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特ダネ・ニュース 2004年6月の記録..
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  • Tハミルトンがツールの戦略を語った ( 6.30.2004 )

    ハミルトンがツールを前にDiaryを更新した。日付は28日。A4用紙にびっしりタイプをしても、2枚分ぐらいあるような長いもの。相変わらず、彼の文章は整然としていて、ファンへの思いに溢れている。そしてもちろん、ツールでどう戦うか、とても参考となる意見もある。

    「6月は慌しかった。月初、ツールの登りを確認するために、アルプスに行くことから始まった。クラシックデザルプ直前までトレーニングをした。僕自身は、クラシックデザルプはパスすることにした。それまでに既に相当走りこんでいたからだ。でもチームは素晴らしい成績だった。トップ10に4人。ペレイロは優勝。これはフォナックにとって金星だ。

    だから次の日に開幕したドーフィネでも、かなり気合が入った。個人的にはプロローグの新しい機材のテストが目標だった。そして、モンヴァントゥーのTTも。両方ともうまく行って、ハッピーさ。予定より先行してからだが仕上がったとは行かなかったものの、予定通りのできばえだ。大体の人は、いきなり初日プロローグから100%の力は出さない。あと残りの数%は残しておき、レース中にトップに持ていくものだ。だからレース後半尻上がりになっていくもの。でないと、最後の週がきつくなる。僕の予定は、90-95%の力でスタートして、最終週に100%に持っていく。さて、どうなることやら。

    今年のツールは、まるで2つの別物のレースのようだ。前半と後半で、全く違う。シリアスな山岳はレース最後に山積みだ。最後の方のステージでは、忍耐テストになるだろう。このコースだったら、優勝候補は多いだろう。最後の週にレースは多くの優勝候補の可能性を残して展開すると思われる。ファンとしては、これほど楽しみでしょうがないツールは記憶にないほどだ。選手としては、僕の歯の治療が全て終わって喜んでいるよ、と言うに留めておこう。選手は全員、今年のツールが相当苦しいことを自覚しているはずだ。僕としては、余りこういったことは今は考えないようにしている。

    ここまで訳したものの、まだ1/3ぐらい。長い日記だ。後はピレネーの第13ステージを、タイラーハミルトン財団がサポートする話。OLNというアメリカのケーブルTVで放映されるが、その共同スポンサーとなるらしい。また、彼とは切っても切れない愛犬のタグボートが病気で入院。内出血で体内の血液を半分失った。病気の原因を検査で調べるが、彼にとってはツール出発に際し、後ろ髪が引かれる思いだ。

    また、フォナックのツールの布陣が発表になったが、枠はたった9人。シリルデッセルなどのいい選手をツールに送ることができず、メンバー選びの決断は断腸の思いだったと。


    http://www.tylerhamilton.com

  • トマ ヴォクラーを知っているよね? ( 6.30.2004 )

    今年フランスチャンプになったラブーランジェールのヴォクラー。どんな人?なんて言っている人は、こちらのHPのもぐりですよ?!!2002年出張の合間に私がこっそり見に行ったベルギーツアーに登場していた心優しい選手が彼です。そう、レースで獲得した花束をファンの少年にそのまま渡していた彼。やさしい仕草に、彼が若いファンを大事にしている様子が感じられた。優しい光景だなぁ、と見ていたら、思わず目が合った。そして、ちょっと照れたような笑みを浮かべていた。フランス国籍で1979年6月22日生まれ。

    下記サイトはその時のレース中継。下の段は、照れた笑いを浮かべるヴォクラー。


    http://masciclismo.web.infoseek.co.jp/j-tob02.html
    http://masciclismo.web.infoseek.co.jp/photo/tob02/bonjour.jpg

  • Dミラー 五輪はまだ可能性あり ( 6.30.2004 )

    先日警察の取調べを受けたコフィディスのD ミラー。ツールのメンバーからはずれたので、アテネ五輪は無理か?と心配したが、まだ五輪候補には残っていることが分かった。彼は今の所、五輪でTTとトラック競技のパーシュートに出場することになっている。法廷での審議がこれから開始となるので、英国オリンピック委員会は、その推移を当分は見守ることになる。

    目下のツール スタートリストは下記。お分かりの通り、現在いまだに疑惑の目が向けられているコフィディスのCヴァサーはツール不出場だ。


    http://www.cyclingnews.com/road/2004/tour04/?id=startlist

  • マヨ と ウルリッヒが連帯してアームストロングを山岳でやっつけるプラン、 + EUS監督のコメント:「イバン マヨはデルガドを彷彿とさせる」 ( 6.29.2004 )

    ツール直前、マヨが抱負を語った。

    ― 今の気持ちは?
    「ドーフィネで優勝したもんだから、反響が大きかった。でも自分自身は、静かな気持ちでツールを迎える。今は気晴らしすることに専念しているよ。ツールの目標はピレネーでの優勝だね。それからラルプデュエズ(山岳TT)も。パリでは表彰台に立ちたい。」

    ― ゴロスペ監督は、君がデルガドを彷彿とさせると言っていたけど。どう思う?(注:ゴロスペ監督は、デルガドとチームメートだった。)
    「自分ではわからないけど、でも嬉しいね。特に彼はツールで優勝しているし。」

    ― じゃあ、自分はどの選手に近いタイプだと思う?
    「明らかなことは、僕は絶対にインドゥラインには似ても似つかないということだね。」

    ― クライマーって、ちょっと特別な人種だという話もあるけど。
    「そうだね。神経質で、攻撃的でいながら、同時にちょっと内省的。」

    ― 君の強みは、山岳でアタックの潮時を的確に知っているということだ、ともっぱら言われているけど、それってもって生まれた才能?
    「レースの動きを見て、他のライバルの動きを見ることができれば達成できることだ。それにはビッグレースでの経験が不可欠だね。」

    ― ウルリッヒのパーソナルトレーナーのペフェナヘ氏が、ウルリッヒと君の連帯プランを述べていたよ。山岳で2人が一緒になって、アームストロングを打倒しようというプラン。これは実現しそう?
    「実際は ステージごとに展開はまるで様々。まだスタートもしていないのにそんなことは考えられないよ。今の時点では、それはただの憶測に過ぎない。」

    下記URLの写真は珍しいマヨ&オートバイの写真。


    http://www.as.com/impresa/media/200406/29/masdeporte/20040629dasdaimas_1_I_LCO.jpg

  • ルブランが異例のアームストロング擁護発言 ( 6.29.2004 )

    ツールを前に、ミラーの薬物疑惑があり、アームストロングに嫌疑をかける本が出たり。純粋に自転車が好きというファンをしらけさせるような出来事が続いたせいだろうか。ツールの主催者JMルブラン氏が異例のコメントを出した。
    「アームストロングは、その地道な努力、精神力、能力でツール5連覇を成し遂げた」と。色々な噂に惑わされず、純粋にツールを楽しんでもらいたい、という主催者側の気持ちが出ている。


  • チェチュ ルビエラ ニュース ( 6.29.2004 )

    彼は結構女性に人気ありますね。まあ、私も片棒かついで彼を賞賛する記事を過去に書いてきたけれど。で、先日は、彼がUSPにジョインしたての時に、面白い体験したことを紹介しました。「ナチスに加担したことありますか?」と税関用の申告用紙に書かれていてたまげた話。今回は、その続きで、USPにジョインして、初めてチームメートとトレーニングした時の彼の体験記をどうぞ。

    「トレーニング中、道路脇で死んでいる動物をたくさん見かけた。鹿、アライグマ、その他名前も知らない生き物たち。生きている動物もいっぱいいた。スペインではそんなことあり得ない。シエスタのあと、ゴルフをした。初めての経験。楽しかった。チームにいるアメリカ人はみんなゴルフをやる。ランスもリラックスするのにいいから、大好きだそうだ。

    食事中の雰囲気はいい感じ。でも、英語を仲間内で話す時は聞き取れない。(コロンビア人の)ペーニャが言った。話についていくのは、トレーニングの時以上に疲れると。でも、滞在の最後には、理解力も向上してきた。学校、大学で英語を勉強した時のことを思い出した。」

    さて、彼が既婚か独身か、気になっている人も多い(でもないか?)ことでしょう。女性ファンってそんなものですよね。彼の指には指輪はなく、妻の話は一切しない。他の選手がカップルで行ったイベントに彼はひとりだった、など結構独身臭いのですが、残念ながら既婚者です。先日彼のビデオをでも、「Estoy casado」(既婚)と言っていました。私はちなみに、数年前、カセロが既婚者だと知った時は、やけっぱちに(?)なりました。


  • ツールがますます面白い? ( 6.29.2004 )

    先日ヤン ウルリッヒがフランドルのTVで会見した。そして、先日ドーフィネの山岳TT(モンヴァントゥー)でアームストロングが5位だったことについて語った。そして、ちょっと衝撃的(?)なことを述べた。

    「モンヴァントゥーでのランスのパフォーマンスは<ブラフ>だと思う。」と。つまり、山岳TTでランスは全力を出し切らなかったと。

    「ランスは、もっとツールを前に準備万端のはず。監督も、ランスが100%の調子ではないと言っていたが、あれも信じられない。これ(ブラフ)が彼のスタイルなんだ。ライバルを油断させるためにね。」

    この話、あり得るかもしれない。01年のラルプデュエズでも 仮病を演じたランス。前半ずっと不調を装い、最後の登りで、いきなりプロトンの後から前に出て、周囲をあっと驚かせた。あのとき、ランス自身も、「ああでもしないと周囲の警戒にあって、勝てなかった、あれは茶番劇だった」と認めている。

    でもここまでして勝ちたいという気合もすごいもの。ウルリッヒの方は、真っ向勝負で行くと見られている。失うものはなにもない。


  • ドイツナショナルチャンピオンシップは3年間無勝だったあの人に。 ( 6.27.2004 )

    日曜日に行われたドイツチャンピオンシップはAクレーデンが優勝。後続に1分の差をつけていたため、彼は勝利のポーズも準備万端でゴールした。

    「この勝利をチームに捧げたい。そして、チームメート全員にお礼を言いたい。」と。この感激のコメントも説得力がある。なにしろ彼は3年間、勝ちに見放されていた。「怪我や病気があって、3年間勝てなかった。チームの幹部やチームメートは、それでも僕を信じ続けてくれた。このことについて、みんなに感謝したい」と。

    「今日はみんながサポートしてくれ、僕のために働いてくれた。ウルリッヒは精神面での支えとなってくれた。ツールでは、チームに報いるために、できることは全てやるつもりだ。」

    確かに、今回の彼の勝利はTモバイルの勝利だった。ラストの登りで彼がアタックした時、彼はトップグループにいたが、その時トップグループにはTモバイルの選手が5人もいた。彼らがアタックをことごとく潰して、クレーデンの優勝を演出した。Tモバイルは、6位から8位までに、ケスラー、ウルリッヒ、アルダグが入った。


  • ツール出場選手全員インタビュー ビデオが見られます。(画質も最高) ( 6.26.2004 )

    すごい、去年のletourのサイトで、出場選手全員が、抱負を語るビデオがあったのですね。今まで気付きませんでした。去年のものとはいえ、選手それぞれの素顔がばっちり写っていて、みんなの性格がよく表われていて最高です。質問は全員の選手に:1.名前、2.生年月日、3.国籍、4.身長、体重、5.既婚か独身か、6.趣味、7.プロ入り年、8.ツールでの抱負を聞いています。

    このビデオ、残念ながらバグが結構あるみたいなので、紹介する前にその辺を確認することにします。とりあえず、主だった選手のインタビューを書きましたのでどうぞ。(インタビューは、フランス語の質問を理解できる選手には、追加質問があり、そうでない選手は、上記の1から8までの基本質問のみという構成。)

    03ツール出場前抱負インタビュー
    Rマキュエン(LOT):
    「ブリスベン生まれ。趣味はサーフィンとゴルフだけど、あとは趣味らしい趣味はなし。ツールでは、区間優勝することが一番の目標。グリーンジャージは区間を取った上で次の目標となる。最初の1週間でとにかく勝ちたい。(マキュエンが今回のツールで最速のスプリンターではないか?という問いに対して)その日によって違う。強い日もあるし、他の選手が強い日もある。一番の強敵はペタッキだ。

    今回(03年)、同僚のニック ゲイツのサポートをもらって走ることになる。(オーストラリア選手が活躍していい傾向だねという問いに)確かに7人のオーストラリア人が今回出場していて、国際的な武帝に進出が目覚しい。しかし、イタリア、フランスなど他のヨーロッパに比べると、まだまだこの出場数は多いとはいえないよ。」と。

    ちなみに、マキュエンは英語で答えているが、質問はフランス語でなされている。一方アームストロングは頑張って英語訛りのフランス語で答えている。

    Lアームストロング(USP)
    「趣味はゴルフ。妻と子供3人(この時は。ツールの後に離婚。)今年は例年にも増して、ライバルがいっぱい。マヨ、ゴンザレス、シモーニ、ハミルトン、ベロキ、ハミルトン。。。観客にとってもジャーナリストにとっても、これはいいことではないだろうか。」その他、ツールの最中、レース以外のことでも移動などを含め、ストレスが多い点などをジャーナリストと語っている。

    Jウルリッヒ(当時ビアンキ)
    「ツールは6回目の出場。趣味はテニスとゴルフと音楽」彼はあっさりと会見を終えてしまっている。しかし、かなりリラックスした様子。

    Rヴィランク(QSD)
    「妻はステファニー、子供はクララとダリオ。91年以来プロ。11度目のツール。最近はランス アームストロングというすごい選手がいるので、総合を狙うのは難しくなった。自分は、山岳賞を狙いたい。」

    Oフレイレ(RAB)
    「趣味はスポーツ全般。スポーツはみんな大好きだけど、問題は、全てのスポーツをする時間がないこと。今回2度目のツールで、最初は8日間走った。区間狙いだが、もし調子がよければ、総合でも上位を狙って生きたい。」

    その他の選手についても折を見て紹介します。Bマッギーは、フランス語が上手と聞いていたが、むろん全ての質問にフランス語で答え、私の耳にはフランス人がしゃべっているように聞こえる。すごいねぇ。


  • ラルプディエズの鍵を握るI マヨの山岳TT用オルベアバイク ( 6.26.2004 )

    先日ドーフィネの山岳TT(モンヴァントゥーで行われた)で優勝したマヨ。過去の記録を塗り替えるタイムを叩いただけに、ツールのラルプでの山岳TTでも期待が持てる。その時彼が乗ったバイクがCNに出ていたので、ご紹介。

    下記2番目のURLでお分かりの通り、シートチューブがカーブして、ホイール寄りに湾入している。シートチューブとホイールを接近させ、レアホイールをボトムブランケットにより近づけている点が、このバイクの特徴だ。このジェオメトリーにより、マヨの山岳TTパフォーマンスが最大限に引き出されるという。


    http://www.cyclingnews.com/teamtech04.php?id=tech/2004/probikes/euskaltel_orbea
    http://www.cyclingnews.com/tech.php?id=photos/2004/tech/probikes/euskaltel_orbea/mayo_ventoux16

  • ウルリッヒとツァベル:「過去最悪だったツールは。。。」+ ツァベルは11度目のツール出場! ( 6.26.2004 )

    ウルリッヒが、過去最悪だったツールは?と聞かれてこんな風に答えた。
    「98年の第15ステージ、ハンガーノックに苦しんでイエロージャージを失ったあの時。レドゥーザルプだった。」

    最高のツールはもちろん、97年の優勝。また、ヴィノ不在については、
    「ヴィノの不在はチームにとって大打撃だ。ツールで頑張ることによって、彼にエールを送りたい。調子はいいから、優勝のために全力を尽くすよ。それが今の僕にできること。」

    一方ツァベルの最悪、最高のツールは、
    最悪だったツール:「カザルテッリの死と、僕自身のクラッシュ。クラッシュはたくさんあった。」
    最高のツール:「最初のグリーンジャージ。でもあと5つのグリーンジャージももちろん最高さ。」

    今回ツァベルは11度目のツール、アルダグは10度目のツールとなる。上記情報は全て6/25日付けトクダネでお知らせした英語版Tモバイルのサイトから。Tモバイルのツール情報が満載で、これを機にTモバイルのファンになる人多いかも。


  • D ミラー続報 その3 ( 6.26.2004 )

    チームはミラーから事情を聞くとしているが、彼のツール出場はかなり黄色信号になった。チーム自体の決定よりも、ツール主催者側から、現在警察の取調べを受けている選手についてはツールには出場不可という態度を鮮明にしている。

  • TTとロードでナショナルチャンプになったあの人 ( 6.26.2004 )

    スペインチャンピオンシップITT(47.8km)が行われ、ホセイバン グティエレス(バレアレス)が優勝した。イゴール ゴンザレスデ ガルデアノ(Lセグロス)は3位、アイトール ゴンザレス(FAS)は6位、イシドロ ノサル(Lセグロス)は7位。

    ところで、再びサイスポ別冊に話が飛ぶのですが、P.20の脚質記事のTTスペシャリストの中にこのグティエレスが入っているの、気付きました?編集の人から「TTスペシャリストを5人あげてほしい」、と言われ、その中に私が押し込んだライダーです。今年は2月から調子がよくて、特にTTでは注目株です。あの記事の中では、スペースが足りなくて書けなかったのですが、彼は2001年にはロードでもスペインチャンピオンになっています。下記は01スペインチャンピオンジャージのグティエレス。(ケルメ時代に来日したフォナックのグティエレスと混同しないように。)

    それから、スピードマンの記事の中にあった、ツールの最速記録(1区間最高平均時速)見てくれました?194.5キロのコースで50km/h 以上を出したって、すごいですよね。更にその2番目の記録を出した選手の名前にも、ちょっとびっくりだったでしょ?


    http://fuunaa.hp.infoseek.co.jp/photo/guti.jpg

  • Tモバイル ツールチーム正式発表 ( 6.25.2004 )

    ウルリッヒ、アルダグ、ボテロ、グエリーニ、ケスラー、クレーデン、イワノフ、ナルデッロ、ツァベル。

  • TDF04 最新オッズ ( 6.25.2004 )

    ブックメーカーの予想順位は、アームストロング、ウルリッヒ、ハミルトン、マヨの順。この4人と、その次の5位以下との間はかなりのギャップがある。アームストロングは1.8倍。以下、詳細は下記URLにて。

    http://www.h7.dion.ne.jp/~naco/tour04/j-000.html

  • デイヴィッド ミラーEPO使用自白ニュース その2 ( 6.25.2004 )

    このニュース、結構根が深そうだ。コフィディスの一部の選手、スタッフが薬物取引に関わっていたことは以前お知らせしたとおりだが、既にコフィディスは選手だけでも5人が解雇されている。ゴーモン、サッソン、クラン、ルトキエヴィッチ、マイェウスキー。その他マッサーも解雇処分になっている。そして、彼らは薬物摂取だけでなく、自ら不法な薬物取引自体にも関与していたことが既に分かっている。(クランは不法取引を自ら行ったことを告白。)

    ミラーも、ヴァサーと共に、この一連の行為に関わっていたという噂が 前から絶えなかったが、今回警察がビアリッツにある彼の自宅を捜査する令状を取っていたことから、その線で、なにがしか有力な情報が入ったものと見られる。今回ミラーがEPO使用を自白したのが本当であれば、闇の不法取引を認める代わりに、罪がやや軽くなる薬物摂取の方だけをあっさりと認めた可能性もある。


  • Dミラー(COF) がEPO使用を認めた ( 6.25.2004 )

    フランスの新聞レキップのスクープ記事から。ビアリッツで拘束されたあと、家宅捜査でEPOの痕跡が見つかったらしい。ただ、新聞もこの情報のソースを明かしていないので、暫くWatchが必要。

  • ナショナルチャンピオンシップITT結果続々 ( 6.25.2004 )

    今、ナショナルチャンピオンシップが続々開催されている。USAの大会は既にF ロドリゲスがタイトル獲得。(レースはアメリカ人以外も混じって行われたので、Fロドリゲスは4位だったが、アメリカ人最高位だった。)以前2000年に、彼がアメリカチャンプだった時、フレームから靴下までスターズアンドストライプだったのをお見せしましたが、今年も派手な装いをするのかな?ちなみにアメリカ女子はクリスティン アームストロングが制した。ランスの元妻と同姓同名のあの人。

    ハンガリーのITTは順当にボドロギが制し、イタリア、スイスのITTはチオーニ、カンチェッラーラとういファッサコンビが制した。ドイツITTはミヒャエル リッヒがやはり順当にゲット。フランスITTタイトルはEセニュール。去年来日したあの人。(2番目のURL。)最初のURLはナショナルチャンピオンシップの今までのサマリがある。便利です。


    http://www.cyclingnews.com/road/2004/natchamps04/?id=default
    http://www.h7.dion.ne.jp/~naco/photo/jc03/PA260990.jpg

  • Dミラー、拘束のニュース ( 6.24.2004 )

    コフィディスチームの薬物使用疑惑に関連して、今度はDミラーの身柄が、今週の火曜日以来 当局によって拘束されている。今回ミラーが拘束されたのは、使用疑惑の方ではなく、何らかの事情を知っているものとして拘束されている模様。

    彼自身、薬物検査でクロになったことはない。彼が拘束されたのは今週火曜日。フランス大西洋側のビアリッツのレストランで食事中、突然身柄を署に赴くよう要請された。1月にチームのPゴーモンが使用を告白して以来、まだ火種がくすぶっている。


  • Tモバイルサイト英語版完成記念:ウルリッヒインタビュー ( 6.24.2004 )

    先ほどのニュースの続報。英語版が完成した記念に、さっそくウルリッヒのインタビューをお届けします。これから彼のインタビューが身近になるね。

    ウルリッヒ五輪について語る。
    「目下、オリンピックは僕にとっては全く大事なことじゃない。いつも言っているように、僕はすぐ次のレースに100%集中するんだ。だから、目下の優先事項はTDFだけさ。でも、7月26日(TDF終了後)になったら、突如、それが切り替わる。そして、五輪が僕の最優先事項になるのさ。最高のコンディションで出場したいね。

    五輪では、TTとロードの両方を視野にすえている。五輪のロードで2期連続金メダルを取った選手は今までいないはずだし、一方で、TTで僕はまだ金メダルを取っていないから、両方とも僕には興味があるし、モチベーションがあるんだ。

    去年ツールでは、僕はコーストの新しいジャージで走ったから、周囲は僕をそれほど警戒しなかった。でも、今年はそうはいかないだろうね。そんなものさ。ギリシャでも、僕には警戒の目が注がれるだろうね。

    シドニーで一番印象的だったのは、メダルの授賞式だね。ヴィノとクレーデンと一緒に表彰台に立って、すごい特別なひとときだった。今でも忘れない。友人と喜びを分かち合えるなんて、最高だね。

    シドニーで優勝した時のビデオはもちろん見たけど、今は過去のこと。もしかしたら、アテネに出発する前にもう一度見ることもあるかもしれない。でも、わざわざビデオを見てモチベーションをあげようとは思わない。五輪でメダルを取ること自体が自分に必要なモチベーションなんだから。」


  • ビッグニュース!!って私だけ? ( 6.25.2004 )

    すごい、遂に、やっと遂に 本日から、Tモバイルのあの洒落たサイトに英語版が登場した。今まで自分のチームのニュースだけでなく、多岐にわたって結構詳細なニュースを載せてきたTモバイルのサイト。今までドイツ語版しかなくて、ドイツの自転車ニュースをもっと知りたい、、、と思っていたけど、これでやっと楽に読めるようになった。TDFになんとか間に合わせようと、スタッフ、頑張ったんだね。

    http://www.t-mobile-team.de/cms/tmoteam/en/

  • ツールチーム続報 Tモバイル版 ( 6.23.2004 )

    ウルリッヒの右腕シュタインハウザーがツールに出ないということで驚いていたら、訳が分かった。怪我をしてツールには間に合わないそうだ。道理で。後のメンバーは、混沌としている。ツァベルとウルリッヒのみ出ることが決まっていて、あとはまだ不確定だそうだ。Cエヴァンスについては、現在は筆頭の補欠で、ツールに出ない可能性が高まった。自分がツールに出ると信じて応援してくれた人をがっかりさせて、それが一番フラストレーションがたまることだ、と自身のDiaryで語った。

    日記は続く。「でも、ツールまでの10日間に何があるかわからない。突然電話を受けてツールに出ることになるかもしれない。そのために、トレーニングは欠かさない」と。

    更に、自分は2年前、ツールに出られると思ってこのチームに移籍してきた。そして、いい調子であるにもかかわらず、ツールに出られそうもない。一体そういう決断は誰が下したのだろう。でも決まったことは、決まったこと。心配しないで、僕には他のチャレンジが待っているから、とも。


    http://www.cadel.com.au/index.htm

  • イタリア選手権(ITT)は好調のD チオーニ(FAS) ( 6.23.2004 )

    昨日行われたイタリア選手権(ITT)は、ジロでも活躍、今年好調、名前がよく登場するDチオーニがとった。以下、ぺロン、ピノッティ、バッソ。チオーニは、去年に続いて今年もツール出場かな、と思いきや、彼はツールのメンバーには入っていなかった。休養に入るそうだ。下記最初のURL、マッサー中野さんのDiaryにツール出場フルメンバーが入っている。

    前日21日の中野さんの日記には、今年のツールは「個性的なメンバー」みたいなコメントがあったので、「ゴンザレスが入るんだな」、と思ったけど、やはりそうだった。彼はヴエルタのみで行くのかと思ったけど、ツールも出るんだね。最近彼の名前を聞く機会が減ったけど、今までケルメ時代のパターンだと、注目度が比較的薄いこういう時に、突如あっと驚く活躍をするのが常。さて今年はどうでしょう。

    2番目のURLは、昨年のツールでのチオーニ。私がツール現地入りして、最初に撮った写真がこれ。ITTの出走順が最初の方だったということは、去年彼はこの時点でツール総合順位は下のほうだったようだ。あの時ファッサは病人続出。第12ステージのこの日には、既にメンバーの数が3人になっていたから仕方ないだろう。


    http://www.yottan.it/2004/index.html
    http://fuunaa.hp.infoseek.co.jp/photo/P7189311.jpg

  • B マギー期待してもいいかな ( 6.22.2004 )

    現在行われているルート デュ スュッドの第3ステージで、Bマギーが23.5 kmのITTで区間優勝し、総合トップにのしあがった。2位ミラー(COF)、3位クレーデン(Tモバイル)、4位カザー(FDJ)、5位エヴァンス(Tモバイル)

    ツール初日のプロローグも期待していいかな。それにしても、トラック出身でありながら、ジロでも総合順位でいいところにつけたりして、ステージレース全体を通して頑張れる選手というのはすごい。五輪でも3大会連続のメダルを狙っている。今年最初は病気で調子を崩した時期もあったけど、春以降大躍進。


  • Tモバイルのツール布陣 ( 6.22.2004 )

    CNで下記の通り暫定版が出ていましたが、ウルリッヒがコーストから連れてきたシュタインハウザーが入っていないのはややびっくりでした。もともとゲロルシュタイナーにいたものの、ウルリッヒのトレーニングパートナーとして欠かせないシュタインハウザー。コースト、Tモバイルとウルリッヒと一緒にチームを動いてきた。去年はツールメンバーには入っていた。

    また、Mアールツが今回入らないかもしれないというニュースにがっかりしている人もいました。ただ、(サイスポツール別冊のTモバイルの紹介のところに触れたように)若手のケスラーが今季調子がいいので、メンバー入りは、やや難しいかも。また、ヴィノクロフが入っていれば落ちていた可能性もあるアルダグ。ベテランですよね。
    暫定版ツールスタートリストTモバイル編
    Jan Ullrich、Cadel Evans、Giuseppe Guerini、Andreas Kloeden、Matthias Kessler、Daniele Nardello、Santiago Botero、Erik Zabel、Rolf Aldag


  • ベルトランがオラーノから自動車をプレゼントされた時の実況 ( 6.21.2004 )

    サイスポの別冊の選手説明、チーム説明のうち、私の担当分はUSPS、スペインチーム、ラボバンク、ドイツのチーム。その中で、ベルトラン(愛称トリキ)がオラーノからBMWをプレゼントされたくだりを書きましたが、その時の模様を再現します。

    それは98年のこと。ヴエルタでオラーノを山岳で強力にアシストし、優勝に導いたトリキ。そのお礼に、オラーノはトリキに何かプレゼントしようと思った。そんな折、バネストの選手アンヘル ペーニャの結婚式でアンダルシアに旅行したオラーノは、妻のカルメレとともにトリキの家に泊まることになった。そして、その際に、彼はトリキへのプレゼントBMW325TDを持参(?)したのだった。

    唖然とするトリキ。傍らで妻のアナは大笑い。実はアナもぐるだった。車の所有権を得るために必要な書類をオラーノに渡していたのだった。トリキいわく、「今までで一番衝撃的なプレゼントだった。一生忘れない。オラーノはいつもシリアスな男。彼がこんなことをしたのは初めて」と。

    オラーノがトリキに車をプレゼントしようと思いついたのにはわけがある。トリキはその頃プジョー205を運転していたが、年中「BMWが欲しいよぉ」、とこぼしていた。そして、「バネストがステージ優勝したから、これ(賞金)でBMWのタイヤが買える」「また勝った。これでエアコンが買えるぞ」などと、いつもいつもジョークを飛ばしていた。これを聞いていたオラーノ。350万円以上払って、トリキへのプレゼントを決めたのだった。欲しいものがあるときは、正直に言っておくといいことあるのね。

    選手説明の中で、私的にはUSPのアセベドのエピソード(ミラネサとの契約解除を快諾した監督の美談)とTモバイルのボテロのエピソード(モントーヤうんぬんのコメント)が通向け裏ネタです。


  • フジTVのツールドフランス放映は。。。 ( 6.21.2004 )

    今年はフジテレビのツール中継、たった2回だけなのですね。前半戦と総特集だけだって。前半戦が7月19日26:43から28:25まで。(フジ系列については未確認。)総特集が8月1日26:07から28:25まで。あの語り、あの音楽が大好きというファンも多いはず。まあ、2回だけでも放送時間がそれなりだから、まあ我慢するか。でもやはりちょっぴり残念。

  • セルビアツアー その3 <速報> ( 6.21.2004 )

    BSが出場していたセルビアツアー。福島康司がリーダージャージを死守し、2位に5秒差をつけて総合優勝したという一報が入った。このレースが始まったのは1939年。その時はザグレブの選手が優勝。2003年はレース開催はなかったようで、2002年から過去3年間はユーゴスラビアの選手が優勝しており、日本人が優勝したのはレースの歴史始まって以来のこと。

    過去の優勝者リストは昨日お知らせした公式サイトのISTORIJATのPobedniciをクリックすると氏名と国名(或いはチーム名)が出てきます。或いは、簡単に下記URLにジャンプすると見られます。


    http://www.tds.co.yu/sr/pobednici.html

  • ディスカバリー(USPSの後任スポンサー)のニュージャージ発見 ( 6.20.2004 )

    ディスカバリーのジャージ(案)が発表になった。もちろんこれは、最終版ではない。NIKEだの他のスポンサーがあちこちにつく予定。かなりシンプルでどこにもありそうだけど、結構こういうジャージって今まで何故かなかった。ブリオッシュのジャージも、もう少し紺が効いていて、更に赤が入っているし。去年のゲロルシュタイナーのジャージがまあ近いか。

    http://cache.gettyimages.com/comp/50963264.jpg?x=x&dasite=MS_GINS&ef=2&ev=1&dareq=E2399169AC85D6DEE4F098270C351ADCD84B69341B041CD8621B2AC3A62513D3

  • セルビアツアー その2 ( 6.20.2004 )

    先にお伝えした掲題レースのリザルトですが、公式サイトから解凍するのは大変だと思いますので、下記のとおりWeb上にアップしました。福島康司選手が優勝した第1ステージと、晋一選手が優勝した第2ステージのフルリザルトです。

    http://www.geocities.jp/nacobikejp/serbia1.htm
    http://www.geocities.jp/nacobikejp/seribia2.htm

  • ウルリッヒは大丈夫 + US五輪選考会 ( 6.20.2004 )

    ツールドスイス第8ステージの山岳ステージでベッティーニが区間優勝。ウルリッヒは3分以上差がついてゴールしたが、でも心配ない。この日は路面が雨で濡れて危険な状態だった。下りは特に狭く、くねった道だったので、かなり慎重に下ったと思われる。ツール直前で、ヴィノクロフがクラッシュアウトした今、リスクは犯せない。目下ウルリッヒは総合2位。20日が最終ステージ。

    一方USAの五輪選考会が行われた。USPSのザブリスキーはITTで優勝。ロードで3位だった。


    http://www.cyclingnews.com/road/2004/jun04/USelite04/?id=USelite047

  • 04 04 ツールドフランス 出場選手リスト 超速報 ( 6.20.2004 )

    04 ツールドフランスのスタートリスト超暫定版が出た。まだ一部のもののみですが、ご参考まで。

    http://www.cyclingstartlists.com/2004/Jul/2004_07_02_TourdF.htm

  • セルビアツアー ( 6.20.2004 )

    6月15日から20日まで戦うツール ド セルビアで、現在最後から2番目、第5ステージを終わって福島康司選手が首位をキープしている。初日に康司選手が区間優勝。2日目は晋一選手が区間優勝。結果は、1段目のURLから「15.06 - 20.06: Tour de Serbie - Yug - cat. 2.5」をクリック。

    また、しっかりしたレース公式ページがある。2段目のURL。セルビア語なんてもちろん全くわかりませんが、中味を見たところ、下記の情報が入っていました。

    Uvodレース紹介、Trasaコースルート、Satnicaタイムテーブル、Nagrade賞金(ステージ優勝とGC優勝=総合優勝で何ユーロもらえるかが書かれている。)Rezultatiは結果のことが、ファイルを解凍しないとでてこないので、少々めんどくさい。他に、GALERIJA写真ギャラリー(福島選手の写真あり)、ORGANIZACIJA運営組織、ISTORIJATレースヒストリー


    http://www.cycling4all.com/index.php?content=r04roer3.php
    http://www.tds.co.yu/sr/index.html

  • USPS ツールの布陣 ( 6.19.2004 )

    USPのツールメンバー情報が入ってきた。アームストロングをリーダーに、アセベド、ベルトラン、エキモフ、ヒンカピー、ランディス、ノバル、ルビエラ+1名(ペーニャ、パドルノス、ファンヘースウェイクあたりから)という内容。エラスの代わりにオンセから引き抜いたアセベドを持ってくるところは予想通り。アセベドは、アシストとして重宝されるに違いない。

    ただ、若手のノバル(リラックスから今年移籍)は今年はいるかどうか微妙と思われていた。伸び盛りのいい選手であることは違いないが、経験豊富なアシストをそろえるUSPの趣旨からいうと、やや経験不足かと。しかし、先日のドーフィネで走った結果、きっと合格点が出たのだろう。

    最近ツール常連のペーニャだが、今年は五輪でコロンビア代表になりたい、とツールよりそちらを優先したがっているという噂がある。そうなると残り一名は去年も出場しているパドルノスの線が強い。

    気になるのはルビエラ。ドーフィネでは、ツールのメンバーをそろえていたが、その中に彼は入っていなかった。そして、代わりに今行われているボルタアカタルーニャに出ていたのだが、昨日のステージでDNF。以前バスクのレースでもDNF(その時は食あたり)だったルビエラ。今年余り調子がよくない。去年、一昨年とUSPベストアシストになった彼だが、ちょと気になる。


  • 7月号のサイスポ特大号は。。。 ( 6.18.2004 )

    7月号のサイクルスポーツ特大号は、今までになく盛りだくさん。かなり力が入っている。ジロの別冊とツール観戦の別冊がジャーン、とついて、おまけに今年はツールの別冊など、レイアウトなども随分垢抜けた。

    別冊ジロのほうでは、ゴール後に罵声を上げたあとで、ひそかに涙を流すシモーニをカメラがとらえていて、結構びっくり。(16ページ)あと、ペタッキ、ゴンチャールなどの独自取材インタビュー記事もたいしたもんですね。あんな大物に。また、今年もおなじみジロ観戦ツアーのご一行様の写真も。あれを見ていると、あたかも選手(シモーニさえも)がとても身近みたいな錯角を受けるけど、あんなに接近できるって、結構たやすくできることじゃない。表彰台の3番目に上った人ですからね、シモーニなんて。

    私の場合、例えば 去年ツールで総合3位になったヴィノクロフと同じ宿だったけど、彼はこの時、ものすごくおっかない顔して、他を寄せ付けない雰囲気だった。彼はこのとき優勝も夢ではない位置につけていたから相当ナーバスで、眉間に皺をよせて、寄るな触るな、というムードを確立していた。(だから近寄らなかったよ。)

    ところが2000年休息日に会ったヴィノクロフはアシストだったし注目度も今ほどじゃなかったから、なんかのんびりしていて、自分の方からサイン帳に手を伸ばしてサインしてくれたっけ。やはりアシストの選手とかならまだしも、優勝とか狙っているような有名選手にレース期間中に接近するというのはすごいことだよね。


  • ボーネンが止まらない ( 6.18.2004 )

    クイックステップのトム ボーネン、今年ムセーウ引退後のベルギー期待の星として紹介したことがあったが、まだまだ勝ち星 続伸中。ヘント ウェヴェルヘム優勝、ピカルディーツアーで総合優勝、ドイツツアー、ベルギーツアー、ルータデルソル、カタールツアーで区間優勝。そして最近のSter Elektrotoerでも、プロローグと第1ステージを続けて取った。これでなんと今季13勝目。すごい、すごい。

    そして楽しみなことに彼は今年、ツール初出場の予定。ワンデーや短いステージレースでは目だっている彼も、ステージレーサーとしてどうなのかはまだ未知数。でも、もしツールで完走し、どこかいいところが見せられれば、彼にとっても更なる飛躍として自信につながる。

    彼がツールで狙うのはフラットコースでの区間優勝だが、スプリントではペタッキ、クック、マキュエンという強豪がいるのでかなりシビアな戦いになるだろう。しかし、彼は腰掛レースをするつもりはない。初出場とはいえ、まだ若いとはいえ(彼はまだ23歳!)、がんがん勝ち星を狙っていく。やる気満々だ。

    このボーネン、余り知られていないかもしれないが、2002年USPでプロデビュー。翌年クイックステップへ移籍。今年、DクーネゴとTボーネンの若手2人は当たり年。注目しよう。


  • アームストロング記者会見 : 印象的だった場面 ( 6.17.2004 )

    来年からディスカバリーチャネルにスポンサーが決まり、ほっとしたアームストロング。彼女のSクロウとともにワシントン郊外で記者会見にのぞんだ。その後、とんぼ帰りでベルギーに戻る。USA滞在時間は1日未満。

    印象的だったのは、ツールの前にチームが決定してほっとしている、というコメント。来年のチームが決まらず、ツールの最中、アシストたちが次のチーム探しにやっきになるのが嫌だった様子。アシストたちに、来年度のチームの保証をすることで、安心して集中してツールに望んで欲しかったようだ。だからツール前のチーム決定は必須だった。

    チームの候補は他にもあったようだが、資金力などが決め手になったという。チームスポンサー契約はとりあえず3年間。また、推測するに、次のチームは絶対に民間企業でないとだめ、という気はあったようだ。USPが郵便を扱う公共のサービス提供機関だったため、自転車チームのサポートには非難が多かった。郵便料金は値上がりする一方。自転車チームをしても営業成績が上がるわけでもなく、無駄使いという声が絶えなかった。今度は民営企業。その心配はない。


  • レトロネタ、まだ続きます : 90年世界選手権 Gレモン編 ( 6.17.2004 )

    宇都宮の世界選手権に行かれた方、続出ですが、Gレモンの素晴らしい写真を撮影した方を発見(こちらからCyclinkのリンクでつながっているサイトですが。)ポスターの写真みたい、とびっくり。でも、観戦したご自身で撮った写真だそうです。レモンのサイン、写真だけでなく、バイクもしっかり決めて、Gレモン謳歌のサイトですね。

    アームストロングがこんなに活躍するなら写真を撮っておけばよかった、ビデオを上書きしなければ(アマのレースもたっぷりNHK衛星で放送したそうです)、、などと後悔している人多いみたいですが、そういうことってよくある。。。


    http://kgunji.ld.infoseek.co.jp/gl.html

  • フランチェスコ キッキ、ガッツポーズの間に優勝逃す ( 6.17.2004 )

    ツールドスイス第4ステージ。ミラノ サンレモでツァベルがやってしまったことをファッサのキッキが再現してしまった。サンレモでツァベルがガッツポーズの間にフレイレに差されたのと同様、キッキもヴィクトリー万歳の間に、マキュエンに差された。しかもツァベル同様、結構派手なガッツポーズで。下記のURL(1番目)の写真を見てからマッサー中野さんの下記の日記を読むと、なるほどね、という感じ。

    http://www.cyclingnews.com/photos/2004/jun04/tourdesuisse04/?id=stage4/image10
    http://www.yottan.it/2004/index.html

  • ベロキ、ブーランジェールから脱退を決定。ツール出場は微妙 ( 6.16.2004 )

    チームブーランジェールとヨセバ ベロキが袂を分かった話はしていたものの、まだシーズン途中だというのに、ベロキはブーランジェールを突如脱退したまさに関係者にとっては、寝耳に水の話。(来年プロツアー制度になるのと同時にブーランジェールはスポンサーを降りることを決定。しかしベロキは一切その話を聞いておらず、新聞で初めて知った。そのためチームに対して不信感を募らせていた。なにしろ彼はチームと今年から2年契約をしていた。)

    これにより、ベロキはTDF出場できない可能性が高くなった。今から新チームと契約して、果たして出場権がすぐに得られるか、という懸念があるためだ。(でも、特例というのがどの世界でもあるので、ここではベロキはTDF不出場、と断言するのはやめておきます。)

    まあもっとも、彼は今年調子がさっぱり上がらず、ツールに出てもいい成績は望めそうもない。もしも調子が最高潮であれば、こんな大事な時期に、無理してチームを脱退したりしない。


  • 現代アートに登場するツールドフランスご存知? ( 6.16.2004 )

    ヒロヤマガタや、ミシェル ドラクロワがツールドフランスを描いたって知っていましたか?下記サイトでその絵が見られます。両方ともシャンゼリゼを走るプロトンのかわいらしい絵です。

    (注:ドラクロワといっても、ルーブルにある有名な「民衆を導く自由の女神」を描いたウジェーヌ ドラクロワではなくて、現代画家のミシェル ドラクロワの方です。まあ、断らなくても明白ですかね。ウジェーヌ ドラクロワは1798年4月26日 - 1863年8月13日に生存し、その頃まだツールは始まっていなかったから。ツール開始は1903年。)

    蛇足ながら、シュワちゃんって(去年のツールで映画の宣伝を兼ねてツールーズに行き、アームストロングと対面していた)、ヒロヤマガタの大ファンらしいですね。


    http://www2.natureboy.jp/artist/sakuhin.php?no=1010091
    http://www.ddart.co.jp/tourdefrance.html

  • ヴィノクロフ、怪我でTDF不出場のニュースが遅れたわけ ( 6.16.2004 )

    ヴィノクロフが先日ツールドスイスの落車による怪我で入院となり、ツール出場が絶望的になったニュース、お届けするのがまだでしたが、実は、2002年にも同じツールドスイスの落車でツールを直前で断念したことがあり、そのニュースをアーカイブの中から探していました。

    で、ありました。2002年の時のニュース。
    「Aヴィノクロフは(2002年)ツールドフランスのルクセンブルグのスタートに立たないことが直前で決定した。彼はツールドスイスで落車にあい、今日になって(TDFの前々日)尾骨骨折していることが判明。

    実は前の週から彼はサドルに座ると痛みを感じていた。フライブルグ大学の病院でMRIスキャンを受け、ツールの2日前になって骨折が判明した。落車の直後、普通のX線撮影はスイスの病院で撮っていたのだが、MRIはやらなかったため、骨折は見逃されていた。」

    そして、今年2004年のツールドスイス。ヴィノクロフはラスト47キロでクラッシュした。時速50キロで飛ばしている中、中央分離帯に激突。怪我は、顔面、肩、腕に及び、更に靭帯にも怪我を負っている可能性もある。4日ほど入院を余儀なくされ、全治3週間。ツールには間に合わないと判断された。

    ウルリッヒにとってもチームにとってもこれは痛い。チームリーダーはウルリッヒだが、万が一に備えてヴィノクロフをバックアップリーダーにする可能性もあった。また、区間優勝も狙える選手なだけに、チームはショックを受けている。Tモバイルは、ツールドスイスには正直それほど力を入れてはいなかった。ツール前の調整の意味合いも兼ねたレースではあるが、しゃかりきになる必要は全くなく、勝利は念頭になく、むしろ用心して走るようにしていたのだが。


  • USPSの後任スポンサーが決定:ディスカバリー チャネル ( 6.16.2004 )

    昨日さわりをお知らせしましたが、やはりケーブルTVのディスカバリー チャネルが来年から3年間(正確には今年からさっそく資金供与を始める)、USPSの後を引き継いでスポンサーとなることが発表になった。ディスカバリーチャネルのロゴは、今年のツールのUSPSのジャージに、さっそく登場するという。チーム名はディスカバリーチャネル プロサイクリング チーム。(アナウンスメントは下記URL)

    ただ、現在USAではケーブルTVチャネルのOLNがツールドフランスなどの中継を独占しており、ディスカバリーチャネルが、それと対抗して自転車レースを放映するという情報はない。アームストロングはディスカバリーチャネルのパーソナリティーとして、広告塔の役割を果たすらしい。

    「ディスカバリーチャンネルは、33の言語で世界155カ国、4億世帯の家庭で楽しまれている世界最大のドキュメンタリーチャンネル。自然、科学とテクノロジー、ヒューマンアドベンチャー、ワールドカルチャー、歴史の5つのジャンルをカバーするドキュメンタリー番組は、真実に迫る内容と質の高い映像であなたの知的好奇心を感動と興奮で満たします。 」(ディスカバリーチャネル日本のWebサイトから。)


    http://www.lancearmstrong.com/lance/online2.nsf/html/pr-discovery

  • スティーブ ブルモート昏睡状態 ( 6.15.2004 )

    2002年4月に心臓病が見つかり引退したベルギーのスティーブ ブルモートが昏睡状態に陥っている。彼はUSPSで走ったこともあり、その後2001、2002年はロットで走った。しかし、2002年ミラノ サンレモの後に心臓の痛みを訴えて検査をしたところ、心臓不整脈と右の心臓肥大が見つかり、その後引退した。当時彼はまだ26歳。診断では、日常生活に支障はないものの、ハイレベルのスポーツ選手として生活を続けるのは無理、ということだった。全年ツールは総合36位でフィニッシュしていたのだが。

    そして、引退してプロ選手生活にピリオドを打ったブルモートだったが、先の日曜日に心臓発作に見舞われた。丁度自転車で外をぶらぶらしている時だった。現在の状態は意識はなく、危篤状態ともいわれ、予断を許さない。


  • USPS後任スポンサー ( 6.15.2004 )

    USAのケーブルTV局を所有するディスカバリーチャンネルがUSPSを引き継ぐかもしれないという噂がある。真偽のほどはともかくも、来年からはプロツアー制度となり、トップチームのスポンサーは資金力が今まで以上に必要となるから、こうしたビッグな企業でないとUSPを引き継ぐのは難しいだろう。

    一方で、アームストロングは、昨日触れた本の件で、法的措置をさっそく講じることを決め、本の著者を訴えるようだ。イギリスとフランスの2箇所の法廷で争う構え。著者のひとりはイギリスで有名な暴露系新聞「サンデータイムズ」のジャーナリスト。サンデータイムズのジャーナリストが書いたのか。いかにもという感じ。


  • アームストロングのドーピングコネクションを暴く本が出版 ( 6.14.2004 )

    今日「ランス アームストロングの秘密」という本がフランスで出版された。3年間アームストロングの周辺を取材してきたフランス人ジャーナリストの共著で、内容の一部は98年から2000年に彼のマッサージャーをしていたアイルランド女性エマ オレイリーの証言に基づくという。

    エマの暴露内容は、アームストロングが99年にヘマトクリットの値が41で低すぎたため、「他の選手と同じことをやる」といって、ヘマトクリットの値をあげたというもの。そして、その数日後、腕についた注射針の後を消すために、彼女に化粧道具を貸して欲しい、とアームストロングが依頼したというのだ。

    その他Gレモンとアームストロングの電話の盗聴が証拠にあるといった、嘘か本当かわからない証言も。(電話で、アームストロングがレモンに、「みんなEPOをやっている」と言ったとか。)

    いずれにしても、ミソはこの本がフランス人ジャーナリストによって書かれたということ。アームストロングはフランスのマスコミから以前から嫌われていた。数年前にも執拗に、スキャンダル報道を流されていて、ツール6連勝がかかる今年のレース直前に暴露本を出すところが、ちょっと嫌がらせっぽい。(ニュースソースは、スペインのローカルWebサイト、及びレキップ紙Web版。CNにも、そのうち掲載されるだろう。)


  • 夏、冬両方のオリンピックに出場した日本人、全部言えますか? + 大菅選手は女子では異例のLOOKを使用決定 ( 6.14.2004 )

    大菅小百合選手がアテネ五輪の選手に選ばれ、これで夏、冬五輪両方出場の選手としては日本人4人目ということになる見込みとなった。橋本聖子選手の夏、冬出場は有名だが、その他の2人が誰かご存知でしょうか?下記にデータを掲載します。

    橋本聖子選手:競技はスケート(冬季)と自転車(夏季)(冬季はサラエボ、カルガリー、アルベールビル、リレハンメルに出場、夏季はソウル、バルセロナ、アトランタに出場)

    関ナツエ選手:競技はスケート(冬季)と自転車(夏季)(冬季はカルガリーに出場。夏季はソウルに出場。当時は夏、冬同年開催だった)

    青戸慎司選手:競技は陸上短距離(夏季)とボブスレー(冬季)(ソウル、バルセロナ夏季五輪と長野冬季五輪出場。)

    大菅小百合選手:競技はスケート(冬季)と自転車(夏季)(冬季はソルトレイク、夏季はアテネ予定)

    <五輪早見表>
    84年 夏 ロスアンジェルス、冬 サラエボ / 88年 夏 ソウル、 冬 カルガリー / 92年夏 バルセロナ、冬 アルベールビル / 94年冬リレハンメル /96年 夏 アトランタ / 98年 冬 長野 / 2000年 夏 シドニー / 2002年 冬 ソルトレイク

    ちなみに、大菅選手は、合宿でバイクを試した結果、硬くて重量のあるLOOKに決めたそうだ。女子では異例と。また、自転車競技出場選手のコメント一覧は1番目のURL。また、青戸選手がなぜ陸上競技とボブスレーで五輪出場したかについては、2番目のURLをどうぞ。


    http://www.sponichi.com/spe1/200406/10/spe1158764.html
    http://allabout.co.jp/sports/athens/closeup/CU20020213A/

  • バイクコントロールが一番下手なプロ選手は?02ジロの最初の1週間で3回落車したあの人? ( 6.13.2004 )

    昨日のドーフィネリベレ 第6ステージ。昨日生中継中、ハミルトンが落車したというニュースが飛び込んできた。(下記URLは腕から血を出している写真)。腕、腿、腰に怪我をしたが、大事には至らなかったようだ。しかし、中継を見ていた人の中には、「タイラーの怪我は、本当に外傷だけだろうか?骨折していないだろうか?なにせ骨折しても走る人だから。」

    そう、ハミルトンが骨折して走り続けたのは何も昨年のツールが初めてでない。ジロ2002の時も、最初の週の落車で肩を骨折していたにも関わらずジロを完走して総合2位となった。痛みが引かないため、レース後に病院にい行て骨折を知った。そして、この中継を見ていたアメリカ人サイクルファンの中で、こんな議論が沸き起こった。ハミルトンは、もしかしたらNo.1クラッシャー(一番よく落車する人)ではないか?と。

    実はこの話、アメリカのマスコミでは以前取り上げられたテーマらしい。02ジロ、第1週目に3回落車したハミルトン。確かに、落車が少ない選手とは言えない。ハミルトンはバイクコントロールが下手なのでは?というこの議論の内容をちょっと見てみよう。

    証言1:
    ハミルトンはバイクを本格的に始めたのが比較的大人になってからだったから、バイクコントロールが下手みたいだ。

    証言2:
    彼はスキーの名選手だったから(大学時代スキーの選手で、怪我で自転車に転向)、下りは得意だ。スキーのダウンヒルで培った能力だろう。でも、クラッシュを避ける技術というのはまた別かもしれない。

    証言3:ハミルトンの落車の回数は多すぎる。プロ選手の誰に聞いても、彼のプロトンでのハンドルさばきのスキルは悪い、と言っている。前で誰かが落車したら、彼はそれをよける技術に乏しい。

    まあ、上記はアメリカのサイクルファンのおしゃべりなので、全部間に受ける必要もないけれど。それから更に、アレックス チュレも、落車が多いと証言する人がいた。でもこれは、彼がプロトンの中で一番度の強い眼鏡をかけていて、雨の日に曇って前が見え難いときに落車が多いのでは?という分析がついていた。

    そういう意味で言うと、昨年ツールの第9ステージでベロキを避けて畑の中に突っ込んだアームストロングはすごかった。あの時を振り返ってランスはこんなことを言っていた。
    「まばたきをするぐらいの瞬時だったが、とっさにベロキを轢くか、畑に突っ込む、この2つのうち1つしかあり得ないと思って、畑に突っ込んだ」と。


    http://cache.gettyimages.com/comp/50953238.jpg?x=x&dasite=MS_GINS&ef=2&ev=1&dareq=D5C980AC33A35615E7F24A4B97AA03D7A9C30E9B9B114CE8

  • ウルリッヒ今季初勝利 ( 6.13.2004 )

    出遅れていたヤン ウルリッヒが、昨日のツールドスイス初日第1ステージでやっと初勝利をあげた。カメンツィン(PHO)、カニャダ、イェーカー(2人ともソーニエ)、ザンピエーリ(VIN)の5人が逃げを決め、ラスト250mでウルリッヒがスプリント。カメンツィンを抑えて、そのままトップでゴールした。

    ウルリッヒコメント
    「フィニッシュの下見走行は2度やっていたから、ラストどうすればいいかわかっていた。ラストのコーナーでトップになれば勝てる、とね。勝ててもちろん嬉しいけど、でもすごく疲れた。このステージは、思っていたよりずっとパワーがいるコースだった。」

    ツールドスイスの裏番組、ドーフィネでは、アームストロングがITTでマヨらに引き離され、ツールに向けて再調整が迫られる中、ウルリッヒは徐々に上向きになっている。このままツールに突入すれば、そして大きなアクシデントがなければ、競り合いのなかなか面白いツールになるのでは?


    http://www.cyclingnews.com/road/2004/jun04/tourdesuisse04/?id=results/stage1

  • ローラン フィニヨン ( 6.12.2004 )

    昨日ちょっと触れたフィニヨンのコメントの追加。それにしても、1990年にNHKの単独取材にフィニヨンが応じ、相当長いインタビューをこなしたのは驚きだ。しかも、あの時彼はツールを前半のうちにリタイヤしたてで、マスコミから逃げていた。取材に応じたこと自体かなり驚くが、日本のマスコミというのが珍しかったので、まあ応じてもいいかな、と思ったようだった。インタビューアーが素敵な女性だったのと、彼女のインタビューの仕方やフランス語が見事だったせいもあるだろうが。

    ところで、インタビューでは、かなり突っ込んでツールの話をしている一方、フィニヨンに「プライベートについて聞いていいか?」という質問では、「ちょっとだけならね」と苦笑い。そこで少しだけした質問が下記だった。

    「奥さんのナタリーはジャーナリストでツールの今回の取材をしています。貴方がリタイヤになったとき、一緒に取材をやめて家に帰ろうかとも思ったそうですが。それについてどう思いますか?」
    「ツールをリタイヤして、今は家で何をしているのですか?」

    ― 彼女はプロのジャーナリストなのだから、取材は続けて欲しい。今、家では、時間がたくさんあるので、日曜大工をしている。日曜大工が好きで、専門店に行ってはいろいろ買って、家で作業をしている。まだ、ドクターストップがかかっていて、トレーニングはできないからね。

    ツールで最後に総合優勝したフランス人はBイノー(85年)だが、その前年に優勝したのはフィニヨンだ。だから、イノーとフィニヨンが、本当の意味でフランス最後のチャンピオンだ、と言う人もいる。90年、まだ情報網が今ほどでなかった時代、堂々NHKがそんな偉大なチャンピオンに相当長いインタビューをして、それをたっぷりと放映しているというのも実に驚きだ。同時に、フィニヨンのように、とっつきにくい、あくの強い、個性的な選手って、最近減ってきたな、という印象も。


  • ハミルトン、シモーニ、アームストロング、みんな1971年生まれ ( 6.11.2004 )

    今年のツールで活躍しそうな5人、ハミルトン、シモーニ、アームストロング、ウルリッヒ、マヨの年齢を見てみると、最初の3人は全員1971年生まれ。ハミルトンだけは3月1日生まれで既に33歳になった。後はシモーニもアームストロングも、ツールの後でそれぞれ8月と9月に33歳になる。一方ウルリッヒは73年12月生まれの30歳、マヨは77年8月生まれの26歳。経験が勝つのか、若さが勝つのか。

    ところで、フィニヨンが、かつて90ツールでリタイヤした後、NHKのインタビューにこんな風に答えている:
    「今自分は30歳。去年を上回る走りをするのは無理だ。去年のレベルを保つことはできるかもしれないが、いずれにしても32歳を過ぎたらだめだろう。」と。

    32歳というのはひとつの鬼門といった話をしている。実際、ツール5勝したアンクティル、Eメルクス、イノー、インドゥラインが最後に優勝した年齢は、それぞれ29歳、30歳、30歳、31歳だ。しかもインドゥラインは、ツールの最中に31歳を迎えており、最後の優勝の時は、31歳になったばかりだった。一方、アームストロングは、今年のツールが終わって2ヵ月後に33歳になる。

    アンチエージングは女性の美容についてのみ語る言葉じゃない。偉大な選手たちにも、アンチエージングで頑張って欲しいものだ。


  • USPSちょっとあせり ( 6.11.2004 )

    今回のドーフィネの結果を受けて、USPのブリュイネール監督は、こんなコメントを残している。「ちょっとがっかりした。ランスの出来にがっかりしたのではなく、ランスとマヨの仕上がりに差があるのにがっかりした。」と。

    確かにマヨは出来すぎだ。お伝えしたように、モンヴァントゥーのITTの最速記録を1分近くも一気に縮めてしまったのだから。(過去99年にヴォータースがあげた56分50秒を破り、マヨは55分51秒という記録を叩いた。)そして、アームストロングはといえば、マヨから遅れること1分57秒。マヨ、ハミルトンの2人だけ負けたのなら納得がいくものの、セビーヤやメルカドにもタイムで負けた。

    「2分は大きい。でもツールまでには、まだ十分時間がある。ツールは今日決まったわけじゃない。」とアームストロング。


  • 生中継中!!ドーフィネ リベレ 第4ステージ ― いよいよ本日ランス、ハミルトン、マヨがモンヴァントゥーで決戦 (21.6キロITT) その14 ( 6.10.2004 )

    みなさんお疲れ様。手に汗握るドーフィネリベレのモンヴァントゥーの山岳ITTステージに決着がついた。アームストロング、マヨ、ハミルトンみつどもえの戦いは、マヨが制した。

    Iマヨ(EUS)が、55分51秒(時速23.347km/h)で区間優勝。これは99年にJヴォーテルスがあげた56分50秒よりいいタイムで、モンヴァントゥーITTの最高記録として刻まれることになった。マヨは今年のスビダデナランコでも、過去にSブランコがあげたタイムを塗り替えて優勝。ヒルクライムでひとりで新記録ラッシュをあげている。

    ご存知のように、今年のツールでは、第16ステージ(7/21)にラルプデュエズのITT(15km)がある。そのレースの行方を占う意味で、今回のレースは非常に重要。まさに前哨戦だった。ちなみに、今日の第2計測地は15.5km地点で、そこでもマヨがトップ通過。以下 ハミルトン、セヴィーヤの順だった。この結果だけ見ると、今年のツールが混沌としてきた感じ。

    <モンヴァントゥー21.6キロ山岳ITT結果>
    1位:Iマヨ(EUS)55分51秒
    2位:Tハミルトン(PHO) +35秒
    3位:Oセヴィーヤ (PHO)+1分3秒
    4位:JMメルカド(QSD) +1分48秒
    5位:Lアームストロング(USP) +1分58秒
    6位:Lライプハイマー (RAB)+3分21秒

    総合順位(第4ステージを終えた時点で)
    1位:Iマヨ(EUS)
    2位:Tハミルトン
    3位:Oセヴィーヤ
    4位:Lアームストロング


  • 生中継中!!ドーフィネ リベレ ― いよいよ本日ランス、ハミルトン、マヨがモンヴァントゥーで決戦 (21.6キロITT) その13 ( 6.10.2004 )

    モンヴァントゥーの山岳ITTの決戦に勝負がついた。マヨがハミルトンを33秒上回って区間優勝&総合首位に。やはり予想当たりました。(見てくれました?事前の私のコメント。「マヨは先のナランコのヒルクライムで優勝しているから、かなり個人的に期待している。」って書いてたでしょ?)

    アームストロングは相当気合を入れてのぞんだはずだけど、他を寄せ付けない無敵の走りとはいかなかった。これで、マヨ、ハミルトン、ウルリッヒあたりは、チャンス!と思っているに違いない。特に今年マヨは油が乗っているので、暴走させたら止まらなくなるかも。

    なんだ、今気付いた。CNでも生中継をやっていた。(でもソースは公式HPみたいだ。間違いが全く一緒なので。)これで、総合順位トップもマヨ、ハミルトン、セビーヤの順でアームストロングは4位のまま。


    http://live.cyclingnews.com/

  • 生中継中!!ドーフィネ リベレ ― いよいよ本日ランス、ハミルトン、マヨがモンヴァントゥーで決戦 (21.6キロITT) その12 ( 6.10.2004 )

    マヨ!!
    マヨが55分51秒でダントツトップ。首位になった。次がハミルトン、3位セビーヤ、4位メルカド、5位アームストロング。


  • 生中継中!!ドーフィネ リベレ ― いよいよ本日ランス、ハミルトン、マヨがモンヴァントゥーで決戦 (21.6キロITT) その11 ( 6.10.2004 )

    ハミルトン新記録。ヴァントゥーの新記録56分26秒でハミルトンが首位に。あとはマヨのタイムを待つだけ。アームストロングは57分49秒。セビーヤの56分54秒より遅かった。

  • 生中継中!!ドーフィネ リベレ ― いよいよ本日ランス、ハミルトン、マヨがモンヴァントゥーで決戦 (21.6キロITT) その10 ( 6.10.2004 )

    マヨが第2チェックポイントトップ!次はハミルトン、セビーヤの順。ランスは遅れている。

    セビーヤが走り終えた。(さっき一旦ハミルトンという誤報が出たが、これはセビーヤだったと訂正が入った。))そして、これまでのメルカドのタイムを抜いてバーチャルトップに。しかし惜しい!99年のヴォーテルスのモンヴァントゥーITT記録56分50秒には僅かに及ばず。56分54秒だった。でも目下トップ。

    一方、第2チェックポイントを見ると、マヨがトップで39分04秒。ハミルトンの39分21秒より上だ!!次はセビーヤの39分39秒。ランスはお伝えしたとおり、40分を上回っている。


  • 生中継中!!ドーフィネ リベレ ― いよいよ本日ランス、ハミルトン、マヨがモンヴァントゥーで決戦 (21.6キロITT) その9 ( 6.10.2004 )

    アームストロングが!!ハミルトンが!
    第2チェックポイントで、トップはハミルトン。39分21秒!2位は同僚のセビーヤで39分39秒。3位がアームストロングで秒。3位がアームストロングで40分20秒。マヨのタイムが出ない。


  • 生中継中!!ドーフィネ リベレ ― いよいよ本日ランス、ハミルトン、マヨがモンヴァントゥーで決戦 (21.6キロITT) その8 ( 6.10.2004 )

    すごい、最初のチェックポイント(5.7キロ地点)の手前で、アームストロングが前を走っていたSオグレイディを抜き去った。もうすぐアームストロングの最初のタイムが出るだろう。今でもメルカドのトップは変わらない。目下、2番目はSグベール(今年からAG2R)で59分29秒、3位はDモンクティエ(COF)の59分50秒。

  • 生中継中!!ドーフィネ リベレ ― いよいよ本日ランス、ハミルトン、マヨがモンヴァントゥーで決戦 (21.6キロITT) その7 ( 6.10.2004 )

    (個人的に注目の)ベルトランはバッソより11秒遅れでゴール。タイムは1時間2分46秒。うーん、99年カタルーニャの山岳TTでヒメネスのタイムを上回って優勝したあの時のような快挙はなかった。まあまあのタイムといったところか。

    依然として、トップはメルカドの56分5秒。目下2位のタイムはUSPのFランディスの1時間ジャスト。(21.6キロをジャスト1時間で走ったから当然時速21.6km/h。)現在3位の記録はマイケルロジャースは1時間36秒(時速21.471km/h)で。バッソを上回った。ちなみに今私、生中継を見ながらエクセルに主な選手のタイムを転記して、時速を自動計算させている。


  • 生中継中!!ドーフィネ リベレ ― いよいよ本日ランス、ハミルトン、マヨがモンヴァントゥーで決戦 (21.6キロITT) その6 ( 6.10.2004 )

    60分をきる選手が遂に出た!Jメルカド(クイックステップ)が57分39秒(時速22分582秒)を叩いた。モンヴァントゥーのこのコースのITTで、過去最高は99年Jヴォータースが出した56分5秒(時速22分938秒)だ。今年誰かがこの記録を破る?ランス、ハミルトン、マヨはまだ出走していない。もうすぐスタートのはず。

  • 生中継中!!ドーフィネ リベレ ― いよいよ本日ランス、ハミルトン、マヨがモンヴァントゥーで決戦 (21.6キロITT) その5 ( 6.10.2004 )

    バッソ、風洞特訓の成果あり?
    第二チェックポイントのタイムを比べると、既に走った中では、バッソ、クリフツォフ、フェドリゴらが43秒台前半でいいタイムを出している。おっとどうやらここで、フェドリゴとバッソが走り終えた。フェドリゴ現在トップでタイムは1h1m36s、バッソは1h2m35s。それぞれ時速21.121km/hと20.786km/hだ。この2人が現在トップと2位。

    バッソは今年の北米MITでの風洞特訓の成果があったかな?(風洞実験については、5月8日と7日のトクダネをどうぞ。)


    http://masciclismo.web.infoseek.co.jp/news/bbsf.html

  • 生中継中!!ドーフィネ リベレ ― いよいよ本日ランス、ハミルトン、マヨがモンヴァントゥーで決戦 (21.6キロITT) その4 ( 6.10.2004 )

    距離21.6km、高低差約1630m(標高280m地点がスタート、標高1909m地点がゴール)。カテゴリー超級のモンヴァントゥーを一気にかけあがる。現在走り終えた選手のタイムを見ると、時速は18km台。

    計測ポイントは5.7kmポイントと15.5kmポイントの二箇所。最初の5.7km地点の斜度は他と比べると緩やか。最初の方に走った選手の計測タイムを見てみると、最初のチェックポイントで時速30km程度、2番目で時速20km程度、ゴールで時速18km程度だ。


  • 生中継中!!ドーフィネ リベレ ― いよいよ本日モンヴァントゥーの決戦 (21.6キロITT) その3 ( 6.10.2004 )

    モンヴァントゥーの山岳ITTが遂に始まった。21.6キロの山岳ITTでアームストロングvsマヨvsハミルトンが火花を散らす。

    ちなみに、現在(木曜日20:30過ぎ)下記の公式HPでドーフィネのITTの速報が次々に入ってきている。アームストロングたちはどんな記録を叩くのか。エキモフは、やはり山岳TTなので遅れている。おっと、デイヴィッドミラーがスタート。最初5.7キロ地点の計測タイムが悪い。上りとはいえ、彼にしては悪すぎる。他の選手が11分台なのに、彼は12分台だ。どうしたのかな?
    (上段が生中継サイト、下段がトップ頁)


    http://www.criterium.ledauphine.com/criterium04/direct.php?etape=4
    http://www.criterium.ledauphine.com/criterium04/index.php

  • ドーフィネ リベレ ― いよいよ本日モンヴァントゥーの決戦 (21.6キロITT) その2 ( 6.10.2004 )

    1947年にレースが開始してから、そうそうたるメンバーが優勝してきたフランスのレース、クリテリウム ドーフィネ リベレ。03と02はアームストロングが優勝。01モロー、00ハミルトン、99ヴィノクロフと豪華な顔ぶれ。それだけではない、96、95にはインドゥライン、94、93にはデュフォー、83は繰り上げでレモン、その他イノー、テヴネ、オカーニャ、Eメルクス、プリドール、アンクティルとスターがそろう。

  • ドーフィネ リベレ ― いよいよ本日モンヴァントゥーの決戦 (21.6キロITT) ( 6.10.2004 )

    みなさーん、今日のドーフィネリベレの結果に注目!モンヴァントゥーの山岳ITTでランス、ハミルトン、マヨが対決です! 今年のツールではラルプのITTもある。今日のモンヴァントゥーの決戦は、ツール前哨戦として、今後を占ういいレースになることだろう。

    現在ドーフィネの総合順位は1位グティエレス(PHO)、2位マヨ、3位ハミルトン、4位アームストロングの順。でも確実にこの順位は明日には変わっているはず。グティはクライマーではないから、脱落し、あとは3つどもえ、あるいはダークホースのクライマー(?)がからんで4つどもえになる可能性も。

    ランスは今回再び新しいITTバイクでのぞむという噂。マヨは先のナランコのヒルクライムで優勝しているから、かなり個人的に期待している。アームストロングの目標は総合優勝ではないという話もあるが、いずれにしても楽しみだ。今日のモンヴァントゥーのプロフィールは下記。


    http://www.cyclingnews.com/road/2004/jun04/dauphinelibere04/?id=stages/stage4

  • 正義の男ブラッドリー マギー、違反行為が大嫌い ( 6.9.2004 )

    マギーが先のジロで罰則を取られた件、本人は相当悔しかったらしく、日記にもその時のことが書かれている。クルマにつかまって走ったとされたが、完全に濡れ衣だった。神に誓って違反行為をしたわけではないのにペナルティーを取られて、とても頭にきている様子。ものすごく彼の潔癖さが表われている。

    「今日はちょっとばかり動揺した。コミッショナーが、僕が昨日レース中、車につかまっていたとして、20秒のタイム加算を決定したんだ。こんな嘘に、僕は断固として立ち向かうことを決意。レースをリタイヤする覚悟で抗議にのぞんだ。相手はイタリア人だったけど、僕は激昂の言葉を発しまくって、彼のことをけなしまくった。僕がなんていっているか、きっと彼にはわかったはずだ。

    ヘッドコーチらは、僕のモラルや潔癖さを信じてくれた。そして結局僕はジロ続行を決めた。一旦下された決定は取り消されるわけもなく、馬の耳に念仏だった。

    僕に近しい人々は、僕が違反行為を犯す人間でないこと、そうした行為を もっとも嫌悪する人間であることをわかってくれていた。僕は猛烈に戦うが、ルールに則って戦う。嘘つきのくそったれコミッショナーだって、僕の信念を覆すことはできない。」


  • J ベロキはツールに行くのか、行かないのか ( 6.9.2004 )

    ごく最近の地元バスクでのレースも最終日にリタイヤし、上位どころか、今年まともにレースを完走すらできていないヨセバ ベロキ。チームは今年で解散で、モチベーションもなかなか上がらない。このほどツール不出場も囁かれているが、本人は、アレルギーは、なんとか薬の摂取なしでも克服するつもり、ツールには出場すると断言した。

    しかし、今年に入ってから、まともにレースで完走もできない状態が続き、コンディションは有力候補の中では最低。今回のドーフィネにも出場しておらず、実践で走れていない。あと1ヶ月。相当集中したトレーニングを積まないと打倒アームストロングは無理だ。


  • ホセエンリケ グティエレス ( 6.9.2004 )

    98年にジャパンカップでケルメとして来日したホセエンリケ グティエレス(スペイン/ PHO)が今年調子がいい。彼はもともとケルメ時代に、エラスやセビーヤの忠実なアシストとして働き、セビーヤがフォナック移籍するのに際して一緒にフォナックに来た。

    今回の第2ステージで、彼は後半アタックを決めて、まんまと区間優勝を手にした。これで総合リーダーとなり、チームエースのハミルトンよりも上位に来てしまった。総合2位は現在マヨ、3位はハミルトン、4位はアームストロングとなっている。グティ(彼の愛称)は現在29歳。もうすぐ30歳になる。

    下記写真は去年のツールのグティエレス。小豆色のポロを着たルビエラの右にいる黒いカジュアルウエアを着ているのが本人。


    http://masciclismo.web.infoseek.co.jp/tdf03/photo/64-b.jpg
    http://masciclismo.web.infoseek.co.jp/tdf03/photo/66-b.jpg

  • トラックワールドカップ (WC) Round3 ( 6.8.2004 )

    4月9-11日にマンチェスターで行われたトラックのWCの写真を入手。後日別途ページを作成して、掲載する予定です。とりあえず先に2枚だけ写真を公開。上段は私のお気に入りの写真、下段一番奥は、FDJのBマギー。彼は4000m個人追い抜きで優勝した。またマギーはメンバーに入った団体追い抜きでもメダル獲得。(英国、オランダ、オーストラリアの順にメダルを獲得。)オリンピックのトラック種目でも、マギーはメダル圏内だ。今回の五輪で、もしメダルが取れれば、彼は3度連続メダル獲得となる。
    Photo copyright@Shingo


    http://fuunaa.hp.infoseek.co.jp/photo/toj04/man1.jpg
    http://fuunaa.hp.infoseek.co.jp/photo/toj04/man2.jpg

  • 1990年宇都宮の世界選手権を制した ルディ ダーネンスの悲劇 ( 6.7.2004 )

    90年の世界選手権をとても熱い思いで見ていた方、今でも感激の様子で当時を思い出している人が多いようでびっくりしています。あの年、世界チャンピオンになったベルギーのダーネンス。生涯アシスト、彼が一番輝いたのが1990年の宇都宮だった。宇都宮の表彰台で、信じられない、といった様子で、彼はからだ中で感無量を表していた。

    宇都宮の世界選手権では、最後の直線で、ゴールめざしてデウォルフとダーネンスの2人が単独で併走していたが、ゴール前からどちらを勝たせるかは決まっていた。デウォルフを勝たせるわけにはいかなかった。レース中、彼は不注意からノルウェーのラウリツェンに体当たりしたのだ。怒ったラウリツェンはドウォルフをこずいたが、こずいただけでは済まないことになった。ぶつかられた拍子に、ラウリツェンのバイクは使い物にならなくなってしまったのだ。これで完全にトップ争いから脱落してしまった。

    ところが、ぶつかった張本人のドウゥルフは怪我もなければバイクもOKで、レースを続行。ついにまんまと同じベルギーのダーネンスとともに2人でゴールを陥れることに。しかし、それで優勝したら反感の嵐になってしまう。というわけで先にゴールを割ったのはダーネンスの方だった。

    既にレトロ系 自転車ファンの方はご存知でしょうが、世界チャンピオンになったダーネンスは、1998年4月12日に交通事故で亡くなった。高速で事故に遇ったのだった。今では<GPダーネンス>として、レースに彼の名前が残っている。以下、その時の様子を伝えるニュース記事を いくつか組み合わせて和訳しました。

    ダーネンスは、当時ベルギーのユーロスポーツのコンサルタントだった。4月12日、ツール デ フランドルの中継の関係で高速を走っていた時、何故かハンドルさばきを誤って、車はスピンし、高圧線の鉄塔に激突した。頭部に重症を負い、翌日月曜日13日、彼は搬送先の病院で帰らぬ人となった。

    4月10日に37歳になったばかりだった。妻と子供2人を残して若くして、逝ってしまった。自転車の話をすると、ぱっと顔が輝く、そんな人だった。

    フランドルは、彼の大好きなレースだった。それは彼がベルギー人だったから、フランドル人だったからというだけでなく、90年にフランドルで2位になったレースだからだ。その他、彼は86年、87年、85年のパリルーベで2位と3位と5位。LBL90と88ヘットヴォルクでは4位、85年ベルギー選手権で3位にもなったことがある。

    また、86ツールドフランスで区間優勝もある。しかし89ツールはゴール直前で悲劇が彼を襲った。単独で逃げを決めていたラスト400メートル。ホイールに突然異変が生じ、スリップした。何が起こったのかわからなかったが、ホイールはぐちゃぐちゃになっていた。地面に放り出された彼は、怒りで叫んでいた。結局、優勝を逃したどころか、最終走者となってしまった。

    彼がいたチームPDMのエースはシーン ケリーだったが、90年に彼が故障したため、ダーネンスにリーダーの役が回ってきた。しかし、彼はしょせんスターではなかった。ただ自己顕示欲も少ない、控えめなアシストだった。実際、彼のコメントは自分を買いかぶっていない。
    「僕はフィニヨンみたいに自分自身に期待していないし、モレーノ アルジェンティンみたいに、調子のいい時全てで勝てる選手でもない。レースでは運が必要だ。」

    92年シーズン終盤、彼は心臓疾患で選手生活にピリオドを打った。その後数年間、全く音沙汰がなかったが、彼は突如97年、姿を現した。ツールドフランスのプレスルームに。そして、とあるプレス関係者が彼に声をかけると、彼は覚えてくれている人がいたことを喜んでいた。

    「ねぇ、語り会おうよ。僕が何をしていたか話したいんだ。実は今までレースを追っかけていたのはたった数日だけでさぁ。。。」しかしプレスルームの喧騒の中で、その記者は、ダーネンスとそれ以上言葉を交わすチャンスはなく、その数日後、ダーネンスの姿はプレスルームから消えていた。そして、翌年、彼は人々の前から完全に姿を消してしまった。


  • ローラン ジャラベール:<自転車を降りて、つくづくツールを走った選手はすごいと思う。> ( 6.7.2004 )

    去年のツール最終日を特集した新聞レキップ(私が帰国した翌日にフランスで販売されたもの)を 先日偶然手にした。去年のレキップ紙では、ジャジャことLジャラベールがオートバイに乗ってレースを追いかけながら、毎日連載コーナーで記事を書いていた。その彼の最終日のコメントが印象的だった。去年まで自らも選手としてツールを走っていたはずなのに、オートバイから見たレースはとても過酷で、「選手全員に本当に敬意を表する」と述べているのだ。以下抜粋。

    「Lアームストロングには敬意を表したい。彼は全てを敵に回して走っていたから、ミスは許されなかった。今回フィジカルなコンディションは完璧ではかったかもしれないが、それでも精神面では衰えは無かった。常に冷静、明晰で、多少の肉体的な弱さをカバーした。人々は、簡単に勝つ者を好まない。そういう意味で、今回人々は彼をより人間的に感じたことだろう。

    また、ジャンパトリック ナゾンにも敬意を表する。兄(ダミアン)よりも才能あるスプリンターだと言えるかもしれない。人は偶然でシャンゼリゼで勝てるものではない。今回優勝したからには、再現もありうるだろう。将来が楽しみだ。

    そして最後に、ツールで走った全ての選手に敬意を表したい。今まで苦しみというものを、僕は選手として味わってきた。でも今回はオートバイの上から、ただレースを見ていた。実は選手の中には、相当苦しんだ者もいた。それでも彼らはパリに戻ってきた。みんな、(メッシュー=ムッシューの複数形)、本当に敬意を表するよ。」


  • ツールを前に調子を上げている選手をチェック ( 6.7.2004 )

    6月初旬のレースで、ツールでの各選手のコンディショニングが見えてきた。

    <調子を上げている人>:
    エウスカル ビシクレタ総合優勝: ロベルト エラス(LST リバティー)
    エウスカル ビシクレタ最終日山岳ステージ優勝:ロベルト ライセカ(EUS)
    ドーフィネ初日優勝 +クラシックデザルプで2位 : イバン マヨ(EUS)
    ドーフィネ初日5.4キロのショートITTで2位:タイラー ハミルトン(PHO)
    ドーフィネ初日5.4キロのショートITTで3位:ランス アームストロング(USP:調子を上げているというより、彼の場合、年初から調子がいい。ドーフィネでは、総合優勝は狙わないという噂。)

    <調子まずまずの人>:
    ドイツツアーで総合4位:イゴール ガルデアノ(LST)
    ドイツツアーで総合5位:フランシスコ マンセボ(IBB バレアレス)

    <調子はハテナ?の人>:
    ドイツ ツアーで総合7位:ヤン ウルリッヒ(TMO:彼ぐらいの人なら、もう少し爆発力を見たかった。)
    ドーフィネ初日6位: オスカル セビーヤ(PHO:久々登場。本調子とはいっていないのでは?)

    <ツールでは期待できないかも、、の人>:
    エウスカル ビシクレタで総合68位になった翌日の最終日にリタイヤ:ヨセバ ベロキ(BLB ブーランジェール)
    (相変わらず不調。ツールの怪我、膝の故障、アレルギー。ビシクレタレース中には気管支炎で、呼吸困難に。喘息の薬を認めてもらうようブーランジェールの医師に掛け合ったが、調べたところ、アレルギーで喘息ではないとの所見で、喘息薬摂取は禁止となった。喘息薬には、禁止薬物コーチゾンが入っている。)


  • チッポリーニ、調子はまだ良くないものの、ツールには出場するつもり、、、 ( 6.6.2004 )

    予定通り記者会見が行われた。ジロ第7ステージで怪我を負い、右足と左肘を14針縫ったマリオ チッポリーニ。リタイヤ後に、かなり後ろ向きな発言をしており、周囲を やきもきさせたが、どうやらツールには出場しそうだ。ベストの状態ではなくとも、ツールに出場するよ、と語った。

    もっとも、チッポリーニ出場を前提にドミナがツールに選出されたのだから、(ドミノはTT2で、TT2には基本的にツール出場資格はない)出ないと相当な騒ぎになるし、ツール主催者のASOもドミナをはずす、なんてことになりかねない。ただ、まだ怪我の影響は多少残っているらしく、チッポリーニのコメントはちょっと控えめで、ツールに燃えているというところまでは とてもいかなかったけれど。

    「少しずつ、怪我から回復しつつ、今必死にトレーニングを積んでいる。怪我の後は結構大変で、2週間は全くペダルを漕がずにいた。今トレーニングメニューを作っているところだが、ツールの前にレース出場ができるかは微妙なところ。イタリア選手権には出るかもしれないが、これもまだ未定だ。

    とりあえずその後のアテネ五輪への意欲は捨てたわけではない。ツールへは最初の1週間目で僕なりの目標に向かって走るつもりだけど、まだ自分自身のコンディションと相談しながらということになる。」

    また、クーネゴについては期待できる楽しみな選手、ペタッキについてはチーム力が素晴らしく、ツールでも活躍が期待できる、と述べた。

    また、ドミナの会長がが明らかにしたところによると、チッポリーニの回復とツールでの成功を祈りつつ、一方で、若手のミケーレ スキャルポーニを中心にレースを組み立てるそうだ。スキャルポーニは、今調子がいいという。また、チッポリーニがスポンサーのイメージに貢献したことは認めつつ、来年度もスポンサーを続行するかどうかについては、ツール後に決定するらしい。


    http://www.cyclingteam.net/news_view.php?id=747

  • ツアーオブジャパン2004 TV放送 ( 6.5.2004 )

    いよいよ今晩TV放映ですね。日付が6日に変わってすぐの1:40から2:35で、Gコードは5108341、本日の新聞では、「自転車最強」というタイトルなのでよくわからない内容になっていますが、間違いなくTOJの放送です。以下、TV朝日の番組紹介から抜粋。

    自転車ロードレースの最高峰ツアーオブジャパン、国内外96人、総走行距離約815Kmの熱き戦いを史上初の日本チーム優勝を目指す兄弟の挑戦とともに伝える。

    優勝を独占してきた海外勢に対して悲願の総合優勝を狙う日本チームの兄弟に密着。ブリヂストンアンカーのエース福島晋一は昨年の全日本ロードチャンピオンで今期もヨーロッパで個人2勝と日本最高のレーサー。アシストは弟康司。兄弟の優勝への想いはかなうのか。

    出演者
    解説今中大介 実況清水俊輔(テレビ朝日アナウンサー)


  • 5日土曜日、チッポリーニが記者会見にのぞむ:ジロでのリタイヤとツールについて語る模様。 ( 6.5.2004 )

    ドミナヴァカンツェのチ−ムHPによると、Mチッポリーニが本日緊急記者会見をするらしい。先日、ジロでリタイヤした後、「もう辞めたい、ツールのことは考えられない」などと漏らしていたので、そのフォローだろう。時間が少し経って、また前向きにツールを戦えるという気持ちになったか?

    記事によると、ドミナの会長Eプレアトーニ氏は、5日土曜日 14:30からピエモンテのプリンチペホテルで記者会見することになったと。その席で、チームの今後の戦略などが語られる予定。また、チッポリーニも会見に同席。リタイヤしてしまったジロのことと、ツールのことについて話す予定だ。(その後は21時から有名レストランで会食が予定されているとも。)ドミナのHPの中の該当の記事は下記。


    http://www.cyclingteam.net/news_view.php?id=746

  • ランスの自伝「It’s Not About The Bike」のタイトルは各国語でどう訳されているか ( 6.4.2004 )

    ランス アームストロングの自伝「It’s Not About The Bike」の訳をする際に<苦慮>したのは日本でけではなかった。「これはバイクのことではない」なんて訳では魅力ある本のタイトルにはならない。邦訳版では「ただマイヨジョーヌのためでなく」とうまい訳がついている。でもきっとこれも、苦労の上についたタイトルだろう。

    このほど偶然 スペイン語訳を知ったのだが、「僕の生への帰還」というタイトルがついていた。なんか原題と全然違う、と思ったけど、いや違っていなかった。「It’s Not About The Bike」の副題は、「My Journey Back to Life」で、まさに「僕の命への旅」だ。つまり、スペイン語版は、訳しづらい本題を採用するのをあきらめ、副題の方をとったらしい。

    一方フランス語版。「人生バイクだけじゃない」というタイトル。うん、かなり原題をうまく取り入れたタイトル。直訳でもないが、逸脱もしていない、やぼったくならないようにという感じ。

    ドイツ語版、「命のツアー(ツール)」で、更に副題は「僕がどう癌を克服し、ツールドフランスで優勝したか」だって。原題まるで無視。副題は完全に説明文になっている。理屈っぽいドイツ語らしいというべきか?

    一番近いのがイタリア語のようだ。「自転車競技だけではない。僕の生への帰還」といったタイトル。オランダ語はよくわからないけど、違った雰囲気のタイトルだ。「痛みの淵から」みたいな訳かな?下記にそれぞれの国のタイトルを記しますので、語学勉強中、或いは興味のある方は参照下さい。

    原題:「It’s Not About The Bike - My Journey Back to Life」「これはバイクのことではない −僕の生命への旅」
    スペイン語:Mi Vuelta a la vida 「僕の生命への帰還」

    フランス語:Il n’a pas que le velo dans la vie 「人生バイクだけじゃない」(文中のpasがなければ、<人生バイクだけ>となるところだけど、pasでそれを打ち消している。)

    ドイツ語:Tour des Lebens - Wie ich den Krebs Besiegte und die Tour de France gewann 命のツアー(ツール)― 僕がどう癌を克服し、ツールドフランスで優勝したか」

    イタリア語:「Non solo ciclismo. Il mio ritorno alla vita」「自転車競技だけではない。僕の生命への帰還」
    オランダ語:Door de Pijngrens 「痛みの淵から」?


  • プロツアー制の影響で消滅するチーム ( 6.4.2004 )

    先日、確かスペインのSドゥヴァルが、来年度のチームスポンサー断念を発表していたが、フランスでも、ブリオッシュとRAGTは来年スポンサーを継続しないことを発表した。まあ予想されたことではある。来年からのプロツアー制に参加するためには、チーム人員は最低28人、予算も莫大なものとなる。6月2日付けトクダネの、あの予算比較と対照すると、RAGTは現在の予算を2倍以上(約3倍程度)引き上げないとプロツアー参加資格はない。

    ブーランジェールも、予算引き上げには応じることができず、今回断念となったようだ。しかし、ブーランジェールのジャンルネ ベルノドー監督は、これに代わるスポンサーを探しており、プロツアー入りの可能性はまだ捨てていない。

    プロツアー参加資格のあるトップチームには国ごとに枠があり、フランス枠は3枠しかない。コフィディス、CA、FDJ、AG2R、そしてジャンルネ ベルノドー監督の新チーム?が加わると4ないし5チームが3枠を争うことになる。コフィディスは、普通に考えればトップチーム入りするところだろうが、今回騒動もあったので、多少慎重になっている可能性はある。

    先にお伝えした通り、既にトップチーム入りを表明したチームはラボバンクとゲロルシュタイナーの2つ。ゲロルシュタイナーは今季これだけ活躍したので、予算大幅アップをこんなに早く確定した。プロツアー制、数多くの批判と問題点を抱えながらも、各チームは、この制度を視野に入れて、すでに始動開始している。プロツアー制の説明は下記にて。


    http://www.h7.dion.ne.jp/~naco/j-protour.html

  • あのパトリック シンケヴィッツが首位に ( 6.3.2004 )

    ジャパンカップ(JC)で去年ヴァルベーロについで2位に入ったシンケヴィッツ(クイックステップのドイツ人)がドイツツアーで首位に浮上。JCでは、2位という好成績に興奮して、ゴール後、チーム関係者に早口で興奮していろいろまくしたてていた姿が記憶に残っている。

    シンケヴィッツコメント:「自国で優勝できて嬉しい。やっと自分もドイツで知られる存在になった。あとは、このリーダージャージを最後まで死守したい。」と、やはりこの日も興奮して語った。

    彼はこの日の山岳ステージでマンセボを押えてトップでゴール。ウルリッヒはトップと1分14秒差の12位で、総合3位(イゴールガルデアノとタイ)。彼はTTで2位だったのでその時の貯金がまだある。下記URLにリザルト、2番目のURLには去年の日本でのシンケヴィッツ。


    http://www.cyclingnews.com/road.php?id=road/2004/may04/tourofgermany04/tourofgermany043
    http://www.h7.dion.ne.jp/~naco/jc03/j-001.html

  • 現役時代の浅田顕監督 走る姿 ( 6.2.2004 )

    先日、ひょんなことから90年世界選手権(宇都宮)の映像を見る機会があったのですが、18周の周回コースで、浅田監督が2周目でトップ通過し、画面めいっぱいに登場。その画像と、当時の思い出の品々などを、下記のURLにて公開しました。

    http://www.h7.dion.ne.jp/~naco/j-world90.html

  • アイルランドから頂きもの情報です。各チーム今年の予算比較。<解答> ( 6.2.2004 )

    Procycling April号によると、今年のDIVISION 1の予算は下記のとおり(一部DIV2も掲載)。フォナックの予算がトップ3というのが意外でしたが、まあ、スイスだから物価高騰かな?また、ゲロルシュタイナーはUCIランキング上位なのに、Tモバイルの半分以下の予算で運営している。また、エウスカルテルはバレアレス(旧バネスト)より予算は上。昔のバネストは、マペイと並んでトップの予算で、エウスカルテルなんてお呼びじゃなかったけれど。

    脚注:下記数字は、頂いたデータをそのまま使用させて頂いています。1Mというのは1000000を表します。例えば、1MB=1メガバイトは1000000バイトのこと、1KB=1キロバイトは1000バイトを表しますね。経理業務で使用している人もいるのでは。


    <1000万ユーロ台(昨日のレート:1ユーロ=約134円)>
    Tモバイル(10M)
    <800万ユーロ台>
    クイックステップ(8M)
    <700万ユーロ台>
    フォナック(7.7M)、ラボバンク(7M:一説には10M)、USPS(7M)
    <600万ユーロ台>
    コフィディス、エウスカルテル、ファッサ、リバティー、ロット(全て6M)
    <500万ユーロ台>
    バレアレス(5.5M)、ラブーランジェール、サエコ、CA、CSC(全て5M)
    <400万ユーロ台>
    FDJ、ランプレ(ともに4.5M)、ゲロルシュタイナー(4.2M)
    <300万ユーロ台>
    Sドゥバル、バンクジロロテリ(3.5M)、AG2R(3.4M)、ケルメ(3.3M)、アレッシオ、チョコラーデジャック、ランドバウクレディット、リラックス(全て3M)
    <200万ユーロ台>
    ヴィーニ(2.7M)、ミラネサ(2.5M)、ドミナ、チェラミケ(双方2M)
    <100万ユーロ台>
    RAGT(1.8M)、デナルディ(1.5M)


  • アイルランドから頂きもの情報です。各チーム今年の予算比較。 ( 6.1.2004 )

    先日チーム予算(以前の数字)の話を書きましたが、Procycling April号に今年のDIVISION 1の予算が出ていたそうで、その情報によると、ケルメの予算は最低レベルではなく、(といっても再び4月の給与支払が滞っているらしいけど)、アレッシオ、ドミナ、チェラミケ、RAGT、デナルディなどのほうが低予算でした。で、ダントツトップのチームは一体どこだったでしょう。トップ4にあのチームが入っていたのが個人的にやや意外。また、意外に低予算という印象のチームも。ちょっと考えてみる時間をさしあげます。答えは明日。

  • 「逃げる男 ― 福島晋一の170km」 ( 6.1.2004 )

    頂きもの情報です。福島晋一選手が優勝した去年のツールド北海道第4ステージについて書かれたノンフィクションが、5月27日発売の「Number」で賞を受賞したそうです。以下、福島晋一選手のHPからコメントを抜粋。

    <僕が優勝した昨年のツールド北海道の第4ステージを題材にした、森高多美子さんの「逃げる男 ― 福島晋一の170km」が文藝春秋発行の「ナンバー」のスポーツノンフィクション新人賞を受賞しました。5月27日発売の「ナンバー」に8ページにわたって掲載されます。101人の応募の中から選ばれた賞です。自分の走りをこうやって形にしてくれた森高さんに感謝しています。是非書店でで買ってくださいね。>


    http://www.bunshun.co.jp/mag/number/
    http://www.geocities.jp/jysuk00/

  • ドイツツアー初日 ウルリッヒはITTで2位 ( 6.1.2004 )

    またまたゲロルシュタイナーが 成績で同国ドイツのTモバイルを上回った。昨日開幕のドイツツアーで、ゲロルシュタイナーのMリッヒが23キロのITTを制し、ウルリッヒは2位、3位はゲロルシュタイナーのUペシェルとなった。更に5位がラング、7位がホンドで、またまたゲロルシュタイナー。ゲロルシュタイナーは10位内に4人を送り込む大健闘ぶり。一方、Tモバイルは10位にヴィノクロフが入った。

    今年ゲロルシュタイナーはワンデイ(レベッリン)、TT(リッヒ、ペシェル)、スプリント(ホンド)で大活躍。ステージレースやヒルクライム系が強い選手としては、オーストリアチャンプのトートシュニッヒがいる。ただ、名だたるクライマーという選手には欠けるが、なかなか味のあるチームになったなぁ、という印象。


    http://www.cyclingnews.com/road.php?id=road/2004/may04/tourofgermany04/tourofgermany041

  • TOJ朝日新聞記事から ( 6.1.2004 )

    福島晋一選手のTOJ優勝は、日本人初めてのことだったらしい。「個人総合に届かない選手は泳がせておけばいい。ライバルが仕掛けた時に、死ぬ気で追う。」という気持ちだったと。「6戦の間には色々ありましたが、終わってみればうちのチームが勝つべきだったと納得いただけるでしょう。」と浅田監督。福島選手、以前ラジオ出演でも語っていた通り、「夢はツール」と。

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