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 過去ログ 〜2004.08

 レース情報 最新版へ


2004年09月 10月 11月 
2005年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 

● 2005.08.01 (Mon)  7月31日:HEW-Cyclassics-Cup(ドイツ)
poz.jpg 194×234 35Kクイックステップのポッツァートとパオリーニがワンツーフィニッシュ。リバティーのアラン・デイヴィスが3位となったハンブルグのレース。16%が600m続くという話が事前に話題になった。

ポッツァツァーは事前に高地トレーニングも行い、この日に備えてきた。

Photo: ポッツァート ツール2004 夕食後散歩中

● 2005.08.05 (Fri)  パリ〜コレーズのレース主催者はローラン・フィニヨン
grp0805072412.jpg 752×500 29K3日間の予定で昨日終了したパリ〜コレーズ。レース主催者は、あのローラン・フィニヨンだ。

レースを見に行ったカメラマンの友人から写真をもらった。中に2枚ほどフィニヨンの写真が入っていた。(左:copyright @ Christian.Lesuffleur)

変わった、、、と思う一方で、あの眼光の輝きと鋭さは健在!

パリ〜コレーズ、レースの方は、FDJのF・フィノが最終日に逃げを決めて勝利。総合優勝を収めた。

● 2005.08.07 (Sun)  デンマークツアー(8月3〜8日): 今最高の組み合わせ、バッソとリース
R0012338.jpg 480×640 213K8月3〜8日開催のデンマークツアーで3連勝しているイヴァン・バッソ。3勝目の第3ステージは、ゴールの手前でMax. 21%の山岳x4周 というタフなステージだった。(注:このあと第5ステージTTでも勝って、4勝目をあげた。)

他のチームも彼には注目しているが、彼はCSCで走ることを既に決めている。その理由について、自身でこう語った。

バッソ: 「ビヤンヌ(リース監督)は、僕の成功のカギなんだ。彼のおかげで、僕は強い選手へと進化できた。彼を100%信頼している。なにはともあれ、このチームは居心地がいい。」

バッソがリース監督に厚い信頼を寄せている一方、監督もバッソに対し、こんな風に述べている。

「(デンマークツアーのバッソの出来栄えについて、)彼がここまでやってくれていることに対し、十分な褒め言葉が見つからないぐらいだ。彼は素晴らしい勝ち方をしてくれた。このレースに出場したいという意向を示してくれたことに関しても嬉しく思っている。そして、彼はこのレースを明らかに楽しんでいる。」

バッソとリースの信頼関係がよく現われているコメントだ。デンマークツアーは全体的に見ればそれほどメジャーなレースではないが、地元にとってはビッグレース。

その地元の貴重なレースにツール出場したてのバッソが出てくれた。そして、ここまで活躍してくれた。

リースとバッソ、今の所、最高の組み合わせかもしれない。(但し、かつてジャジャもサイス監督についてこんな風に語っていたけれど、最終的に袂を分かった。こうした選手と監督の信頼関係は永遠に続くとは限らない。)

(ツール生中継最終日の写真より。スタート前のバッソの様子。総合2位。嬉しさが滲んでいる。)

● 2005.08.07 (Sun)  8月3〜10日:Eneco ツアー・オブ・ベネルクス(PT=プロツアー) ドミナはプロツアー初優勝
domina.jpg 640×480 255K5.7kmのITTはクイックのヴルブルッヘ、第1ステージはディスカバリーのファンヘースウェイクが獲ったあと、第2ステージでドミナのカダムーロが優勝した。(第3ステージはリバティーのアラン・デイヴィスが優勝。)

第2ステージはゴールスプリントとなった。ゴール手前、サウニエルのクインツィアートがリードしていたが、ザノッティの後ろから上手くまわりこんだカダムーロに軍配があがった。これで、ドミナはプロツアー(PT)初優勝を飾った。

来年はペタッキの加入で、チームの勝率はぐっと上がること間違いなし。現在いるスプリンターのクワランタがどうなるのか、気になるところだ。チェレスティーノはもっぱらステージレースで総合上位に専念か?

Photo: 05 L-B-L 一番左がチェレスティーノ

● 2005.08.08 (Mon)  8月3〜10日:Eneco ツアー・オブ・ベネルクス(PT=プロツアー) 第4ステージ
ballan2.jpg 274×363 92K第4ステージは、波乱があったようだ。CSCのヴァンデヴェルドら3人が逃げて、プロトンに6分ほど差をつけていた。しかし、後に続くプロトンがコースを間違えて、コースに戻った時点で差は15分に広がっていた。

コースを間違えた原因は、プロトンが通過する際に、誘導係がその場を離れていたためだった。

レース関係者の判断により、レースは一時中断になった。そして、ラスト43km地点、改めてスタートをかけることになったが、その時点で、エスケープグループとプロトンの差は4分としてリスタートがかかった。

結局ラスト15kmで逃げグループはプロトンに吸収された。最後はスプリントで、ランプレのバッランが優勝。JCで来日したランプレの選手だ。

しかし、なんともいえない不可思議な1日となった。

(photo: Romandie 05 )

● 2005.08.10 (Wed)  8月9〜10日: マルキジャーナの2日間 第一戦 / GPフレッド・メンジョーニ(イタリア)
■ 康司が逃げた・晋一が20位に入った

日本人選手がクーネゴやディルーカとともに走ったマルキジャーナの2日間レース第一戦。福島晋一選手が20位でフィニッシュした。トップから29秒差。(紹介記事は昨日のトクダネ参照)

レースは開始2kmで福島康司選手がアタック。CSCのフスとセッレのシュナイダーが加わり、3人が逃げを決めた。

しかし3人は150km地点で吸収。最後はゴールスプリント。ラスト300mの攻防を制したのはチェラミケのマッツァンティ。ディルーカは5位、クーネゴは16位。昨年の優勝はクーネゴだった。

今日の第二戦は、マルキジャーナの2日間/ トロフェオ・チッタ ディ カステルフィダルド。昨年の覇者は、チェラミケのセッラ。
CNのリザルト頁へ

コース : 203.8km (トップのマッツァンティのタイム:5h14'25'' 平均 38,891 km/h)

● 2005.08.10 (Wed)  8月9〜10日: マルキジャーナの2日間 第一戦 / GPフレッド・メンジョーニ(イタリア) 続報
--- 今朝の追加記事

「参加選手154名/完走66名

ディルーカ、クネゴなども参加し、プロツアーのチームがエントリーするこの大会のグレードを考えれば、福島晋一(ブリヂストンアンカー)は、優勝したMazzanti(パナリア)から25秒の20位。健闘を評価すべき成績と言えよう。本人曰く、調子はいいそうだ。

中盤から常に20番手辺りをキープし、最終ラップで遅れた田代恭崇(ブリヂストンアンカー)はこの直前までブリヂストンアンカーとして参戦し、健闘したスペインのステージレースでの疲れが抜け切っていないように見受けられたが、それにも関わらず、健闘した。

代表チームのメンバーは、メイングループ内で声を掛け合い、良い雰囲気だった。

序盤、福島康司が単独でアタック、メイングループから抜け出した、3名が合流。この4名のエスケープグループは、一時、後続に約6分差を付けた。

その後、余り動きの見られ無かったメイングループも、120km地点から、リクイガス、ランプレ等有力チームの動きで、活性化。

そのメイングループのスピードアップの動きで、病み上がりの西谷泰治(愛三工業レーシング)が遅れ、続いて、今日は集中できていなかった水谷壮宏(ブリヂストンアンカー)飯島誠(スミタラバネロパールイズミ)が脱落。

残り約50km地点で、メイン集団が逃げていた選手を飲み込んだ。このラスト50km地点から狩野智也(シマノメモリーコープ)、冒頭から逃げていた福島康司が遅れ、
ラスト約30kmで別府匠(愛三工業レーシング)が、数名とともに遅れ、メイン集団から分裂した。

ラストの周回で遅れた田代には、「完走」自体は、十分可能だったが、ワンデーレース、かつ周回コースということもあり、全てのチームが、メイングループから遅れた時点で、選手を降ろしていた状況を見て浅田監督、大門監督の判断でレースを降りることになった。

なお、今シーズンをイタリアで過ごしている石田哲也はTeam NIPPOとして同レースに参加していたが、残り30km地点までメイン集団で粘り、成長ぶりを示していた。

大門監督
「ブリヂストンアンカーの4名はスペインでのステージレースを走った直後でベストの状態ではなく、日本から渡欧した4名は、久しぶりのヨーロッパのレースであり、気持ちに、身体の動きが付いて来ない感じに、見受けられました。

雰囲気にも早く慣れてもらい、2戦目以降に、期待したいと思います。」

Axis Japan事務局 絹代さんより

● 2005.08.11 (Thu)  8月9〜10日: マルキジャーナの2日間 第二戦 / トロフェオ・チッタ ディ カステルフィダルド
「75km地点に集団落車があり、日本からも3名の選手が巻き込まれ、リタイアしました。

水谷壮宏(ブリヂストンアンカー)選手はケガは軽かったものの、自転車が大破したそうです。

福島晋一(ブリヂストンアンカー)選手は頭から落下、出血が認められました。
狩野智也(シマノメモリーコープ)選手は膝から落下したとのこと。

上記2名の選手は救急車で運ばれ、数針縫うなどの処置をしました。その後、ホテルに戻り、食事を摂り、氷で冷やし就寝したとのこと。

福島晋一選手は、14日に予定されている第3戦にも出場可能の見込みです。狩野智也選手は、専門医の診察を受け、判断を仰ぐそうです。

154名中、30名のみが完走。

リザルトを見る限りは上位4名が数秒差でゴール、14名(+27")、8名(+2'03")、4名(+7'02")の集団までが完走となっており、この4名の集団で完走した福島康司選手(30位)は大健闘と言えます。

尚、「飯島誠(スミタラバネロパールイズミ)、田代恭崇(ブリヂストンアンカー)西谷泰治(愛三工業レーシング)は福島康司選手を前に上げるために非常にいい働きをした」というレポートも上がって来ています。」

絹代さんレポート

日本勢は、次回8月14日TROFEO INTERNAZIONALE BASTINELLI(UCI1-1)に出場するとのこと。

<速報版>
優勝はナトゥリーノのフィシャー。康司選手はトップから+7分2秒の30位でフィニッシュ。一方、晋一選手・狩野選手がマルツァーノらとともに落車したと公式HPが伝えている。「選手らは、病院で検査を受けた」。
公式HPへJUMP

● 2005.08.11 (Thu)  ツール・ド・フランス 回想録
gifi.jpg 640×480 301Kツールキャラバングッズの黄色い傘を配っていたのはこの車。例のGIFIという日用品を販売している会社のスポンサー。黄色い傘は、頭につけて雨をしのぐはずだが、今年は暑かったので、日よけにかぶっている人がいっぱいいた。

今年のキャラバングッズで一番お値打ち品だったのは、テレカだろう。25ユニットのテレカで、映画の宣伝だった。主にレースのスタート・ゴール地点で配布され、合計12枚ほどもらった。

金額的には3000円以上の価値!とかいって喜んだけど、来年の8月で有効期限が切れる。

現地にいる日本人の人にお土産にあげたものの、余り使わないかも、と後で思った。現地法人勤務の人は携帯を会社からもらっており、公衆電話はほとんど使用しない。

ただ、自分自身、滞在中、現地法人の人と連絡をしたり、ホテルにLate Arrival(到着遅延)のお知らせをするのに使った。やっぱり実用的な一品には違いない。

● 2005.08.13 (Sat)  8月13日 クラシカ・サンセバスティアン(スペイン) PT=プロツアー <予告>
martin.jpg 142×161 24K6つの山岳ボーナスがつく起伏のあるコース。勝負所はラスト30km弱から始まるヤイスキベルの上り。1級だ。ここでふるいにかけられる。

ワイルドカードはバーロワールド、カイク、レラックス。

バーロワールドのアスタルロアは、ズバリ優勝を狙ってくるだろう。彼は山岳をこなすスピードマン。プロツアーに出られる数少ないチャンスをものにしたいはずだ。加えて彼は、サンセバスティアンそばのバスク地方出身でもある。

去年の覇者はミゲル・アンヘル・マルティン・ペルディゲロ。今年ゼッケンNo.1をつけて走る。

去年サウニエル在籍時は9勝し、監督との約束10勝まであと一歩。それでも立派な成績だった。今年はフォナックへ移籍。余り活躍の場はまだない。パイス・バスコで区間2位になったのが最上位だ。

出走表
ボテロ、ボーヘルト、レベッリン、バッソ、モロー、マギー、ヒンカピー、クーネゴ、ディルーカ、モンクティエ。。と顔ぶれはかなり豪華。

(Photo: ペルディゲロ。拡大版なし。昨年のJCにて。ちなみに彼の苗字はマルティンだが、母方の名前ペルディゲロのほうを使うのが通例になっている。)

● 2005.08.13 (Sat)  ヴエルタ出走リスト
ゼッケンNo.つきで 公式HPに掲載中。バルベルデは欠場。シモーニ、ツァベルらが出る。コムニダ・バレンシアナのエースNo.はアンヘル・カセロ。うーん、どこまでくらいついていけるだろうか。

Tモバイルのエースはセビーヤだ。全体的にメンバーを見ると、クラシカ・サンセバスティアンのほうが豪華な雰囲気。

出走表へJUMP

● 2005.08.14 (Sun)  JCFロード'05世界選手権候補イタリア派遣第3戦
「第2戦で集団落車に巻き込まれた3名の選手ですが、狩野智也(シマノメモリーコープ)選手のみ欠場福島晋一、水谷壮宏(ブリヂストンアンカー)選手の2名は予定通り出走します。

水谷選手には、大きなダメージはなく、福島晋一選手は、2針ほど縫ったものの、昨日からはトレーニングも復活しているとのことです。

狩野選手に関しては、まだ自転車に乗れる状態ではなくホテルで静養していますが、食事等も通常通り摂れており、精神的にも落ち着いて、早期回復への意欲を見せているそうです。

本日のレース:TROFEO INTERNAZIONALE BASTINELLI(イタリア UCI1-2)

距離は153.2km
GPM(山岳賞)は3回。
出走リストには182名が掲載されています。

本日の出走は現地時間13時15分
日本時間の20時30分です。
日本時間0時45分ごろゴールの予定です。
http://www.axis-world.net/national/report/italia3.html

↓公式サイト↓
http://www.gs-sabina.it/trofeoBastianelli%202005.htm

↓出走リストはここからダウンロード↓
http://www.gs-sabina.it/Elenco%20iscritti%20stampa%20(PDF)%20Trofeo%202005.pdf

速報はこちらでアップされます:http://moving.axis-world.net/

応援のほど、よろしくお願いいたします!尚、次の第4戦からはシマノメモリーコープの野寺選手らが合流予定です。」

以上 絹代さんからのレポートでした。

● 2005.08.14 (Sun)  8月13日 クラシカ・サンセバスティアン(スペイン) PT=プロツアー
grp0814230244.jpg 308×336 111K* サウニエルがワンツー

去年サウニエルにいたペルディゲロが優勝し、今年はコンスタンティノ・サバヤが優勝した。サウニエルは2年連続のタイトルに加えてホアキン・ロドリゲスも2位でワンツーフィニッシュとなった。

つくづくサウニエルはいいとこで勝って、効率よくプロツアーのポイントを稼いでいるなぁ。

レース
最後から2番目の1級カテゴリーの山岳を過ぎ、最後の3級の山岳で勝負がついた。ここで揺さぶりがかかり、マンセボ、サンディオのバレアレスコンビは脱落。ホーナー、メンショフ、クーネゴらもちぎれた。

ここでガルゼッリ、マッツォレーニらが抜け出した。ラスト3km、サウニエルデュバル のサバヤがアタック。彼はこれを狙っていた。一か八か、絶対どこかで仕掛けてやる!と思っていた。

サバヤはそのまま単独でゴールを決め、チームメートのホアキン・ロドリゲスも2位で続いた。3位マッツォレーニ、4位ガルゼッリ。

サバヤのインタビュー:

ー ケルメのアマチーム所属時代から、バスクでのレースでは数々の勝利をあげていましたね。

サバヤ「バスクの地形は僕に合っている気がするんだ。上りと下りの、特徴的なあの地形が。アマ時代から、バスクとは相性がいいのは事実だね。」

photo : 今年のL-B-L。少年にサインをするサバヤ。ベルギーでは、サイン帳と写真をきれいに整理したものを持ち歩いて、全ての選手のサインをこつこつとためていくファンが結構目に付いた。

● 2005.08.15 (Mon)  8月14日: TROFEO INTERNAZIONALE BASTINELLI(イタリア UCI1-2)
「昨日、JCFロード'05世界選手権候補イタリア派遣第3戦に日本代表として、7名の選手が参戦しました。

距離:153.2km
GPM(山岳賞)は3回。
出走リストには182名が掲載されていました。

↓公式サイト↓
http://www.gs-sabina.it/trofeoBastianelli%202005.htm

残り40km地点。18名の先頭集団に

福島康司(ブリヂストンアンカー)
田代恭崇(ブリヂストンアンカー)
飯島誠(スミタラバネロパールイズミ)
の3名が入っていました。

他4名の選手はレースを降りていたようです。ここから福島康司選手が抜け出し、3名で先行。

残り3kmの地点で差は35秒。最終的には集団に飲み込まれ、

福島康司5位 UCIpt 10
田代恭崇6位 UCIpt 8
飯島誠 8位 UCIpt 3

世界選手権派遣枠を決める各国の大陸別ランキングの元となるUCIポイントの集計は、今日(8/15)が締め日となります。最終局面で、上記3名の選手が21ポイントを積み上げてくれました。

7月の時点でのイランとの差を思えば、おそらく3名の派遣になるかと思います。

残りは2戦、シマノメモリーコープから選手が加わって臨みます。

8/17 GP AGOSTONI イタリア UCI 1-1
http://www.comune.lissone.mi.it/pubb_lissnew/Comune/Appuntamenti_1889.htm

8/18 COPPA BERNOCCHI イタリア UCI 1-1
http://www.ciclismoaltomilanese.com/2005/agosto/coppa%20bernocchi/bernocchi.htm

以上、いつもご苦労様です、絹代さんからのお便りでした。

● 2005.08.15 (Mon)  ウルキオカのヒルクライムレース
rodri3.jpg 295×352 86Kピエーポリが4勝しているウルキオカのヒルクライムレース。クライマーたちがこぞって力試しするこのレースで、今年優勝したのはサウニエルデュバル のホアキン・ロドリゲス。

上りでバレンシアナのラタサとレラックスのペレスと競り合ったが2人を蹴落としたロドリゲス。最後スピウクのベニテスらから僅かのリードを奪い、最後は2秒差で単独スプリントゴールした。

週末のクラシカ・サンセバスティアンでは、サバヤとロドリゲスがワンツーフィニッシュ。ロドリゲスは絶好調。サウニエルデュバル、スペイン、とくにここバスクの地で俄然目立っている。

Photo : ロドリゲス at L-B-L

● 2005.08.16 (Tue)  8月15〜23日 : ドイツランドツアー
bram.jpg 176×215 37K第1ステージ 170 km: ブラム・タンキンクが単独ゴール

去年JCで来日し、今年ツール出場を果たしたクイックのブラム・タンキンクが初日を制した。開始30km地点、サウニエルデュバル のコボ、FDJのアイゼルとともに逃げを決めたあと、ラスト17kmでアタック。

このまま3人のスプリントゴールになると、アイゼルに勝ち目がある。それを嫌って早々と飛び出した。雨のせいで濡れた路面で術って落車したものの、タンキンクはあとの2人を寄せ付けず、単独でゴールした。

優勝候補のウルリッヒはまだ風邪が抜けていないようだが、3分7秒後、16位でプロトンとともに危なげなくゴールした。

ところで、このレースを見に行った日本人の方から感想が届いた。ツールの後にこのレースを観戦して、

「ツールよりかははるかにこじんまりした大会で、観客と選手との距離が、かなり近い感じです。ディルーカを目の前にしましたが、緊張のあまり、サインくれとはいえませんでした。」とのこと。

ツールは巨大化・肥大化しすぎて特殊なレースになってしまった、といった声も聞かれる。

(Photo: 04 Japan Cupにてタンキンク)

● 2005.08.17 (Wed)  JCFロード'05世界選手権候補イタリア派遣 第4戦 予告
本日JCFロード'05世界選手権候補イタリア派遣 第4戦を迎えます。チームブリヂストンアンカーから参戦した4名の選手は第3戦を終え、フランスに戻り、ステージレースに参戦しているようです。

本日より、日本代表はシマノメモリーコープより、野寺秀徳選手らを迎え、第4、第5戦に挑みます。

第4戦 Coppa Agostoni(イタリア) UCI 1-1
現地時間10:30(日本時間 17:30)スタート 196.9km

タイムテーブル JUMP

コースマップ(PDFファイル)ダウンロード JUMP (PDF)

中盤に最高標高522m地点を含む21.5kmの5周回。終盤にスタート地点付近を10km程度の2周をしてゴールです。スターティングメンバーなど、詳細は追ってお伝えします。

なお、第2戦でひざを負傷し、ホテルで休養していた狩野智也(シマノメモリーコープ)選手ですが他のメンバーに合流したそうです。ひざは曲げられるようになったとのこと、早い回復を祈りましょう。

また、速報等が入り次第、http://moving.axis-world.net/ にアップします。

ぜひ、ご注目下さい!

次のレースは、<第5戦(最終戦)> COPPA BERNOCCHI(イタリア)UCI1-1 JUMP
現地時間10:15スタート

以上絹代さんより。

● 2005.08.18 (Thu)  JCFロード'05世界選手権候補イタリア派遣の第4戦
第4戦 Coppa Agostoni(イタリア) UCI 1-1 196.9km

優勝 Paolo Valoti (Ita) Domina Vacanze 4.43.02 (41.55 km/h)
2 Leonardo Giordani (Ita) Team Universal Caffe'- Styloffice
3 Stefano Cavallari (Ita) Barloworld-Valsir 0.07


プロツアーのトップ選手が顔をそろえた1-1のハイレベルなレース。冒頭に仕掛けられた数名のアタックにメイン集団が反応し、全力で追撃を開始、序盤より、トップレベルの選手たちが存分に実力を発揮した激しいレースが展開された。

コースを熟知した地元イタリア選手と異なり、日本勢には今回使用された、このカーブの多いコースも初見であり、気温15度のオランダから合流した3名の選手にとっては身体の順応も間に合わず、あらゆる意味で厳しい条件を突きつけられた。

その中でも、キャプテン格の飯島誠は追撃グループに食らいつき、ぎりぎりまで粘ったものの、集団がスローダウン。

その後、野寺、品川選手が合流、さらに別府匠、西谷を含む集団も合流、追撃を試みたが、集団ごとレースから降ろされることとなり日本人選手は全員、無念のリタイアを強いられることになった。

……………………………………………………………………………
尚.事後報告となりますが、
品川真寛、土井雪広(シマノメモリーコープ)両選手に関しては、世界選手権候補には選出されていないが、同チームの狩野智也選手の負傷欠場もあり、現地、大門監督、浅田監督、今西コーチ等の話し合いの下、遠征参加権を持つ,05年度の強化指定選手としてこの日本代表チームに参加することになり、昨日より参戦しています。

日本代表
水谷壮宏(チームブリヂストンアンカー)
野寺秀徳(シマノメモリーコープ)
品川真寛(シマノメモリーコープ)
土井雪広(シマノメモリーコープ)
飯島誠(スミタラバネロパールイズミ)
別府匠(愛三工業レーシング)
西谷泰治(愛三工業レーシング)

本日の最終戦に期待しましょう!

絹代

● 2005.08.18 (Thu)  今年度世界選手権の出場枠の発表
UCIから、今年度世界選手権の出場枠の発表がありました。日本の出場枠は「3名」です。

http://62.50.72.82/imgarchive/Road/World%20Championships/2005/Participat
ion%2015_08_2005%20Men%20Elite.pdf

これから、派遣対象の3名を絞り込むことになり、来週には決定する見込みです。

絹代

● 2005.08.18 (Thu)  JCFロード'05世界選手権候補イタリア派遣 最終戦 予告
第4戦は残念な結果に終わりましたが、今日は気持ちを切り替えて、最終戦です。

COPPA BERNOCCHIUCi 1-1
距離:172.5km
10:15(日本時間17:15)スタート(ゴール予想時刻14:30ごろ→JPN21:30ごろ)

コースプロフィール JUMP
出走者リスト(リスト掲載:152人) JUMP

今日もプロツアー等、強豪チームが名前を連ねており、あのペタッキなどの名前も確認することができます。

今日も
水谷壮宏、野寺秀徳、品川真寛、土井雪広、
飯島誠、別府匠、西谷泰治の7名で出走の予定です。

昨日の悔しさのあまり、飯島キャプテンは燃えたぎるようなやる気を見せているそうです。オランダ組も、昨日よりは、身体が順応し、走りやすくなるのではないかと思います。ぜひ、応援してください!

本日も、現地から速報が入り次第http://moving.axis-world.net/で更新して行く予定です。

絹代

● 2005.08.19 (Fri)  JCFロード日本代表'05世界選手権候補イタリア派遣 最終戦
昨日、 最終戦を終えました。

COPPA BERNOCCHI  UCI 1-1 距離:172.5km
……………………………………………………
日本代表
水谷壮宏(チームブリヂストンアンカー)
野寺秀徳(シマノメモリーコープ)
品川真寛(シマノメモリーコープ)
土井雪広(シマノメモリーコープ)
飯島誠(スミタラバネロパールイズミ)
別府匠(愛三工業レーシング)
西谷泰治(愛三工業レーシング)
………………………………………………………
結果

優勝 Danilo Napolitano (Ita) Team LPR 4.32.05 (44.104km/h)
2 Graeme Brown (Aus) Ceramica Panaria
3 Antonio Murillo Fischer (Bra) Naturino-Sapore di Mare

13 飯島誠   4.32.05
(順位不明)  野寺秀徳 4.32.05
……………………………………………………………………………

飯島誠(スミタラバネロパールイズミ)
野寺秀徳(シマノメモリーコープ)
上記2名の選手が、トップのメイン集団でゴール。

あのペタッキなども出走していた世界のトップレベルのこのレース。タイム差なしでの完走です!

web上では44位までしか掲載がなく、野寺選手の順位は未確認です。

他5名の選手はDNFという結果ではありますが西谷泰治選手(愛三工業レーシング)が開始10km地点より120km地点まで逃げ集団に乗るなど、果敢に攻めました。選手たちは、今日所属チームの欧州拠点に戻り、国内組も順次帰国します。

世界選手権派遣枠は3名で確定しました。今回の遠征の結果等をふまえ,来週中にも派遣選手が選出される流れになります。

絹代

● 2005.08.21 (Sun)  ドイツランドツアー
第6ステージ終わって

まだまだ団子状態だが、とりあえずゲロルが1位と2位につけ、その後を現在ウルリッヒが追っている。ウルリッヒが日・月曜のステージが勝負、と言っているとおり(20日付けトクダネ)、日曜のステージは山頂ゴール(1級)。月曜は30kmのITT。

今日、明日がハイライトだ。

ちなみに、第1〜第6ステージまでの優勝者は下記の通り:

1st:タンキンク(QSD) − 中級の山岳が登場するステージでアタックして単独ゴール。
2nd:ポッツァート(QSD) − 2級x2のステージ(完全フラットでない)で30人のスプリントを制した
3rd:ベンナーティ(LAM) − 集団スプリントゴール
4th:ライプハイマー(GST) − 山頂ゴールを単独で制覇
5th:ベンナーティ(LAM) − 集団スプリントゴールで今回2度目の区間優勝
6th:イリンスキー(DOM) − 19人のスプリントゴール

CN 第6ステージ JUMP

● 2005.08.22 (Mon)  8月15〜23日 : ドイツランドツアー
evans.jpg 415×449 159K第7ステージ: エヴァンスが優勝して浮上、ウルリッヒ一歩後退

ドイツ、シュヴァルツヴァルトの一体は雨に覆われ、気温は8度。これがウルリッヒを苦しめた。レース前から患っていた風邪がまだ完治していなかった。体調が万全でない上に、この天候。思うような走りができなかった。

この日は、最後のフェルトベルグの上りにさしかかって、選手がふるいに落とされた。カデル・エヴァンス(LOT)、ファビアン・イェーカー(SDV)、イェルク・ヤクシェ(LSW)、リーヴァイ・ライプハイマー(GST)らの中からラスト1km弱でヤクシェがアタック。エヴァンスが反応して、ヤクシェを抜き去った。

エヴァンスは、山頂フィニッシュで単独ゴール。イェーカーとヤクシェが11秒遅れでそれに続き、総合首位のライプハイマーが14秒差でゴール。

総合争いは、エヴァンスがウルリッヒを抜いて3位に浮上。ライプハイマー、トートシュニッヒのワンツーコンビは変わらず。ヤクシェ、ウルリッヒと続く。

残る勝負所は月曜日のTT。ライプハイマーはTTでも力を出せるが、「ウルリッヒはTTのスペシャリストだからまだ油断できない」と牽制している。一方ウルリッヒは体調を考えると、完璧なパフォーマンスは期待できないだろうと言いつつも、「まだ諦めたわけではない」と。

昨年の覇者で来季からTモバイルいりガ決定しているシンケヴィッツは現在総合11位。CNリザルトへ

現段階での総合順位:
ライプハイマー、トートシュニッヒ +0.33、エヴァンス +0.58、ヤクシェ +1.21、ウルリッヒ +1.26

● 2005.08.23 (Tue)  ドイツランドツアー
第8ステージ速報

ウルリッヒが第8ステージのTTで優勝という第一報。2位はジューリック+11秒、3位ライプハイマー +54秒。これでウルリッヒは総合2位浮上。ただし、総合首位のライプハイマーは盤石で、ウルリッヒを31秒差に押さえつけている。あと残りは1日。ライプハイマーがこのまま凱旋するだろう。

● 2005.08.24 (Wed)  ドイツランドツアー
levi.jpg 401×291 106K最終ステージ: ライプハイマー優勝

前日の結果で、すでに勝敗は分かっていたが、ウルリッヒの猛追及ばずライプハイマーが優勝。2位ウルリッヒ、3位トートシュニッヒ。ゲロルが1、3位、Tモバイルが2位でサンドイッチ。ドイツチームが頑張った。

最終日はスプリント勝負でランプレのベンナーティが優勝。

ライプハイマーは、寒さでこごえたステージもあったが、沿道の応援が熱かった、特にカリフォルニアの音楽がかかっていて元気が出た、と。寒い日は山の上でレインジャケット3枚とその上に一枚はおったりした日もあった。

(Photo; tour 05)

● 2005.08.24 (Wed)  8月27〜9月18日: ヴエルタ開幕間近
ヴエルタ開幕間近。今までのトピックスをまとめると:

■ ペタッキは世界選手権調整のためにヴエルタ出場。途中リタイヤもありうる。
■ 事前にいろいろすったもんだしたが、結局シモーニはヴエルタ出場が決定。
■ バレアレスはエース予定のバルベルデが膝の故障で不出場。マンセボがリーダー。
■ ヴエルタには普段興味がないイバン・マヨだが、ツールのできが悪かったことから出場を決めた。しかしエースはアイトール ゴンザレス。
■ リバティーではエースのエラスのほか、ベロキも出場。ノサルはヘマトクリット問題の直後だったため、ツール出場にはならなかったが、ヴエルタには出場。
■ Tモバイルは、リーダーのツァベルで区間を狙い、セビーヤで総合上位を目指す。
■バレンシアナのリーダーはアンヘル・カセロ。ブランクが長かった。完走できるか?
■ 7/31、トレーニング中車に轢かれて肩を負傷したベルトランも出場。ツールでは落車でリタイヤ。なんとか3週間いい走りができるように、と祈っている。

スタートリスト: JUMP

● 2005.08.25 (Thu)  8月27日 : シマノ鈴鹿ロード
今週末はシマノ鈴鹿ロードですね。27日に行われるチームタイムトライアルにAxis-Japanとして、日本代表ドリームチームが参加します!日本でタイムトライアルと言えば....のまさに夢の共演です!

Axis-Japan(日本代表選手)
飯島誠(スミタラバネロパールイズミ:TT全日本チャンピオン)、
岡崎和也(Team NIPPO:過去にTT全日本2連覇)
柿沼章(ミヤタ・スバルレーシングチーム)
盛一大(愛三工業レーシング)

出走は14時40分ごろです。ぜひ、応援してください!
……………………………………………………

◇さらに、18時より、ホームストレート上でAxis-Japan日本代表チームのプレゼンテーションを行います。司会は大会MCを務めていらっしゃいます、おなじみの飯島美和さん

ここに、ナビゲーターとして今西尚志さん(ロード競技部会支援強化スタッフ/シマノメモリーコープコーチ栗村修さん(ロード競技部会会員/ミヤタ・スバルレーシングチーム監督)という、すてきな顔合わせが実現しました。

メインのトピックは開幕まで1ヶ月に迫った世界選手権です。(現在、派遣選手確定作業の真っ最中です。公表許可が間に合えばこの場所で発表します。)

イタリア遠征帰りの候補選手にも、いろいろなお話をしていただきたいと思いま。
この後には、最高速チャレンジ、そして花火大会と見どころたっぷりの出しものが続きます。

選手は、2時間エンデューロの最終走者と並走し、入場します。14名の日本代表選手が走る姿は非常に貴重です。ぜひぜひ、土曜日17時40分頃にはホームストレート付近にお越し下さい!

今回は、パールイズミ特製のAxis-Japanジャージもお目見えします。こちらもぜひ、ご期待ください!

参加選手
狩野智也(シマノメモリーコープ)
山本雅道(シマノメモリーコープ)
田代恭崇(ブリヂストンアンカー)
鈴木真理(ブリヂストンアンカー)
清水都貴(ブリヂストンアンカー)
真鍋和幸(Team NIPPO)
岡崎和也(Team NIPPO)
柿沼章 (ミヤタ・スバルレーシングチーム)
綾部勇成(ミヤタ・スバルレーシングチーム)
飯島誠 (スミタラバネロパールイズミ)
新保光起(愛三工業レーシング)
別府匠 (愛三工業レーシング)
西谷泰治(愛三工業レーシング)
盛一大 (愛三工業レーシング)

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

以上、絹代さんより
Axis-Japan 事務局
http://www.axis-japan.org/
info@axis-japan.org

● 2005.08.26 (Fri)  8月27日: シマノ鈴鹿ロード
Axis のHPが本格的に指導です。

「おはようございます。明日はいよいよシマノ鈴鹿ロードです。特製Axis-JapanジャージでのチームT.T、14名の選手がそろうプレゼンテーションと、台風一過の晴天の下、エキサイティングな一日になりそうです。

かねてから準備しておりましたAxis-Japanのwebサイトですが、正式に公開に踏み切りたいと思います。

ここでは、日本代表のプロフィール、スケジュール、レースレポート、選手のインタビュー、写真、ムービーなどを掲載させていただきたいと思っています。未だ整備されていない部分もありますが、順次整えて行きたいと思います。

ぜひ、お立ち寄りください!http://www.axis-japan.org/

絹代」

● 2005.08.26 (Fri)  9月27日開幕 ヴエルタ・ア・エスパーニャ
金曜19時、ヴエルタのチームプレゼンが行われる。場所はパセオ・デル・サロンデ・グラナダ。初日土曜の第1ステージはグラナダの7kmのTT。

木曜の健康診断でひっかかった選手は1人。レラックスのラグナ。ヘマトクリットが規定値の50%を越えた。2週間強勢休養をとらされ、その後再検査となる。

● 2005.08.27 (Sat)  ヴエルタ 初日TTスタート順
8月27日: 第1ステージ TT 7km (グラナダ)

2000年以降の歴代ヴエルタ優勝者がそろった。00、03、04年勝者エラス、01年優勝のAカセロ、02年優勝のアイトール ゴンザレス。

現地グラナダ、気温はぐんぐん上がって38度。南部は午前中20度ぐらいでも、この時期日中は気温がどんどん上がって40度程度になる。通常、午後6時を過ぎてもギラギラ太陽が照っている。

レースは序盤、クイックのヴルブルッヘがベストタイムを叩いている。

---------
TTスタート出走順、下記のサイトで公開中。また、CN以外にも、lavuelta.comでテキストライブあり。
http://www.lavuelta.com/05/espanol/noticias/noticia47.html?e=1

ところでクイックステップのTボーネンは、世界選手権が目標。ヴエルタは区間優勝を狙うものの、第12ステージ以降リタイヤする、と断言している。

ツールでは不振だが、ヴエルタで俄然強いエラスはやはり優勝候補。前人未到のヴエルタ4勝なるか。(目下、ロミンゲルと並んでヴエルタ3勝の記録を持つ。)

● 2005.08.27 (Sat)  8月28日 GPウエストフランス ー プルエ(プロツアー)
プロツアー夏の陣最終戦となるGPウエストフランス ー プルエ。

相変わらず、ディルーカはリーダージャージ。4月20日のフレッシュ・ワロン以来ずっと白いリーダージャージを着用中。

このあと秋の陣は、ヴエルタ、ポーランドツアー、チューリッヒ選手権、パリ〜ツール、ロンバルディアと続く。

このレース、プロツアーになったのでインターナショナルな展開が期待できるだろうが、今までの成績はフランス人が圧倒的。

フランス 59勝、ベルギーとイタリアが2勝、あとはオランダ、スイス、UK、アイルランド、ウクライナが1勝ずつ。さて、今年はどうなる。

出走表はこちら。JUMP

● 2005.08.28 (Sun)  ヴエルタ 第1ステージ: メンショフがリーダージャージ
mencho.jpg 492×527 185K今年バレアレスからラボバンクに移籍したデニス・メンショフがトップタイムで優勝。序盤からずっとトップタイムをキープしたヴルブルッヘは2位、期待の(?)マギーは3位。ベロキは03ツールと同じように、左側から落車した。悪夢が蘇ったという。

● レースラップアップ: 上り、カーブ、高い気温に苦しんだ選手も

スビダ・アル・アルト・デラ・アルハンブラ(アルハンブラの上り)と、気温上昇が選手を苦しめた。特に2番目のカーブでは、グティエレス、ベロキらが落車した。

午後からはグングン気温が上昇。最初の出走の選手は25℃程度だったが、最後は35℃まで上がった。後半の選手の方がやや不利だったともいえる。

フォト・ギャラリー:公式HPへJUMP 。。インドゥライン&エスカルティンのツーショットも
(サムネイル式=1ページの中に小サイズの写真が一覧表になっている=なので見やすい)

● ベロキ開始20秒後のクラッシュとその様子:

ヨセバ・ベロキの落車は、メカニックがショックを受けて、適切な処置ができなかったのも痛かった。壊れたバイクで、一旦彼を行かせようとした。結局バイク交換を余儀なくされたが、タイムロスは大きい。

ベロキの頭に、ツールでの落車の悪夢が一瞬よぎったりはしなかったか?プロローグでの落車が、彼に与えた精神的影響が気になる。

AS新聞のトップの写真は、ベロキのクラッシュシーン。地面に伏せる感じで倒れた。ひどいクラッシュではないが、これで1分ロス。7kmのTTでこのタイムロスはきつい。195位(最後から3番目)に沈む。

写真では、警官が思わず歩み寄って助けようとしている。JUMP

● ベロキのコメント

「ツール03で落車した時同様、左側から落車した。あの時は肘を骨折した。最悪の事態が頭をよぎった。前輪がはずれ、その後ハンドルバーも壊れ、バイク交換せざるを得なかった。」

肩と腰に衝撃が走ったものの、幸い、病院に担ぎ込まれるほどのものではなかった。

● スペインのTTチャンプもクラッシュ

スペインのTTチャンプ、ホセ・イヴァン・グティエレスも2番目のコーナーで落車。しかし、彼はその後勝てなおし、堂々の15位。クラッシュがなければ、、と惜しまれる。

● 途中の上りで、上位顔ぶれに異変。期待のボテロ、ペレイロはやや遅れる

メンショフから7秒遅れの4位になったサストレ(CSC)がスペイン選手の中ではトップ。マンセボは26秒遅れの21位。マヨは38秒遅れ、ペレイロは意外に苦しんで39秒遅れ。

期待されたコロンビア人のボテロは18秒遅れで9位。それに続く10位は、ジルベルト・シモーニ。上りのあるTTだったので、どうも通常のTTで描くイメージどおりの順位ではなかったようだ。

● メンショフ・コメント(マルカから):

『まさか勝てると思わなかった。TTは得意の分野じゃないから。(CNでは、「最近のTTでは、いい走りができていなかったから」。)でも調子はいいので、いい線行くだろうとは思っていた。でも、まさかTTで優勝とは。。』

『今回の優勝は、年齢と経験がなせる技だったと思う。先日のツールでは不調だったけど、それから完全に回復した。あの後ロシアに帰って家族にあった。その後休んで、またトレーニング開始。今の好調につながっている。』

● 明日のステージはスプリンター's ステージにはならない

明日の第2ステージは、ラスト12kmで第2カテゴリーのサン・ヘロニモが登場。スプリンター‘sステージとはならないだろうという予想。ただし、上りがOKなツァベルがトップグループに残れれば、、、スプリントの展開もゼロではない?

CNの総合順位

(Photo: 05 Romandie レース前マッサージを受けるメンショフ)

● 2005.08.28 (Sun)  8月28日 ヴエルタ 第2ステージ グラナダ〜コルドバ 189.3km
belta.jpg 207×390 84K日本でお馴染みベルタニョッリが金星、マギーは念願かなって3大ツールリーダージャージ全てゲット

予想通り最後のヘロニモの上りがキーだった。ここで飛び出した選手たちがレースを決定づけた。

特にその中でもレオナルド・ベルタニョッリとブラッドリー・マギーは互いの利害が一致した。区間優勝したいベルタニョッリと、(今まで何度か書いてきたように、)ジロとツールでリーダージャージを獲得し、残るはヴエルタのマイヨ・オロだけだったマギー。

2人は先頭交代の意思の疎通がうまくいき、まんまと後続を引き離した。しかし最後は今年のツール同様マギーは勝てなかった。仕方ない。後続とのタイム差が縮まってリーダージャージを着れないぐらいなら、先頭引くしかなかった。

マギーのリードアウトのおかげで、ベルタニョッリが最後は飛び出して区間優勝。マギーは区間優勝よりも、3大ツールジャージコレクションを目標とした。こっちの方が区間優勝より難しい。タイム差が少ない今のうちでなければ夢は消える。

● 気温41度で脱水症状の選手が続出。特別措置発令

この日も気温が上昇し、41度までなった。プロトンのペースはそのせいですっかり遅くなった。途中脱水症状の選手が現われたことから、ジャッジは特別措置を発令。許可ゾーン以外での食糧補給を認めた。

● ベルタニョッリのコメント
「ケガや健康上のトラブルを経て、今シーズンで一番嬉しい出来事だ。上りで手ごたえがつかめたので、マギーと一緒に先頭交代しながらいった。最後はマギーの後について、ラスト数メートルで抜き去った。」

マギーがリーダーとなり、メンショフのマイヨ・オロは1日で終わった。

----*-----
日曜夜インプット分

ジロとツールでリーダージャージを着たことがあるブラッドリー・マギー。当然ヴエルタでのリーダージャージを狙っていく。3大ツール制覇というわけだ。今日はスプリントポイントにせっせと絡んでポイントを上げたいところ。

昨日の落車について:もしこれが最終日だったら地面に横たわったまま怒りで泣いていただろう(ベロキ)

ホセイバン・グティエレス:(落車でも15位)
「肉体的なダメージより、精神的なダメージが大きかった。僕にとって勝機のあるステージだっただけに。」

ヨセバ・ベロキ
「立ち上がることができなかったのは、痛みのせいじゃなく、精神的なものが肉体をブロックしてしまったから。痛みは実際感じなかった。もし、これが最終日に起こったとしたら、そして僕に勝つ望みがあるシチュエーションだったら、僕はそのまま地面に横たわって怒りで泣いていただろう。」

● レース・レポート
50km : サウニエルのデラ・フエンテとコフィディスの二世ライダー エルベ・デュクロラサールの2人が逃げ、プロトンに9分50秒もの差をつけた。最初の1時間の平均時速はスローペースの36,5 km。

ちなみに、エルベの父親ジルベール・デュクロラサールは、77年から95年もの長きにわたって活躍した元選手。パリ〜ルーベでの優勝を始め、数々の戦歴を有する。夏休みに家族で2週間旅行する代わりに、彼の家族は夏の2週間、父親のクリテリウムにくっついていったという。

父デュクロラサールは、レースを今でも注視している。息子エルベと、娘のボーイフレンドマリアン・アリー(ブイグテレコム)がプロ選手として走っているからだ。

67km:ランプレのフィグエラスがリタイヤ。スタート時点から調子が悪かった。リタイヤ第一号。

90km:逃げている2人はプロトンに7分の差。2人のうち、デラ・フエンテが目下暫定リーダー。昨日のTTでは、トップから58秒遅れだった。デュクロラサールはトップから1分2秒遅れ。

実況写真: 公式サイトを見ると、実況動画は後半のみらしいが、途中、本日のレースの写真が次々アップされている。(スペイン語版のみ。)実況写真へ

104km:ベッティーニにトラブル。サポートカーから氷をもらっている模様。状態はよくわからないが、去年の世界選手権のことが思い出される。

116km;デラ・フエンテが加速。デュクロラサールがふるい落とされた。

120km:スプリントポイントはデラ・フエンテ、デュクロラサール、ボーネンの順でゲット。

130km :デュクロラサールはプロトンに吸収。デラ・フエンテが一人旅。137km地点で、プロトンとの差は5分近く。気温は37度まで上昇。典型的なアンダルシアの夏。

153km:スプリントポイント。デラ・フエンテ、ボーネンに続き、出ましたマギーがスプリントポイントをゲット。その間、デラ・フエンテのプロトンとの差は縮小していく。最後の上りまで持つかどうか。

168km:スプリント地点の直後から第二級の上りが始まった。アルト・デ・サン・ヘロニモ。デラ・フエンテの長い逃げはここで終わった。代わってバレアレスのアイトール・オサがアタック。飛び出した。しかし、オサのリードは少ない。リードは100m程度。

173k:混沌としてきた。オサのあとに何人も選手がつづき、アタックの応酬。コフィディスに移籍したベルタニョッリ、フォナックのボテロ、ブイグのユス、ケルメのケサダらが活発に動いている。ベルタニョッリ一歩リード。

(月曜朝に続く)

Photo: ベルタニョッリと L-B-Lにて

● 2005.08.29 (Mon)  8月29日:ヴエルタ 第3ステージ コルドバ〜プエルトヤノ 153.3 km
バレンシアナのパスクアル・ロドリゲスがアタック。ひとりで逃げて山岳リーダーとなった。今日は既にFDJのヴァイカネンとドミナのフルランがリタイヤ。

上りが終わってあとは起伏は最低限。ペタッキがスプリント優勝を虎視眈々と狙っている。

■ 3大ツール全てで区間優勝したことのある選手:
ファビオ・バルダート
アイトール・ゴンサレス
ディミトリ・コニシェフ
パブロ・ラストラス
アレッサンドロ・ペタッキ
ジルベルト・シモーニ
ヤン・スヴォラダ
デイヴィッド・ザブリスキー

● 2005.08.29 (Mon)  GPウエストフランス − プルエ
ウルリッヒが、ディルーカについで、プロツアーで2位に浮上

ヒンカピーが優勝。さらにウルリッヒも10位に入ってポイントをゲット。ドイツツアー以来ポイントを重ねて、ついにプロツアーポイントで2位に浮上。あいかわらずディルーカのトップはかわらないが、ウルリッヒ、プロツアー総合優勝だって夢じゃない。

プロツアー順位はディルーカ、ウルリッヒ、アームストロング、ヴィノ、ライプハイマー、ジューリック、ヒンカピー、レベッリン、ボーネン、ペタッキ(先月の5位から転落)

● 2005.08.30 (Tue)  8月29日:ヴエルタ 第3ステージ コルドバ〜プエルトヤノ 153.3 km その2
grp0830081242.jpg 640×480 275Kペタッキ : ヴエルタ13勝目

その1で「スプリント優勝を虎視眈々と狙っている」と書いた人が優勝。
ペタッキ vs ツァベル vs ボーネン vs ヒュースホーウト!豪華役者スプリント対決は、ペタッキに軍配が上がった。

■ ペタッキコメント

「こんな暑い中勝ったのは初めて。7月・8月は相当トレーニングを積んで調子もいいのだが、この40度の暑さでは、なかな難しかった。僕の目標は世界選手権で優勝すること。目標は9月25日に勝つことだ(世界選手権ロード開催日)」。

■ 単独アタックはジャパンカップ98来日選手

この日、暑い中ひとりで長距離逃げてアピールしたのは97年からケルメ〜バレンシアナに所属するハビエル・パスカル・ヨレンテ。998年ジャパンカップで来日した人。
(JUMP :左からセビーヤ、グティエレス、ヨレンテ、チェチュ)

■ マギーはリーダーをキープ

マギーはリーダージャージをキープ。明日のステージもスピードマン'sステーで、総合にからまない選手が逃げる以外は タイム差が開く展開ではないはずなので、マイヨは安泰か。

(Photo: 05ロマンディ。ポイントジャージを着ているペタッキ。スポンサーはグリュイエールチーズ。黄色い地にグリュイエールチーズと書かれている。)

● 2005.08.30 (Tue)  ヴエルタ第4ステージ
レースレポート、、、といっても最後の数秒でレースが決まりそう

レースレポート。。。といっても、いくら逃げグループが出たところで、(半分過ぎで、エダレン、ジョリ、フィノが逃げているようだが)やっぱり最後は今日もゴールスプリントだろう。日本時間の0:30ぐらいまでは先が見えない展開になりそう。というわけで、こういう日はさっさと寝ることにする。それにしても誰かペタッキの連勝を阻止できるか?

暑すぎる。。

ペタッキが一番暑い中あげた勝利と称した昨日のレース、気温45度までいったらしい。で、ディスカバリーのマイケル・バリーの奥さんデデの日記によると、バリーは昨日ボトル15本飲んだけど、それでも脱水症状を起こしたとか。

どうなんだろう、そうなるとアンダルシア出身のトリキ・ベルトランあたりは有利ではないのかな(ハエン在住。)ちなみに昨日ひとりで逃げたヨレンテは南部ではなくレオンの出身だった。

やったねベルタニョッリ!

リバティーの選手がベルタニョッリを祝福している。にっこり笑いかけるクルーゾはイタリア人だからわかるけど、マルコス・セラノも握手している。こういう写真はいつ見てもいい。JUMP

● 2005.08.31 (Wed)  8月30日 :ヴエルタ 第4ステージ 232.3 km その2
grp0831080603.jpg 284×309 78K ゴールスプリントはサンフェルミンの牛追い祭りのように

昨夜はさっさと寝ようと思いつつ、なんだかんだで気付いたら0:20。だったら、寝る前にヴエルタのライブストリーミングを見ようと思い、公式HPのライブストリーミングを見る。

丁度プロトンが一斉にゴールに差し掛かったところだった。カメラアングルは、真正面。道幅が結構広くて、選手たちはその位置幅いっぱいいっぱいに広がっている。その選手らがほぼ一線でやってくる。道幅が広い分、スプリントも迫力がある。

ものすごいかたまりでゴールに突入する群れを見て、パンプローナの牛追い祭り、サンフェルミンを思い出した。丁度そんな感じだ。怒涛のような、、という修飾詞がぴったりではないか。ゴールラインを割っても、一体誰が勝ったんだか、全くわからない。

ペタッキが手を上げたので、優勝が彼だというのはわかったものの、正面から見る限りは、塊ゴールだった。

レース

逃げていた例のフランス人3人トリオは途中ファンボンが加わったり離れたりしながら、186km地点まで逃げた。最後はプロトンに捕まって、ゴールスプリントに。暑さは昨日ほどではなかったが、40度近くまで上がり、せっせと選手たちはボトル補給をしていた。

■ ペタッキコメント

「世界選手権は長くて難しいコース。サーキットなので、勝手が違う。まだ自分にはパワーが足りないが、ヴエルタで勝ちながら、徐々に調整していきたい。」

● 2005.08.31 (Wed)  8月31日 :ヴエルタ第5ステージ アルカサールデサンフアン〜クエンカ
hus.jpg 151×276 40K■ ヒュースホーウト優勝、マギーはリーダージャージキープ

*優勝したヒュースホーウト:ズバリ世界選手権を狙う

「ツール終了後、中数日を置いてすぐトレーニングを開始した。ヴエルタと世界選手権のためだ。ヴエルタは、疲れがひどくなければ最後まで走るつもり。世界戦の優勝候補はペタッキとボーネンだけど、なんとか自分もその中に割って入りたい。」

* レース

Jエンリケ・グティエレス(PHO)がリタイヤ。昨日数回落車をして、肋骨骨折。インタビューでは、「明日にはとにかくレースに出て様子をみてみる」と語っていたのだが。

今日はスピードが上がっている。開始最初の1時間で50.9km/h。

レースも丁度半ばで、逃げているのはシャイアーリンクス(COF)、ルブランシェ(CA)、Mバリー(DSC)、カルカーニ(LIQ)、フェネブルフ(RAB)。Jガルシア(RELAX)、デラフエンテ(SDV)、ピール(CSC)。プロトンとの差は3分強。

その後逃げグループは吸収。ゴールスプリントとなった。昨日のように、大集団、というわけではない。手前で多数の選手が、ふるい落とされている。道幅いっぱい横に広がってはいない。空撮で見ると、細長く列を作りながらスピード争いになった。

ポイントは、途中のアルト・デル・カスティーヨだった。ラスト20キロ弱の地点の3級の山岳。普通なら、スプリンターでもついていける短い上りだと思ったが、ゆさぶりが随分ここでかかったようだ。ペタッキらスプリンターはトップ集団には いなかった。

最後はCAのジャージ、ヒュースホウトがいった。力で他をねじ伏せて優勝。連日スプリントにからんでいたヒュースホーウトだが、ここでやっと一矢を報いた。

マギーは先頭グループでゴールしたため、リーダージャージのマイヨ・オロをキープした。

今日はスピードアップしていたのと距離が短かったので、日本時間の23:45にはレース終了。
(Photo:04Tourのヒュースホーウト。 ノルウェーチャンピオンジャージだった)

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