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 過去ログ 〜2004.08

 レース情報 最新版へ


2004年09月 10月 11月 
2005年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 

● 2005.01.16 (Sun)  1月18日〜23日 ツアー・ダウン・アンダー(オーストラリア) 予告
ツアー・ダウン・アンダー、通称TDUのサイトが立ち上がっている。
オーストラリアのスプリンター、ボビー・マキュエン(ダヴィタモン・ロット)vs バーデン・クック(FDJ) vs スチュアート・オグレイディ(コフィディス)の恒例のスプリントバトルが楽しみだ。

これにカデル・エヴァンス(ダヴィタモン・ロット)、マイケル・ロジャース(クイックステップ)、マット・ウィルソン(FDJ)らのオーストラリア選手も注目。

600m以上の上りはなく、スプリンター's ステージが多いものの、ランプレ・カッフィータのジルベルト・シモーニ、リバティーのイシドロ・ノサル、アラン・デイヴィスも忘れてはならない。第5ステージあたりを狙ってくる可能性もある。

http://www.tourdownunder.com.au/index.php 公式サイト

http://www.tourdownunder.com.au/index.php?id=teams05 選手エントリーリスト

year 優勝者 nameteam
1999 S.オグレイディCA
2000 ジル・メニヤンAG2R
2001 S.オグレイディCA
2002 M・ロジャースオーストラリアンIOS
2003 M.アスタルロサAG2R
2004 P・ジョンカーUniSA


● 2005.01.17 (Mon)  1月18日〜23日 ツアー・ダウン・アンダー(オーストラリア) 予告 その2
TDUのチームプレゼンテーションが行われ、写真ギャラリーができた。
ここで各チームの新ジャージが見られる。FDJは数年前のジャージバージョンに戻った感じ。CA!新しいものが嫌いで、伝統をひたすら重んじるチームで有名だが、ジャージに全く変化なし!!

http://www.cyclingnews.com/photos/2005/jan05/tdu05/index.php?id=teampres/gallery-teampress

● 2005.01.18 (Tue)  1月18日 ツアー・ダウン・アンダー(オーストラリア) 第1ステージ - マキュエン強し
http://live.cyclingnews.com/

TDUのライヴがCNで見られますね。オーストラリアと日本は時差が余りないのでいいような、悪いような。ライヴ中継が会社の就業時間にだぶってしまいます。(かく言う自分は今日は客先立ち寄りで直帰。18:15帰宅。ラッキー。)PCをすぐに立ち上げた所、ライヴはラスト10km。今年ロットに移籍したオーストラリアのエヴァンスとCOFのオグレイディがしきりにアタック中。

ラスト、ゴールスプリント。やはりマキュエンが制したようだ。強いなぁ。今年もツールのグリーンジャージ第一候補だろう。フル・リザルトは下記:

http://www.cyclingnews.com/road/2005/jan05/tdu05/?id=results/tdu051

このページの最後の方に区間優勝したロビー・マキュエンのコメントが載っている。

「チームは僕のために素晴らしい働きをしてくれた。特にラストの場面でね。オグレイディが飛び出してみんなを驚かせた。なんとか手遅れにならないうちに彼を引き戻すために、僕らは必死でやらなくてはいけなかったよ。アラン・デイヴィスが僅差で追いかけていたから、僕は彼の後についていったんだ。

第1ステージで勝つのは初めてじゃないけど、他の選手に差をつけるボーナスタイムを稼げたのは初めて。最後までジャージを守るのは残念ながらそう たやすいことじゃない。普通は強い者がレースに勝つはずだけど、ブレークが出たら、何が起こるかわからない。それに今僕はちょっと体がヨロヨロしている感じ。乳酸のせいだろう。こんなこと、本当は口に出すべきじゃないんだろうけどね。でももちろん、心地よいマッサージを受けさえすれば 回復しないわけはない。」

● 2005.01.19 (Wed)  1月19日 ツアー・ダウン・アンダー(オーストラリア) 第2ステージも マキュエン
* マキュエン、バリアに追い込まれるも、とっさの判断と俊敏性で危機脱出!

今年はマキュエンの年になるのだろうか。昨日も今日も危なげないゴールスプリントで2連勝。余裕すら感じられる。ペタッキvsマキュエンが今から楽しみになるぐらいだ。

特に今日の優勝には、ゴール手前で、マキュエンの巧みな技があったようだ。チェラミケパナリアが、スプリントエースのグリッロのアシストで、マキュエンをバリアの間際まで追い込んだそうだ。でもマキュエン、そんなことではめげない。後に回りこんで抜け出てやった!と意気揚々語った。

http://www.cyclingnews.com/road/2005/jan05/tdu05/?id=results/tdu052

オーストラリアのクックあたりが競ってくれれば、もう少し面白くなるのだが。そのクック、去年のTDUでは1勝している(マキュエンは2勝)。ところでクックのご難の話を最近になって聞いた。

それは2003年シーズンが終わり、オーストラリアに帰国した時のこと。60万円ほどのチケットでファーストクラスを予約した。というのも、サドルが当たる部分の嚢胞の手術を受けた直後だったのだ。振動は禁物。ファーストでゆったりいく予定だった。

ところが、カウンターで、これはエコノミーのノーマル料金だと知る。カウンターで揉めている間に飛行機は飛び立った。罵声をこらえつつ、クックは更に60万円払って次の便のエコノミーに。乗り心地は最悪。手術した部分の縫い合わせが途中でぱっくりあいてしまった。こうして、彼は思わしくない状態で04年シーズンを迎えた。

しかし、それでも04年1月のTDUでは意地で1勝をあげたクック。あのときの根性で、レースをかき回すことができるか。

● 2005.01.20 (Thu)  1月20日 ツアー・ダウン・アンダー(オーストラリア) 第3ステージ
なんと!すごいタイミング。今日のトクダネと、TDUがシンクロした!TDU第3ステージ優勝はリバティーのサンチェス。彼はコンタドールの同僚だ。そして、コンタドールがリタイヤした第1ステージで区間優勝した選手!今朝のコンタドールの話題は、まさにグッドタイミングだった。

トクダネで書いたコンタドールは、昨年ヴエルタアアストゥリアスで落車し大怪我を負った。重症のコンタドールのリベンジに奮闘したのがルイス・レオン・サンチェスだった。彼はコンタドールのために勝つと決意し、彼がリタイヤしたヴエルタアアストゥリアス第1ステージで見事区間優勝をあげた。

その時のサンチェスの言葉:
「仲間が落車で病院に運び込まれたと知っていた。この優勝は彼のもの。同僚として、一人の人間として、彼にこの優勝を捧げたい。」

TDUレースの方は、面白い展開だった。総合2位の同僚ディヴィスをアシストするために、逃げのグループに加わっていたサンチェス。しかしデイヴィスはオグレイディのマークがきつすぎた。2人が牽制している間に、サンチェスは飛び出し、ヴァンスメレンをかわして優勝。

これは、サイス監督のルールブック通りだ。サイス監督は、独特の采配で知られている。リーダー選手を決して固定しない。チャンスがあれば、自由自在に勝てる選手を勝たせる。そのフレキシブルな采配ぶりは有名だ。この辺の話はまた後日。

http://www.cyclingnews.com/road/2005/jan05/tdu05/?id=results/tdu053

● 2005.01.21 (Fri)  1月21日 ツアー・ダウン・アンダー(オーストラリア) 第4ステージ
余裕のマキュエンは、勝てる試合でホワイトを勝たせた

地元コフィディスのオグレイディはなかなか勝たせてもらえないが、代わりに同じチームのマシュー・ホワイトが単独ゴール。コフィディスに初勝利をもたらした。

それにしてもこの日2位だったマキュエンは、わざとホワイト(オーストラリア人)を追わなかった。
マットにレース中、こう言った。「マット、もしアタックしたかったら、僕は追わないよ。」

理由についてマキュエンは、こう語った。
「僕らは違うチーム。勝つために給料をもらっている(から普通は追いかけるべきところ)。でも、五輪や世界選手権でマットには何度もアシストしてもらっている。今後同様の大会でも、彼のアシストに頼ることになるだろう。

もし僕が今回まだ区間優勝していなかったら、彼の逃げは許さなかった。でも(既に2勝しているから)、今回は、マットに自分は追わないということを知らせたんだ。ただ座って、他の選手をウォッチしていた。」

マキュエンは、余裕。勝とうと思えば勝てたかもしれないレースで、今後の投資の意味も含めて、オーストラリアというナショナルチームとして戦う際に重要になるホワイトを勝たせたのだ。

それにしても、ホワイトのこの表情、今まで見た選手の中で一番面白い優勝キスシーン。
http://www.cyclingnews.com/photos/2005/jan05/tdu05/index.php?id=stage4/IMG_8276

http://www.cyclingnews.com/road/2005/jan05/tdu05/?id=results/tdu054

● 2005.01.22 (Sat)  1月22日 ツアー・ダウン・アンダー(オーストラリア) 第5ステージ
なんと あの コンタドールが優勝!!そしてリバティーがワンツースリーフォー フィニッシュ

先日20日にトクダネでお伝えしたアルベルト・コンタドールがなんとTDU第5ステージで優勝した。レース中の脳疾患から奇跡のカムバックを果たした選手だ。

レースはトップから4位までをリバティーの選手が独占。おそらく復帰したてのコンタドールを守り立てるために、チームが彼に最初にゴールラインを踏ませたのだろう。

CNの写真にはびっくり。ゴールしたコンタドールが観音様のようになっている。後のサンチェスとシンクロしたようだ。

----------
この日は最後の上りが結構きついため、もともとスプリンターズステージではなかった。レースが動いたのは120km地点から始まる急な上り。20人ほどがプロトンに選考して逃げていた。そして、頂上付近でリーダージャージのサンチェスがコンタドールとともに抜け出した。

2人は後続との差をみるみるうちに広げた。やはり最後のゴールはサンチェスが、ケガから復帰したての同僚コンタドールを勝たせたようだ。3位争いは、後続の中からクリアしたデイヴィス、そして4位にはラミレス。1位から4位まで リバティーの選手が続いた。

CNのレポートの中でもコンタドールが事故のことを語っている。レース中気を失ったこと、それは脳からの出血が原因だったこと、やはり選手生命だけでなく、命を脅かす事故であったこと、緊急手術の後、1ヶ月後には複雑な脳外科手術も受けたこと。今も定期的に検査していることなど。

ゴール写真へJUMP

リザルト:JUMP

● 2005.01.23 (Sun)  1月23日 ツアー・ダウン・アンダー(オーストラリア) 第6最終ステージ
速報:マキュエン3勝目。リバティーのアラン・デイヴィスは3位。総合首位はサンチェスが守り、総合優勝が決定。CNの速報にJUMP

キュエンなんと破竹のTDU合計11勝!
マキュエンの過去のTDUの成績はすごい。02年に至っては、今回の3勝よりすごい、4勝をあげている。

ロビー・マキュエンのツール・ダウン・アンダー全優勝記録
Year
区間優勝数
2005年
3勝
2004年
2勝
2003年
1勝
2002年
4勝
2001年
DOMO不出場
2000年
1勝
合計
11勝



● 2005.01.24 (Mon)  2月6〜10日: マヨルカチャレンジ
バルベルデ、ベッティーニ、ツァベル、フレイレが出場予定。今までストーブリーグが熱かったけど、いよいよレース本番といった感じ。

● 2005.01.26 (Wed)  1月末のレース公式HP一覧
ツールドランカウィ=TDL(1月28日〜2月6日)の公式HP
http://www.tdl.com.my

* TDL出場選手リスト
http://www.tdl.com.my/race/race-riderprofile.asp

* その他CNでもさっそく専用ページができた。
http://www.cyclingnews.com/road/2005/jan05/langkawi05/?id=default

ツール・ド・カタールの公式HP(1月31日〜2月4日)の公式HP
http://www.letour.fr/stf/quatar/2005/fr/index.html (但し、今現在全選手の出場リストは出ていない)

● 2005.01.27 (Thu)  1月28日〜2月6日 ツール・ド・ランカウィ (TDL マレーシア) 予告
過去の優勝者リスト
なかなかの顔ぶれだ。ファッサからディスカバリーに移籍したトム・ダニエルソンがサターン時代に優勝している。

2004 フレディ・ゴンサレス(Col) Colombia Selle-Italia
2003 トム・ダニエルソン (USA) Saturn
2002 エルナン・ダリオ・ムニョス (Col) Colombia-Selle
2001 パオロ・ランフランキ (Ita) Mapei-Quickstep
2000 クリス・ホーナー (Usa) Mercury
1999 パオロ・ランフランキ (Ita) Mapei-Quickstep
1998 ガブリエーレ・ミッサーリャ (Ita) Mapei-Bricobi
1997 ルーカ・シント(Ita) MG-Technogym
1996 ダミアン・マクドナルド(Aus) Giant-AIS

出場者顔ぶれ

ツアー・ダウン・アンダーを支配したリバティーセグロスがTDLに出場する。今回は、復活をかけるヨセバ・ベロキが登場。出場メンバーの中では、唯一ツール表彰台選手だ。

「今年結果を残せなければ引退も視野に入れている」、と語ったベロキ。31歳、不退転の決意。

ドイツのヴィーゼンホフにはあの大ベテラン、40歳のヘップナーの名前。サイスポに書いた通り、今年Tモバイル、ヴィーゼンホフ、ゲロルシュタイナーの一部の選手は合同でトレーニングを行った。

それからちょっとオタク系ではポーランドのアクションに所属するP・ワデツキ(元DOMO)やT・ブロンジナ(元バネスト)。2人とももともと栗村監督が98年から所属していたムロズ出身。ムロズは03年からアクションというコンピューター関連の会社がメインスポンサーとなった。

そして!もちろん忘れちゃいけない別府史之選手とアジアツアーリーダーとなった晋一選手をはじめとする ブリヂストンアンカーの選手たち。頑張ってください、応援しています。

* ツールドランカウィの公式HP : http://www.tdl.com.my

* TDL出場選手リスト : http://www.tdl.com.my/race/race-riderprofile.asp

* CN専用ページhttp://www.cyclingnews.com/road/2005/jan05/langkawi05/?id=default

* Cycling Timehttp://www.cyclingtime.com/modules/wordpress/index.php?p=13

● 2005.01.28 (Fri)  1/28〜2/6 :ツール・ド・ランカウィ (マレーシア)
1/29 第2ステージ :BS宮沢選手が今度はスプリントジャージ + 総合3位

昨日2位だったボンジョルノが優勝し、昨日トップのブラウンは2位。同じチェラミケのチーム内で2日続けてワンツーフィニッシュ。昨日落車に見舞われた別府選手。今日は日本人最高位の22でゴール。

一方ブリヂストンは、日替わりヒーロー。今日は宮沢選手がボーナスポイント9を稼いで総合3位+ポイントジャージに。

ここまでくると算数の世界になってくるので、表で見ることに。

.
ブラウン
ボンジョルノ
宮沢選手
康司選手
ボーナスタイムなしのプロトン
第1ステージボーナスポイント
10
6
0
6
0
タイム差
首位
+4秒
+10秒
+4秒
+10秒
.
.
.
.
.
.
第2ステージボーナスポイント
7
10
9
0
0
第1・第2ステージ合計ポイント
17
16
9
6
0
.
.
.
.
.
.
タイム差
首位
+1秒
+8秒
+11秒
+17秒
順位
1
2
3
6
.


参照 : http://www.tdl.com.my/results/stage02.asp

1/28 第1ステージ : 康司選手は目下総合3位 + ホットスプリントポイントジャージ!

総合順位で福島康司選手が目下3位。ステージ順位は110位だったが、ボーナス・ポイントがついたせいだろう。

調べてみたら、ホット・スプリントポイントを2回ともトップで通過。ボーナスポイント6ポイントを加算した。着順はトップと同タイムだったので、ボーナスポイント順でブラウン、ボンジョルノについで目下総合3位とういわけ!

更にスプリントポイントは合計10ポイント。ホットスプリントポイントジャージもものにした。

総合順位は、1位ブラウン(オーストラリア人)、2位ボンジョルノ(アルゼンチン)、3位 福島康司選手(日本)、4位 ヨレンセン(デンマーク)、5位 グリシキン(ロシア)、6位 コックス(南アフリカ)。

(上記参考資料はTDLオフィシャルサイトですが、時々ダウンして、起動の調子、余りよくないです。)

ちなみにコックス選手は本日のCNで次期南アフリカのツール出場期待選手としてでかでかとインタビューが掲載中。
http://www.cyclingnews.com/news.php?id=news/2005/jan05/jan28news

1/28 第1ステージ 優勝者:グレーム・ブラウン

謎の<年初め男>の正体とダウン・アンダーの借りを返した話

グレーム・ブラウン履歴書
国籍:オーストラリア(シドニー在住)
身長・体重:180cm・76kg、
チーム:チェラミケ・パナリア
目標:ツールのグリーンジャージ
興味あること:プレステ、音楽、仲間とリラックスすること、クリケットゲームを見るのと路上でプレイすること、4度目の世界新

その他:97年トラック ジュニアチャンピオン(18歳)、

トクダネのイヴニングニュースに、アテネ五輪の金メダル2個を獲得した話を書いた。次に、去年8月に書いたトクダネの疑問を検証してみた。

8月の記事:<それにしても、ブラウンは不思議な選手だ。毎年1月にTDUとTDLでスプリント優勝をがっぽり稼ぎ、あとは音信不通。今年は五輪があったので、8月に再び名前を聞いたけど、彼のレーススケジュールは一体どうなっているのだろう?>

そもそも彼の名前は、毎年初め、ダウンアンダーとランカウィの時に聞いた後、ぱたっと聞かなくなるのがいつものパターン。どうもトラックの方に出ているせいらしい。もっともイタリアのチェラミケに所属しているため、ジロには時に出場しており、2002年にはポイントジャージを着たこともある。

残念ながら、今年も勝ちに行ったダウン・アンダーでは区間6位が最高という不本意。そのリベンジをTDLで晴らしたかのようだ。

04年
TDL区間3位 x2回
03年
TDU 区間優勝1回、区間2位 x2回
TDL 区間優勝2回、区間2位 x4回、区間3位 x1回、総合ポイント賞
02年
TDL 区間優勝2回、区間2位 x1回

ブラウンのHPはこちら :http://www.graemebrown.com/about/

● 2005.01.30 (Sun)  1/28〜2/6 :ツール・ド・ランカウィ (マレーシア)
grp0130190945.jpg 228×166 7K1/30 第3ステージ :康司選手優勝+総合首位 めちゃくちゃ感動の実況中継

やりましたね。康司選手がスタート直後に1人で飛び出して、そのまま170kmもの独走優勝!司会者は、単独ゴールは無理だろう、吸収されるだろう、と言い続けていたものの、ラスト10kmで、まだ4分以上差を保っていた康司選手に驚愕。彼はそのまま行ってしまいました。

今日は偶然TDL公式HPで中継を見ました。アナウンサーが康司選手のこと、宮沢選手のこと、日本人選手のこと、ブリヂストンのメカニックの人にまで言及して、もうレース中全てをずっと絶賛しまくり。現地実況時間の80%以上を費やしてここまで日本の活躍を褒め称えてくれる地元TVの暖かい態度にも 熱いものを覚えました。

ちょっと感動ものだったので、その内容を共有したいと思います。

TDLのWeb生中継から拾ったアナウンサーのコメント(日本人選手に関するもののみ):

(康司選手に関するアナウンサーの評価の数々)
● また今日も誰かが真っ先にアタックするとしたら、きっとそれは康司選手だろう。(he will be the first one to attack.)(。。。と言っていたら、まさにその直後に康司選手がアタック。アナウンサー席は大爆笑。)
● いつも笑いが絶えない福島康司選手
● 彼の英語はVery Good
● 康司選手はWonderful Character ・Incredible Character・Great Guy=素晴らしい選手だ。
● He is funny おもしろい
● Brave man 勇敢な男だ
● 彼はいつも何かやらかす。
● (上りで康司選手がTVカメラに笑顔を振りまいたところで)なんでここで笑うことができるのだろう。普通はしかめ面しかできないはずなのに。
● 毎年このレースで、なにかしら魅せてくれる。
● 上りのパワーはすごい。パワフルだ。
● 彼はレースを楽しんでいる。Enjoying
● 彼は限界ギリギリまで攻めまくる。Pushing it to the limit.
● (最後数キロで独走優勝目前)彼は残っている全ての力をペダルに込めている。まだ彼のぺダリングにはパワーを感じる。
● プロトンは、この白黒ジャージのロンリー・ライダーを手ごわいと感じている。
● 彼の頭の中には、今ゴールに行くことget to the finish lineしか頭にない。
● プロトンは彼が単独優勝すると諦めた。彼ならできるHe can do it!と思っている。だからもう追わない。
● 苦痛の表情が見えるが、心の中ではすごく喜んでいるに違いない。
● (ラストのシーン)行け!イエロージャージが待っているぞ!
● (単独ゴール間近)ランカウィツアーの歴史始まって以来のもっとも素晴らしい レースだった!= outstanding

。。。などなど。ランカウィはレースが始まって丁度10年。康司選手が歴史を飾るレースを作ってくれたようだ。

(ブリヂストンのメカニックに対する賞賛の言葉)
後半、康司選手のタイヤ交換場面。BSのメカニックが素早くタイヤ交換。

● この場面では(一人で逃げている場面でタイヤ交換するということ)、メカニックにも結構プレッシャーはあるだろうが、スムーズによくやった。(nicely done)

(日本チーム全体に関する評価の言葉)
● 年を重ねるごとに どんどん日本人は、このレースで活躍してくれている。

(宮沢選手への言葉)
● 宮沢は昨日ものすごくいい走りをしていた。(Extremely well)


* 以下、レースの実況解説+レースの様子
(レース開始早々康司選手が飛び出して独走。画面にはその間、写真用カメラに手を振ったり、TVカメラにしゃべりかけたり、上りに入って胸をあけたり、無線で「なんかしゃべってください!」と訴える康司選手の姿がずっと映る。)以下アナウンサーの言葉。

なお、この日のレースは中盤手前にこの日最大の山場があり、その後は下りと平坦。プロファイルへJUMP

「今、スレートボードがタイム差を告げているところ。福島とプロトン(アナウンサーはプロトンのことを往々にしてMain Fieldと呼んでいる。)との間は11分5秒。おや、これはすごいタイム差だ。」

「福島は現在総合6位。トップとの差は11秒。アジアランキングは目下No.1が宮沢。福島は3位。しかし2人のタイム差は3秒。ボーナスポイントを稼いだ福島が宮沢に今並んだ。」

「福島は170km以上ある今日のステージで、このまま生き残ることは無理だと思う。山岳賞ポイントを狙うのがとりあえず彼の目的だろう。中間の山を下って彼が疲れた頃にプロトンが猛追し、吸収するはず。最後ゴールスプリント勝負だろう。なにしろこの暑さと74度の湿度では無理だ。」

「中間の最大の山場を下ってから、まだ102kmもある。福島は少々水分補給をしすぎたか。お腹を押さえている。福島が疲れたところを狙って、プロトンが追ってくるだろう。その後は一気にプロトンはすっ飛んでいくはず。(Fly away)」

「今日は真ん中よりやや前半に最大の山場がある。ただ、それを越えてもまだなお、102kmも走らなくてはいけない。こんな暑さの中、一人で逃げ切るのは無理だろう。」

--- 中盤の山岳を越えたシーンのあと、突然中継はラスト15km地点に切り替わる。

「福島は、丁度いいギアを捜している模様(= looking for a comfortable gear. その後、BSのメカの人がタイヤ交換。)こういう緊張の場面で、メカニックは手際よくやったものだね。」

「すごいぞ福島。山頂で11分差だったのが、その後ここまで走ったのに6分しか縮まっていない。あと15km。ここまできたら、もしかして、、、」

「ラスト10km。スレートが告げるタイム差は5分28秒だが、多分これは古い情報だろう。4分30秒程度の差だと思われる。10kmで4分半の差であれば、もうプロトンが追いつくのは無理だ。」

「ラスト5km Just go! Yellow jersey wants you! あと5km。パンクさえなければ、優勝決定だ。ここで必死にいく福島。しかし、明日のTTまでに、すぐにリカバリーする必要がある。」

「既にプロトンは諦めている。福島なら、やり遂げる、ということがわかっているからだろう。(he can do it.)福島、一番きつい場面だろうが、110%の力を出している。頭の中では優勝祝いを楽しみにしていることだろう。」

「信じられない、福島はもうすぐフィニッシュだというのに、プロトンとは3kmほど間があいている。彼の頭には、フィニッシュすることしか頭にないだろう。監督からプロトンとの差を聞いているのだろう。福島、後は振り返らない。」

「今は苦痛でいっぱいの福島。でも心の中では熱くて素晴らしい気持ちで満たされているはず。(wonderful warm feelings inside.)ラスト2.5kmで、まだ4分38秒差。」

「ラスト1km。日本人初の優勝が見えてきた。2000年に香港のワンカンポーが優勝している。彼は、今この場にはいないが、今でもレースシーンで活躍中。」

「福島にとって毎秒が大事every second countsだ。(ランスの自伝本のタイトル。)今回どこまで差をつけられるかが、今後を占う上でかぎになってきた。」

(康司選手ゴール)
「なんという素晴らしいキャラクターの持ち主!これはランカウィ始まって以来の素晴らしいレースとなった!」

そして康司選手の区間優勝と総合優勝が決定。総合・山岳・スプリントジャージを独り占め!(ポイントだけはブラウン)。今日のタイムが出た。トップ康司選手。2位のベルトリーニ(アクア)は02'35"遅れ、3位はGブラウン。

総合タイムで康司選手がブラウンを逆転。2位となったブラウンとの差は02'38"。明日は20kmTTだ。

● 2005.01.31 (Mon)  1/28〜2/6 :ツール・ド・ランカウィ (マレーシア)
oneil.jpg 500×333 28K■ 1/31 第4ステージ :康司選手リーダーキープ + オニールTT優勝は友への鎮魂歌

今日の1行:スタートの旗が振られるや否や、康司は再びジャッキー・デュランばりのスタートダッシュを開始した。

Right after the flag dropped Koji Fukushima pulled another one of his Jacky Durand early-dash moves, (CN第3ステージレース解説より)
------------

今日の20km少々のITTは、ネイザン・オニールがトップ。彼はITTが得意なので、妥当な線といったところか。昨日も実況アナウンサーがTT優勝候補No.1にあげていた。

でも、彼は心の中で、今日は絶対に勝とうと誓ったらしい。先週亡くなった親友のために。

「今日は絶対にやろうと思った。今日の優勝を親友に捧げたい。彼はトレーニング中の事故で先週亡くなった。今日は彼の葬儀の日。だから、この優勝はマシューのものさ。マシュー・コールそれが彼の名前。マット(マシューの愛称)、この優勝は君のものさ。」

ところで、ジャージの中に子供をおんぶしているみたい、、ってこれらくだのこぶじゃないんだ。これが正体ですか。情報ありがとうございました。キャメルバックの正体

(写真は通常自分の撮影したものを使用していますが、今回はお願いしてCyclingnews.comから拝借です。copyright@Cyclingnews.com)

オニールは、オーストラリアロードTTチャンピオンに6度輝いている選手。1994, 1996, 1998, 2002, 2004、そして今年。

http://www.cyclingnews.com/road/2005/jan05/AORC05/?id=results/AORC053

彼は96年の世界選手権U-23ロードITTでも4位に入っている。その時 3位だったのが、現TモバイルのA・クレーデン。

世界権U-23のロードITT 過去の成績
2000年 :1位 ペトロフ、2位 カンチェッラーラ、3位 Mロジャース
1999年 :1位JIグティエレス、2位 Mロジャース、3位ペトロフ
1998年 :1位 ヒュースホーウト、2位Fフィノ、3位Gオルテンツィ

...この辺は、今でも大活躍の選手が多い。

TDLに話戻って、それにしても、別府選手がダニエルソンについで10位とは、TT得意なんですね。去年のアオスタも、ゴールスプリント勝ちしたらしいし。頼もしいなぁ。

あと、先日からちょびっと名前を出している南アのライアン・コックス、彼今年はバーロワールドにいるけが、期待がもてる選手のひとり。

● 2005.01.31 (Mon)  1月31日〜2月4日:ツール・ド・カタール
boonen.jpg 407×347 31K速報版:1位トム・ボーネン圧巻。2位チッポリーニ、3位ハンター。

ボーネンは昨年ツール最終ステージ優勝者。去年のカタールでも区間優勝している。ベルギーでムセウの再来と言われている。実際ベルギーファンから今最も熱い視線を浴びている選手。身長192cm。

公式HPにレースストリームが要約されていてわかりやすい。JUMP

それによると:143kmのルート。開始5kmで香港のC・レオンが逃げ、100km地点で他の2人に追いつかれ、112kmでプロトンに吸収されたらしい。康司選手のようにはいかなかった。あとはゴールスプリントでボーネンがさした。

ボーネン:「去年はカタールで優勝するまで3日待たないといけなかった。でも今年は1日目。早い時期に勝てるのは嬉しい。」(letour.fr)

あれ?ボーネンが昨年勝ったのは第2ステージなのに"3日待った"というのは本人、勘違いしている可能性?

ボーネンは昨年ゲント(ヘント)ーウェヴェルゲム(ウェヴェルヘム)優勝やステージレース区間優勝など数々。2002年USPでプロデビューして、翌年クイックステップ入り。USPがボーネンを加入させてのはすごい選択だったが、手放したのは痛かったのでは?

第1ステージ結果 / 出走リスト

(写真は04ツール。小雨降るブザンソンのITTを走るボーネン。)

2004年09月 10月 11月 
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