.... ツール・ド・フランス 2007 .....................
★ チームプレゼンにロンドンが沸いた!選手たちが市内を行進
★ 荒れたバルベルデ記者会見。ボイコット記者も
★ Tモバイルの朝食会に出席。場所はカリスマシェフのレストラン:「ツールでは、最新技術の粋を集めて、上から下まで完璧な機材でのぞむ」
●荒れたバルベルデの会見
日中、ケスデパーニュのバルベルデとペレイロの共同会見があった。最初にウンスエ監督が、「質問は、スポーツ関連に限る」と先制攻撃的に釘を刺し、ぴりぴりした様子をうかがわせる。バルベルデのOP関与疑惑がぬぐえない。
最初の質問者がいきなりおきて破りで、「手元に書類がある。Piti,Valv.というコードネームが出ている。もし手元にないなら見せようか。これに対してバルベルデは説明責任があるはずだ」といきなり鋭く突き刺した
通訳がとりなして、質問はなかったことに。しかし2番目の記者の質問も、「ボクの同僚の質問にちゃんと答えるべきだ」と攻撃の手を緩めない。「応じかねる」と通訳がいうと、「おい、退場しようぜ」と声をかけて、記者たちが何人も会場をあとにしてボイコット
それでも会場の席が半分ぐらい埋まる程度の人は居残り、当たり障りのない質問でお茶を濁す。
バルベルデは、余り表情を変えず、なるべく淡々と受け止めようとしている様子。切れたりせずに、その場にい続けて耐えしのいだ。偉いな、と思ったけれど、やはり目には精彩がない。真実を聞き出すのがジャーナリズムなのだろうけれど、ツールという大舞台を前に選手にはやや気の毒でもあった。
このあとペレイロがバルベルデに替わって答えた場面では、「もうガマンの限界だ。証拠もないのに攻められている」と述べた。ただし、彼も感情は内容に比べて、押さえ気味だった。なんとかこの状況を沈静化したい、と願っている様子。部屋の外では、チェンテたちがそうとは知らずにのんきにソファーで談笑していたけれど。。
CSCの会見では、ツール締め出しのリース監督の姿がない代わりに、選手が全員そろって会見にのぞんだ。
● Tモバイルの朝食会は豪華に、そして和気藹々と
朝は、Tモバイルの朝食会に出席してきた。場所は、数ヶ月前から予約でいっぱいといわれる人気レストラン「フィフティーン」。”セレブ・シェフという異名を持ち、今ロンドン界隈でSuperもてはやされているジェイミー・オリヴァーの店だ。
今までチームは選手や関係者に満足してもらうために一生懸命やっていても、選手やスタッフのチーム離れが後を絶たない傾向があった。恐らくドイツ的な無機質なムードのせいじゃないかと思う。理路整然とされすぎていて、気の緩みがなさすぎる、それが冷たい雰囲気をかもし出していたような。
ヘマしたっていいじゃない、楽しくやろうぜ、みたいな「余白」とか「遊び」の部分がなさすぎた気がする。元テレコム、現ミルラムのメカニック ゲールトも「テレコム時代はメカニック同士の交流も一切なかった。ミルラムのほうが楽しい」と言っていたっけ。でも、今回はちょっと雰囲気が違っていた。新監督のアルダグと、アメリカ人マネージャーのボブ・ステイプルトンが”天然ほんわか”で、すごくムードがよくなっていた。さらに選手たちからもジョークが聞かれ、笑いとユーモアがあった。
例えば、アクセル・メルクスに「ツールでの目標は?」と聞いたときのこと。メルクスの答えは「マイヨブラン!(25歳以下の選手が獲得できるジャージで、彼にはもう資格はない)」会場からどっと笑いが漏れる。
それからシンケヴィッツ。目標は?の問いに、「区間優勝」と答えたら、「それだけ?」と司会者に切り替えされた。 シンケヴィッツすかさず、「区間優勝できれば十分だろ?」と笑って答える。メルクスのようなベテラン選手と、若手選手(ブールクハート、カヴェンディッシュ、ゲルデマン)もうまくかみあっている。
なお、チームは機材には上から下まで注意を払っているという。今回のツールでは8種類のホイールを用意。山岳、平坦、プロローグなどシチュエーションによって使い分ける。 明日プロローグのスキンスーツも、科学の叡智を駆使した優れもので、エアロダイナミックな作りだという。要注目。
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| 左からフィフティーン概観、ビュッフェ形式で振舞われた食事、カヴェンディッシュをよいしょする選手たち、夜のチームプレゼンの写真・ツーレ撮影。 |
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