mas ciclismo .... 第42回アムステル・ゴールド 2007(4月22日 252.2km PT オランダ)

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本日の小ネタNo.4 (翌日編 4月23日)>>

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「ミルラムは今、危機的状態なんだ」「ペタッキは不調だけどメカに八つ当たりはしない。自分のパワー不足を自覚している」「テレコムよりミルラムのほうがずーっといい」

写真はミルラムのメカニック、ヘールト。レース前日だけでなく、当日もあれやこれやで大忙し。会ったらいきなりこんな話が出た。

「うちのチーム、今大ピンチなんだよ。けが人が7人もいるんだけど、その7人中、なんと5人がジロ要員なんだ。ジロの選手のやりくりをどうしたらいいんだか、もう途方に暮れている。サッキやヴェーロが欠場となると痛いよ。それからスプリンターのランカスターも鎖骨骨折でね。 ぺタッキの発射台がいなくなるだけでなく、ペタッキ自身も去年のケガの前の状態にはほど遠いし。」

主力が不調となると、彼はメカニックとして、ペタッキのバイクの調整に以前よりナーバスになったりしないのだろうか?

「いいや、それはないね。ペタッキは不調だからといって、機材に八つ当たりすることはない。彼はちゃんとわかっているんだ。自分のパワー不足がすべての原因だということを」。

実はこのヘールト、元テレコムのメカニックなのだが、テレコムとミルラムを比較して、圧倒的にミルラムのほうがいいんだそうだ。理由は、テレコムは環境が冷たすぎると。ちょっと仕事のあと、一杯飲もうか、といったことが一切なかったという。本当に一度も同僚と飲む機会がなかったのか?と聞いたら、自分がいたころは少なくとも一度もなかったという。

「そうしたちょっとした息抜きがほっとするはずなのに、仕事のみという状況だった。でも今のミルラムはそうじゃない。仕事のあとの息抜きもみんなで一緒にやるし、すごくアットホーム。ミルラムは小さい家族、そういうふうに感じることができるんだ」

そのほかの点で、2チームの違いを聞こうと思ったら、ほかのスタッフから仕事を言い渡さたヘールト。慌てて機材の移動にとりかかっていた。
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プロトンの武道家は語る「太極拳はいいよ!」

以前トクダネで、チームカイクのヨン・ブルをとりあげたことがある。彼はプロトンの武道家とも言われ、太極拳を極めている人物。カイクが解散となったあとエウスカルテルに移籍したので、これでヨーロッパのレースでいつか会えるだろうと思っていたら、機会はすぐにやってきた。

レース直前、ディスカバリーのパウリーニョとおしゃべりしながらやってきた。自己紹介がてら、自分は太極拳はやっていないがヨガをやっていると言ったら、いきなり、中国人か?と聞かれた。日本人だけどヨガをやっているんだと言ったら「へえ」、と妙に納得したようなしないような??

「ヨガもからだにいいんだろうね。体幹部分が鍛えられるんだろ?(そうだ、と答えると)、やっぱりそうか。そういう印象があったんだ。多分ヨガは、スポーツそのもののフォームを整えるときにいいと思う。でも、太極拳のよさはちょっと違う。レースっていうのはすごくナーバスだから、そういうときに自制心が保てるような、そんな精神的な鍛錬なんだよ」

太極拳の主要なポーズをリクエストしたかったが、レース前なのでそれは無理。スタートの合図とともに笑顔で出発していった。

それから6時間余り経ってから、ゴール直後の彼を見かけた。このあとトップから10分23秒遅れで大きなグループが到着したが、それより一足先にたったひとりでやってきた。6分12秒遅れの83位。顔は汗と埃まみれ。全身で疲労感を漂わせてる。プロツールのレースは余りなじみがないけれど、まずは上々の出来ではないだろうか。

実はかつて一度ジムの太極拳クラスに参加したことがあるが、ポーズが多すぎて覚えられず、1回でやめた。でも、 太極拳で鍛えた精神力というのが本当に違うものなのか、またちょっとやってみたくなった。
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CNの記者はいつも居残り組・ニュースエージェントは時間との戦い

プレスルームにいたら、CNのシェーン・ストークスが見るからに疲れた様子でやってきた。いつものようにキャリアバッグを持参で、これからレースレポート作成体制という状況。

「このアルデンヌクラシック3連戦を担当することになったんだ。一週間ゲントに宿をとって、そこから毎日通いでレースを追うんだ。そう、レースのときはもう大忙しさ。またきっとプレスルーム最後までの居残り組になるだろうね」

プレスルームの無線はレース後半まで使用可能にならないので、前半はひたすら打ち込み作業に追われていた。CNのもうひとりのスタッフと仲良く一緒に並んで、2人でキーボードをけたたましく叩いている。

しかし、隣にいたおじさんもひとたびレースが終了した途端、すごい勢いでキーボードを叩きはじめた。レース最中は、のんびりした様子にしていたのだが。

実は彼、ベルギーのニュースエージェント「ベルガ」の人なんだそうだ。「AFP、ロイターとかのベルギー版だよ。ニュースエージェントは速さが勝負だから、レースが終わったらもう時間との闘いなんだ」と。

私が持ちこんでいるPCは1kg以下のムラマサ(シャープ)なんだけど、これが余りに小さいので、よく質問される。今回もこのベルガの人から、「このPCは普通の僕らのPCと同じ機能がすべてそろっているのか?」と聞かれた。そうだと答えると、「さすが技術国日本のプロダクトはすごいなぁ」と感嘆しきり。

欧州にはこういう小型PCはないのだろうか?たまにPCを置きっぱなしで席を離れて戻ってくると、私のPCの周りをとりかこんで、おじさんたちが「なんだこの小さいPCは?」みたいな議論を展開していることがある。

でも正直このPC、キーが小さすぎて、めちゃくちゃ打ちにくい。普通のPCに打ち込むより時間がかかって、もうまどろこしいといったら。次回買うなら、薄型でも大きさはノーマルのほうがいいな。多少重くてもガマンだ。
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