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 過去ログ 〜2004.08

 レース情報 最新版へ


2004年09月 10月 11月 
2005年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 

● 2005.06.02 (Thu)  アフター・ジロ その2
botero.jpg 389×452 32K■ Tモバイルの呪い サヴォルデッリとボテロだけではなかった。

ジロで優勝したサヴォルデッリ。「苦しんだ二年間の分(テレコム在籍時代)を、3週間で取り戻した」と語った。

彼の勝利をTモバイルはどのように見ているのだろう。チーム在籍中はケガ続き。ひとたびチームから抜け出した途端 優勝。さらにボテロしかり。フォナックに移籍した途端、ロマンディで総合優勝。山岳でもTTでも強かった。

ところが、Tモバイルから出て、一気に好調となった選手はこの2人だけではなかった。

そういえば、今年パリ〜ニースで総合優勝したB・ジューリックも、2002〜3年にテレコムにいた。テレコム在籍の2年間は一切優勝なし。CSCに移籍した2004年から突如上向きになり、その年パイス・バスコなどで優勝したのだった。

さらに、2002、3年にテレコムに在籍したD・コップは、今ヴィーゼンホフチームでケルン一周で優勝。同じく2002、3年にテレコムに在籍したS・シューマッハはご存知の通り破竹の勢い。ラインラントで勝ちまくり、目下ヨーロッパサーキットチャンピオン。

これでセビーヤが大爆発したら、Tモバイルの呪いの信憑性がますます増してくる。。?!

ちなみに、上記のデータはRadsportnews に書かれた記事をもとにしています。(情報提供にお礼。)JUMP

(photo : Botero at the Tour de Romandie 05)

● 2005.06.05 (Sun)  ドーフィネ予告
下記にスタートリストが出ているが、ディスカバリーのメンバーを見ると、完全にツール出場メンバーという感じだ。これにサヴォルデッリが加われば、ほぼツールどおりの顔ぶれだろう。ここまでツールメンバーをがっしりそろえているチームは他にいない。

=>スタートリストへJUMP

また、アームストロングがゼッケンNo.1になっているのは、昨年の覇者イバン・マヨが出場しないため。その前の年の覇者であることから彼がNo.1になったと見られる。

近年の優勝はマヨ、アームストロング(2年連続)、モロー、ハミルトン、ヴィノクロフ。文字通り強豪選手の顔が並ぶ。

それにしても、今回欠場のイバン・マヨは、ずっとレースに出ていない。シーズン初めにスペインのレースに出たきり、ほとんど名前を聞かない。

去年ツールの前に出すぎた教訓から、今年は前半レース数を減らすといっていたが、ここまで出ないのは、1)体調が悪い、2)秘密特訓に余念がない、のどちらかに違いない。

● 2005.06.05 (Sun)  ドーフィネ予告 その2 レース前検査でノサル失格
レース直前に入ってきたニュース。リバティーのイシドロ・ノサルがドーフィネに出場できなくなった。レース前検査でヘマトクリットが規定値を越えた。

リバティーは、先日ヌーノ・リベイロがジロのレース前検査で同様の事態となり、チームから解雇されたばかり。スペインのメディアは、ノサルに対するチームの今後の対応に注目している。

● 2005.06.05 (Sun)  6月5〜12日 : ドーフィネ・リベレ(フランス) ■ 初日プロローグ (エックスレバン) 7.9km
conta2.jpg 273×399 27K■ ランスは5位でフィニッシュ。トップ5にアメリカ人4人。

初日プロローグの優勝はディスカバリーのヒンカピー。本人もびっくりしているという。

「今日はトップ10でフィニッシュしようと狙っていた。でも、表彰台のこんなてっぺんでフィニッシュするとはよもや思いもしなかった。

500mごとに、自分が2番目のタイムを叩いている、という情報をイヤホーン越しに聞いていた。だから、ラスト600mでは、めいっぱい速く行ったんだ。」


■ レース前情報:ノサルの去就は今後の精密検査次第

ドーフィネ・リベレ、まもなく開幕。開始時間は日本時間21:30。最初のスタートは、AG2Rのイニゴ・チャウレアウ。

プロローグのスタート順のリストはこちらのURLに出ている。(PDFファイル)=>プロローグ・スタートリスト
最後がランス、その前がヴィノクロフ。

先にノサルがスタートを許されなかった記事を入れたが、ランプレ・カッフィータのミケーレ・スコット・ダブスコも健康診断をクリアできずにノン・スターターに。

ノサルはこのあと、精密検査を行い、52.1%だったヘマトクリットの原因を調査する。原因次第ではリベイロのようにチーム解雇になる可能性もあり、彼は”是非、この再検査により自分の潔白を証明したい”と述べている。


■ スタート

7.9kmのプロローグ、最初の計測ポイント(上りの頂上1.9km地点)、目下平均は3分10秒台から20秒台の模様。

計測ポイントで最速の2分台が出た。目下最速タイムはレベッリンの2分59秒。ゴールタイムは10分8秒。このタイムはかなりいい。ゴールタイムが11分台の選手も結構おり、少し前まで最速タイムはヒュースホーウトの10分22秒だった。

どうやら優勝タイムは10分の攻防となりそうだ。

リバティーのアルベルト・コンタドールが、中間計測タイムで、レベッリンの2分59秒を上回るタイム2分55秒を叩き、ゴールタイムでもレベッリンの10分8秒を上回る10分4秒を出した。

目下、コンタドール、レベッリン、イゴール・ゴンサレス・デ・ガルデアノの順。

遂に10分を割った選手が出た。ディスカバリーのヒンカピー。タイムは9分55秒。暫定2位がコンタドール、3位がレベッリン。9分台の選手、今後どの続くか。

ランディスがヒンカピーに続く好タイム。更にロマンディのプロローグを制したフォナックのペレイロが好タイムを記録。フォナック健闘中。

さらに、CAのカシェチキンが10秒を割った。目下:

ヒンカピー 9分55秒、カシェチキン 9分58秒。ランディス10分ジャスト、ペレイロ 10分2秒、コンタドール10分4秒。

このプロローグ、AG2R、ドミナ、EUS。。と言う風にずっと同じチーム順序で走るのが基本。ディスカバリーの最後から2番目の走者ポポヴィッチが10分15秒でフィニッシュ。ディスカバリー、残るはランスのみ。

--- レース終了

注目のランスは5位。しかしヒンカピーがそのまま首位をキープし、ディスカバリーとしては上出来。またアメリカ人がトップ5に4人も位置するなど、”アメリカ”の成長振りが目立つ結果となった。

結果>>
1位:ヒンカピー 9分55秒、2位: ライプハイマー 9分56秒、3位:カシェチキン 9分58秒、4位:ランディス10分ジャスト、5位:アームストロング 10分1秒、6位:ペレイロ 10分2秒、7位:コンタドール10分4秒、8位:レベッリン 10分8秒

(photo: 半分程度の選手が走り終えた段階でトップタイムを叩いていたコンタドール。写真は05 RomandieのITTスタート地点 )

● 2005.06.06 (Mon)  6月5〜12日 : ドーフィネ・リベレ(フランス) ■ 第1ステージ エックスレバン〜ジヴォール 224 km
francis.jpg 266×496 26K■ CAのノルウェー人、ヒュースホーウトが優勝
結果は早い。PDFファイルで出ている。=>レース結果一覧

集団ゴールで、ランスは同タイムの79位。(上述の結果一覧上では、タイム差はEcartの欄で見る。)
平均時速は43.227kmだった。

■ レース

今日は長目の224キロ。既に5時間ほど経過。

トップグループは6人。
F・ムレイ(FDJ)、S・シャヴァネル(COF)、A・グリフコフ(DOM)、O・マゾン(LIQ)、JG・アコスタ(バレアレス)、K・ムーレンホーウト(LOT)

しかし、プロトンの差は既に縮まりつつあり、1分半程度。(Photo: 逃げグループいるフランシス・ムレイ)

ラスト13km:プロトンと6人の差は1分15秒。このままだとゴールスプリントに突入か。ムレイはそのまま逃げ切りたいだろう。FDJ、今だ、プロツアー勝ち星なし。

ヒンカピーのリーダージャージを守るべく、ディスカバリーが加速している。コース・プロファイル(JUMP PDFファイル)を見ると、あとは下るだけ。先頭グループが逃げ切るのは難しそうだ。

プロトンのゴールタイムは 平均時速42kmだと23:08、38kmだと23:44ごろ。

トップグループからアコスタがアタックを仕掛けようとしている。彼はスピードマン。プロトンとの差は20秒に縮まっている。

アコスタが仕掛けたが、ラスト2kmで吸収された。一塊になる。スプリントを制したのは、CAのヒュースホーウト!

ゴールタイムは23:07。ということは、平均時速42kmほどだったということだろう。

● 2005.06.07 (Tue)  ドーフィネ アフターレース
tor.jpg 259×443 27K■ 優勝したヒュースホーウト

第1ステージをスプリントで制したノルウェー人のヒュースホーウト。フォナックのハンター、ファッサのフレチャとのゴールスプリントは熾烈だった。

ヒュースホーウトというとCAのイメージが強い。99年スタジエール(見習い)としてCAに入団して以来、ずっと同じチームで走り続けている。

ドーフィネとの相性はよく、これで3年連続このレースで区間優勝。これで自信がついた、と語っており、ツールでも区間優勝を狙っていく。

一方で昨日逃げの6人グループに入っていたフランシス・ムレイ。山岳賞をゲットした。是非このジャージをキープしたい、と意欲を見せている。FDJ、いまだプロツアーの勝ち星がないため、ドーフィネで優勝が欲しい。ムレイには、マディオ監督から、前に出るように指示がでていたという。

(photo : 01 Tour)

● 2005.06.07 (Tue)  6月5〜12日 : ドーフィネ・リベレ(フランス) ■ 第2 ステージ ジヴォール〜ショーファイユ (187 km)
bessy.jpg 435×538 54K■ デュムランが優勝 リーダージャージ奪取

勝者インタビュー :159cmのビッグガ、デュムラン(AG2R)のコメント:

「ここ1年で、一番ビッグな勝ち星で、言葉を失っている。この1年というもの、困難が山積だった。去年のツール以来、僕の人生は変わった。モラルを取り戻そうともがいていた。だからリーダージャージを獲得したということよりも、とにかく勝てたことが、一番重要なこと。」

■ シェリル・クロウ、ドーフィネでも監督車からランスを激励

破局説はやはり嘘のようだ。レース中、監督車から笑顔でランスとコミュニケートするシェリルの写真:JUMP

■ レースレポート

ラスト20km。フレデリック・ベシー(COF)、フレデリック・フィノ(FDJ)、サミュエル・デュムラン(AG2R)、アントニー・シャルトー(ブイグ)のフランス勢が逃げており、プロトンとの差は6分。

総合首位のヒンカピーを抱えるディスカバリーが追っている。

(photo: フランス人のジャーナリストの間でも人気が高いフレンドリーなフレデリック・ベシー。現在 逃げグループにいる。そのほかFDJも連日目立とうと必死。)

本日のプロファイルはこちら:JUMP

ラスト数キロでフィノがアタック。プロトンが4分ほどに迫っていたので勝ちにいったのだろう。FDJ、是非ともプロツアーで勝ち星が欲しい。あせっているかのようだ。

しかし、結果は皮肉。AG2Rのシャルトーがトップでゴール。2位は好調のブイグのシャルトー。4位は写真のベッシー。

● 2005.06.09 (Thu)  6月5〜12日 : ドーフィネ・リベレ(フランス) ■ 第3 ステージ Roanne / Roanne (46,5 km) ITT
grp0609000515.jpg 552×424 61K■ 今年好調のライプハイマー、リーダージャージをゲット!ボテロITTを制す

★ 3位でフィニッシュランス・アームストロングのコメント:

「最初速いペースでがんがんいったが、途中の上りと長いダウンヒルがきつかった。結果にものすごく満足していないが、失望もしていない。予定通りの仕上がりで、ジョージアツアーの時よりも調子はいい。

ポジショニングもよくなったし、ケイダンスにも改善がみられる。完璧じゃないが、総合的な手ごたえはいい。」

■ レース

★ 23:30
サンティアゴ・ボテロが暫定トップタイム。1時間6秒。2位はヴィノクロフで1時間1分6秒。ジャスト1分ボテロがリード。暫定3位はファッサのブルセギン。ランスも中間タイムはなかなかいい。33.5km地点で2番目の記録。

出走順のリストはこちら:JUMP

ランスは最後から9番目のスタートだったので、まだ走り終えていない。

★ 23:50 ランス完走

きたきた!ボテロについで2番目の記録。いつかのTTでもボテロはランスを任している。

ボテロ: 1'00'06
ランス : 1'00'32
ランディス: 1'00'45
ヴィノクロフ:1'01'06
ペレイロ:1'01'15

直後にライプハイマーがランスを上回るタイムを出した模様。後続の顔ぶれを見ると、(あと5人)あとはヒンカピーのタイムがランスを上回らなければランスは3位でフィニッシュとなるだろう。

★ 24:14 最終結果がでた。

1位:ボテロ: 1'00'06
2位:ライプハイマー 1'00'07
3位:ランス : 1'00'32
4位:ランディス: 1'00'45

ヴィノクロフ:1'01'06
ペレイロ:1'01'15

ITTを制したのはボテロ。結果、ライプハイマーのリーダージャージが確定。

ランスはメジャーレースに出ていない割りに今も強いが、TDジョージアでランスを間近に見た人も言っていたとおり、他を寄せ付けない圧倒的な強さ、とまではいっていない。ただ、まだモンヴァントゥーがある。更に彼には総合力がある。

モンヴァントゥーはいよいよ明日。いまだにツールでモンヴァントゥーを制したことのないランス、ここで最後のチャンスに賭けるか。プロファイル(PDF)を見ただけでもとにかくすごい。
プロファイルへ

(photo : 05 Romandie TT -- Botero just started )

● 2005.06.09 (Thu)  6月5〜12日 : ドーフィネ・リベレ(フランス) ■ 第4ステージ モンヴァントゥーのゴール
vino2.jpg 331×411 41K■ ヴィノクロフ優勝、ライプハイマーリーダージャージをキープ

ヴィノクロフコメント
「モンヴァントゥーで優勝するのは特別なこと。特に重要なのは、ツールを目前に好調ぶりを確認できたこと。ツールで僕らのチームは、自分、アンドレアス(クレーデン)、ヤン・ウルリッヒの3人がリーダーとなる。僕はいつもどおりの走りをするつもり。即ち、アタックあるのみさ。」

■ レース

モンヴァントゥーの山頂ゴール手前。興奮のレースだったようだ。ゴメス・マルチャンテ(サウニエル)、ヴァンフッフェル、ヴィノクロフの3人が抜け出し、ランス、ライプハイマーを含むグループに40秒差ほど差をつけたかと思えば、一旦17秒ほどに縮まったり。

ラスト数百メートル、(サウニエル)、ヴァンフッフェルを置いて単独でヴィノクロフが抜け出してモンヴァントゥーを制した。

3人に続く後続メンバーはランス、ライプハイマー、ランディス、カシェチキン。モンクティエがやや遅れてそのあと。

結果は:
優勝 ヴィノクロフ、2位 ゴメス・マルチャンテ+0:06、3位 ヴァンフッフェル+0:06、4位、アームストロング+ 0:37、5位 ランディス+0:41、6位 カシェチキン +0:43

総合は:
1.ライプハイマー、2.アームストロング、3.ヴィノクロフ、4.ランディス
1位から4位まで50秒以内。

(photo : Vino at the start of L-B-L '05)

● 2005.06.10 (Fri)  6月5〜12日 : ドーフィネ・リベレ(フランス) ■ 第5ステージ ヴェゾンラロメーヌ〜グルノーブル
axel.jpg 431×418 37K■ レース : リーダー格はお休み。A.メルクスが単独優勝

今日の山岳ステージ。リーダー格の選手は申し合わせたようにおとなしくしている。アクセル・メルクスが飛び出して、ひとりで山を次々に上っていくという展開。

それを追うのは10人。ヒュースホーウト、ノバル、ムレイ、シャヴァネル、フレチャ、ボッソーニ、アールツ、マッツォレーニ、カセロ(弟ラファエル=サウニエル)、ランダルセ。プロトンははるか後方。14分差。

メルクスと10人の差は4分ほどだったが、やがてランダルセが真剣にメルクスを追い始めた。FDJ同様、ランダルセのいるエウスカルテルも、是非プロツアー勝利が欲しい。

プロファイル上で、最後の山を越えた。あとは下りとなる。下りでライプハイマーが落車。

総合首位の選手なだけに、ランスの指示により、プロトンはライプハイマーを待つことになった。ランス、プロトンのボスといわれるように、仕切っている。さらに、こんなところに余裕が見られる。

その間、メルクス、ランダルセの追い込みをかわして優勝。長い逃げを見事に決めた。ランダルセは間を置いて2位でゴール。リーダー格の選手を含むプロトンは9分ほど遅れてゴールした模様。

(photo : A・メルクス at 04 Tour)

● 2005.06.11 (Sat)  6月5〜12日 : ドーフィネ・リベレ(フランス) ■ 第5ステージ アフターレース
landa.jpg 404×464 38K■ 思わぬ展開の第5ステージ:総合首位はEUSのランダルセの手に。総合2位はメルクス。第6ステージはツール・ド・フランス

第5ステージで2位になったランダルセ。メルクスからは2分15秒遅れ、メインのプロトンには7分21秒つけてゴールし、総合首位に躍り出た。

今年のエウスカルテルは、核となるイバン・マヨが主要なレースに余り出場していない。また、サブリーダー的存在と期待されていたサムエル・サンチェスも精彩を欠く。

そんな中奮闘しているのが、エレロと このランダルセ。特にランダルセは、スピードマンの特色を生かした走りを見せている。

ロマンディでは開始早々単独で一人でゴール数キロ手前まで逃げ、観客を沸かせた。ゴール直前で吸収され、ペタッキに優勝をさらわれたが、果敢なアタッカーであることを印象づけた。

ランダルセのコメント:

「ドーフィネのレースの中で、この中程度の山岳ステージは、自分に一番向いていると思っていた。

プロ入り初の優勝を目指して逃げた。目標はそれのみだった。しかしメルクスは手がつけられなかった。代わりに総合リーダージャージをゲットできて、ハッピーだ。」

土曜日の第6ステージは、いよいよゴールはモルジーヌへと下っていく山岳ステージ。ツールドフランスでしばし登場するコース。有力選手たちは昨日のステージでは、力をためた模様。そこを突いて浮上したのがメルクスやランダルセだった。

ドーフィネは最後から2番目の今日のステージがかぎとなる。最終ステージも、まったくフラットではない。上りが小刻みに続く。ランダルセがこのままリーダージャージをキープすることはないだろう。

第6ステージプロファイル 第7ステージプロファイル

(photo : L-B-Lにてランダルセ。このあとロマンディにも出場。レースの際、よく無精ひげを生やしている。去年のツールでも無精ひげで走っていた。L-B-Lではきれいにひげを剃っていたので、いつもと少々印象が違う。)

● 2005.06.12 (Sun)  6月5〜12日 : ドーフィネ・リベレ(フランス) ■ 第6ステージ アルヴェールヴィル〜モルジーヌ
bote.jpg 378×554 50K大一番の山岳ステージ。制したのはボテロだった。今回、TTに続き山岳でも優勝。この大活躍を、Tモバイル幹部は一体どのような思いで見ているだろうか。

一方で、総合はランダルセが死守。ランス、ライプハイマーとランダルセのタイム差は、スタート前3分程度だった。このハードな山岳ステージであれば、ランスやライプハイマーが軽く逆転すると思いきや、2人はランダルセに対して、1分少々しか縮めることができなかった。これは意外だ。

結果、ボテロが総合2位につき、49秒差でランダルセを追う。最終ステージは、4級の山が細切れに続くステージ。スピードマンが飛び出す展開は予想されるが、有力選手がここでドロップすることは考え難い。


総合リーダーを死守したランダルセ:
「僕は(アシストなしで)一人で上らなければならなかった。ダメージを最小限にしようと限界ぎりぎりを尽くした。同時に、自分がリーダーであることは考えないようにした。」

■ レース
第6ステージは、早い段階で6人の逃げが決まり、活発なレースとなった。逃げたのはJIグティエレス(バレアレス)、JMメルカド(クイック)、ディグレゴリオ(FDJ)、ポフトフーマ(PHO)、ジュンティ(FAS)、ガスパロット(LIQ)、カルザティ(AG2R)。

6人は3つ目の第1級カテゴリーの峠で3分リード。追っ手の有力選手がひたひたと迫っていた。

プロトンから飛び出したのはモロー、アロヨ、ボテロ、モンクティエ、ヴェーニング、ブルセギン、フレチャ、アスタルロサ。

彼らは、逃げグループを吸収。その後方ではランスのグループが迫っていた。ヴィノクロフ、ゴメスマルチャンテもいる。ライプハイマーは、前日の落車があり、積極的にひいてはいない。ヴィノクロフがここでアタック。一時は40秒の差をつけたが、そう簡単にはいかせてくれない。ランスたちとの差はどんどん縮まる。

前を行く先頭グループでは、グティエレスがアタックを仕掛けていた。それをボテロとモンクティエが捕らえる。ボテロとモンクティエの2人はそのままトップにたち、優勝争いは2人に限られた。

結果は、ボテロ優勝。23秒差でモンクティエ、53秒差でマンセボ、58秒差でモロー、2分27秒差でブルセギン、2分50秒差でヴィノクロフ、ランス、アロヨ、マルチャンテ、ライプハイマーは揃って2分52秒差でゴール。

総合リーダーのランダルセは4分17秒差の13位でフィニッシュ。山岳でエウスカルテルのアシストが全くいない中、健闘した。

総合は、ランダルセ、ボテロ、ライプハイマー、アームストロング、ヴィノクロフが2分以内にひしめいている。

● 2005.06.12 (Sun)  6月5〜12日 : ドーフィネ・リベレ(フランス) ■ 第7ステージ モルジーヌ〜アヴォリアス
grp0612234558.jpg 282×386 34K■ レース: ディスカバリーがワンツースリー(ヒンカピー、ポポヴィッチ、アームストロング) そして、手に汗握ったランダルセvsボテロの優勝争いは、僅差でランダルセに決定

50km地点。ヒンカピーとポポヴィッチがプロトンに1分15秒の差をつけた。

やがて、アタックが熾烈になってきた。ポポヴィッチ、ヒンカピーの2人はリードを保持。それに2分遅れで続くのが、ゴメスマルチャンテ、ベルトラン、カシェチキン、サバヤ。その後を追うのが、シャヴァネル。

有力選手もプロトンから離れて、トップの2人を追い始めた。ランス、ヴィノのほか、ランダルセもいる。

上りでランダルセが遅れ始めた。ボテロに勝機?現在ランダルセ、有力選手たちから25秒遅れている。アシストたちが次々にスピードについていけなかったのも痛い。

写真のコルド・フェルナンデスも、既に早々にドロップアウトしてしまった。アマチュア時代活躍した選手だが、ドーフィネの戦いは厳しかった。

アップダウンが小刻みに続く最終日。6つめの山にきた。グループはついたり、離れたり。トップの2人は相変わらず逃げている。後続は有力選手が揃って16人になり、1分45秒差で追っている。

ランダルセ、2番手グループの16人から15秒遅れ。

ヒンカピー、ポポヴィッチに続く16人はベルトラン、マンセボ、ボテロ、ライプハイマー、メンショフ、モンクティエ、ブルセギン、Mコドル、ヴァンフッフェル、カニャダ、ゴメスマルチャンテ、マッツォレーニ、グベール、ヴィノ、ランス、サンディオ。

そして!17人目が2番手グループに合流した。ランダルセ。もう根性しかない。しかし、好調のボテロがこのまま引き下がるとも思えない。ゴールまでになんとか引き離しにかかるのでは。

マンセボがアタック。せっかく16人に追いついたランダルセは、再びドロップ。このあと、まだ最後の上りがある。

マンセボのアタックは成功せず。今度はボテロが やはりアタックを仕掛けてきた。しかし、ボテロはそのままソロではいかせてもらえず。ランスたちがしっかりマークしている。

ボテロvs遅れたランダルセの現在の差は17秒。まだランダルセが暫定トップのまま。スタート前の2人のタイム差は49秒だった

ラスト5km。ヒンカピーとポポヴィッチは後続16人にに50秒差。差は縮まっているが、逃げ切ることも不可能ではない。ドーフィネ解説者は、既に2人のどちらかの区間優勝が決定、と言っている。

ボテロvsランダルセの差は20秒。苦しいランダルセ。49秒で逆転してしまう。ラスト4km。

最後の上りは終わった。あとはゴールまで下り。必死に耐えるランダルセ。ボテロvsランダルセの差は38秒。あと2km!

フィニッシュ!ディスカバリーがワンツースリー。ヒンカピー、ポポヴィッチ、アームストロング。ボテロvsランダルセは?

なかなかでない、最終結果。ボテロvsランダルセ、かなりきわどいのか?ランダルセ、総合優勝の可能性が強いようだが、まだ正式発表はない。


出た!!総合の結果は:優勝ランダルセ、2位ボテロ、3位ライプハイマー、4位アームストロング、5位 ヴィノクロフ。タイム差は出ていないが、ランダルセとボテロの差は、かなり僅差だったと想像できる。

今年のジロのようなハラハラの展開。サヴォルデッリvsシモーニが抜きつ抜かれつを展開した山岳ステージを思い出す。今年のツールも、そんなスリリングなレースになるのだろうか?

● 2005.06.13 (Mon)  6月5〜12日 : ドーフィネ・リベレ(フランス) ■ 第7ステージ アフターレース
grp0613071609.jpg 493×369 30K■ ランダルセ 僅か11秒差で優勝。僅差だったのでゴールした瞬間、自分が優勝したのかどうかわからなかった。

■ 優勝したランダルセのコメント

「なんとかステージで1勝したいと思ってレースにのぞんだ。グルノーブルのステージ優勝を狙ったが、ヴァントゥーでいい走りができたので、目標を(総合狙いに)変えた。

このレースはツールのようにレベルの高いレース。そこで勝てたことを誇りに思う。」


■ ライプハイマー 「今でも自分が一番強かったと思っている。あそこ(第5ステージ)でランダルセをいかせたのが間違いだった。」

ランダルセとボテロの最終日スタート時点でのタイム差は僅か49秒。ボテロ逆転のシナリオも十分ありうる状況だった。ボテロの今年の好調ぶりをみると、むしろボテロ優勝の可能性が濃厚という見方も広がっていた。

しかしランダルセ、満身の力をこめて漕ぎきった。

ランダルセがゴールしたのは ボテロから遅れること38秒。49秒の貯金ぎりぎりで優勝を死守した。しかし、当のランダルセ、必死で食らいつくことしか念頭になく、ゴールした瞬間、「最後、自分が優勝したのかどうか、わからなかった」と語った。

ゴール直後の写真を見ても、嬉しい表情とともに、驚きのような表情もうかがわれる。ゴール直後写真へ

ランダルセ優勝のきっかけになったのは、もちろん第5ステージ。メルクスについで2位に入った。有力選手らは、ランダルセに7分以上遅れてゴール。

つまり、有力選手たちの中にも、”ランダルセならこのぐらい逃がしても大丈夫”、とうい読みがあった。

レース終わってライプハイマーのコメント:「あの時ランダルセを行かせたのは間違いだった。」

昨夜はランダルセが上りで何度も脱落し、有力選手グループ(ランス、ライプハイマー、ヴィノクロフら)の中で安定して走っているボテロとの差を49秒以上に広げられそうになった。

しかし、毎回上りで脱落しては、その直後の下りでなんとか再び差が縮まる展開だった。

ライプハイマーはこう述べた:

「最終日はきついレースだった。ランダルセが、一体どうして敗北しなかったのか理解できない。

僕らは上りのたびに、彼をふるい落としてきた。でも、そのたびに彼は舞い戻ってきた。僕らは5,6人で(先頭交代しながら)前を行っていたのだから、これで彼もおしまいだろうと思った。でも、彼は(そのたびに食らいついて、遂に)優勝してしまった。」

(Photo: 4月末、スイス、フロリエの町を単独でエスケープしていくランダルセ。開始直後にアタックを仕掛けて、ゴール手前で吸収されるまで、果敢に勝ちを狙いに行った。そこには勝利を渇望する姿があり、その執念が今回の勝利を呼び込んだのだろう。)

● 2005.06.17 (Fri)  6月11〜19日:ツール・ド・スイス 第6ステージ終わって
最初の山岳ステージ第6ステージで、ホーナーが優勝したのは予想外だった。1分14秒差でゴールしたM・ロジャースが総合首位浮上。ウルリッヒからリーダージャージを奪った。

意外だったのは、ホーナーの優勝のみならず、マギーがウルリッヒと同タイム(トップから1分48秒差)でゴールしたこと。山岳ではいつも後退するのだが、総合3位に踏みとどまった。

今年かなりからだを絞っているので、マギー、山岳も前よりいけるのではないか。一方で、ショートTTでは相変わらず安定感があり、パワーは温存している。

第7ステージの山岳はたいしたことはないが、第8〜最後の第9ステージまで、息もつかせぬ山岳ステージ。最終ステージは超級の山岳が3タテだが、その前の第8ステージも山頂ゴール。

山頂ゴールは、トップ争いが目まぐるしく変わるのが常。最終ステージのように中途にすごい山が3つ続くのもすごいが、ゴールまで誰が勝つか全くわからない山頂ゴールのステージの方が観客としては見ごたえがある。

● 2005.06.18 (Sat)  6月11〜19日:ツール・ド・スイス ■ 第7ステージ Einsiedeln - Lenk, 193 km
トラブルメーカーからヒーローに / ディスカバリーのホステは侮辱行為で失格

アクド・アーノルズ・ジヒャーハイトチームから今シーズン途中、チームCSCに移籍してきたリーナス・ゲルデマンが区間優勝。7人の逃げグループから、ラスト8kmで逃げ出した。

アタックした時は巧妙だった。グループの後方からフイをついて一気に行った。あとは後を振り向かずにゴールだけ見つめて。

この22歳の若手は、U23チャンピオンでありながら、ドイツでは評判が芳しくなく、テレコムもゲロルも触手を動かさなかった。実際、ドイツのナショナルチーム選考委員たちからは評判が悪く、昨年のU-23世界選手権の選から漏れた。

「彼はエゴが強すぎる」といった理由だったそうだが、実力はウルリッヒの再来と噂されるほど。実際リース監督は、「ウルリッヒ以来の逸材だ」と述べている。

彼をCSCに誘い入れたのは同じドイツ人のフォイクトだった。今年DIV3のチームで走りながら、1月にCSCのチームキャンプに加わった。そして、5月にCSCに移籍する契約を取り付けた。

CSCに参加して早々、最初のレースダンケルクの4日間ですぐに真価を発揮。第3ステージにはリーダージャージも着た。その上に新人賞、山岳賞ジャージもゲットし、総合5位でフィニッシュ。

バイエルンでは新人賞とリッヒ、ヴィノクロフについで総合3位。TTでは、リッヒ、ヴィノクロフ、クレーデン、ペシェル、ショルツ、フォイクトらトップ選手に敗れたがそれでも7位。

山岳ではヴィノについて走った。青田買いをめざす日本の自転車ファンの間で、彼は既にブレークしている。今年5月の時点で、
「女の子みたいなルックスにそぐわず、かなり走れる選手のようなので、覚えておいて頂けると嬉しいです」というメールを女性ファンの人から頂いた。顔写真は下記:

http://radsportnews.net/images/gerdemann20052.jpg

ゲルデマンが、リース監督の下、一体トラブルメーカーの汚名を晴らして、どこまで才能を開花させることができるか、楽しみだ。

一方、ディスカバリーのL・ホステは、コースの安全上の管理をしていたオートバイ運転手を2度にわたって侮辱したとして、失格となった。

● 2005.06.19 (Sun)  6月11〜19日:ツール・ド・スイス ■ 第8ステージ Lenk - Verbier, 165 km
grp0619091143.jpg 200×307 56K■ 4大ツールを制した選手が優勝

03年ツール、第18ステージで優勝したラストラスがツール・ド・スイスをも制した。彼は99年ツール・ド・ポルトガル、01年 ジロ、02年・04年 ヴエルタ、03年 ツールで区間優勝を果たしており、03年ツール ボルドーステージを制した時にこんな風に語っていた:

「これで3大ツール制覇だね」、とインタビューアーから言われて、
「いや違う。4大ツール制覇だよ。スペインでは、ポルトガルツアーも重要視されていて、僕はこのレースでも区間優勝しているから、ある意味<4大ツール制覇>なんだよ。もう、これ以上言うこととはないね。」 (03ツール 現地生レポートより)

ツール出場4ヶ月前、お母さんが亡くなって、毎日悲嘆に暮れ、ツールに出場する気持ちも湧かなかった。この日優勝して、指を天高く差し上げてゴールした。

これでスイスが加わって、ヨーロッパ一周レースでは5カ国制覇ということになる。
(写真は03ツール休息日。この3日後に区間優勝を果たす。)

ちなみに、彼はケガに泣かされてきた。これまで9回の手術を経験。そのたびに這い上がってきた。バネスト系列のチームでずっとやってきた選手で、チームが気に入っているので、外に出たくない、と契約交渉のたびに言い続けてきた。

■ レース :

山頂フィニッシュは、アタックの応酬。例によって直前まで誰が勝つか全くわからない。

この日の展開は、最後の上り前で逃げグループを形成していた選手13人から3人が抜け出て、その中からラストラスが優勝。彼らは1位から3位までにゴールし、一方、有力選手を含んだプロトンから抜け出したアイトール・ゴンサレスが一気に前にでて4位でフィニッシュ。総合順位をぐっと上げた。

最後の上り、逃げていたのは:バレド、ラストラス、エーベルゾルト、ヴェークマン、リギ、ベネトー、ナルデッロ、ハーゼルバッハー、カールストロム、Aゴメス、フェネブルフ、ヘイマン、ヨアンセンの13人。

上るにつれて、トップグループから抜け出したのはラストラス(バレアレス)、バレド(リバティ)、ヴェークマン(ゲロルシュタイナー)。

一方、13人の後につけていた有力選手の中からアイトール・ゴンサレスが調子のよさを見せ、らアタックを仕掛けた。ロジャース、ウルリッヒ、マギーら有力選手はアイトールのアタックにはついていけず。

トップ3人グループの中では、リバティのバレドが脚が残っているように見受けられた。しかし、突如ラストラスがクリアした。他の2人はついていけない。そのままラストラスが必死の独走でゴール。バレド、ヴェークマンが続く。

アイトールは、その前に逃げていた10人の選手らを次々に吸収していった。そして、トップ3人についでゴール。

■ ラップアップ

総合順位はロジャース、ウルリッヒ、マギー、アイトール、シュレック(CSC)、コルド・ヒル、ホーナー。

マギーは自分の日記に書いていた通り(昨日のトクダネ)、山岳でめきめき強くなっていている。山岳ステージではトップ選手から30分ぐらい後からくる塊のスプリンター集団たちと一緒に上ってくるのが常だった。変身したマギー、今度のツールでは、TTのみならず、山岳でもウォッチしよう。


ランスから嫌われていると噂されるクリス・ホーナーがアメリカで爆発的人気のわけ

また、7位のホーナー。今年2月に小ネタ通信やトクダネでも宣伝したが、再び触れてみたい。

彼は一種のアンチ・ヒーロー。性格はいたってきさく。トレーラー暮らしで北米内を転々とした履歴を持つ彼は、他のUSの選手とは少々一線を画す。

96年ランスと戦ったツアー・デュポンでは、総合はランスがとったが、ランスを負かして1区間優勝を果たした。

ランスと死闘を展開したホーナーは、絶対にUSPには入れないだろう、という巷の噂もあったが、実際その通り、マーキュリー、サターンを始め、北米のチームを転々としつつもUSPではついぞ走ったことがない。

ホーナーのファンにはアンチ・ランスの人も結構多い。だからランスと一緒に走ることは誰も期待していない。典型的英雄のランスと、英雄よりも庶民派のアンチ・ヒーロー的ホーナーでは正反対の人物像。全米ファンは二分している。

彼は97〜99年にFDJに在籍していたものの、フランスが全く体質に合わず。サンディエゴの暖かい気候が恋しくて、言葉が不自由で、散々な3年間だった。

FDJ時代から知っていたジャネッティ監督率いるサウニエルで、アメリカのアンチ・ヒーローはどんな新しい活躍を見せてくれるか楽しみだ。

● 2005.06.19 (Sun)  6月19日 :アイントホーフェン チームタイムトライアル (プロツアー)
チームのスタート順が出た。シマノメモリーコープは5番目。日本と現地の時差は7時間。

出場するのはプロチーム20+ワイルドカード5チーム:年初にお知らせしたとおり、シマノMCは真っ先に1枠ゲット。そのほかヴィーゼンホフ、ショコラーデジャック、Mr.Bookmaker、インテル・アクション(ポーランド)=>全出場リスト

14.00 インテル・アクション
14:04 チーム・ヴィーゼンホフ
14:08 MrBookmaker
14:12 ショコラーデジャック
14:16 シマノメモリーコープ
14:20 エウスカルテル
14:24 ドミナヴァカンツェ
14:28 FDJ
14:32 ブイグテレコム
14:36 イリェスバレアレス
14:40 ランプレ
14:44 ゲロルシュタイナー
14:48 クイックステップ
14:52 リクイガス
14:56 コフィディス
15:00 Tモバイル
15:04 ディスカバリー
15:08 リバティーセグロス
15:12 クレディアグリコル
15:16 サウニエルデュバル
15:20 ファッサボルトロ
15:24 チームCSC
15:28 フォナック
15:32 ラボバンク
15:36 ダヴィタモン・ロット

● 2005.06.19 (Sun)  6月11〜19日:ツール・ド・スイス ■ 第9ステージ Ulrichen - Ulrichen, 100.4 km
aitor.jpg 354×324 93Kボーネンは、最後の厳しい山岳ステージをパス。ツールに備えることになった。

ところで、第8ステージでロジャースは、「上りで誰もアシストしてくれなかった」
とこぼしていたが、本日は既に開始10km地点でチームメートのアシストなしという情報。Tモバイルへ移籍するせいか?

今日レース前、友人に宛てたEmailに書いた。「マギーの表彰台を見たいものの、現在総合4位につけているアイトール・ゴンサレスが強いから難しいか」といったことを。ファッサから移籍して、今年復活しているアイトール。

今、CNのライブを見てみたら、目下一人で抜け出して手ごわい山々をなぎ倒している様子。エウスカルテルは、本当はマヨの活躍を期待したのではないか。現在マヨは総合47位。エウスカルテルのツールリーダーはマヨのはずだが、かなり不安が残る。

それにしても、今日のステージは僅か100km。とはいえなにしろあの厳しいコースプロファイルで、長いレースになった。

写真は05TDロマンディ。初日プロローグ ウォームアップ中のアイトール。

● 2005.06.20 (Mon)  6月19日 :アイントホーフェン チームタイムトライアル (プロツアー) その2 速報
ゲロルシュタイナー プロツアー初勝利。シマノMC、健闘17位。(残念ながら日本人選手は出場していないが)

1 Gerolsteiner 53' 35"
2 Phonak Hearing Systems 0' 03"
3 Team CSC 0' 24"
4 Rabobank 0' 52"
5 Discovery Channel Pro Cycling Team 0' 54"
6 Davitamon-Lotto 1' 20"
7 Domina Vacanze 1' 26"
8 Illes Balears-Caisse d'Epargne 1' 41"
9 Crédit Agricole 1' 43"
10 Cofidis, le crédit par téléphone 1' 47"
11 MrBookmaker-Sports Tech 1' 59"
12 Lampre-Caffita 2' 01"
13 Quick Step-Innergetic 2' 10"
14 Liquigas-Bianchi 2' 13"
15 Liberty Seguros-Würth 2' 20"
16 T-Mobile Team 2' 22"
17 Shimano-Memory Corp 2' 28"
18 Fassa Bortolo 2' 29"
19 Team Wiesenhof 2' 31"
20 Bouygues Telecom 2' 42"
21 Saunier Duval-Prodir 2' 45"
22 Intel-Action 2' 47"
23 Chocolade Jacques-T Interim 2' 51"
24 Française des Jeux 3' 07"
25 Euskaltel-Euskadi 5' 50"

● 2005.06.20 (Mon)  6月11〜19日:ツール・ド・スイス ■ 第9ステージ Ulrichen - Ulrichen, 100.4 km その2
aitor2.jpg 523×453 227K■ 区間・総合優勝はアイトール・ゴンサレス : スペイン人のTDスイス総合優勝は2人目

前日の山岳ステージは、アイトールにとって感触を探るのに丁度よかったのかもしれない。第8ステージ、プロトンで走っていたアイトールは、ラストの上りで飛び出して、前にいたエスケープグループを次々追い越していった。

アイトールはトップ3人は捕まえられなかったが、その次の4位に入った。プロトンにいたウルリッヒやロジャースは、「アイトールは強かった」と言って、アイトールの逃げを許さざるを得なかった。

そして第9ステージしかり。有力選手のグループで走っていたアイトールが再びアタック。3つ目、最後の上りurkapassが始まって直後のことだった。ロジャースやシュレックはやや遅れたがそれを追撃する。しかし、ウルリッヒはついていけない。

アイトールは、逃げていたヒル、アティエンサ、Bツベルグらに追いついた。その後方では、シュレックが単独でそれを追い、やや遅れてロジャース、ピエーポリ、ホーナーらが追っ手グループを形成。

ロジャースが前にいた逃げグループに追いついた時は、既にアイトールはソロで飛び出していた。

アイトールそのまま単独ゴール。シュレックが2位、アティエンサ、ロジャース、ホーナー、ピエーポリが同タイムでゴール。4分17秒遅れでゴールしたマギーは表彰台争いから交代。総合8位でフィニッシュ。

総合優勝は突如アイトールがさらった。2位ロジャース、3位ウルリッヒ。

アイトールはツールには出場しない予定だったと記憶しているが、そのほかの選手たちはツールに向けて、あとはひたすら精神的・肉体的な回復に努める。

ちなみに、ツール・ド・スイスでスペイン人が優勝するのは2度目。73年、ホセ・マヌエル・フエンテが優勝して以来。

アイトールコメント:
「最初の上りでは、自分がどの程度いけるかわからなかった。ゴールラインを割った時は、区間優勝を嬉しく思う反面、あとは総合優勝できるように、と祈っていた。」

(Photo: 05 TD Romandieのアイトール)

● 2005.06.26 (Sun)  各国選手権速報 : Tモバイル(テレコム)記録途切れる。チャンピオンは18歳
nodera.jpg 186×254 55KTTの一覧表は小ネタに先日掲載したので割愛。以下、RRの結果のみにて。

まず、ドイツチャンピオンは毎年テレコム(現Tモバイル)が取ってきたが、その記録が12年で途切れた

これまでツァベル、ウルリッヒ、クレーデンが毎年死守してきたタイトルだった。

ドイツ チャンプはシオレックという無名の選手だ。18歳のシオレックはネオプロ。あのゲルデマンが今年4月末までいたーム・アクトの選手。

* ゲルデマン=U-23チャンプにも関わらず、エゴが強いとして、ドイツ自転車連盟から肘鉄を食らって、世界選手権U-23選考から漏れた選手。

しかしこの判断には、あのマルセル・ビュストも不公平な判断として抗議したとか。今年CSCに途中で入団。ツールドスイスですぐに結果を出して区間優勝


このチーム・アクトはイケメンが多いのか、ゲルデマンについで、シオレックもなかなか。。写真はこちら


Country Name
日本 野寺 秀徳
ドイツ: ゲラルド・シオレック
カザフスタン : アレクサンドル・ヴィノクロフ
イタリア: エンリーコ・ガスパロット(LIQ)
フランス: ペリック・フェドリゴ(ブイグ)
スイス: マルティン・エルミゲル(PHO)
スペイン: フアン・マヌエル・ガラテ(サウニエル)
オーストリア: ゲリット・グロムザー(LAM)
ベルギー: セルジュ・バゲ(LOT)
オランダ: レオン・ファンボン(LOT)


ドイツ選手権レースの雰囲気はこちらのサイトによく現われている(ドイツ語だが、写真だけでも)
http://www.radsport-news.com

全日本の結果、JCFのサイトからどういっていいのかわからず、やっと夜になって見つけた。野寺選手、おめでとうございます!

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