Mas Ciclismo News
mas ciclismo TOP Pageへ
マス・シクリズモ (もっとCiclismo) copyright(c)2004-07 mas ciclismo

本頁の翻訳文を"引用"でなく"丸々叩き台"にして別途オリジナルの翻訳文を作成する場合は事前にご連絡をお願いします

==> レースNews
Mas.ciclismoは、2001年12月にCyclingnews.comと念書をかわし、News和訳の許可を得ています。
 ニュース最新版へ

2004年09月 10月 11月 12月 
2005年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2006年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2007年01月 02月 03月 04月 

■ 2007.03.01 (Thu)  自転車を通じて語学を学ぶ?!
....--- ドイツ語で「自転車乗り」は、上司に媚びて部下を足蹴にする人、大輪の花火も「自転車」、オグレイディ:「丸ぽちゃを英語で言うと」 ----

自転車を通じていろいろな語学が学べて楽しい。

● ドイツ語編 その1

ドイツ駐在のKさんから、こんな便りがきた。

    「自転車乗り」という言葉は、上体を伏せて(上に対してお辞儀をする=媚を売る)脚は踏みつける動作をする(下を足蹴にする)ので、上に胡麻をすって下には厳しい人のことを、こちらではそう揶揄するそうです。」
さっそくWIKIでRadfahrer(自転車乗り)を調べてみる。

Der Begriff Radfahrer wird auch im übertragenen Sinne, als Kritik ausdrückende Metapher für opportunistisches Verhalten im Berufsleben verwendet: Nach oben buckeln und nach unten treten.

自転車乗り=ビジネスの世界においてオポーチュニスト(日和見主義)のメタファーに使われるとのこと。

ほほう、、うちの部長も”自転車乗り”だわ。


● ドイツ語編 その2

上記の内容を父にメールしたら、こんな話が返ってきた。Rad(自転車)という単語に関し、
    Radは自転車、車、歯車、観覧車、紡ぎぐるまなど丸いものは何でも指します。豪華な打ち上げ花火の輪や孔雀が広げた羽まで。

    Das schlimmste Rad knarrt am meisten.(最も具合の悪い車が一番キーキーいう=能無しにかぎって大きな・生意気な口をたたく)。

    また、Radの関連動詞「rädern」は、「車裂きの刑に処する」の意味ですが、その分詞形gerädertとなると、「くたくたに疲れた」の俗語です。
奥が深いぞ「Rad」。

● 英語編:

世界選でかなりからだを絞り込んでいたオグレイディ。余りに顔がシャープでびっくりして、思わず「you used to have a round face」(以前は丸い顔してましたよね)と漏らしたら:

オグレイディが返した言葉は、「そう、プロ成り立ての頃は、いわゆる“丸ぽちゃ”だったよね。」

ここで、“丸ぽちゃ”という言葉に彼は、「chubby」を使っていた。あの頃の自分を形容すると、自分的には“丸ぽちゃ”という言葉がぴったりなんだそうだ。なかなか咄嗟に出てこない言葉。

ちなみに、確かに以前の彼は丸い顔をしてはいたが、いわゆる普通に"丸ぽちゃ"で思い浮かべるほどコロコロではなかったけど。


● スペイン語編

「使用する機材にナーバスか?」という質問。そのままスペイン語のネルビオソ(Nervioso)を使って聞きたくなるが、それだと選手は余りぴんとこないそうだ。(ベンハミン・ノバル談)

代わりに、“自転車にはマニアックなタチか?”という聞き方がいいと。ということで、スペイン人にこういう質問をする際は、Eres maniatico con bicicletas?

● フランス語編

ASOの現ディレクターはクリスティアン・プリュドム(Christian Prudhomme)。

Prud’homme は、フランス語で、「調停委員」の意味。
Prude(例:英語のprudence「分別」)+「人間(homme)」の連結語。

おいおい、UCIとのごたごたを、早く調停解決してくれ〜!

■ 2007.03.02 (Fri)  春を呼ぶ「川柳・俳句」大会?!
grp0302080104.jpg 640×480 94K写真は渋谷区猿楽町にあるリストランテASO。冗談みたいな?名前。前を通りかかった時、思わずシャッターを押さずにはいられなかった。

--------- ■ 「パリ〜ニース」を詠む ---------

ところで、きっかけは、「Honk de Bank」のくまたろうさんの、「ラボバンク、こころの川柳」。

● パリ〜ニース 出ないと ツールも 出れないよ(泣)
― らぼばんく ― (詠み人:くまたろうさん)

これには反応せずにいられない。さっそく一句(ならぬ複数)ひねってみる。

--------- 以下、詠み人:清少Nacoん ---------

● プロツール 離脱難航で 阿蘇(ASO)噴火
― 熊本県観光局 ―


● ASO(アーエスオー) おかげでチームは SOS
― チーム一同 ―


● パリ〜ツール プロコンだけなら 金返せ
― Jスポーツ ―
(* プロコン=プロコンチネンタルチーム)

● 出る?出ない? 疑問符だらけで やんなっちゃう
― レース予定もクエスチョン、ジャージもクエスチョン。ユニベット選手一同 ―


● UCI 一にプライド 二にメンツ
― 影の声 ―


● ユニベット 賭けはハズれた プロツール
― 「我々は賭けをアレンジする会社で、賭けをする会社ではありません」、必死に弁明するオンラインギャンブリングのユニベット ―


● パリ〜ニース レースじゃなくて 綱引きじゃん
― あきれる選手たち ―


● うらめしや ああうらめしや うらめしや
― 大枚はたいてライセンス取得のための銀行担保をとりつけたスポンサーUnibet ―


● 出る?出ない? ズバっと言ってよ 細木さん
― どうすりゃいいのさ?藁にもすがりたいプロツールチーム監督一同 ―


お粗末さまでした。
ちなみに本日チームマネージャーらが集まって、パリ〜ニースの出場をどうするか、検討会を開く予定。

■ 2007.03.02 (Fri)  北米のレースも安泰ならず
lancefan.jpg 230×457 21K■ 今年のUS選手権は“入植400年記念大会”、、のはずが宙吊り状態

今年のUS選手権は、ヴァージニア州ジェームスタウン入植400周年記念大会だ。

歴史で習った有名なメイフラワー号によるピューリタンのアメリカ移住は1620年9月16日。でも、その13年前の1607年にヴァージニア州ジェームスタウンに移住したイギリス人がいた。

イギリス人としての入植はこれが初ということらしい。そして今年はジェームスタウン入植から丁度400周年。それを記念して4月20-27日にヴァージニア400年記念式典が行なわれる。

その数週間前の4月7日には、ヴァージニアの地でUS選手権開催。“入植400年記念大会”となる予定だ。ルートは、ウィリアムスバーグからリッチモンドまで。

ところが、パリ〜ニース、UCI vs ASOに気を取られているうちに、このUS選手権も雲行きが怪しくなってきた。

レースの大物ディレクターが突然辞任。今レースは行き場を失っている。

今日、北米在住の人からメールをもらった。US選手権(4月7日)と名門レース ツアー・オブ・ジョージア(4月16-22日)ががたがたしていて、気をもんでいるようだ。

ツール・ド・ジョージアはメインスポンサーが見つかっていない。昨年スポンサーを務めたフォードが自動車産業停滞で1年限りでスポンサーを降りることを決定。予算の半分も資金集めができていない。

開催雲行きが怪しいため、スリップストリームの監督ヴォータースは、ジョージアの際の宿泊ホテルをまだ予約していないそうだ。

人々の関心・注目が集められたランスが引退していなかったら、今回のような危機はなかったかも?という気がしないでもない。

Photo:05年ツール。ランスFan(ファン+うちわの掛詞)。ポーの町にはこのうちわが氾濫していた。

■ 2007.03.03 (Sat)  揺れるパリ〜ニース: チームによる「現状打開」会合の結果は。。
lefevre.jpg 351×385 35K■ 3月5日(月)に”最後のチャンス”となる全当事者会議

昨日2日、UCIプロツールのメンバー代表が弁護士とともにブリュッセルに一同に介し、ASOとUCIの対立で揺れているパリ〜ツール出場の件及び今後の問題解決について話し合いを持った。

(Ref.昨日のトクダネ。川柳のエントリーの一番最後:「本日チームマネージャーらが集まって、パリ〜ニースの出場をどうするか、検討会を開く予定。」)

FDJ及びプロツールの議決権を持たないユニベットとアスタナのみが欠席。それ以外の17チーム代表が顔をそろえた。

最終的に会合では、3月5日(月曜日)にASO/UCIなど全ての当事者をまじえた円卓会議の開催提案をすることが、満場一致で決められた。

UCIとASO/RCI/Unipublicに対し書面を提出し、プレスのリーク記事での言い争いという形でなく、会議場という場において大人の話し合いをすることを提案する。

議題には短期的にパリ〜ニースをどうするか、という話も含まれるが、長期的なレース安定開催についても、この場で解決を求めるもの。

クイックステップのマネージャーでありプロツールチーム協会代表のパトリック・ルフェーブル氏は、この5日の円卓会議を、実質解決への糸口となる「最後のチャンス」と位置づけている。

ルフェーブル氏談話:「今日(金曜)の会議に出席した17チーム全てをあわせると、計1000人以上の人員がかかわっており、予算規模も膨大だ。このような膠着状態では万人の益にはならない。ただし、次回の会議の推移に関しては楽観視している」

(左:ルフェーブル氏写真。昨年ツールにて。スタート・ゴール地点では、ツールの会場を始終歩き回っていた。)

会議の場所はブリュッセルといわれているが、具体的な会議場・時間は明らかにされていない。

国際プロサイクリングチームIPCT団体(International Professional Cycling Teams)としては、独自でパリ〜ニース出場を決めるのは避け、あくまでも問題の中心となっている当事者をまじえた話し合いの結果に従う、という態度を鮮明にした。

CAの監督ロジェ・ルジェ氏の談話:

「いずれにせよ、1つ明確なことは、チームはパリ〜ニースを走りたがっている、ということだ。ただし、それはどんなやり方でも出場したい、というものではない。
現状では、すべての当事者に受け入れられる判断基準がない。次回の会議でコンセンサスが得られることを期待したい。」

目下、UCIとグランツール主催者平行線のまま。

・ UCI:パリ〜ニースがフランス自転車連盟主催のレースである限り、プロツール・プロコンチチームは出場が許されない。UCI規則を遵守せずに参戦したチームには制裁を科すと表明。

・ASO:パリ〜ニースからユニベットははずす。UCIレースでなく、フランスのレースと位置づける。出場しないチームは、ツールなどASOのほかのレースに招待しない可能性がある、と威嚇中。

パリ〜ニース、開催は3月11-18日の予定だ。あと丁度一週間。

■ 2007.03.04 (Sun)  ヘットヴォルクでポッツァート優勝
■ 優勝したらデザートはティラミスのはずだった?リクイガス。でもベルギーにティラミスはなかった。代わりにワッフルで優勝祝い!

* 写真は、「掲載OKです」という前提でブルゴーニュさんからもらったポッツァートの写真。ファイルを開いたら、、、爆笑写真でした。すでに別途コミュで掲載済みらしいので、見たことある人も多いかも。(photocopyright@ブルゴーニュさん)

丁度昨日の朝、リクイガスのマッサー、中野喜文さんのブログを読んで、くすりと笑ったところだった。

「(ヘットヴォルクで)勝ったら夕食デザートは果物からティラミスに変更したいと選手からリクエストがあった。」とのこと。

プライバシーがあるから選手名は明かされていないけど、まず勝てる自信のある選手でそういうことを言いそうなのは、ポッツァートあたりかな、などと思っていた。

結果は、、フィリッポ・ポッツァートが、先行逃げ切りをはかったオグレイディとフィレチャの足並みの乱れに乗じて見事優勝。

先日のフランスのレース、オ・ヴァールに続いて今季すでに2勝目。

● ポッツァートコメント(ロイター電)

「プロトンでボクが波乱なく走ることができるように、と働いてくれたチームメートをまず称えたい。朝食のとき、みんな(レース場所であるフランドルの)フラマン人のような闘志を見せてくれていた。

ボクの目標はパリ〜ルーベと、フランドル一周で勝つこと。この成功により、自分がいい調子でそれに向かっていることが証明できた。」

<<レース>>
この日のアンラッキーはスチュアート・オグレイディ。調子もよく、後半の勝負どころで先頭に立ち、ラボバンクのアントニオ・フレチャを待って、2人で逃げおおせるつもりだった。

しかし”フレチャは前半先頭交代に協力しなかった。逆に逃げの後半ではボクをふるい落とそうとした。ボクは必死でついていき、力を消耗してしまった”

一方のフレチャは、逆に”後半オグレイディが先頭交代に協力しなかった”」と述べた。それでも2位に入れたので満足とも伝えられる。

いずれにしても先頭の2人はラスト600mでニュイエンス、ボーネン、ポッツァートにつかまった。足を使い切っていたオグレイディは脱落。

ここでフラマン人のファンたちのボルテージは高まり、ボーネンが期待にこたえるかとおもいきや、ポッツァートが抜け出してゴール。フレチャ2位、ボーネン3位。

● ボーネン談話(ロイター電)

「ラスト50mで先頭にたてたけど、勝てないと思っていた。前の週、体調をこわしていたんだ。それを、”自分はそんなに悪くない”と言い聞かせている状況だった。

でもそんな状況でも最後の優勝争いに加われた、これは意味があることだ。」

● リクイガス、ティラミスのはずが、ワッフルに!

ここで、「リクイガスのデザートは、これでティラミスに決まりだね!!」、と書こうとして、最後に念のため、再度中野さんのサイトを見たら、これを打っている間に、さっそくDiaryが更新されていた。

ティラミスの結果は!
ベルギーにはティラミスがなかったそうで、ワッフルになったようだ(写真付き!)そっか、ベルギーといえばワッフル。

一方、同じく中野さんのDiaryには、トロフェオ・ライグエリアの前日に、「レース前日のこんな時間に素っ裸でホテルの廊下を走る奴がいる」とも書かれていた。

参戦者は、ディルーカ、ポッツァート、ニーバリ、ベルタニョッリ、ノエ、ペティート、クレウジゲル、スペツィアレッティ。一体誰だろ?まさかディルーカじゃないよね。

■ 2007.03.04 (Sun)  NIPPO梅丹・宮沢崇史選手便り
■ 「ASOの披露宴の話」

フランス組に合流せず、現在タイで別メニューをこなすNIPPO梅丹の宮沢崇史選手から、"掲載可"ということで下記メールが届きました。
3月2日のトクダネエントリーでリストランテASOの写真を掲載したところ、思わぬつながりがあったみたいで。

-------- メールはじまり ---------

宮沢崇史です。
ASOの事がのっていたので思わず。
とても雰囲気のいいお店で、自分の姉が結婚式を挙げました。何年まえだろう?5年くらい・・・
料理もおいしいですが、少々お高いと思われます。

ちょっと懐かしくなりました。(笑)

-------- メールおわり ---------

あの界隈は、Wedding通りという感じですよね。リストランテASO以外にもマダムトキやPachonといった結婚式披露宴にぴったりのこじゃれたレストラン、さらに白亜のチャペルアーカンジェルなどが軒を連ねて。

再び結婚式をするチャンスがあったら(?)、是非この界隈でしたいと思ったりします。

で、宮澤選手のDiaryを見ると、絶好調のようですが、鶏に突っ込まれたりするハプニングもあったようで。“好事魔多し”なので、くれぐれも気をつけて。

それから、宮澤選手が掲載していた水着女性の写真、「誰だかわかりますか?」ってあるけど、私は全くわかりませんでした。“あの人”だったんですね。みんななんでわかるの?

Photos: 1)先日のチーム披露会で写真を片手に、2) 去年のJCで清水都貴選手とともに、3)JCの宮澤選手の写真。1)で宮澤選手が持っているもの、4) 再びリストランテASO

■ 2007.03.05 (Mon)  U-23勝者の明暗: “負け組み”と称されたあの人が久々に登場
■ トッププロとして活躍できなかった元U-23チャンピオン早熟選手がツール・デュ・オ・ヴァールで久々に活躍

....2月24日開催されたフランスのツール・デュ・オ・ヴァールで、懐かしい名前を聞いた。レオナルド・ジョルダーニ。

今から8年前の20歳を少し過ぎたときの彼の写真は左。それが今では、すっかり壮年ライダーになっていた。(CNの写真へ)年月の流れをずっしり感じる。

開始早々に逃げを決めて、レースを活気づけた。勝負はフィリッポ・ポッツァート(リクイガス)が優勝し、逃げは潰された。

本当に久々に存在感をアピールしたのではないか、ジョルダーニ。

アマ時代は、バッソかジョルダーニか、と言われ、99年U-23世界チャンピオン(ロード)でも優勝。鳴り物入りで2000年ファッサボルトロ入りした。

しかしその後鳴かず飛ばず。いまだにプロとして優勝したことがない。

今のチーム名を確認したら、Aurum Hotelsチーム。去年のナトゥリーノがスポンサー交代してできたイタリアのコンチネンタルチーム。ガブリエーレ・コロンボ、フィリッポ・シメオーニもこのチームにいる。

最近のU-23ロード優勝選手の顔ぶれ:
97年 クルト・アルヴェセン 全 14勝。04年faktaからCSC。地味だけど、ノルウェー選手権や小さいレースなどで勝っている。(左の写真。昨年のチューリッヒ選手権にて)
98年 イヴァン・バッソ 全 24勝。01年アミカチップスからファッサ入り。04年からCSC入り。今年からディスカバリーチャンネル 。06年ジロ区間・総合優勝など、ビッグレースに強く、トップ選手の仲間入りを果たしている。いわゆる勝ち組。
99年 レオナルド・ジョルダーニ 優勝ゼロ。2000-01 ファッサボルトロ・2002 コルパック・2003-04 デナルディ・2005 ユニヴァーサルカッフェ・2006 ナトゥリーノ・2007 Aurum Hotels。02年以降トップチームの経験なし。
00年 エフゲニー・ペトロフ 全 8勝。精彩を欠くものの、1年間を除いて去年まで常にトップチームに在籍=マペイ、iバネスト、サエコ、ランプレ。今年はプロコンのティンコフで走る。
01年 ヤロスラフ・ポポヴィッチ 全 9勝。ランドバウ からディスカバリーチャンネル。03年ジロ総合3位。有望株。

.... ペトロフも期待のわりに伸びず、U-23ロードでもTTでも優勝したわりには、TT選手としてはU-23TTで表彰台に上ったカンチェッラーラ、ロジャース、ホセイヴァン・グティエレスに水をあけられた。

とはいえ上の顔ぶれを見ると、期待が大きかっただけに、ジョルダーニの伸び悩みは突出している。
でも今回のように、奮闘する姿を久々に見ることができて、ほっとしたような、嬉しいような。

------
最初の写真:99年イタリア旅行に行った友人からのお土産雑誌Bicisport。このとき、若手成長株No.1の選手としてジョルダーニが特集記事になっており、今後注目株だな、と名前を心に刻んだ。でも、その後、名前を聞くことはほとんどなかった。

3番目の写真:98年世界チャンピオンになったバッソ+真実の口。Bicisport。

■ 2007.03.06 (Tue)  今が辛抱のとき?
freire3.jpg 475×631 70K先日Jehanne さんのため息を耳にしたので(こうした“私欲むき出しのバトルには正直うんざり“。でもその後、”前向きに考えたい“とコメント)、自分の思いを綴りたいと思います。

自転車競技が、昨今のUCI vs ASO騒動のみならずオペラシオン・プエルトの問題も乗り越え、そこから一歩踏み出してたくましく成長できたら、今よりもっとこの競技が好きになるかもしれません。少なくとも私の場合がそうでした。

そもそも私の場合、ツールの存在を知って、ヴィランクといった有名選手の名前をぼちぼち覚え始めた矢先に98年のフェスティナ事件勃発。今でこそ、この手の事件ではすぐに選手が槍玉に上がりますが、あの当時はそんなこと夢にも思わない時代。

さらに当時のフェスティナといったら花形のドリームチームで、選手たちは肩で風を切って歩いていたし。髪を金髪に染めたヴィランクはスター扱いで、ミスフランスの審査員なんぞもやったりして。

それが、突如ツールからメンバー全員追放。青天の霹靂の一言。あり得ないできごとが現実に起こり、このときの選手たちの精神状況は、計り知れないものがあったでしょう。

拘置所にはみなばらばらに入れられて、「ヴィランクが一晩中大きな声で泣き叫んでいたのが拘置所中に響いていた」とツーレがあとから証言し、モローは「自殺を考えた」と告白する始末。

NHK衛星はフランスのニュースを今よりしっかり放送していたので、ヴィランクがTVカメラの前で泣き崩れる場面も目の当たりにし。裁判前は暴露合戦になりドロドロ状態で、どうなることかと思いました。少なくともヴィランクの復帰はないかな、と思っていました。

それでもヴィランクはその後復帰を果たし、モローも当時を知らない人にとっては単に愛想のいいお兄ちゃん風。何事もなかったかのように元気にやっているし。

でも実はすごい体験をしてきたわけで、そういう どん底を味わった選手だ、という実感があるからこそ、選手たちがひときわ大きく見えます。

あの事件は警察の検問にフェスティナのチームカーが引っかかって薬物が出てきたという経緯があったので、当初からスポーツニュースではなく、刑事事件扱いだったから、フランス中にスキャンダルが駆け巡って、スケールでいえばそれはすごいものでした。

当時NHK衛星で一部始終を見ていた人は、だから今かなり打たれ強いと思います。こうやって免疫はできてくるものなんですかね。

何事もなくスムーズに競技が発展していくのが一番いいことです。試練や地獄を経験するというのは大きなチャレンジ。でも、混乱を経て、それを力・基点に大きく飛躍できたら、そのスポーツの一層の価値が生まれるかもしれません。

昨今自転車界をとりまく対立・騒動は、かなりシリアスな問題だと思います。下手をすると、今後さらなる大混乱を招きかねない。今、真価が問われる正念場を迎えています。

「一体この危機を自転車界はどう乗り切るのか?」
Masayangさんがコメントしているように、これもスポーツ成熟の一過程・一通過地点ととらえ、もう少し辛抱して今後の推移を見守りたいと思います。

------------

写真:去年のツール。フレイレとUCIの審判員。TT前にバイクの計測をするのだが、フレイレのときだけバイクが規定外では?少々もめた。長々と待たされて、やっとOKが出た際、フレイレとUCI審判員は笑顔で談笑。

UCI関係者と選手のいい雰囲気を目にすると、UCI = 権威主義の賜物という法則だけではないように思う。レースという場においては、みんな一生懸命なんだ、という気がする。

■ 2007.03.06 (Tue)  速報版 : 話し合いはなんと9時間・漸く暫定合意
boonen2.jpg 640×480 68KUCI vs ASO etc 暫定合意=2007年レースについては保証

パリ〜ニース、及びASO/RCS/Unipublicが開催している全レースの取り扱いをめぐり昨日14時から行なわれていた関係者による例の”最後のチャンス”ミーティング。

ブリュッセル国際空港で行なわれた話し合いは予想通りかなり難航し、9時間にも及んだが、とりあえずUCIとASO/RCS/Unipublicは暫定合意に至った。

暫定というのは、2007年度中の取り扱いにつき合意し、それ以降の長期的な内容について、今後さらに詰めることになる。

「我々は2007年シーズンのレースに関しては友好的和解に至った。長期的な解決策については、大まかな枠組みが決定され、今後詳細を煮詰めていく」(UCIマックエイド会長)

「長期的解決方法については、各当事者が建設的な態度をもって2007年9月21日までに決定するものとする。」
今後関係者は、1月に1度程度定期的に顔をあわせて、徐々に内容を詰めていく。

■ 今年のレースはどうなるのか?

* 3月11-18日のパリ〜ツール

去年から存在している18のプロツールチームはパリ〜ニース出場に青信号。
(つまり、参戦してもチームに対してUCIからの制裁はなし)
ASOは先にワイルドカードにアスタナとアグリテュベルを入れ、プロツール19チームを入れるとした。今のところそれに対して撤回発言はなし。

* その他のASO/RCS/Unipublic主催のレース:

去年から存在している18のプロツールチームを自動選出。
アスタナ、Unibet、その他のチームのワイルドカードについて、ASO/RCS/Unipublic は前向きに検討していく=これについては今の時点で明確なひとつの回答なし。
しかし全当事者が妥協して、今回の暫定案までたどり着いたようだ。

* ASO/RCS/Unipublic主催のレースのプロツール入り

昨年、これら主催の一部のレースで、プロツールリーダージャージを授与するのを拒否した騒動があった。今後も3大ツール及びその周辺のレースは、プロツール入りは拒否し、プロツールリーダージャージ授与式典は拒む方向で進むニュアンスが伝えられる。ただし具体的なところまで踏み込んだ明確な回答はうかがえない。

「すべての関係者がテーブルについて話し合うことができた。重要なことは、自転車競技は前進していく、ということだ」

今回の合意では長期的な問題に決着をつけるには至らなかったが、それでも意見がまっこうから対立していた当事者の意見の溝を友好的に埋めたという意味で大きな一歩だった。

Photo: ボーネンのバイクを計測するUCI審判員

■ 2007.03.07 (Wed)  サイクルウエアの補修用品
94.jpg 640×480 86K■ ウエアを長く着たい人に便利な補修材情報

サイクルウエア、とくにジャージは、使用するためだけでなく、「観賞用」で買う人も多々いる。

例えば知人のBMさん。チポッリーニの例の筋肉ジャージを買ったんけど、頻繁に着ているという話は聞かない。DJ Ozmaが紅白でスキンスーツを着て一部の視聴者からブーイングが出たので、昨今あのジャージは着にくいのかな?

今日の話は、そういう「ジャージ鑑賞派」の人には無縁なテーマ?:"ウエアの補修材"
今内輪でひそかなブームなのだ。

● ジャージ補修布

今日も朝練 ペダルを回せ!さんのBlogから友人が見つけてきたのがこのジャージの補修布。

ワコールのCW-X、パールイズミのサイクルジャージなどあるらしいのだが、友人が試したのは「ジャージの補修布」(クロバー株式会社)。どれも遜色はない模様。

要するに当て布。ただし普通の当て布と違うのは、伸縮性が十分あるので、補修したあと、もとどおり使えること。
必要分だけ布を切り取り、ウエアの開いた穴に当ててアイロンがけすると簡単にくっつくらしい。

ただし、友人の話だと商品には色に限りがあるらしく、黒や紺などオーソドックスなウエアじゃないと補修しにくいとのこと。

ケルメの黄緑ジャージを補修したい!みたいな人はぴったりの色が見つからないかも?

● チューブ入り液体ゴム

これも知人が今日も朝練 ペダルを回せ!さんのところから見つけてきた。補修材の一種。

早い話が、伸びきったゴムを補強してゴムを復活させるもの。ただの透明の接着剤をつけると固まるけど、この商品ではそれが固まってゴム状になって伸び縮みする。

使用方法としては、ゴム部分の補強のみならず、たとえばレーパンの縫い目部分が引きつれてできる穴が広がるのを防ぐこともでる。使用インプレは下記:

「ジャージ補修布に続き、某朝練さんのブログで見つけたチューブ入り液体ゴム。紹介されていたのはユタカメイク社のものでしたが、渋谷のハンズでは置いていなくって、SOFT99コーポレーションのものを購入(こっちのほうが安い)。

レーパンのパッドの縫い目部分の危ない穴をふさぐのに極めて有効!レッグウォーマーのすべり落ち止めにはまだ試してませんが、多分役立つでしょう。」

------
Photo:飯田橋にて。「輪急便」という名のこの店、いわゆるメッセンジャー・自転車の宅配便らしい。ランスのポスターがでかでかと貼られていた。2時間のエコ便は900円。

■ 2007.03.07 (Wed)  News
velo.jpg 640×480 70K ユニベット、パリ〜ニースに出られるかどうかはあと2日以内に判明

ブリュッセル空港での会議を受け、UCIから出されたコミュニケを出読んだのだが、釈然としなかった。ユニベットがパリ〜ツールに出るかどうかという肝心な点について、直接的な言及を回避している。このまま行けば、なし崩しで出場はなしになる。

これに業を煮やしたユニベットは、昨日フランスの簡易裁判所に本件を持ち込んだ。裁判所が、「ASOはユニベットをパリ〜ニースに出場させるべき」という判定を出すのを待っている。

判定が出るのは金曜日頃と見られている。レースは日曜開始。選手たちはいつでも臨戦態勢で待っているのだろう。翻弄されて気の毒に。

------*-------

● 本日のメールから その1:「ジャージの補修ネタ」(Ref.今朝のトクダネ)

「ダイハツボンシャンスにウェアのスポンサーをしているウェーブワンでは、ジャージの修理を2000〜3000円ほどでやっているそうです。==> 【追加コメント】ただしウェーブワンで作ったジャージ限定だと思います。

僕もほとんどのジャーじゃが観賞用になってますねぇ。
平日、出勤前に一走り、とか、帰ってきてからローラー台、なんて時間無いから、週末だけなんですよね。しかも、ずぅ〜っと自転車に乗り続けて週末を過ごすわけでもないので、常用しているのにしても、かなりきれいです。」

--> そうなんですか?もっとガンガン乗っている方なんだと思ってました。だって、毎年ジャパンカップで(しかも選手が集うホテル付近で)お見かけしてるから。(JC出没=ガンガン乗りとは限らないか。)


● 本日のメールから その2:「憂えるユニベット」(Ref.今朝の小ネタ)

「ジャージだけが ? ではなくて、存在そのものが ? にならなきゃいいんですが。」

--> ・・・・・!!??

● 本日のメールから その3:「憂えるユニベット」(Ref.今朝のトクダネ)

「飯田橋のバイク便、ウィンドウの中にTREKがぶら下がってますね」

--> 私よりじっくり写真を確認してますね。気づきませんでした。それより料金表が気になって!

Photo:パリ ポルトマイヨにある自転車屋。店名は「Velo & Oxygen=自転車と酸素」??なんのこっちゃ?

■ 2007.03.08 (Thu)  怒りを力にユニベット
caspe.jpg 516×391 50Kコフィディスから今季ユニベットに移籍したジミー・カスペが昨日ベルギーのレースで優勝した。本人のコメントを読むと、このごたごたが選手たちにある種の力を与えていると感じる。

さらに監督がカスペに与えた指示は非常に鋭かった。チーム全員、勝利への執念を一層強くしているようだ。
==> レースレポートは3/8付けのレースNewsに

こんな中、カスペに関して偶然昨夜こんなメールが。

---- もらったメールから ----

遂に Unibet 裁判所に調停を依頼しましたか。(中略)まだまだ一波乱ありそうですね。

それにしても、カスペールのとぼけたゴールシーン(笑い)をまた見たいと思っているのは私だけじゃ無いと思うので、なんとかこの後のレースには出て欲しいものです。

---- おしまい ----

「とぼけたゴールシーン」って、パリ〜ニースでなんか面白いゴールあったっけ?、、と一瞬考えて、そうだよね、もちろんツールのこれだよね!
==> 去年のツール第1ステージのカスペ。(かっこつける前に素が出てしまったゴールシーン)

● ユニベットが再びプレスコミュニケ

連日声明文やらコミュニケばかり。もういいか、と思いつつ、応援する意味で前文の要約だけ掲載してみる。

前文部分の要約;

― チームを運営するグリーン・サイクル・アソーシエイツABは、パリ〜ニースの出場に関して生じている一連の動きを遺憾に思う。

― アソーシエイツABは、グランツールとUCIの争いの犠牲者である

― これまでユニベットは弁明の機会も与えられることなく、不適切な情報・事実と異なる情報が氾濫している。

― グランツールとUCIの状況により、ユニベットは深刻な被害を受けている。争いの代償を払わされつつあるのは、ユニベットのスポンサー、スタッフ、選手なのだ。

― アソーシエイツABは、本件に関しては、グランツール主催者、UCIに重大な責任があるという見解を持っている。今後本当事者たちには、法廷の場において責任を果たすべきである。

----
写真: ツール第一ステージ優勝のジミー・カスペ。でも実は自分自身は上の空だった。目の前の路上で黄色いジャージを真っ赤な血で染めたヒュースホーウトが倒れていた。(救急車に運ばれたのを見届けて慌てて表彰台に移動。)

さらにレンタカーのドアが閉まらなくなりパニック。電話をしたら、休日なので市内の店舗はクローズ。空港の店しか空いていないと言われ、うちのツーレはあわてて空港へ。この写真を見ると、そのときの不安〜な情景が蘇る。

■ 2007.03.08 (Thu)  オルベア便り
....■ アームストロング?!が所属するチームオルベアコンチネンタル
■ オルベア監督に就任したアルバロ・ゴンサレス・デ・ガルデアノ、惜しいあと一歩で監督初優勝!


チームオルベアコンチネンタルにはひとりアメリカ人がいる。その名もアームストロング。ただ、同じアームストロングでも、こちらはまだ20才のブラッド・アームストロング(米国)。チーム選手リストはここ

引退したガルデアノ兄弟の弟イゴールはエウスカルテルの幹部入りを果たしたが、兄アルバロのほうは、このオルベア・ロードチームの監督を今年から務めている。

追記】ちなみに、昨年までオルベアの監督だったのは、現エウスカルテル監督のヨン・オドリオソラだ。

先日3月2−4日に行なわれたヴォークリューズ3日間レース(フランス)でチームは好成績を収めた。第2ステージはオチョトレナ、第3ステージはオロスが続けて2位に食い込んだ。

惜しくはあったが、大きな目標としているレースだっただけにアルバロも、「いい感触を掴んだ」。次の目標はブエルタ・ア・カスティーヤイレオンだ。


■ オルベアMTBのほうには、世界チャンピオン

一方オルベアMTBチームには、昨年8月のニュージーランドでの世界選手権優勝者ジュリアン・アブサロンがいる。
==> MTBチームの写真

チームジャージにもついているこのオルベアのロゴ、どこかで見覚えがある・・?と思ってよくよく考えたら、Cyclestyle.netのロゴだった。
90度ほど回転角度は違うけど。==> ロゴはここ www.cyclestyle.net/

ジュリアン・アブサロンの戦歴はこちら=> JUMP

彼のことは、以前一度だけ紹介したことがある。(05年11月の小ネタ
(「Velo d'Or français」金の賞フランス人部門は、MTBのチャンピオンジュリアン・アブサロンが2年連続で獲得。ロード選手からは選出されず。)

MTBチームのほうは滑り出し好調で、クロスカントリーのスペインオープン初戦でルーベン・ルサファが優勝した。


■ やっぱり“素”っぽいジミー・カスペ

今朝のトクダネ、ユニベットのカスペの話題に関連して、今CNを見たら優勝したレースの写真が少し出ていた。今回は、ちゃんとウィニングポーズを決めています。

「どうよ」って感じで、ツールでガッツポーズしそこなった分までめいっぱい。
ゴールシーンを決めた
でもやはり素っぽい選手だ

Photo 1: アルバロ・ゴンサレス・デ・ガルデアノ。03ツールにて。「サヨナラ」と言って手を振ってホテルの前の道を走り去った。来日経験があるのかな。

2、3 : 去年のツールでジミー・カスペ一家。娘のスカートの裾をなおしていた。

■ 2007.03.09 (Fri)  北京五輪便り
sporza.jpg 640×480 66K■ 北京五輪にフランドル一周で培った技術を導入

北京五輪放送協会は、2008年五輪の一部の競技中継にフランドルの公共放送局「VRT」を起用する意向を示した。VRTはフランドル一周を放送しているキーステーションでもある。

VRTはTV放送のみならず、ラジオ、技術革新、施設管理、財務、ニューメディアを仕切る会社。

時々自転車ニュースで名前を目にするスポルツァ(Sporza)というのは、響きがイタリアっぽいけど、実はVRTに属するスポーツ番組マルティメディアのブランド名。

左の写真は去年の世界選ロードレース終了直後の風景。Sporzaがゴール付近にセットをこしらえて、ベルギー選手のインタビューをその場で行なっていた。椅子と大だん幕にSporzaという文字が入っている。

自転車レースの中継はスピードもあり、不慣れなTVクルーではうまく撮影できない。石畳の狭い道路でうまくカメラコントロールができるVRTの経験が高く買われた。

VRTが持つノーハウが中国五輪で発揮されることになる。目下放映協力が検討されているのは、自転車ロードレース(ロードとTT)、マラソン、トライアスロン、競歩など。

(Source:ベルギーの新聞ル・ソワールの1面。今日のスポーツ欄はムセウの後半が4月に行なわれることを伝えている。)

■ 五輪と外国人記者

ところで今日の朝日新聞9面の特派員メモ(結構好きなコラムなのだが)にこんなことが書かれていた:

・ 北京五輪の話題の時、中国のTV局はこぞって欧米人記者が熱心に取材している様子を撮影している。
・ 理由は、欧米メディアに取材されるということは、中国が力をつけてきたことの証だから。
・ 外国人記者といえども、日本人記者は、見た目外人じゃないから国際的と見なされず人気がない。
・ ひるがえって、この記事を書いている日本人記者も、そういえば長野五輪では、ガイジン記者を必死で追いかけていたっけ、とふりかえる。

五輪という場は、「外国人の目から見たわが国」を気にさせるイベントのようだ。

■ 2007.03.10 (Sat)  フランス司法がユニベットの訴え退ける
unibet2.jpg 547×416 76K追記】続報として、幹部の”なるほどコメント”は小ネタに。

ユニベットのパリ〜ニース出場の夢は完全に絶たれる・ でも恨みを「脚」で晴らした。クックが総合首位&カスペが再び優勝!

プロツールでありながらASOによりパリ〜ニース出場を拒否されたユニベット。出場を認めるよう、法廷の場に持ち込んだが、フランスの司法は金曜午後、この訴えを退けた。これは幹部がマスコミに語った話として伝えられている。

「パリナンテールの裁判所に、パリ〜ニース出場をかけて訴えた。しかし、司法は我々の味方にはなってくれなかった。」ユニベットのスポークスマンマニュエル・ド・スメ氏は語った。

ユニベット、コミュニケを準備中。

次の手段として、CASスポーツ国際調停裁判所に本件を持ち込むことも予想されている。

しかしチームは、同時にこんなコメントも:「我々は今回の法廷闘争には負けたが、脚でその恨みを晴らした」

訴えが却下された金曜日、2つのレースでユニベットが輝いた。

● まず西フランドル3日間レースでジミー・カスペが先日のGPSamyn優勝に続いて優勝。

● さらに、ムルシア一周第3ステージで、ベイデン・クックがラボのグレーム・ブラウンについで2位となり、総合首位に上がった。

Photo: 05フランコ・ベルジュをふつーに(ロゴをつけて)走る選手たち

■ 2007.03.10 (Sat)  オペラシオン・プエルト : フエンテスら全員に不起訴が言い渡される予定
saiz.jpg 478×380 87K● 健康被害認められず不起訴・検察側はこれを不服として控訴裁判所に提訴する可能性も

OPで逮捕された以下の8人は、選手らへの健康被害に関する罪で検察側が起訴を検討し、攻防が展開されていたが、健康被害を与えたという証拠に乏しく、全員不起訴が確定する模様。

8人:Eフエンテス、JLマリアノ・バルテス、JIラバルタ、A・レオン、M・サイス、V・ベルダ、A・コロドバ、Y・フエンテス

彼らが逮捕されたのは、アンチドーピング法の成立前だったため、遡って適応されることはなく、起訴が検討されたのは、健康被害の観点のみ。

押収された血液バッグのうち8つからはEPOも検出されたが、EPOの健康被害については実証されていない。

また、彼らの施術により健康被害を受けたと名乗り出るスポーツ選手もいなかったため、結局健康被害での起訴は難しいとされた。

8人は不起訴になっただけでなく、今度は逆に検察側に損害賠償を訴えることもできる。

ただし検察側は、これを不服として、マドリッド控訴裁判所に持ち込む可能性もある。

一方で、ドーピングの内在については警告という形で注意喚起がなされる模様。正式な発表は月曜の予定。

■ 2007.03.10 (Sat)  パリ〜ニース便り
● ポポヴィッチでもライプハイマーでもなく、、、ディスカバリーチャンネルのエースはコンタドール
● 「パリ〜ニースは揉めたけど、それでも10年前よりずっと雰囲気はよくなっている」


3月11〜18日のパリ〜ニース。ディスカバリーチャンネルのエースはポポヴィッチでもライプハイマーでもなく、アルベルト・コンタドールだ。

コンタドールはこのレースが春の目標レースとなっている。すでにバレンシアでも区間優勝し、仕上がりもよさそう。

勝負どころは第4ステージとブリュイネール監督の弁。2年前のツールでも使われたコースだ。コンタドールがうまく逃げに乗って勝てるのでは、と期待されている。

第4ステージ・モンドまでの169.5kmは、頂上ゴール。ラスト3kmがアベレージ10%の上りとなっている。
プロファイル

監督はまたこうも付け加えた:「事前にパリ〜ニースは参加チームの件でもめたけど、もうすべて終わったことだ。レースの雰囲気は10年前に比べると、ずいぶん良くなっていると思う。」

スタートリスト − ディスカバリーチャンネル:
Aコンタドール、Tダニエルソン、Sデヴォルデル、Lライプハイマー、Sパウリーニョ、Yポポヴィッチ、Tヴァイトクス、Mホワイト


ソース(thepaceline 会員登録要 − 文中、コンタドールが勝ったのはアンダルシアツアーと述べているが、ここではバレンシアと読み替えた。)

■ 2007.03.11 (Sun)  パリ〜ニース便り その2
jaja.jpg 640×480 94K歴代優勝者の顔ぶれを見ていると、パリ〜ニースにはまぐれ勝ちというのはなさそう、そう思えるぐらい、過去の優勝者にはそうそうたる顔ぶれが並ぶ。

● 中でもケリーの7連勝という記録は圧巻(1982-88年)
● フランス人の優勝は10年前。ジャジャが果たしたのが最後。地元フランス勢、10年ぶりのタイトル奪還を目指したいところ。

・ フロイド・ランディス 2006
・ ボビー・ジューリック 2005
・ イエルク・ヤクシェ 2004
・ アレクサンドル・ヴィノクロフ 2003・02
・ ダリオ・フリーゴ 2001
・ アンドレアス・クレーデン 2000
・ マイケル・ボーヘルト 1999
・ フランク・ヴァンデンブルック 1998
・ ローラン・ジャラベール 1997-95
・ トニー・ロミンゲル 1994・91
・ アレックス・ツーレ 1993
・ ジャン・フランソワ・ベルナール 1992
・ ミゲル・インドゥライン 1990-89
・ ショーン・ケリー1988-82
・ ステファン・ロッシュ 1981
・ ジルベール・デュクロラサール 1980
・ ヨープ・ズートメルク 1979
ほかにも、エディ・メルクスやジャック・アンクティルらも優勝している。
Ref.CN

-----
Photo:ツール01、ラルプ・デュエズのジャジャ。前を走るのはニールマン。パリ〜ニースでは、ジャジャが97年に優勝したのがフランス人最後の優勝。

■ 2007.03.12 (Mon)  「パリ〜ニースに行ってきました!」 日本人ファンから第一報
■ デイヴィッド・ミラー表彰台 / ■ 2位の選手は世界選ジュニアチャンピオン

「行ってきましたよ。Paris−Nice」、ということで、昨日のプロローグを見てきた日本人ファンの人からさっそく写真が到着。今後優勝争いに絡んでくるであろう有力選手のものを選りすぐってくれました。天気良さそうですね〜。

ミラー初日プロローグ優勝

スタート直前ミラー

トップを狙ったが6位。ライプハイマー

逆に上出来5位のコンタドール

11位 ジューリック

ジルベール18位

52位シンケヴィッツ

56位 ボーネン

29秒ダウン140位のマヨ

すべてPhotocopyright@ブルゴーニュさん

ところでこの日2位に入った20歳のナゾの?チェコ人。侮れないぞ。2004年ヴェローナの世界選ジュニア・ロードで優勝した選手だ。CN世界選04ジュニアロードリザルトへ

さらに05年ジロデレジオーニU23で区間優勝+総合2位という成績も。Axisjサイトへ。今後要ウォッチだ。

彼の名前はRoman Kreuziger。ロマン・クレウズィガーか、或いはドイツの血統だとするとクロイツィーガーか?去年、今年とリクイガスで走っている。リクイガス、ポッツァートにディルーカに、今年さいさきよく活躍しているね。

一方でイバン・マヨ。TTは苦手とはいえ、もう少し上に行って欲しかった。今後ステージレースで総合上位を狙うにはTTの力をもう少しつけないと。

今年エウスカルテルはサンディエゴでTT強化の風洞実験を行なった。スベルディア、サンチェス、アントンの3人が選ばれた。チームに残留していればマヨも当然選ばれただろう。


■ 2007.03.12 (Mon)  胸ロゴ問題 vol.1 : ユニベットは負け戦の可能性濃厚?ACミランも危ないぞ
■ 読者情報1:サッカー“AS モナコ”は、既にオンラインカジノの胸ロゴ消滅に
■ 読者情報2:胸ロゴのせいでbwin幹部が逮捕。


3/10付けの小ネタで Unibetのマネージャー氏の談話を載せた:「ブレーメンやACミランは(オンラインカジノの)bwinがスポンサーだ。ならば彼らだってフランスのチャンピオンリーグは闘えないはずだ」

これに対し2人の読者の人から、「既にサッカーの一部チームのウエアからはオーストリアのオンラインカジノ業者bwinの胸ロゴが消滅決定です」というメールが到着。
まずは、サイクルジャージより先にロゴが消滅した/修正になったサッカーウエアの事例を写真でどうぞ:

AS モナコのケース(昨年秋からのジャージの変遷=>スポンサー離脱・ロゴ消滅)
==> ==>
昨年後半bwinが新スポンサーに あれれれ? 「fight aids monaco」に
.
ヴェルダーブレーメンのケース(昨年秋からのジャージの変遷 =>スポンサーは変わらず・ロゴ修正)
==> ==>??

フランスでは「We win!」もだめかも?

bwinを簡単に連想できるからという理由だ。

やがて「?」マークになる日がくる?

ブレーメンの新ジャージ(のはずが) 今現在 We win!に

---- もらったメールその1 : bwinはフランスリーグからは撤退決定 ---
    実はbwinは既に今期サッカーのフランスリーグのスポンサーに挑戦して消えていっています。

    私はサッカーのモナコ(AS Monaco)のファンでもあるのですが、モナコの今季のメインスポンサーがbwinでした。

    見事にもめて胸スポンサーは開幕数試合で「bwin」→「we win!」→「空白」となり今はまったく関係の無い「fight aids monaco」になってしまいました。
    完全にスポンサーから離脱したようで現在は跡形もありません。

    本国で「bwin」ロゴで戦っているチームは、フランスでは「?」ロゴか「we win!」で出ることになるのかもしれません…
---- Tさんより。おしまい ---

コメント)本当にそのようですね。ユニベットの場合はスウェーデン登録のチームだったのでまだフランスで走る際に「?」をつけるだけで済んでいますが、AS モナコはフランスリーグなので、完全にフランス国内の法律に抵触するとして、社内トップが逮捕されています。(Ref.下記の読者情報)

また、ブンデスリーガのヴェルダーブレーメンもbwinがスポンサーですが、この事件を受けて、シーズン途中からbwinのロゴをやめ、同社のキャッチ「We win!」をロゴに使用するよう修正しました。

しかし、We win!では、bwinを容易に想像できるとして、フランスで闘うときはWe win!も使用禁止ではないか、ともっぱら言われているようです。フランスに行ったら「?」しかない?


---- もらったメールその2 : ACミランは昨年秋、フランスでbwinのロゴをつけていた。でも。。 ---
    先日の記事でbwin(昨年まではbet and winという名前でした)について触れてらっしゃいましたが、昨年9月26日のUEFA チャンピオンズリーグ・リール対ミラン戦(フランスチーム・リールのホームゲーム)でミランは「bwin」のロゴをつけて戦っていました.

    写真はここです。

    ヨーロッパ屈指のビッグクラブ・ミランには手を出せなくても、ユニベットならいじめられるのかとも思いましたが、どうやら急に状況が変わったようですね。

    というのも、情報を探している時に気付いたのですが、bwinに対する司法措置(?)がその少し前に行われていたようでした。昨年9月15日にbwinの2人の共同CEOがフランスで拘束されました(3日後には解放されました).

    容疑は(実質フランスの)モナコのサッカーチーム・ASモナコのオンラインギャンブルスポンサーがユニフォームの胸にロゴをつけたため。拘束の前から警告は受けていたようで、現在スポンサー契約も破棄したと思われます.逮捕記事

    このことでロンドンのブックメーカーの間ではかなり動揺が走ったとか.
    ユニベットの問題が出る前、既にサッカーでもこういう問題が起こっていたようです.
---- Mさんより。もらったメール、まだ先がありますが、一旦ここで区切ります---

この2通のメールを総合すると、どうやら昨年9月にASモナコの胸ロゴの関係でbwin幹部が逮捕& bwinはASモナコからスポンサー撤退。。。ということで、オンラインカジノの胸スポンサーが社会問題に発展し、急速に注目を浴びてしまったらしい。

これで思うこと:
● 相手はUCIでなく完全に司法となると、フランス国内でUnibetロゴをつけるのは、もうどうみても難しいのでは?
● ユニベット、ツールでも「?」で出場しかない?そもそも出場は大丈夫?
● このロゴ問題は、プロツールチームの特典(PTレース自動選出)をチャラにしており、ライセンスのあり方にも疑義が生じている。
● UCIはなんでユニベットのプロツールライセンスを承認したのかな?去年の9月にオンラインカジノの胸スポンサーについては、問題勃発していたのに。「不覚」?
● 今のところ民間のオンラインカジノ業者の胸ロゴが槍玉だが、法解釈が厳しくなり、各国自国の公認ギャンブル業者を保護するようになると、LOTTOとFDJだって、国外転戦の際は100%安穏とはしていられなくなるかも。
● ACミランも今後はフランスでは胸ロゴ露出不可だろう。これでもしACミランだけ ロゴがOKだったら、「袖の下?」と勘ぐるぞ。

■ 2007.03.13 (Tue)  ある発見
millar3.jpg 640×480 92K● ロマン・ファユーは昨年世界選U23銀メダリスト
● ホンダがサウニエルのチームカーを支給中(ホンダアコード)


1) パリ〜ニースはジュニア・U23で活躍した選手が大活躍中


初日は世界選04ジュニアロードで優勝した20歳のロマン・クルーズィガーがプロローグで2位。第1ステージは昨年チオレックについで世界選U-23ロードで銀メダルに輝いたロマン・ファユーが逃げに乗って積極的な走りを見せた。

アグリテュベルに所属するファユーは、監督に言わせると「喧嘩屋」。闘争的な選手らしい。上りもそこそこOK。スプリントに持ち込まれたら、二の足を踏むことなくゴールに突進するタイプ。

結局スプリント勝負に持ち込みたいプロトンの思惑で彼の逃げは潰されたが、思い切りのいい走りが小気味よかった。

2)ロマン・クルーズィガーは41歳だった?!

初日プロローグで2位だったロマン・クルーズィガー(当座ユーロスポーツの発音を真似ることに)に関し、こんなメールが。
父親も同姓同名で元選手らしい。

・ 本日のEmailから その1
Roman Kreuzigerくん、04年の世界ジュニア優勝のみならず、TTでも2位だったんですねー(ここ)
で、彼のお父さんも元プロのようですね。(==> dewielersiteから)

最初に検索したとき、こっちを見て「へ?41才?」とオドロキましたが。(^_^;)
83年のシクロのジュニア・チャンピオン、プロ生活はナビガーレで1年間だけのようです。


ふーむ、見てみるとほんと、お父さんもロマン・クルーズィガーという同じ名前で、元サイクリストなので選手名鑑に掲載されている。先にこちらを見てしまうと41歳、と出ているので、え??というわけ。


3)サウニエルのクルマ

・本日のEmailからその2
昨日のパリ〜ニースを見ていて気付いたんですが、サウニエルデュバルのサポートカーがホンダのアコードになってましたね。
僕は自動車業界に居るので、なんとなくその辺も気にして観ているのですが・・


へえ、気づきませんでした。一体いつの間に??確かにチームサイトのスポンサーにHONDAの名前が => ここ

サイトの写真でいいのは見つかりませんでしたが、トップページのシャッフル写真にチームカーの写真もあり、「H」のロゴが見えますねー。(でもリンクが貼れないので代わりにこんな写真も − JUMP

Photo: 去年の世界選の時のデイヴィッド・ミラー。TTスタート直後。

■ 2007.03.13 (Tue)  見逃されていた大きな変化・ある発見 その2
● ゲロルの水が日本で安価になったわけ

昨日の小ネタ(ゲロルの水無料頒布)に関して、メールをもらった。

要旨は、以前ガラス瓶入りだったのでゲロルの水は高かったけど、ここ最近、日本仕様にプラスチックのボトル入りのものが普及し、国内でも値段が下がった。

思うにドイツでは回収・再利用が進んでいて瓶で販売されているが、日本では回収制度が整備されていないから瓶の分だけ無駄。それで日本では思い切ってプラスチックにして値段も下がったのではないか?という内容。

おっと!!そういえば、昨日無料でもらったゲロルの水、確かにいつもの瓶じゃなく、プラスチックのペットボトルだった。そうか、ゲロル、日本市場で本気で戦う気になったのか。

この話で思い出しました。ツール観戦でドイツに行った時、屋台でビールを売っていて、Pfand(プファント)というのがメニューにありました。

「これはなに?」と聞いたら、「ビールジョッキのデポジット金額」のことでした。つまり、ビール注文と同時に最初の一杯ではこのPfand料金がとられ、お代わりのときは使用済みジョッキにレフィルしてもらうのが基本。

ジョッキを返却したらむろんこのPfand代は戻ってくる。金額はビール一杯分の2/3ぐらいの金額でした(=グラスをきちんと返却しないと大損?!)

で、ゲロルの瓶の仕組みもこれと同じプファント制で、ドイツでは販売時に結構な額のデポジット料金が入っているようです。再利用のために瓶を返却したら、お金が戻ってくるというわけ。

ドイツらしいなぁと関心した。でもここまで杓子定規に生真面目だから、ウルリッヒの件も追求しはじめたら手綱を緩めないんだろうな、とも思う。


・ 読者情報 夜版 ここから

ゲロルシュタイナーの水、無料でゲットってうらやましいです。

先週に、大船の西友では、300ccぐらいのガラス瓶入りが売っていましたが、250円ぐらいでした。

以前に、やはり大船のドラッグストアSDというところで、ガラス瓶入りの1.5リットルが350円ぐらいで売ってましたが、今は売っていません。ツールツアーで、フランスで見た1.5リットルもガラス瓶でした。

ガラス瓶の2種類は、ドイツから輸入したものに、日本語のラベルを貼ったものでした。

ところが実は、昨日500ccのペットボトルを、ローソンで売っているのを発見。お値段は150円でした。安く入手できるようなった!

で、思うに、リサイクル先進国のドイツでは、基本的にガラス瓶で、近くのフランスでもそのまま流通している。

日本ではガラスが運搬やリサイクルで対応できないので、割高になっていたけど、本気で参入する気になったので、日本語ラベルやペットボトルで製品を投入し、プロモーションにも提供してるのでは??

ガラス瓶や空き缶は、デポジットにしないと回収がうまくいかないかもしれないですね。

■ 2007.03.14 (Wed)  ある発見3 : 「?」マークのウエアは既に昨年10月にお目見えしていたのか。。
きっかけは、再び読者情報。イングランドプレミアリーグのミドルスブラは、今でも世界最大のオンラインカジノ888.comがスポンサーであるとの由。

そこで888.comなるものを確認中、さらにもう1つ発見。フランス・トゥールーズF.C.のスポンサーも888.comで、ジャージには888.comの文字の下に、カジノ・ポーカーなんていう文字まで入っていた。

ところが昨年10月の試合ではそれが、「???.com」になっていた。どこかで見たようなロゴ。ユニベットよりも先に「?」をユニフォームにつけて実践試合に出ていた事例があったのだ。

結局、888.comはトゥールーズのスポンサーから消えた。ミドルスブラは今でもそのままということは、フランスの方が英国より厳しいのかも。

サッカー界と自転車界の連携がもう少し良ければ、ユニベットのジャージがいずれ(フランス国内では)「?」となる運命にあったことは、予測できたかも?

ユニベットのジャージが、「?」のあと、どうなるのかが気になる。フランスのレースではこのまま「?」マークで居直るのか?もっとも、フランスでのレース出場数は、当初予定数よりすでに減っている。パリ〜ツールなど、ワイルドカードから漏れている。主催者から敬遠気味だ。

あるいはトゥールーズFCのように別企業が取って代わるのか?でも別企業を探すのは大変では?プロツールライセンスはお高いぞ。

トゥールーズF.C.のケース(「888.com」から昨年10月にはすでに「???.com」になっていた。今では新スポンサーに変更。)
==> ==>
カジノ・ポーカーの表記 どこかで見たよな?マーク新スポンサーに変更
.
■■・ 読者情報 I スポンサー関連

スポーツスポンサーに熱心なブイグテレコム
・ ASモナコといえば去年リーグカップで着たユニホームにブイグテレコムのロゴが付いてました。ニースのユニホームにも付いていたので普段のスポンサーではなさそうですが

・ ブイグは02年のFIA GT選手権にフランス人ドライバー2人が乗るバイパーのスポンサーをしてましたから、スポーツのスポンサーには積極的な会社なんでしょうね。

(コメント:ちなみにブイグはレキップとタグを組んで、スポーツ中継が携帯で見られるような構築もしているようです。)

ビッグマットやサエコがこんなスポンサーを

・ 04〜05のフランスリーグのオセールの左肩スポンサーと何年かは忘れましたがバレーボールのフランスリーグの看板スポンサーをBigMatがしてました。

・ 04年のルマン24時間ではサエコのロゴが入ったフェラーリマラネロが走ってました。自転車関係のスポンサーしてた(してる)一般企業って色々なスポーツの支援もしてますね。


---------
・ 読者情報 II サッカーチームとbwin関連

bwin もういっちょ】

bwin の前身bet and winは昨季までスキーでもスポンサーをしていました。
ドイツやオーストリーのレースだけだったと思いますが(スキーではレースごとにスポンサーが付きます)、今年からなぜか撤退してしまいました.

アメリカやフランスの影響が大きかったのかもしれません(競技としてのスキーはアメリカで不人気らしく、あまり関係ない気もしますが)。

【ちなみに、ブレーメンがフランスで戦う可能性はまだあるぞ】
(12日のニュースに関して)
既にフランスチームはチャンピオンズリーグから全チーム敗退したために、今季中にミランと対戦することはありませんが、もうひとつのヨーロッパカップ戦であるUEFAカップではパリ・サンジェルマンとランスが残っています.

そしてこのUEFAカップにはブレーメン(こちらは同じ会社でも "we win !" というブランド名)も残っているので、もしかしたらサッカーでも夏までにこの手の問題が起こるかもしれません.

-----------

ちなみに、トゥールーズF.C.のスポンサーには、「KONAMI」や「ケスデパーニュ」も名前を連ねている。=>JUMP

ケスデパーニュはラ・ポム・マルセイユ自転車チームの支援もしている。 ここ
このチーム、もちろん、田代恭崇選手や別府史之がかつて走っていたチーム。ここの中ほどに、02年ラポムのメンバーとして2人の名前が出ている。

-----------
Photos:05年FC東京 vs JEFユナイテッド(オシム監督)。味の素スタジアムにて撮影(Diaryで先に掲載)単にサッカーつながりで掲載?!

■ 2007.03.14 (Wed)  まだあった ある発見4
108.jpg 640×480 73Kひとりだけの知識では足りないところを、いろいろ補ってもらいました。

>> ● メール1 : ゲロルシュタイナーのペットボトルに関連して、ドイツの回収マニアぶり
    ドイツでの瓶代のデポジットの件、(確か)ドイツではペットボトルでもデポジットを取られます、それも中身に対して安くはない値段です。レジで表示価格より高い金額を請求されて聞いたことがあります。ドイツは徹底してますね。
となると、ゲロルの水の国内価格が下がったのは、ペットボトルに移行したから、と簡単には言えませんね。ただ、国内のマーケティング強化をしていることだけは確かかも。別の人からのメールに、丁度こんなの↓がありました。


>> ● メール2 :日本版ゲロルの水宣伝販売サイトに、チームの宣伝ページが登場
    ゲロルシュタイナー ミネラルォーター日本語版の公式サイトに専用ページが3/5にでき、ペットボトルも販売されたようです。http://www.sapporo-inryo.jp/gerol/
    そしてこの中には、自転車チームの紹介もあります。
    ビン入りのはまだ売っているようです。
今、サイトを見てみました。ペットボトル販売開始は先週のことですね。さらにまだ一都六県だけ、、ですか。でもチームの紹介が登場というのはびっくり。

もっと売りたかったら、やっぱりペットボトルと思います。瓶は重いし扱いにくい。これから花見の季節。でも瓶入り飲料を持って行きたいとは思わないもんな。

ただペットボトルになったとしても、炭酸なのでジムで飲むのに適していないのが難点。ノーマルタイプならジムに毎回持っていって売り上げに協力するんだけど。。

ちなみに2005年9月頃にゲロルシュタイナーの水を飲ませてくれるウォーターバー(恵比寿のグラススクエア内「アールギャズ」)を紹介しましたが、いつの間にか潰れていました。(左・在りし日の写真)


>> ● メール3: 888.comネタ続報・お前もか セビージャ
    リーガ・エスパニョーラでFCバルセロナと勝ち点が同点の2位にいるセビージャFCも888.comがスポンサーです。

    スペインはCLが上位4チーム、UEFAカップが5、6位と国王杯優勝チームですので、来シーズンのヨーロッパカップ戦でフランス国内で試合をする可能性は高いです。スポンサーを来年も続ければ、???.comが見れるかもしれないです。

    ちなみに、ミドルスブラとセビージャは05〜06シーズンのUEFAカップ決勝で当たってます。このときは、ミドルスブラはフランスチームとは一度も当たってません。セビージャもリールと当たっただけです。

    英国には多くのオンラインギャンブリング関係の会社があることからも、フランスのように厳しくないと思います。888.comの親会社はロンドン市場に上場しているようです。888.com自体はジブラルタルの法律にのっとって営業しています。

    Unibetの前のスポンサーのMr.Bookmaker.comは確か形式上マルタに籍を置く企業だったはずです。こういう系統の会社は、船舶会社がペーパーカンパニー等を置いたりするような小国(節税対策ですね)に籍を置くことは多いのではないかと思われます。
「ジブラルタルの法律」とか、「マルタに籍」とか、随分詳しいですねぇ!(今、目の玉 点状態です。)確かに、ちょいとぐぐってみると、「Malta-based Mr Bookmaker.com」という既述があちこちに。

それから、???.comジャージの写真を見てふと思ったのですが、???.comは遠めからだとチョット888.comに見えるんですよね。ジャージが皺になっていたりすると。そういう意味では、
888.com=>???.comは
ユニベット=>「?」よりもいいかもしれませんね。

ところで、Bwinをぐぐったら、翻訳家、ジャーナリストの片野道郎さんという方のサイト(JUMP)
がヒットしました。

去年9月の記事で、サッカーの胸スポンサーの入れ替わりが目立つ話を書かれています。まだ例の10月の逮捕劇前なので、オンラインギャンブリングの会社の消滅までは触れていませんが。そこでも、特に英国は、スポーツブック(賭博)が盛ん、と書いてあります。

また、ACミランの胸スポンサーがオペルからbwinになったことにも触れていて、「B Win」というのがあたかも「セリエBで勝つ」みたいに聞こえて、揶揄されている、といった内容も書かれています(笑)

■ 2007.03.15 (Thu)  やっぱりボーネン優勝したと勘違い&人生で一番危険なスプリント
■■昨日パリ〜ニース第3ステージで2位だったにも関わらずウィニングポーズを決めてしまったトム・ボーネン。確かにプロトンではトップゴールだったけど、その前にコロブネフがソロゴールを決めていた。

あれは勘違いか、それとも集団スプリントを制したウィニングポーズか?と悩み、やはり勘違いと判明。=>2位でウィニングポーズの写真

ベルギーのスポルツァに談話が載っていた:

ボーネン談話:
「勝ったと思ったから手を上げた。プロトンの前にもうひとり選手がいたということには注意が行っていなかった。

でもまあ、パリ〜ニースの区間優勝は是が日でも欲しいわけじゃない。それに今回のスプリントは人生で一番怖いスプリントだった。時速80km出ていたんだ。」

----
今日の第4ステージはムンドのアエロドロームそばまでを走る169.5km。ここの上りは10.1% x 3.1kmの勝負どころ。95年ツールでローラン・ジャラベールがこのコースを制しているので、人呼んで「ローラン・ジャラベールの上り」

Photo:06年スイスツアーにて

■ 2007.03.15 (Thu)  ビザが発給されず、合宿に合流できず。チームメートからも余り知られていない選手が優勝
kolo.jpg 651×529 61K昨日のパリ〜ニースで「チームメートもほとんど知らない選手??」が優勝した。彼の名はアレクサンドル・コロブネフ。

というのも、彼はこのチームに今年移籍したばかり。カリフォルニアの3週間の合宿でみんなと顔見知りになる予定だった。

しかし北米に行くためのビザが取得できず、キャンプに合流できなかった。(以上Velonews)
嗚呼、なんて不便なロシア人!

写真は去年の世界選。補給所地点を通過するコロブネフ。昨年はラボバンクに在籍していたので、レーパンにはラボバンクの文字。バイクはコルナゴ。

彼はCSCが今季の布陣として最後に獲得した選手だった。05年にはジロで総合21位になっている。ロシアチャンピオン(ロード)も獲得。

「中規模ステージレースで活躍できる、オールラウンダー」とはリース監督の弁。

■ 急な下りのおかげで逃げ切れた


パリ〜ニース第3ステージは、ラストの地形がカギだったようだ。このおかげで、コロブネフは後続につかまることなく逃げおおせられた。

コロブネフ談話:「(最後が)下りだったのが幸いした。かなり急だったので、後続プロトンも追いつくことができなかった。」

プロファイル を見ると、確かに最後は結構下ってる。

ところで、コロブネフと最初に聞いた時、ああ、元テレコムの選手ね、と思ってしまった。違った、あれはコロブネフじゃなくてヤコブレフだった。

ヤコブレフは今どこのチームだっけ?と思い、そうだ彼はロシアじゃなくカザフスタン人だったと思い出す。カザフスタンとくればチームはもちろん。。。アスタナだ。

ビザの発給不可で来日できなかった選手も + ジャパンカップに来ていた理由は「弔い」

ちなみに、ロシア人のビザというと思い出すのが、アンドレイ・チミル。

彼はロシア生まれでウクライナに引越し、その後モルドヴァの自転車学校に入学した。引退後の現在はモルドヴァのスポーツ大臣を務めている。

そのチミル、実は日本に来日したくてずっと画策していたが、ビザの関係で来日できなかったという話。

そして、晴れてベルギー国籍を取った後、2000年ロットの一員としてジャパンカップで来日を果たすことができた。

また、ロットは毎年ジャパンカップに参戦していたが、これには理由があったと聞く。JCを闘ったことのあるロットの選手が亡くなり、供養の意味で10年間程度はジャパンカップに出ようという約束を誓ったそうだ。

今ではそれもまっとうし、ロットは来日常連メンバーから はずれた。(右の写真はJCのときのチミルのバイク)

■ 2007.03.16 (Fri)  いいニュースと悪いニュース
australia.jpg 480×640 103K■ ツール・ド・ジョージア資金調達成功
■ でもその記者会見の帰りに選手が交通事故。60針を縫う大怪我
■ 「トヨタ車じゃなかったら、命は。。」


資金難で開催が危ぶまれていた今年のツール・ド・ジョージア(4/16-22)。やっとパトロンが見つかった。州経済発展部門が統括する部署が支援を決定。なんとか5年目の誕生日を迎えられそうだ。

ジョージアに隣接するテネシー州 チャタヌーガのリトルフィールド市長は、「レースは地元経済活性化に貢献している」として支援のコメントを述べた。チャタヌーガは第3ステージのフィニッシュをホストする予定。

しかし、チャタヌーガで行なわれたツール・ド・ジョージア記者会見から帰途につく途中、オーストラリア人選手ネイザン・オニールが事故に巻き込まれた。

彼はオーストラリアチャンピオンにも輝いた選手だが、現在ヘルスネットプロサイクリングチームに所属し、アメリカ在住だ。

彼らが乗っていたSUV(スポーツ多目的車)は昨日走行中にガードレールと激突。車は4−5回転し、運転席側の屋根は陥没した。

オニールのサイトには、生々しい事故現場(ひしゃげた車)の写真が掲載されている。

オニールは前腕、頭部、顔の裂傷(吹っ飛んだサングラスで負傷)などに怪我を負い、計60針を縫う大怪我を負った。

すでに退院し、回復は早いと見られるが、様子を見ながら1週間以内に前腕の手術を行なうようだ。

彼は1月にはトレーニング中に車と接触し負傷している。そのためツール・ド・ジョージアでは補欠扱いで、出場は確定していなかった。いずれにせよ、この新たなケガでジョージア出場は果たせないと見られる。

車にはほかにツール・ド・ジョージアの広報担当やジョージア州の非営利団体ガン連合の担当者が同乗。2人ともまだ入院中で、後者は頭蓋骨に外傷があり集中治療室ICUに入れられている。

目撃者の話によると、3人が乗っていたのはトヨタの4Runnerと呼ばれるSUV。

「トヨタの4Runnerはシートベルトの補強が信じられないぐらいしっかりしている。これがなかったら、全く違った結末になっていただろう」。

全員の1日も早い回復を祈ります。

Ref. オニールの公式サイト
Photo: 05年ツールにて。オーストラリアの宣伝カーにはカンガルーがついていた

■ 2007.03.17 (Sat)  ジャンカルロ・フェレッティ監督、2008年にチーム結成目指す
fere.jpg 366×404 32Kファッサボルトロの監督をしていたジャンカルロ・フェレッティ監督。スポンサーが見つけられずチーム結成の夢を成就できず、今一線を退いている。しかし再び自分の手でチームを作るという野望は捨てていない。彼を知る人などから時折フェレッティ監督の話題がちらほら聞こえる。

エリクソンの話の前例があるのでまだまだなんとも言えないが、2008年に向けてフェレッティ監督はチーム結成の種まき中。

今スポンサー有力候補は道路の補修材・コーティング会社Weber

選手獲得に関しても既に動いていると伝えられ、中には具体的な選手名(それもかなりなビッグネーム)も。

フェレッティ氏目下65歳。水物なので新チーム話はどうなるかわからないけど、自転車への情熱は絶えることなく、お元気そうでなにより。

■ 2007.03.17 (Sat)  豪華な顔ぶれ。でも、“泰山鳴動してねずみ一匹?”
grp0317093450.jpg 972×460 109K
フランスで自転車競技をクリーンにするための会議が開かれた。出席者は自転車界の(ある意味)重鎮ばかり。でも座席はガラガラ。主張が正しくても、提唱者のアプローチ次第ではなかなか共感を得られず、こういう会議は成功しないものかもしれない。(上記の写真Photocopyright@Vincent Basler & @Procycling Feb2007)

■ 出席者は、出所したばかりの元フランス人選手、次期大統領候補の事件を扱った弁護士、、、

2/19付け記事でクリストフ・バッソンの話に触れたところ(”新しい風”の記事で触れた。=薬物摂取を一切拒否してプロトンから総スカンを食い、失意のうちに引退した元選手の話)、「引退後のバッソンが雑誌に出ていたよ」、ということで記事のコピーを頂いた。(上記)

去年の11月、元関係者などなどを集めてフォーラムが開かれ、声を大にして、薬物撲滅への道を模索した。バッソンもゲストスピーカーとして招待されていた。とにかく顔ぶれが圧巻だ。

刑期を終えて出所したローラン・ルー(まだ執行猶予は残っている)(右の写真はツール01でラルプの麓をトップ通過したルー。上の写真左から5番目)

カストラマ、TVM、カジノ、モビルヴェッタ、ジャンドゥラトゥールの元選手。1日に数回薬物注射をしていたと認め、さらに兄弟とともに取引にも関与していたため、懲役28ヶ月、執行猶予20ヶ月の判決を受け、2006年に8ヶ月間刑務所で服役。昨年後半に出所。

ティボー・ド・モンブリアル弁護士(上の写真右から3番目)
台湾のフリゲート船をめぐる次期大統領候補のスキャンダル(クリアストリーム事件)を担当した敏腕弁護士。

なんでこんな場所にいるのか?実はこの人、フェスティナ事件でブルーノ・ルッセル監督の弁護人だった。
彼はフランスの超上流階級エリート出身。
・ 父は元外務省調査局長&ポリテク経済学部創始者・教授 & 美男子
・ 母は映画プロデューサー
・祖父はフランス銀行監査局長

ステファン・モンダール (上の写真左から2番目)
ペレイロのことを書いた例のいわく付きのルモンド記者。ドーピングの切り口からのみ自転車を語ろうとしている。

しかし彼の態度には社内でも反発がある。右の写真は同僚のルモンド記者ジャンルイ・アラゴンだが、モンダールの記事の扇情的な点ついては賛同していないと言い、顔をしかめていた。

アラゴンは、エルパイスのカルロス・アリバス記者同様、もともとゴルフ専門記者。どこかおっとりしている。彼の記事も読んだことがあるが、あたりさわりがない。逆にそれはそれで賛否両論なところだ。

モンダール、実はどうも調べてみると、AS Diarioのグティエレス記者がすっぱ抜いたマンサノ事件以来、薬物のテーマに異様な執着を見せ始めた。

02年ごろに彼が書いていた記事は、ネット普及が及ぼす移民間の利便性など、IT関連の記事が主だったのに!

ブルーノ・ルッセル(一番左)
元フェスティナ監督。現在不動産代理人。この会議で、「チーム内でドーピングを合法化していた。我々がしっかりコントロールすればいいと思っていた」と発言。

ウィリー・ヴート(右から2番目)
フェスティナ事件は彼から始まった。彼の車から大量の薬が発見された。現在バス運転手。

● クリストフ・バッソン(左から4番目)
プロトンを追われた今はフランス政府の青少年スポーツ部門で働いている。彼のVO2Maxはベルナール・イノーに匹敵し、ほかの選手がみなクリーンだったら彼はトップに上り詰めていただろうとも言われた。

彼の語録から:
「ボクは自転車に乗ることで十分喜びを感じていた。成功したいとか認められたいとは一度も思わなかった」


● その他
LAコンフィデンシャルの著者デイヴィッド・ウォルシュ、元フェスティナトレーナー、ランスの弾劾本を書いたフランス人ジャーナリストなどなど。
------------

でも、これだけの顔がそろったにも関わらず、フォーラムは腰砕けの様相だ。このスカスカの座席、まばらな聴講者。

壇上のジャーナリストを除くと、ゲストスピーカーが古い印象も。ルーにしても2002年には引退している。その後の改革、努力などの話がこの顔ぶれからは見えてこない。

それから過激な意見を持っているスピーカーも散見される。志は例え高くとも、非寛容だけのやり方では成功しない、ということをこのフォーラムが見せてくれた気がする。

■ 2007.03.17 (Sat)  93年オーストラリアのウルリッヒで鮨屋 盛り上がる
grp0317173157.jpg 640×480 79K昨夜は自転車・レース好きの仲間が集まって、ライダーズテーブルのひとつ 銀座の初音鮨さんで盛り上がる。のっけから話題は脚の剃毛に最適なかみそりの話題。三枚刃だの、泡付シェーバーだの。

うちひとりが薦めていたのが「ソニエ」というシリーズ。泡を出しながら剃るタイプ。もともと女性用らしいが、それだけに剃り心地がいいらしい。

集まった仲間は週末一緒に走ったりしている人たちだけど、各自持ちバイクは様々。選び方・買い方もそれぞれ。

● 1台で勝負 愛着型の人
-- 黄色いマグネシウムのロシア娘と離れ難い人が約一名

● 3台(=三代)続けて同じブランド
-- サイズ・レンジの関係でそのブランド一筋という人
-- 自分のトレードマークになってしまったので、もうそれしか買えないという人

● コレクター系でもこだわり系でもなく、行き当たりばったり系(? ゴメン)の人
-- モデルチェンジのタイミングで丁度値下がりしてたから買った、、などブランドで選ぶよりもその場の状況で選ぶ人。だから所有するバイクのブランドはまちまち。

● 完全なコレクター系の人
-- 兄弟合わせたらもちろん30台以上。中にはかなり奇妙なバイクも。車用のガレージの壁面にどっと自転車が並んでいて、近所でも評判という人。
-- 或いは、すべて違うブランドを取り揃え、中には100万円以上の代物も混じる、という人
(以前Diaryに写真を掲載した鎌倉さんもこの範疇)

そんな中、ひとりがおもむろにこんなものを取り出した(写真)。93年のウルリッヒの写真が掲載されたパンフレット。2000年オーストラリアで行なわれたコモンウェルス・バンクというレースのもの。

ウルリッヒはこのレースで93年優勝をとげており、表紙の写真に使用されたらしい。そのほか94年にはフォイクト、96年ニック・ゲイツ、97年キヴィレフ、99年スタンゲリらが優勝している。

残念ながらすでにレースは廃止になってしまったが、大事にパンフレットをとっておいたようだ。93年当時のウルリッヒの表情は栄光に包まれていた。

ウルリッヒに関しては、2000年以降レース出場禁止、テレコム離脱、OPでレース離脱など暗いニュースも散見されたけど、ツールで優勝するよりずっと前から活躍していたんだなぁ、と痛感。

もうたくさんの勝利や栄光を掴んだから、引退に未練なし、だったのではないだろうか。引退会見で拍手を受け、声をあげて笑い、微笑んでいたあの姿を見たら、その思いを強くした。(続く)

■ 2007.03.18 (Sun)  News徒然
fere2.jpg 432×414 37K■ フェレッティ元監督がチーム結成しようとしているスポンサーは、実はジロの新人賞ジャージスポンサーに内定している企業だった

金曜の夜の記事(「ジャンカルロ・フェレッティ元監督、2008年にチーム結成目指す」 日付は土曜3/17のトクダネ)に関係して、今日のCNに内容が詳しく出ていた。
チーム結成をめざしている例のWeberという企業、ジロのスポンサーにも内定しているそうだ。

・ フェレッティ氏は、目下ティレーノ〜アドリアティコにもWeberのコンサルタントとしてレース会場に来ている。Weberがジロのスポンサーをするので、企業はスポンサーという立場。

・ Weberが後援を企画しているのは、今年のジロの新人賞ジャージ

参考記事 2/12トクダネ: 今年のジロのジャージ:新人賞の白ジャージが再開

・ Weberは、レーススポンサーとして今年のジロを経験したあと、6月には、フェレッティ監督を中心とした新チームを結成するかどうか決定したい。

フェッレッテ氏の念頭にあるビッグネーム選手は聞いていたとおりだ。敢えて名前は書かないけど。ここまでくると、本当にどうなるかわからない。


■ 孤高のチーム?ディスカバリーチャンネル

再び本日のCNに出ていたディスカバリーチャンネルの近況。グッドニュースは、次期スポンサー交渉が順調だということ。

バッドニュース?は、ディスカバリーチャンネルはチーム間コンセンサスがとれる前にバッソを獲得したとして、ほかのチームとのわだかまりが広がっているという話。

もっとも、トップチームの中でもドイツチームとディスカバリーは、以前からほかのヨーロッパの国のチームと少し違う雰囲気をかもしだしていた。

「ディスカバリーは、ツンとしていてなんとなくとっつきが悪い」と語っていたのはCSCのバスドライバー ロロ。「チームバスが駐車するときもいつも彼らは離れたところに駐車するんだよ」と。傍らでは並んで駐車していたランプレとエウスカルテルが、昼食の交換をわきあいあいとやってたりした。

多分ドイツチームが言葉の関係でなんとなく違う雰囲気を漂わせている一方、ディスカバリーはなんとなく合理的なチームカラーが異物感を生んでいる気がする。

CNのこの記事でもAG2Rのラヴニュー監督やFDJのマディオ監督を実名でブリュイネール監督が非難しているけど、マディオ監督 vs ディスカバリー(ブリュイネール監督・ランス)の確執は相当なもののようで、あるとき驚いたことがある。(詳しくはまたの機会に。)

ただ、今回バッソの件で、レース中でも協力を得られないような場面すらある、とCNが書いてあるのはびっくり。真実かどうかは不明にせよ、 “チームカラーの違和感”は確かに多少は否めない。

ブリュイネール監督の“薬と薬物検査はイタチごっこで解決策はない”というコメントには、少々開き直りの感も。


■ 関東の某県にある自社の売店でゲロルのペットボトルを見つけました!

    メールから:(先に掲載のゲロルシュタイナーの水がペットボトルになったという)記事を読んだ翌日(3/16)に会社のショップで偶然にも、そのペットボトルを発見 → 即座に購入してしまいました。(レベリンのマイヨ記念?)
で、この方、さらにラベルををみるとサッポロ飲料が輸入元になっているのに気づいたとのこと。
そうですね。とりあえずサッポロは当初からゲロルの水の輸入元だったようですが、ここ最近力を入れてきたようです。

2005年1〜2月にゲロルの水に関していろいろ情報をもらったときは、まだ余り色気を出して宣伝活動はやっていませんでしたからね。店頭になくても、言われれば取り寄せるよ、といった感じでした。↓

参考: 「ゲロルシュタイナーのミネラルウォーターを探せ 情報No.15」の情報(2005年2月1日の情報)
「サッポロ飲料を扱っている店ならゲロルの水を取り寄せてくれます」

-------
Photo: 04ツール ファッサのチームバスにて。Aゴンサレスが優勝し、祝杯をあげていたファッサ。監督ご機嫌。

■ 2007.03.18 (Sun)  ルイス・レオン・サンチェス
■ 弟はサッカーU21スペイン代表に

■ 来日したバルベルデに聞いた。「同郷ムルシア在住のルイス・レオン・サンチェスとは一緒にトレーニングをしていますか?」


------------ おさらい ------------
昨日パリ〜ニースで優勝したルイス・レオン・サンチェス。彼に関し、まず、過去のトクダネ記事から:

1) ルイス・レオン・サンチェスはCatlike(本社は地元ムルシアにある)が主催した2004年最優秀ネオプロ選手賞受賞(写真はそのときのもの。弱冠20歳のLLサンチェス。雑誌シクリスムアフォンドから)

2) サンチェスは4兄弟だが、民兵だった父はルイス・レオンと、兄のレオンの2人にだけに、自転車を買い与えた。

(以上1と2は、(Ref.2005.01.24トクダネ 「TDUで総合優勝を決めたルイス・レオン・サンチェスって誰?」にて)

3) ルイス・レオンとともに自転車を買い与えられた兄レオンはサイクリストになったが、地元で自転車に乗っている最中、交通事故で(05年10/30に)亡くなった。ヘルメットはしていなかった。

4) あとの2人の兄弟は、アントニオ・レオンとペドロ・レオンで、後者はムルシアのサッカー選手。

( 以上3と4は2005.11.01付けトクダネ  「レオン4兄弟の兄が事故で死亡。バルベルデも葬儀に駆けつけた。」
----------- 以上をふまえた上で ----------

■ 弟ペドロ・レオンは地元レアル・ムルシアのミッドフィルダーとして活躍中

20歳の弟ペドロ・レオンは今もレアル・ムルシアのミッドフィルダーとしてプレーしているが、近頃活躍してるかな?と気になって、スペインサッカーのサイトをチェックしてみた。すると、つい先日U-21のスペイン代表選考があり、見事代表に選ばれていた。

その時の メンバー表 ==> ここ
中ほどにPedro León (Murcia)という文字が見える

試合はイングランドとの国際親善試合で、2月6日、英国のダービーで行なわれた。結果は、延長・PK合戦なしで2対2の引き分け。Eurosportにポジション図入りの実況があり、ペロド・レオンは先発出場でツートップ右の位置にいる。ゴールはあげなかった。

Iekiさんのサイト によると、ペドロ・ルイス、05-06シーズンは30試合に出場し、2ゴールあげている。身長・体重も兄ルイス・レオンとほぼ同じ。

レアル・ムルシアはスペインリーグ2部。元FC東京の福田健二選手が目下レンタル移籍で同リーグのデポルティーボ・ヌマンシアに籍を置いており、両チームは対戦したことがあるようだ。
福田健二選手のBLOGはここ

父は民兵、兄弟2人がアスリートとして活躍中ということで、サンチェス一家は、体育会系家族。
ペドロ・レオン、そのうちプロツールチームのサッカー版?"リーガ・エスパニョーラ"でプレーする日はくるかな。


■ ムルシアといえばバルベルデだけど。。

去年バルベルデにインタビューをした際、「同じムルシア出身のルイス・レオン・サンチェスとは一緒にトレーニングをするのか?」と聞いてみた。

トレーニングのNo.1パートナーではないとのこと。ただし、「むろん一緒にトレーニングはしている」と言っていた。
一番仲のいい地元選手には別の名前をあげていた(その話は別の機会に)。
今年2人は一緒のチームなので、今まで以上に共に地元で研鑽を積んでいるのではないかと思う。

今回パリ~ニースの区間優勝は、兄レオンがなくなってから初めてトップでゴールを割って掴んだ勝利。ただし、単純に"勝利"ということで言えば、彼は今年2月のマヨルカ・チャレンジで"総合"優勝を果たしている。(区間優勝はなし)

2月のマヨルカチャレンジで、彼はこんなことを言っていた。
「この世を去った兄のために、とにかく一刻も早く優勝を掴みたかった。愛しい兄のことを忘れるのは難しいけれど、でも、マヨルカで総合優勝を果たせたことで、少し心が休まった気がする」

(2番目の写真は去年のツールにて。チームプレゼン)


■ 2007.03.19 (Mon)  入れそびれていたニュース、 えいこのタイミングで入れちゃえ!
grp0319202940.jpg 478×542 71K(03.17「93年オーストラリアのウルリッヒで鮨屋 盛り上がる 続く。。」から無理やりこのネタへと持ってきました。ウルリッヒ繋がりということで。)

Photo:去年のスイスツアーのウルリッヒ。6月13日、自転車にまたがった姿を見たのはこれが最後だった。

■ 笑顔と拍手に包まれていたウルリッヒ引退会見
■ チームプレゼンはスキップ


くだんのウルリッヒの笑顔引退会見ビデオを見たのは、実際の引退会見が行なわれた数日後のこと。

偶然eurosport.frのvideoコーナー(eurosport.frへJUMP ただしすぐ開きます)で探し物をしていて見つけた。 − eurosport.comのビデオにも同じものがあるが、なぜか動かない。

会見では笑顔と拍手が沸き起こっていて、悲壮感はなかったことに安堵した。

-------- ビデオ リプレイ ---------

「自分は7つのチームからオファーをもらっていて、続けるべきか止めるべきか、決断をせねばならなかった。でも、今自分がやりたいことがわかった。」

「でも、(選手としてではないが)自転車界には残る。」
---- と述べた途端、会場内から拍手が沸きあがった。

ウルリッヒが付け加える − 「ある意味現役としてね。」
ウルリッヒ、大きな笑顔。そして、声を出して笑った。

最後、会見を終えて席を立ったとき、背後にあった自分の写真拡大版を見て、再び微笑んだ。

-------- ビデオリプレイ終わり ---------

このビデオのウルリッヒは、引退を決めて幸せそう。それまで悩み、辛い思いをした分だけ笑顔も大きい、そんな感じ。

それに10代アマ時代から通算すると、長い長い選手生活だった。その中、山あり谷あり。波乱もたくさんあった。今までもう精一杯やってきたんだろうなぁ、という感じがした。

道半ばにして、というのは否めないけど、ビデオをなんの先入観もなく見るとすると、「ハッピーリタイヤメント」の言葉が浮かぶような会見だった。

■ フォルクスバンクのプレゼンには欠席:「選手が主人公だから」

先週火曜にフォルクスバンクのプレゼンが行なわれ、選手の紹介とともに、アドバイザーであるウルリッヒの紹介も予定されていた。しかしウルリッヒは事前に出席をキャンセル。

自分に注目がいくのは本意ではない。主役は選手たちだ、というのがその理由。17人の野望に燃える選手たちを紹介するのが意図なのであって、そこに自分が割り込むわけにはいかない、と。

プレゼン欠席を決めた際、「身の回りの騒がしさが一段落したところで、僕は選手たちとともに大きな目標を成し遂げたい」と語ったウルリッヒ。

彼のチーム内での具体的なミッションは、暫くしたら正式に公表されるという。

■ 2007.03.20 (Tue)  本日の“剃毛”、“サッカー vs 自転車”、そして再び“ゲロルシュタイナー”
akuma.jpg 389×523 71K読者情報1)愛用シェーバー情報

    >>> 脚のお手入れ(笑)の話題のボクの愛用品です。
    シック イントゥイション プラス
    => 商品情報
    剃った後がなめらかなんですよ?
    <<<
テレコムの短編ドキュメント「マイヨジョーヌへの挑戦」の中で、ロルフ・アルダグはホテル備え付けみたいな普通の剃刀でザクザク剃毛してましたよね。(お風呂場のシーン。)
この情報をくれたFさん、プロ選手よりも剃毛機材(?)は高級品を使っているかも??

読者情報2) 巨大資金力チームが強いサッカー vs 資金力と成績が比例しない自転車

    >>>フランスやオランダのリーグも以前は大変強く、そうでない国(例えばウクライナ、ロシア、チェコ、ユーゴ、スコットランド、ポルトガルなど)でも必ず自国の代表選手を中心に構成され、ヨーロッパでも名の知れた強豪チームがありました。

    しかし95年のボスマン判決(EU内での選手の移籍の自由を認めた判決)以降、選手の移籍が流動化し、資金のあるクラブやリーグに選手が集まり、それまでの強豪チームも弱くなる一方です。

    フランスも代表チームは強いのですが、クラブの資金力があまりないために(どこの強豪チームも5万人以上収容するスタジアムが当たり前ですが、モナコなどは2万人も入らないような小さなスタジアムのため、入場料収入も少ないのです)、今や人材供給国。スペイン、イングランド、イタリア(とドイツ)に選手が集中してしまっています。

    なんだか自転車でも当てはまるかもしれません、、、、、が、自転車の場合は資金力のあるチームが強いとは限らない(Tモバ orz)のが面白いところです。
    <<<
確かに。。。!Tモバよりゲロルのほうが目立っている今日この頃。Tモバイルは、独自のアンチドーピング検査にかなり力を入れているので、そっちへの資金投入も相当やっているのでは?

で、こうしたことでクリーンでまじめな企業イメージにつながれば、企業としてはモトが取れると思うけど、、果たしてどうでしょう?


読者情報 3) ドイツで売られるゲロルシュタイナーの水はペットボトルのほうが多いよ。ボトルの回収料金は小売価格の1/4ぐらい

3・14トクダネの読者情報「ドイツではペットボトルでもデポジットを獲られる」に関連して、それを後押しする内容。ドイツではビールは回収可能な瓶売りがメインらしい。へえ。以下ドイツ発の情報:

    >>>近所のスーパーはゲロルシュタイナーはペットボトルでしか売ってないような。他のメーカーも含めて、水は80%以上はペットボトル。ちなみに、ペットボトルはファンドは25セント。表示価格はファンドが入っていない金額(例えば1ユーロ75セント)で、買うときにはファンド込み(この例だと2ユーロ)
    ビールは瓶の回収システムが確立してるので缶の販売はほとんどないです。

    (この内容は、「へもへも日記」でKenさんがレスしてくれたもの。<<<
読者意見 4) 試供品配布の多い乗り換え駅・先行販売の多い北海道?

(駅でゲロルのペットボトル水が無料配布されていたという話題に関係して:)
    >>>「都会は企業が何に力を入れようとしているかが本当に身近に感じられるものなのですね。」<<<
ちなみにこの方は宇都宮在住の方。
確かに町(特に乗り換え駅付近)を歩いていると、試供品は山のように配っていますね。シャンプーの新製品とか化粧品とか。

例えばグリコのオールブランなども、TV CMを見る前に試供品をもらって存在を知ったし。

ちなみに先日もらったボーテドコーセーのファンデーションはエスプリークプレシャスのシリーズ(ベース&ファンデ)でした。福山雅治が歌っているCMのアレです。

去年末に販売開始になり、春の新シリーズが出た模様。コーセーはルミナスを撤退させて、このシリーズを今押しているらしく。

ただ、食品を最初に販売する場合、結構北海道で先駆けることが多いとも聞きます。グリコのイチゴポッキーも北海道で試して、好評で関東などに広げたとか。北海道の人は舌が肥えているのかも。

あと、ルーズソックスの発祥地って水戸だったと聞きますけど。水戸はファッションの発信地なのかな。(p.s. ”ルーズソックス”・・・もしかして今や死語?)

Photo: 自転車のオブジェの前で悪魔おじさん。去年のツール。ストラスブールにて。

■ 2007.03.20 (Tue)  ミラノ〜サンレモ便り: 「長丁場だから消極的に走らないとだめだ?!」
cof.jpg 540×383 35K3月24日に開催されるミラノ〜サンレモ(M-SRM)関連の話題がちらほら出てきている。

エリック・ツァベルは喉がイガイガしたので、ティレーノ〜アドリアティコを棄権したという。ミラノ〜サンレモに万全を期すためだ。

ロビー・マキュウェンは、とにかくチプレッサとポッジョの上りをなんとかうまくクリアしたいと願う。もっとも勝負がゴールスプリントになるかどうか、わからないけど、と。

● ロットのフレッド・ロドリゲスはティレーノをリタイヤさせられ、M−SRMに出るかどうかは不明。リタイヤさせられ、というのは呼吸器系をやられたため、「ほかの選手にうつさないように帰された」んだそうだ。

● 同じく同僚のライフ・ホステもM-SRM出場がクエスチョン。ティレーノで落車。しかし無理やりケガを押して10kmほど走り続けた。すごく大きな傷口で、テニスボールほどもあったという。マキュウェンが「止めろ」と言ってリタイヤさせた。

● そんなこんなで負傷者が出て、マキュウェンの援護はちょっと心もとないが、本人は、「とにかく消極的(コンサバ)に走る」と語っている。300km近いレースでは、必死で行ってストレスを背負い込んだ走り方をしたら あかん、ということらしい。

(以上本日のCNから)

■ ミラノ〜サンレモ データ

去年は : クイックステップに所属していたポッツァートが優勝。後ろでボーネンが両手をあげて祝ったあのシーンが記憶に蘇る。CNの写真

距離は: 294km

チームは: ユニベットも入いることになったので(Ref. 先日の小ネタ)、計25チーム。20のプロツールチーム+バーロワールド+アクア+チェラミカ+LPR+ティンコフ (公式サイトへ

過去の優勝者はここ
ツァベルが4回優勝しているが、やはり、エディ・メルクスの7度の優勝というのがスゴイ。

なんといっても忘れられないのが:ツァベルの早すぎたガッツポーズ。フレイレが油揚げをさらっていった。2004年のM-SRMでのできごと=> 写真
------
Photo: ツール期間中、「電話でキャッシング:コフィディス」の宣伝