.... ツール・ド・フランス 2006 レポート
● 勝負決まった。逆転でランディスが総合首位に。この日の優勝は再びゴンチャル
1位から3位までが30秒以内という近年まれに見る僅差のツール。ランディスが3位となり、総合3位から逆転で総合トップに。ペレイロはロスを最小限にして総合2位。
ガン克服のアメリカ人ランスが7連覇を果たしたあとは、大腿骨頭壊死のアメリカ人ランディス。。。強い精神に強い肉体宿る。。。
「自分は50kmでトップから2分ぐらい遅れをとるだろう」、と言っていたペレイロ。確かにトップのゴンチャルから2分40秒遅れだったが、ランディスとのタイム差は1分29秒と最低限。ランディスに首位を譲ったが、総合2位に踏みとどまった。クレーデンはサストレを超えて総合3位。
● ランディス:「2日前の4時間のTT(=ひとりで山岳で勝負し、逃げ切った時のこと)をやったあとだったから、ちょっと不安もあった」
ランディス: 「自信はあった。でも、リーダージャージがかかっているから、ペレイロも奮起するだろう、そうたやすいことではないだろう、と思っていた。ペレイロは実際素晴らしいTTをした。
僕には不安もあった。2日前、4時間のTTをやって、相当エネルギーを消費していたから。(山岳での1人の逃げを4時間のTTと称している。)OKであることを祈っていたけど、うまくいった。」
● 4位から3位へ逆転、クレーデンのクレバーな判断:
クレーデン:
『監督ピヴァに聞かれて、僕はこう言ったんだ。”最初の25kmまでは計測タイムを知らせないでくれって”。それをされたら僕はクレージーになると思ったからさ。彼が計測タイムを告げ始めた時には僕は既にサストレより1分30秒先行していた。
これが随分励みになった。そしてセルゲイの時間も、目標タイムとして教えてもらった。最後にはエヴァンスも視界に捕らえることができて、これでさらに背中を押された。おかげで今までで最高のTTができたよ。』
クレーデンは2000年パリ〜ニースで優勝したあとスランプが3年ほど続き、悩んだ時期もあったが、それが彼を精神的にも強くした。そして今年のツール、退去させられた親友ウルリッヒの分までケスラーとクレーデンが頑張った。
● こんなメール到着 PART III
クレーデンだって16ステージではアタックしていますし、表彰台を手に入れた19ステージの走りは見事だったと思います。
たしかに少々物足りない面はありますが、私はこれからもクレーデンを応援し、彼の活躍を期待していきたいと思っております。
さて、今年のツール、すごい競り合いで面白い。さらにドラマを演出してくれたのはランディス。クラックのあと、不死鳥のように蘇ったあのガッツ。TT前の総合タイムは下記だった。
TT前、ペレイロのコメント:「これは人生最大のTTだ。全身全霊を傾けてやる」
ペレイロとランディスが肩を組んでいる写真を見ると、ライバルとはいえ、お互い修羅場を駆け抜けてきた者同士だ。
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1.ペレイロ 84時間33分4秒 2.サストレ +12秒 3.ランディス +30秒 4.クレーデン +2分29秒 5.エヴァンス +3分8秒 6.メンショフ +4分14秒 7.デッセル +4分24秒 8.モロー +5分45秒 9.スベルディア+8分16秒 10.ロジャース +12分13秒 | ![]() ペーテルス監督・前日優勝トザット・ルハノ |