、TV、携帯電話などが主な時間つぶしだとか。でも、バレアレスチームのアイトール オサは、「読書はしても、娯楽ならまだしも何かを学ぶために読書するというのはレース中の選手にとってはきつい」、と言っていた。「余分な努力をこういうところで使いたくない」と。QSDのペドロ オリヨや、以前 学生をしながら選手をしていた<チェチュ>ルビエラ(チェチュは彼の愛称)はむしろ例外だろう。

    オリヨは成績優秀で、自転車を取るか、学業をとるか相当迷ったが、自転車を選んだ。しかし、自転車をやめたら勉強を再開するつもりで、いつもレースには分厚い哲学書を持参する。彼の専門は哲学なのだ。また、チェチュの場合、学生と選手の兼業時代、ホテルの部屋にはエンジニアリング関係の本が持ち込まれていたと聞く。

    最近でこそ、選手がレースを走りながらレース日記をアップするのはポピュラーになったが、その先端を行っていた選手がマルセル ビュストだろう。ヴエルタのクラッシュで失明寸前になる直前まで、彼はネット経由でせっせと日記を配信していた。彼のツール日記などは数ヶ国語を自在にあやつる彼が、英語でじかに書いたものだった。非常にリズミカルで文章がうまかった。彼は1998年のヴエルタで、既にレース日記をWebサイトにアップしていたから、選手のレース日記としては、先がけと言ってもいいかもしれない。

    彼の日記はとにかくユーモアがあって最高だった。レース中、「キャップをくれよ、だめなら代わりにグローブをくれよ。。。」などとやたら要求してくる我儘なファンに遭遇した日などには、「今日の最悪大賞はこの人です。。。」といって、その我儘ファンを紹介したりしていた。


  • シリーズ <選手たちとコンピューター>(その1):「プレイステーション」が禁止になったチーム ( 4.17.2004 )

    自転車選手たちにとって、長い間自宅から離れて生活するのは大変なこと。そういう意味で、選手たちの精神衛生上を考え、インターネットを含めた「娯楽」を重要と位置付けるチームもあるが、そんな中、プレイステーションを禁止したチームがある。旧オンセとエウスカルテルだ。選手の一部が熱中しすぎた。

    エウスカルテルは、2000年のチャレンジマヨルカツアーからプレイステーションを禁止とした。以前はプレイステーションに病みつきだった選手も、もうやっていないという。一方元オンセのサイス監督は、「100%レースに集中する必要がある」と、やはり禁止措置をとった。オンセ時代、インターネットの王様は、ディアスフストだった。彼はインターネットや情報通信関係が大好き。彼は、同僚や監督たちを前にインターネットの指導をしたが、サイス監督いわく、「僕らはちょっと不器用すぎて、なかなか追いつけない」と。

    一方で、旧バネストはプレイステーション禁止措置はとられておらず、アイトールオサが証言するに、同僚のマンセボは、常にスーツケースにプレイステーションをしのばせているらしい。

    そんな中、ベルトランはきっぱりとしている。彼はプレイステーションには全く無関心。「僕は一切そういうのは興味ないよ。ファイナルファンタジーとかなんとか。大体、僕がカタナ(インタビューの中で「catana」と言っている)なんかを持って振り回すタイプに見えるかい?」


  • ツアーオブジョージア(TOG)とProcycling ( 4.16.2004 )

    20日からスタートするツアーオブジョージア。なにしろアームストロングが出場するというので、年初から、もうこの話題でもちきり。そして、このレースに出場するUSPSのラインナップが決定した。

    アームストロング、エキモフ、ヒンカピー、パドルノス、クリード、クルック、リンコン、クルーズ。
    (この情報、ランスのHPで公開されている。ちなみに、ランスのHPには、TOGにチッポリーニが出場することを特筆して書いている。レース本場のトップのイタリア選手がアメリカまで行って、レースに出場するってちょっとレアケースということだろうか。いずれにしてもTOGにとっては、アームストロングさまさまだ。)

    それから、5月号のProcycling(イギリスの自転車雑誌)は、148ページとたっぷりの内容で、表紙はアームストロングのドアップ。そして、5月号の特集のひとつに、注目されるアジアの選手たちというのがある。(下記URLをご参照下さい。)

    どういう顔ぶれが紹介されているかというと、先日から話題になっているイランのミズバニ、インドネシアのトントン スサント(トントンという名前で、私はこの選手のことなんとなく覚えている)、そして過去らいにししたワンカンポー(TOF来日時のアップ写真は2段目のURL。)ところが日本人選手の名前はないみた。少なくとも広告記事には名前が見当たらない。特集記事の中味の方で、せめて触れられていると嬉しいんだけど。。。


    http://www.procycling.com/this_month_issue.asp

    http://fuunaa.hp.infoseek.co.jp/photo/toj02/P1019406.jpg

  • ケルメのツール招待 続報 ( 4.16.2004 )

    ケルメのツール2004への招待が取り消しになり、ケルメを現在サポートしているコスタブランカ地方の幹部がツール主催者のルブラン氏と会見した。ルブラン氏の断固たる決意は変わらず、ケルメは今年のツールに招待されない事実に変わりはない。しかしながら、2005年以降については、招待もありうる、として、措置が今回限りであることを確認した。

    もっとも、ケルメが2005年チームを続けるかがそもそもクエスチョンだし、今後ケルメの関係者が裁判所に喚問される可能性もあるので、将来必ずしもばら色というわけではないけれど。


  • 2004年アジア自転車競技選手権日本大会 ( 4.15.2004 )

    連日レース便りにも書いていますが、連日 四日市の助役さんの日記のおかげで、このレースの様子を知ることができます。15日はお天気もよく、日本人の高校生が日の丸を背に表彰台に立っている姿がいい感じで写真に写っていますね。日本人高校生頼もしいな、という思いで、日記の写真を見ました。助役さんの日記のURLは下記です。15日のレース分もアップされています。

    http://plaza.rakuten.co.jp/nfujishima/

  • フランダースのライオン、ヨハン ミュウセーウ 「悔いはない」 ( 4.15.2004 )

    ミュウセーウ プロ生活最後のレースとなったScheldeprijs – Vlaanderen(開催場所はアントワープの近く)。優勝はチームメートのボーネン(スプリントでせって2位だったマキュエンが、ボーネンの進路妨害を抗議していたけど、ボーネンは普通に走っていただけで、何故そんな抗議が出るのか意外といったコメントを出した。ジャッジもマキュエンの言い分は認めず)。ミュウセーウは77位に終わった。

    レース後、ミュウセーウのコメント。
    「悔いはない。この競技に対しできる限りをやってきた。そして自転車競技は僕にたくさんのお返しをくれた。(引退が決まって)競技生活がなくなり寂しくなるだろう。恩になった人の名前を挙げるのは難しい。とにかく、支援してくれた人たちみんな、どうもありがとう。」

    今回、ミュウセーウの「後任」とも言えるボーネンが優勝したという意味で、象徴的なレースだった。世代交代、そんな感じ。でも先日お伝えした通り、今年のヘント ― ウェヴェルヘムでボーネンが優勝した時のコメントを思い出そう。(貴方はミュウセーウの再来でしょうか?という質問にボーネンが答えて)「ミュウセーウはヘント ― ウェヴェルヘムで優勝したことはないよ」とボーネンは胸を張ったのだった。

    下記写真URLは上段がチミルの引退レースで別れの言葉を述べるミュウセーウ。2人は宿命のライバルと言われたそうで、不仲説もあったようだが、ミュウセーウは盟友としてマイクを握った。これはツアーオブベルギー2002の一こま。ツアーオブベルギーでチミルがヴィノクロフを押えて優勝し、そのままあと1ステージを残して突然チミルが引退宣言をした。偶然出張でヨーロッパを訪問していた際、偶然私はその歴史的な?瞬間に立ち会うことができた。チミルはレースの後、すごくさばさばした様子で、その後ホテルに帰ってから引退会見を開き、ベルギーのTVで何度もリプレイされた。

    下段は、2001年ツールのフォアのステージで、子供連れで出走サインをしたミュウセーウ。このあとバイクの前に子供を乗せてスタートラインに向かっっていった。


    http://masciclismo.web.infoseek.co.jp/photo/tob02/museeuw.jpg

    http://fuunaa.hp.infoseek.co.jp/photo/tdf01/P7210765.jpg

  • とっても気に入った!今日のひとこと大賞! ( 4.13.2004 )

    RAGTがツール出場を決めて、不満な人はたくさんいる。(注:RAGTは元Jドゥラトゥールで、種子を扱う会社)。毎年Jドゥラトゥールが選ばれるたびにこの議論が沸き起きたものだが、今年も同様だ。なにしろRAGTのチームの合計UCIポイントは1089点。(ハイ、最近のUCIポイントを足し算して、私がカウントしました。)例えば、ツァベルあたりだと、個人ひとりで2087ポイント(最新の数字じゃないかもしれないけど)も稼いでいる。更にUCIランキング15位のウルリッヒも1258ポイント。即ち、選手一人でRAGTのチーム合計UCIポイントを上回るポイントを稼いでいる人がゆうに20人ぐらいはいるということ。

    もっとも、イタリアのジロやスペインのヴエルタが自国チームをメインに走るんだから、ツールだって同じでいいじゃない、という意見もある。フランス人が主催し、フランスのお金で開催するんだからと。一方で、TDFは国際的競技で、多くのチーム、選手にとって出場することが夢なんだから、もっと公平でもいいじゃない、という声もあるわけだ。

    でも、チームはそんな非難にはめげない。
    「フランスの5頭に1頭はRAGT製のえさを食べている。ということは、4百万(頭)のサポーターが、ツールの開始前から君たちを応援しているということなんだ!」
    おもしろい。今日の一言大賞に選びたい。
    (上記は、RAGTの会長がチームプレゼンテーションで選手に対し、ゲキを飛ばして述べた言葉。)


  • 本日ヨハン ミュウセーウ引退レース ( 4.14.2004 )

    今月限りで引退を表明していたミュウセーウ。今日のScheldeprijs Vlaanderen が最後のレースとなる。優勝回数103回、ワールドカップでの優勝11回。先日のPルーべでは、ゴール時、戦友だったヴァンピーテヘムと肩を組んでゴールした。万感の想いがあったことだろう。ミュウセーウ ヒストリーは追ってお伝えします。

  • アジア自転車競技選手権日本大会トラック ( 4.13.2004 )

    再びご好意により、本日 四日市で行われたアジア自転車競技選手権日本大会のトラック(スプリント&個人パーシュート)の結果をUpしました。

    http://fuunaa.hp.infoseek.co.jp/ACC2004_truck_results413.pdf

  • ルント ウム ケルン(ケルン一周): サヴォルデッリまたも負傷。路上で点滴。 ( 4.13.2004 )

    昨年テレコム移籍以来、今年もTモバイルでサヴォルデッリがついていない。このレースで落車。左の顔面がしたたか傷つけられて、二の腕骨折の噂もある。左半分血まみれになって路上で既に点滴を受ける写真がドイツのサイトに出ている(1段目のURL)。ツール出場のために、今後十分なトレーニングができるかどうか微妙なところだ。彼の名前を聞く機会が減って、聞くたびに事故、怪我のニュースが多くてファンとしては残念なところだろう。

    一方で、昨年このレースで優勝してツールに弾みをつけたウルリッヒだが今回は64位に終わり、Eメルクスは、ウルリッヒについて きついお言葉(トレーニング不足、太りすぎなど)を発していたようだ。確かにウルリッヒ、最近の写真で顔を見る限りではふっくらしている。(ちなみにとなりのザラマリアちゃんが、くりくりお目目で可愛い。:2段目のURL。)まあ、ツールと五輪がターゲットと本人は言っており、これからしり上がりに調子を上げるのだろう。

    「昨年は、僕はコーストのウエアで走ったから、周囲が僕に気づかずにマークされなかったから優勝できたんだよ」なんてジョークも飛び出したようだが、今の時点の仕上がりではアームストロングがリードしているのは周囲の目にも明らかなところ。一方で優勝したのはツァベル。かつてのチームメートのホンドをスプリントでかわした。ツァベルはこのレース、1996年以来の優勝だ。


    http://bz.berlin1.de/aktuell/sport/040413/ullrich.html

    http://bz.berlin1.de/aktuell/sport/040327/ullrichs_baby.GNB3Q82/1_big.jpg

  • ワールドカップ ラップアップ ( 4.13.2004 )

    Pルーべが終わったら、今月18日にはアムステルゴールド、25日にはLBLが予定されている。今のところ3戦終わって、まだイタリア、ベルギーといった優勝候補に勝ち星がない。目まぐるしく毎回スターが入れ替わるのでここでワールドカップのおさらいを。

    3月20日:Mサンレモ 優勝:Oフレイレ RAB(昨年の優勝者はPベッティーニ)
    4月4日:RVV 優勝:Sヴェセマン MOB (昨年の優勝者はPヴァンピーテヘム)
    4月11日:Pルーべ 優勝:Mバックステット ALS 。。スウェーデン語のルールからいうと彼の名前の読み方ちょっと違うかも。後で確認します。(昨年の優勝者はPヴァンピーテヘム)

    で、このあとは、下記の予定:
    4月18日:Aゴールド(昨年の優勝者はAヴィノクロフ)
    4月25日:LBL(昨年の優勝者はTハミルトン)
    8月1日:Hクラシック(昨年の優勝者はPベッティーニ)
    8月7日:GPチューリッヒ(昨年の優勝者はDナルデッロ)
    10月10日:パリツール(昨年の優勝者はEツァベル)
    10月16日:TDロンバルディー(昨年の優勝者はMバルトリ)


  • アジア自転車競技選手権日本大会ロード フルリザルト発表 ( 4.13.2004 )

    昨日出走リストを掲載しましたが、ご好意により、引き続いてロードのフルリザルトを公開しました。ロードで11位だったイランのミズバニ、どこかで聞いた名前だと思ったら、言われてみればそうでしたね。今年のランカウェイでベストアジアンライダーになった人か。(ファンのみんな、顔や名前をきっちりチェックしているところがすごい。)

    http://fuunaa.hp.infoseek.co.jp/ACC2004_road_results.pdf

  • ツアー オブ ジャパン出場チーム決定 ( 4.12.2004 )

    今年のTOFの出場チームが公式HPに掲載されているという情報を得て、さっそくHPに行って来ました。あれ?もしかして、大阪ステージのコースが いつもと違う?例年、大阪府堺市泉北周回コース 12.80km×11周=140.80kmだったのに、今回は、大阪府堺市:新日本製鉄堺製鉄所周回コース96.80kmですって。実は、まだ未定ながら5月30日の東京ステージの日に出張が入るかもしれないので、とりあえず先に大阪のコースを確認した次第。

    その他来日するチームの中の注目(?)は、オランダのTEAM FUJI BIKES。なにしろ、前身ごろと背中にばっちり富士山のマークをしょって日本のレースに参加するんですから。(彼らのジャージは下記2段目のURLで、Introのあとに登場する左隅のKledingをクリックするとに絵付きで紹介されています。)それにしても、しっかりしたHPを作っているチームですね。


    http://www.toj.co.jp/toj8/

    http://www.teamfujibikes.nl/tfb_main.htm

  • バルベルデ、今年も止まらない。。 ( 4.12.2004 )

    日曜日、Pルーべの裏レースで、スペインバスク地方でクラシカ プリマベラが開催されていた。このレースで過去に優勝しているサラベイティアが、久しぶりにマスコミに登場し、このコースの特色を土曜日に語っていた。バスク人の彼は今引退したあと、バスク地方のレース関連の仕事に携わっているのだ。

    去年の優勝者はバルベルデ(ケルメ)。実は昨日、「今年も彼の優勝が一番濃厚」、というレース関連の記事を書いたものの、「世間の目はなんといってもPルーベだろうな」、と思ってその記事は没にした。でも、シナリオ通りに結局再びバルベルデが優勝。最後はマッツォレーニ、好調のフォイクトとのスプリントで勝っての優勝だった。

    このレース、シモーニ、バッソ、USPSの選手たちも出場していたレースで、珍しいスペインのクラシックとして貴重なレースだ。他に今注目のサエコのクネゴ(来日したよね)、などもこのレースで積極的な走りを展開していた。レースの正式名称は、クラシカ プリマベラ デ アモレビエタ。


  • お知らせ ( 4.11.2004 )

    アジア自転車競技選手権日本大会関連はレース便りへどうぞ。

    http://masciclismo.web.infoseek.co.jp/race/race.html

  • ブラッドリー マギー3回連続五輪出場決定!!一方で、デイヴィッド ミラーは。。。 ( 4.11.2004 )

    嬉しいニュース。現在行われているマンチェスターにおけるトラックのワールドカップ。9日の男子個人パーシュート(4キロ)でブラッドリーマギーが優勝し、アテネ五輪への切符を手中に収めた。2位のスペイン選手エスコバールに7秒近い差をつけての優勝だった。マギーはこれで3回連続で五輪に出ることになる。しかも、過去の2大会、アテネ、シドニーの両方では、メダルを獲得しているのだ。

    2000年のシドニーでは個人パーシュートで銅メダル。タイムは4min 19.275 secでオーストラリア記録だった。1996年のアトランタでは、個人と団体の両方のパーシュートで銅メダル。今回アテネ五輪でもメダルの期待がかかる。でもその前の7月にはツールにも出場する予定でおり、マギーは五輪出場を決めた日の日記に、「今年は熱い」(The year really is hotting up.)と書いている。

    また、マギーが出場した団体パーシュートでオーストラリアは銅メダル。予選では途中でメンバーの一人ダウソンがブレーキとなり、スプリットを起こして周囲をひやりとさせたが、決勝でマギー以外の2人ダウソンとブラウンを入れ替えてオーストラリアは3位になった。パーシュート(団体)は選手の入れ替えがあるので今の時点ではなんとも言えないが、マギーはアテネ五輪のパーシュート(団体)にも出場する可能性が高い。

    一方で、パーシュート(団体)で金メダルを獲得したのはイギリス チーム。デイヴィッド ミラーが出場するということで、早くから随分騒がれていたのに、結局昨日の件で、ミラーのワールドカップ出場は取り止めとなった。(コフィディスが今後暫く一切の競技に出場しないことを宣言したため。)ミラーが入る予定でトレーニングをしていたパーシュート(団体)だったが、急遽選手を入れ替え。それでも優勝するところが今の英国の強さだ。

    ミラーは、「スポンサーの判断は100%尊重する」、と語ってはいるけど、この試合に出場できなかったのは悔しいことだろう。ただ、今回パーシュート(団体)の試合に出場できなかったものの、アテネ五輪のこの種目でメンバーに加わる可能性は十分ある。個人参加ではないので、チーム構成メンバーとして誰を選ぶかは各国の自由だ。(もちろん、それまでにコフィディスがレース出場を解禁していることが前提条件。)また、個人ロードITTの出場の可能性がまだ残っている。とにもかくにも、コフィディスが今回の騒動を早く鎮静化することが重要だ。

    下記URLはパーシュート(個人)を激走するマギー。ロードの時とまた違った迫力がある。


    http://www.cyclingnews.com/track.php?id=photos/2004/apr04/trackwc_rd3/day1/FN235

  • コフィディスが期限なしで、レースを全てキャンセル。パリ ルーベも出場取消し。 ( 4.10.2004 )

    クラン、ヴァサーについで、ミラー、レッリ、チームの医師の名前も飛び出したコフィディスをめぐる一連の疑惑。引退したゴーモンの告白は、以前は漠然とした内容だったが、だんだんチームが どう関わってきたかという具体的な供述に発展し、このままでは騒ぎが大きくなるばかりと思われた。そこで、コフィディスは会社として、この一件がじっくり片付くまで、チームはレースを全てキャンセルすると発表した。今週日曜日のPルーべもキャンセルだ。謹慎期限は必要なだけ、つまり現在のところ全く見えない。

    ミラーはこのゴーモンの告白に怒りを隠せず、英国の新聞「ザ ガーディアン」に「彼は気が触れている。このまま司法機関やマスコミをたくみに操作しようとしている。全く頭がおかしいとしか言えず、これはチームに対するゲリラだ」と語った。

    ゴーモンの口からは、チームの医師が選手に透明の液体を注射していて、自分たちは内容を知らされなかった、といった内容の供述も出ている。一歩間違えれば、チームの自主出場停止期間はかなり長引くこともありうる。

    パリ ルーベの出場リストからは、コフィディスの選手の名前が全て消え、抜け殻になってしまった。(下記URL)


    http://www.cyclingnews.com/road/2004/worldcup04/roubaix04/?id=startlist

  • 4月11日 パリ ルーベ :In and Out情報 ( 4.9.2004 )

    Vエキモフ(USPS):フランドルで手首の怪我でリタイヤしてしまったエキモフ。ヘント ウェヴェルヘムへの出場も直前でキャンセル。更に、今回のパリルーベ出場も中止。昨年はこのレースで3位。前半のクラシックを狙って頑張っていたのに、残念な結果となった。

    Bクック(FDJ):フランドルでクラッシュし、膝を怪我したクック。彼もヘントはパスしていた。そしてPルーべも無理だとドクターに言われつつも未練たっぷりで、金曜日に決める、と語っていた。彼はこの時期いつも故障でこのレースに出たことがない。今年こそは、、、と気合十分だったのだが。FDJのリーダーは、Fゲドンということになった。

    Oフレイレ(RAB)& Iアスタルロア(COF):この2人のスペイン人も、出場せず。2人とも怪我とかではなく、ずっとここ数年来、「Pルーべは人間の走るレースじゃない。」と恐れおののいており、初めから走る気ゼロ。ただでさえスペインではクラシックは不人気なのだから。ただ、バネストからFASに移籍したフレチャは2年連続でこのレースに出る。クラシックが結構好きと聞いた。

    フランドルの勝者ヴェセマン、ヴァンピーテヘム、VDB、ミュウセーウ、ヘントの覇者ボーネン、ヒンカピーらはもちろん出場する。
    スタートリストは下記。


    http://www.cyclingnews.com/road/2004/worldcup04/roubaix04/?id=startlist

  • ペチャロマン旋風のその後 ( 4.9.2004 )

    去年この時期、彗星のごとく現れ一斉を風靡した(?)ホセアントニオ ペチャロマン(スペイン)。覚えてますか?ビシクレットバスク、カタルーニャツアーで優勝し、ファッサボルトロ内では、イケてることを「ぺちゃろまーん」と言っていた時期もあったとか。(もちろん去年の永井さんのHPからの引用です。)流行語にもなったほどの彼ですが、今年はクイックステップに移籍して、真価が問われる年のはずだった。ところが最近、彼の名前をめっきり聞かない。どうしているのかというと、怪我で手術をしたところ。

    今年2月ルータデルソルで早々と落車し、先週は右手首を手術。たかだか手の手術と侮れず、5月中旬までは復帰は絶望的だ。もう既に彼は、今年の後半のレースカレンダーに集中せざるを得なくなった。シーズン後半、彼の名前が再び脚光を浴びる日が来るかどうか、Watchしておきたい。


  • BRUTUSの広告 ( 4.9.2004 )

    今出ているBRUTUSの真ん中のページに「BRIKO」の広告が載っているそうです。意外なのが、中にはチッポリーニではなくてステファノ ガルゼッリが登場していると。<アイウェアといえばチポも出てますが、いかにもモデル風のチポとは違って、こちらはレースシーンそのもの。>らしいです。そういえば、BRIKOのHPの写真に、顔は見えないものの、ヴィーニのジャージの選手が写っていたから、ガルゼッリを最近では起用しているのかも。更にこのBRUTUSには例のチポリーニのzerorh+の広告も出ていたとか。自転車ファンにしてみれば、ちょっと儲けものっていう感じかも。

  • ヘント ― ウェヴェルヘム :マペイのトム ボーネンの談話 ( 4.8.2004 )

    昨日のヘント ― ウェヴェルヘムで優勝したボーネン。サンレモでフレイレ、フランドルでヴェセマンが優勝し、結構巷ではダークホースの優勝と言われたが、今回は調子がいいことが伝えられていた通り、優勝候補が勝った。昨年よりもナーバスにならずに、クリアな頭でレースにのぞめたのが勝因だったという。今回のレースでは途中2度のパンクをしながらも、同僚のニュイエンス、フルスマンからタイヤをもらって見事に優勝をもぎ取った。「ミュウセーウの再来?」と聞かれて、「ミュウセーウはヘント ― ウェヴェルヘムで優勝したことはないよ」と本人は胸を張った。

  • ケルメの関係者にやっとスマイルが ( 4.8.2004 )

    パイスバスコの第3ステージでケルメのカルロス サラテが区間優勝し、バルベルデがディルーカからリーダーを奪回した。第1ステージのバルベルデの区間優勝に続き、ケルメにとってはこれで2つ目の金星。ベルダ監督は、先日来のマンサノ関連の取材攻撃で体調を崩し一時入院していたが、この明るい材料でチームにもやっと笑顔が戻った。特にバルベルデは、オールラウンド賞ジャージも手中にしている。どんな環境でも相変わらずの強さを見せ、安定感を発揮している。

  • アレクサンドルが強い? ( 4.7.2004 )

    近頃のロードレース、アレクサンドルという名前が強い:
    Alexander Vinokurov、Alessandro Petacchi、Alejandro Valverde


  • ペドロ デルガド ( 4.7.2004 )

    休眠していたデルガドのHPがリニューアルしてパワフルになった。英語版もあるし、各年の業績も。生い立ちを読むと、彼は幼少のころ病弱で、ベッド脇で母親がフルーツジュースを作ってくれた記憶が残っていたり、肝炎で3ヶ月寝たきりになったりしたそうだ。また、家族の中には自転車をやる人はおろか、スポーツマンもいなかったとか。また、デルガドに敬意を表してThe Delgadosという音楽グループが結成されていたことも記されている。レースの戦略を記したページもあり、全部読もうとすると数日かかりそう。

    http://www.pedrodelgado.com/

  • タイラー ハミルトン インタビュー:「8度目のツール挑戦だけど、今年のコースが一番気に入っている。」 ( 4.6.2004 )

    5日のパイスバスコではトップから8秒遅れの27位でゴールしたハミルトン。アスタルロアやヴィノクロフも同じタイムで、それぞれ22位と32位だった。一方、バルベルデが区間優勝し、ビシオソ、レベッリン、ディルーカと続き、Dエチェバリア、アセベド、ライプハイマー、ランディス、サンチェス、マヨ、メンショフ、エラス、ベルトランらはトップとタイム差なしの21位以内でゴール。競合がひしめくレースとなっている。

    ところで、初日のスタート前、コーヒーを買いに行ったハミルトンをスペインの新聞社が直撃し、インタビューをしている。
    Q:昨年ツールでは鎖骨骨折をしながら走り続けた。何が貴方を駆り立てたのでしょう?
    TH「チーム、監督の努力に報いるために、あそこでリタイヤできなかった。そして、家族。年間9ヶ月もの間、北米には帰れない。その間、家族は多大な犠牲を払っているんだ。家族のためにも走り続けたかった。」

    Q:USPSを去った時、どうでしたか?難しい決断でしたか?
    「チームのことは心から気に入っていたけど、あれはあれで潮時だった。僕は6年もの間(1996―2001の間USPに在籍。ちなみに1995年モントゴメリーでプロデビュー)USPSにいて、全てをあのチームで学んだ。チームに対しても、ランス、ヨハン(監督)に対しても尊敬の念を抱いている。でも、自分自身のために新しい挑戦がしたかった。」

    Q:オリンピックへの挑戦は?
    「ツールの直後で無理だね。とてもいい状態で走ることはできないから。」

    Q:今年のツールのコースについて感想は?
    「気に入っているよ。本当に自分には向いたコースだと思う。8度目のツールだけど、今までで一番気に入っているといえる。今年のコースは丁度、指にぴったり指輪がはまっているかのように、僕にフィットしている感じ。最終週が決定的だろうね。そこで、最大限の力を発揮しないとだめだ。クライマー向きのラルプでの山岳TTも僕にはいい。」

    また、彼の頭にはツールで優勝することしかないと言い、ランスは打倒できる、とも言っていた。


  • アームストロングのマドンナ、、といってもバイクの話 ( 4.5.2004 )

    アームストロングのマドンナ、、といっても別にシリル クロウのお話ではありません。もう既にあちこちで情報は出尽くしている感はあるけど、今日はTREKのMadone SLの件です。そう、フランス語でMadoneはマドンナの意味。南仏の明光風靡なマントンの街にある「コル ドラ マドンヌ(マドンナ峠)」で、このバイクをテストしたことから、アームストロング自ら「Madone」と命名したといわれる例のバイクだ。

    マドンヌ5.9がリリースされたのは昨年春。昨年のL-B-Lでランスが試し、昨年のツール100周年でも使用。そして昨年後半、ランスは5.9のバリエーションを使い始めた。これがマドンヌSLだ。でも、実際SLはツールの前段階での暫定プロトタイプで、まずはこれで長所と短所を見極めているとかいう噂もある。SLは5.9と同じトップチューブ、リアトライアングルを使用するも、ダウンチューブとシートチューブの方は、むしろTREK5900スーパーライトと同じ趣になっている。SLが5.9より軽量なゆえんは、この部分の違いによる。

    ところでバイク情報サイトなどでは、もっぱらMadoneは「マドン」と書かれているようだから、多分それにならった方がいいのでしょうが、(それに実際最後のneを気持ち「ヌ」のような感じでマドンと言えばそれでいいわけだけど)ワインでMadoneというと「マドンヌ」と書くのが通例だし、マドンじゃマドンナの雰囲気が出ないので、敢えてここではマドンヌと書いちゃいます。TREKの意向には反しているかもしれないけど。

    ちなみにコル ドラ マドンヌは、マントンをスタートして、12キロの登り。海抜927mだそうだ。アームストロング談話:「ここの峠には、かつて様々なサイクリストが自分を試すために挑戦してきた。僕もニースには4年住んでいたから、何度もトライしたよ。ここでのタイムの記録は長年、31分30秒だった。でも、1999年、僕がそれを30分47秒という記録で破ったんだ。マドンヌでのチャレンジは、僕にとっては究極のものだ。最終的にはツールで優勝できるほどに準備万端かどうか、このバイクがいつも教えてくれる。そして、いつも期待に応えてくれるんだ。」

    ランスのテスト用機材には、「プロジェクトワン」というペイントが施され、チーム内では、「マドンヌJB」というあだ名がついている。JBとはもちろんヨハンブリュイネール監督のイニシャルだ。監督自ら、バイクに関していろいろと助言をしたためらしい。


    http://www.cyclingnews.com/teamtech04.php?id=tech/2004/probikes/usps_trek

  • 今日からパイスバスコ ( 4.5.2004 )

    今日から開幕のパイスバスコ。5ステージのうち、最終日は確か2つに分かれて、ショートコースのロードと後半はTTだったと記憶している。マヨ、Dエチェバリア、Sサンチェスといった地元エウスカルテルの選手に対し、確かハミルトン、バッソ、ヴィノクロフ、フォイクト、エラス、メンショフ、バルベルデ、カルデナスらが出場するはずだが、まだ確定的な情報が手元にない。USPSも出場するはずだけど、リーダーは一体誰なんだろう。

  • RVVコメント ( 4.4.2004 )

    ミラノサンレモの勝者フレイレ:「フランドルに比べたら、ミラノサンレモは、子供のゲームだね。」
    そのミラノサンレモで使用されたバイクがCNに特集されている。(下記URL。)


    http://www.cyclingnews.com/teamtech04.php?id=tech/2004/features/sanremo

  • いよいよ本日 RVV(Ronde van Vlaanderenロンド ヴァン ヴラーンデレン)= ツール デ フランド ル ( 4.4.2004 )

    巷の優勝予想、今年はファッサのVDB(フランク ヴァンデンブルック)が圧倒的のようですが、どうでしょうか。また、相変わらずオッズ上 VDBとともに人気なのが、ヴァンピーテヘム。その他表彰台を期待されているのは、ミュウセウ、ヒンカピー、ボーネンなど。

    特にヒンカピーは地元北米では圧倒的な支持を受けている。USPSはスポンサーの件もあるせいか、今年特にクラシックレースに力を入れている感じがする。もしアームストロングが今年限りで引退し、USPSがスポンサーを降りたら、引き継ぐスポンサーがなくなる可能性もあるせいか、ツール以外のレースでUSPSはいつも以上に活気づいているような。冬のトレーニングでも、クラシックグループとステージレースグループを分けてトレーニングしたり。

    ポルトガルのアルガルベでランディスが総合優勝し、ファンヘースウェイクがルータデルソルやムルシアツアーで表彰台に登り、ヒンカピーがドゥパンで総合優勝。アメリカファンの間では、USPSは、アームストロングだけ、ツールだけのチームではない、そういう認識のようだ。


  • Bobby Julichの名前の読み方はジューリックでOK ( 4.3.2004 )

    Julich、名前からして、もともと彼の祖先のオリジンはドイツらしい。ドイツでは、ユーリッヒ研究所というのがあるぐらいだから、彼の名前もユーリッヒと呼ばれるのでしょうが、北米に住んでいる限り、どうみても、綴りからしてジューリックと呼ばれるのが普通なんだろうな、と思い、こちらのHPではずっとジューリックで通してきました。

    今回、とりあえずアメリカの掲示板でせっかくだから確認してみようと思い、「アメリカ人の間で、Bobby Julichは普通、なんと発音されているの?」と聞いてみました。すぐに返事が寄せられて、やはり彼はジューリックと呼ばれているそうです。ちなみに、ドイツでは、ユーリッヒというよりユーリッシュに近い発音だというコメントも。テレコムの同僚からは、多分ユーリッヒとかユーリッシュという感じで呼ばれていたのでしょうけどね。(今年から彼はCSCです。)


  • コフィディスのビンヘン フェルナンデスの生カキコ その2:プロトンにおけるバスク語と多国籍チーム コフィディスにおける言語。 ( 4.2.2004 )

    コフィディスの現役選手、フェルナンデス(バスク人)のカキコの続き。それにしても、ファンが集う掲示板に気軽に書き込みをしてくれて、更にとても丁寧に、バスク語の解説を<英語で>しているところがすごいなあ。タレントのあるライダーという印象。(アメリカの自転車専門掲示板で、バスク語の質問をした人がいたら、突然、フェルナンデスがひょっこりやってきて、解説のためにカキコを何度かしてくれたのだ。)

    「スペインバスクやフランスバスク地方にはバスク語の方言がいっぱいあるんだ。ただ、標準バスク語というのが存在して、違う方言を話すバスク人とは、その標準バスク語で会話をする。

    面白いことに、フランスのバスク語を話すフランス人の中には、フランス語訛りのバスク語を話す人もいる。もちろんフレンチバスクの方がスパニッシュバスクより、数は少ないよ。というのも、スペイン人の方がバスク語に対する執着が強くて、なんとか存続させようと頑張っているから。とはいえ、フランスでも同様の動きが出てきたみたいだね。

    チーム内でのオフィシャルランゲージってのは、当然、そのチームの国の言語となる。でも、今僕がいるコフィディスは本当に多国籍チームだよ。フランス人、スペイン人、フレミッシュのベルギー人、イタリア人、オーストラリア人、スコットランド人(ミラーだね)、エストニア、カザフスタン。。

    レース中、僕らはフランス語を話す。チームに入ったばかりの選手以外は、母国語とフランス語は必ず話せるね。イゴール アスタルロアは新加入だから、フランス語はまだだめ。僕か他のスペイン人が監督の言葉をイゴールに通訳している状態さ。でも、レースに必要なベーシックな単語は知っている。でも、レースの作戦を知り、自分の役割を自覚していること、これさえ踏まえていれば、言葉っていうのは結構 二の次なんだよ。」

    ちなみに、つい最近の彼のカキコは、今週末のツールデフランドルに関するもの。優勝者予想の話題で、オッズが出ていて、フェルナンデスは、「僕はVDBに一票」と書き込みをしていった。


  • コフィディスのビンヘン フェルナンデスの生カキコ:バスク語はどの程度プロトンの中で普及しているか ( 4.2.2004 )

    最近永井さんの掲示板にファッサの現役選手が書き込みしたりしていて、すごいなぁ、と思ったりしているけど、こちらもすごい。コフィディスのバスク選手、ビンヘン フェルナンデスが、アメリカの掲示板に生カキコしているのだ。なにがすごいって、まず彼の英語力がすごい。掲示板でバスク語の質問が出た時に、すぐにカキコしているんだけど、長い文章をきっちり英語で書いている。しかも、なかなか生のプロ選手ならではのコメントだ。感激したのでご紹介。

    (まず掲示板の話題はバスク語。プロトンの中で、バスクの選手らはバスク語で話しているのか、といった話題になった時、突然現役のプロ選手、ビンヘン フェルナンデスが掲示板に登場した。)

    ビンヘン:「僕は(今のコフィディスにジョインする前)6年間エウスカルテルで走っていたけど、大体はスペイン語で会話していたよ。ただ、スタッフや監督たちとはバスク語も結構しゃべったなぁ。選手仲間の間でも、人によってメインに話す言葉が違ってね。スベルディア、ウナイエチェバリア、フロレスたちとはいつもバスク語だった。

    でも最近ちょっと変化があった。というのも、ギプスコアやナファロア地域ではバスク語を主に話すんだけど、この2つの地域から新人が入ったため、バスク語を話す機会が増えたみたいだよ。プロトンでバスク語を理解する選手が少ないから、レース中はバスク語で会話したほうが都合がいいという利点はあるよね。
    (続く)


  • あのう、ちなみに、あのC-newsの記事もエイプリールフールですよ ( 4.1.2004 )

    ちなみに、Daily Pelotonの記事だけじゃなくって、さっきご紹介したC-newsのツァベルの表彰台の高さの記事、あれもエイプリールフールですからね。既にお察しとは思うけど。。あと、このほかC-newsのスペシャルEditionには、パンターニのクローン作戦のジョークもあったけど、あれは全然おもしろくなかった。。。今年のエイプリールフール合戦は、やっぱりDaily Pelotonの方が断然面白い。。。

  • メデリック クランも。。。 ( 4.1.2004 )

    日本にも複数回来日しているコフィディスのライダー、メデリック クランが、警察の取調べを受け、ポワティエの自宅も家宅捜査を受けた。元コフィディスのルトキエビッチから始まった今回のコフィディス捜査。既にゴーモンが告白して引退、サッソンも認め、ヴァスールが取調べを受けた。クランのケースは、彼が大量にホルモン剤などを購入したという噂を警察が聞きつけたことによる。チーム幹部は、現在De Panneのレース入りしており、この家宅捜査の事実は記者から聞いて初めて知ったという。

  • アームストロング、今年のツールを断念の真相 ( 4.1.2004 )

    サイトDaily Pelotonに「アームストロング、今年のツール断念」の見出しが躍った。「自分ひとりで勝ち続けては、他の選手が可哀想だから」、と。でも代わりにジロに出場する。理由は、イエローよりもピンクのジャージのほうが自分には似合っているから。。。

    あれ?この辺でちょっと首をひねる。更に今年からUSPSはUSポスタルサービスの重い郵便鞄を持ってトレーニングすることを決めたと。そろそろ、疑念がわいてくる。そして、長い記事を読み終えてやっと最後の記事にたどり着くと、こんなことが書いてある。「ベッティーニとヒュースホーウトが実は双子であることがDNA鑑定の結果判明した」と。

    ここで、やっぱりね、とみんな思うでしょう。エイプリールフールの記事だと。


  • 表彰台の高さ ( 4.1.2004 )

    もうご覧になったこととは思いますが、今日の朝のcyclingnews、おもしろかったですね。ツァベルいわく、表彰台の高さは高すぎても低すぎてもよくないとのこと。1位と2位の差が最高で15cm、1位と3位の差が30cm程度がいいと。それ以上差があると、隣の1位の選手と肩を組もうとした時に、相手のお尻をつまんでしまいかねないから。(実際ムルシアツアーで、彼はファンフェースウェイクを相手にこれをやってしまったそうだけど。)

    逆に表彰台に差が全然ないのも困りもの。先日のMRSでツァベルがウィニングポーズをとっている間にフレイレが優勝をさらったことがあったけど、あの時は表彰台に差がなかったらしい。だから背の低いフレイレ(170cmそこそこ)よりツァベルの方が高くて、まるでツァベルが優勝したかのような目で見られ、ウィニングポーズだけでも恥ずかしいのに、恥ずかしさに輪がかかったと。


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