mas ciclismo .... ツール・ド・フランス 2006 .....................

ツール・ド・フランス現地レポートも今年で7年目。フランスから生中継中。copyright : mas.ciclismo (2006 - )

ツール前々日  / ツール前日  /プロローグ  /第1ステージ  / 第2ステージ  / 第3ステージ  / 第4ステージ  /第5ステージ  /第6ステージ  /第7ステージ  /第8ステージ  /第9ステージ  /第10ステージ  /第11ステージ  /第12ステージ  /第13ステージ  /第14ステージ  /第15ステージ  /第16ステージ  /第17ステージ  /第18ステージ  /第19ステージ  /第20ステージ  /第21ステージ  /



1 juillet, 2006 : プロローグ ... CAのヒュースホーウトが初日プロローグ優勝

● ヒュースホーウトはホテルでママとシャンペンで乾杯
● 会場騒然。ランディスがスタート台にいない!6秒遅れで到着。トップから7秒差でフィニッシュ。もしかして初日優勝していた?
● 2年ぶりのミラー、結果は17位
● 17時開始のサッカーW杯に配慮して、今日の終了は16時台に
● ヴォクレー:「インチキ選手たちが退場になって嬉しい」


宿の庭でシャンペンをあける

スタートシーン

残りあとひとりの結果を待つ

初日優勝
.
初日7.1kmのプロローグ結果は、優勝ヒュースホーウト(CA)、ヒンカピー、ザブリスキー、ラン、バルベルデの順。

優勝者を出したCAは同じ宿。ホテルに帰ったら、スタッフの人たちもうきうきしていた。 「うちのホテルに宿泊中のチームが初日優勝して、夜にはW杯フランスvsブラジル戦。今日うちのホテルは熱いわよ」、とレストランの給仕の女性。

我々が宿のレストランで食事中、ヒュースホーウトのシャンペンオープンが庭で始まった。

ヒュースホーウト、まずイエロージャージをまとう。そばにいたカメラマンが、「ジャージはワンサイズだから、きつそうだね」と言って笑って見ている。シャンペンをじゃぶじゃぶ振って、オープン(写真1)。その後ママもジョインして、一緒に乾杯。

シャンペンの泡が飛んで、当方のカメラとTシャツはずぶ濡れ。カメラからは水がしたたってきた。レストランに戻って、食事中、中座をした詫びを言ったら、「とんでもない。今日は歴史的な日ですもの」という返事が返ってきた。

写真2はスタートの瞬間。写真3は、ゴールのあと。ラストから2番目のザブリスキーのタイムがヒュースホーウトより悪かった。残るは最後の走者ヒンカピーだけ。観客から質問が飛んだ。「もしかして優勝?」ヒュースホーウトが答える。「いいや、まだあとひとり残っている」。

結果が出た。ヒンカピーのタイムは4秒及ばず。ヒュースホーウトの優勝が決定(写真4)。




■ レース!

15秒遅刻のランディス

スタート台に上がってそのままスタート

ミラーがいよいよ登場

コフィディスのスタッフに笑顔
.
スタート地点がざわついた。ランディスが来ない。スタートの合図が鳴ってしまった。周囲にいたカメラマンたちもきょろきょろしている。ランディス、6秒遅れで到着(写真1)。そのままスタート台を超えてすぐに出発(写真2)。でも、彼は結構前に、ちゃんとスタート地点付近にきて、ウォームアップをしていたのに。

実は直前にタイヤに切り傷が見つかったという。慌ててタイヤ交換。6秒遅れでスタート地点に到着。これですっかり集中力が切れてしまったという。結果はトップから7秒遅れ。もしタイヤ交換していなければ、優勝していたかも。彼もそんなにぎりぎりのタイミングだと知っていればタイヤ交換しなかっただろうと述べた。めちゃくちゃ悔しい場面だ。

---
デイヴィッド・ミラーが2年ぶりに復帰した。でもウォームアップは最低限。余り人前に長い間出たくないようで、バスの中から外に出るのを何度かためらった。そしていよいよ登場(写真3)。

解雇されたコフィディスとはわだかまりがあるかと思ったが、スタート前、笑顔で話していた。ミラー、結果は+13秒の17位。


2位ヒンカピー

ライプハイマーは36位

ミルラム朝食風景

ツァベルは朝からインターネット
.
CAとディスカバリーは別部屋で朝食。しかし、ミルラムは一般客と一緒。ついたてを一部しているが、食事風景が見える。写真撮影のOKが出た。ミルラムのヨーグルトも食卓に出ているが、誰もあけていない。ただ、牛乳の方はシリアルの上からかけて飲んでいる。(写真3)

おとといミルラムの青空記者会見でミルラムのヨーグルトドリンクを20本もらった。冷蔵庫に半分入れて時折飲んでいるが、はっきりいって、ブルガリアヨーグルトドリンクのほうがおいしい。。。

夜の食事。ミルラムは朝も夜もビュッフェ形式だった。正直、食事内容は余りぱっとしない。ツァベルはTモバイルのシェフの料理に慣れているだろうから、この食事では不満なのでは?料理にはまるで無関心といった表情で、機械的に皿にどさどさ盛っていた。

-----
ツァベルは朝食後、ロビーでインターネット(無線)をやっていた。許可を得て撮らせてもらう(写真4)

<<その他>>
● ザブリスキー:脅威の柔軟性(写真・拡大なし)TT前のストレッチ。足がすごく高く上がる。。。

● 今日の最終ゴールは16時台そのわけは;8時のNewsにASOのプルドム氏のインタビューが出た。「今日のプロローグはW杯に配慮した。サッカー開始が17時なので(第一試合)、それより早く終わるようにした」。いつも初日はもっと遅く終わるのに、なるほどそういうわけか。。。

● ヴォクレー「インチキ者が追放で嬉しい」:プロローグ55位でフィニッシュしたヴォクレー。平凡な結果だったがハッピーだという。理由は、「インチキどもが代償を払ったから」。前から「インチキどもは退場処分にすべき」と気勢をあげていたヴォクレー。

 Chihoさんと井戸端会議?

複数の雑誌やCyclingtimeに記事を書き、今日はJスポーツの現地レポをするという岩佐千穂さんとスタート前に井戸端会議。

* CSCはどうなる?
Chihoさん:「CSC、バッソが去ったけど、まだ波乱の可能性があるね。(例のチームが廃棄した注射器が見つかったという記事の件。)」、当方:「フランス警察も動いているらしいしねぇ」、Chihoさん:「そうそう」。。とにかく、CSCはこれからマークがきつくなるかもしれない。(写真はバッソが荷物をまとめてツールを去る場面。新聞から。Photo@DPPI)

* マンセボはどうなる?
今朝のレキップに、AG2Rのラヴニュー監督談話が出ていた。

「マンセボの関与を知ったのは、今朝(ツール前日)、緊急監督会議の前だった。"会議の結果次第では、互いに話し合う必要が出てくるだろう"、とマンセボに事前に言いにいったら、"今朝、僕はツールを去り、自宅に帰ります。引退することになるでしょう(自転車を手放します)。"という答えが返ってきた。この言葉を、僕は 告白と受け止めた。」

ところが、Chihoさんいわく、これはマンセボの言葉が正確に伝わらずに掲載されたものだという。実は、彼自身は2−3週間休みたいと言っただけだという。当方:「でも簡単に復帰できるとは思えないけどねぇ。出場停止+2年間プロツアーチーム所属禁止になるかも。ASOは会見で、Tモバイルは"スペイン当局から書類を入手したからウルリッヒを解雇した"と言っていたし、メディアのスクープだけで処分したわけじゃないからねぇ」

でも、実はこの話、Chihoさんが事件発覚後のマンセボに直接会って聞いた話だという。マンセボの思惑どおりいくかどうか不明だが、ともあれ、あんな状況でマンセボに会って、さらに話まで聞いてきたChihoさんあっぱれ。

* ヴィノクロフ、ウルリッヒの抜けたTモバイルでツールを走る可能性があった
Chihoさん:「ヴィノはアスタナがああいう状況で、ウルリッヒの抜けたTモバイルからツールに出場させるという話もあったみたいね。でも選手の抜けた穴を埋めてはいけない、ということになっておじゃんになったらしい」。

当方: 「でも、それを言うならTモバイルにあのままいればこんなことにはならなかったのに。もう少しの辛抱で、ツールリーダーになれたのに」、Chihoさん:

「でももう十分辛抱したし、これは想像できなかったしねぇ」。うん、行った先が悪かった。



go to page top
copyright@mas.ciclismo