mas ciclismo .... ツール・ド・フランス 2007 .....................

ツール・ド・フランス現地レポート中継中。copyright : mas.ciclismo (2007 - )

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金曜 6 juin, 2007  : ツール開始前日....

★ チームプレゼンにロンドンが沸いた!選手たちが市内を行進
★ 荒れたバルベルデ記者会見。ボイコット記者も
★ Tモバイルの朝食会に出席。場所はカリスマシェフのレストラン:「ツールでは、最新技術の粋を集めて、上から下まで完璧な機材でのぞむ」


18:45からトラファルガー広場にてチームプレゼンテーションがあった。会場内に一旦入ったものの、ロンドンの人たちの熱気を撮るために、街へ繰り出すことに。広場はものすごいことになっていて、さらに広場周辺には会場からあぶれた人たちが幾重にも重なっている。そしてプレゼンを終えた選手たちは、会場からあふれた人たちの前を通って広場界隈を行進していく。

写真はバッキンガム宮殿に続くアドミラルティ。通称エリザベスゲート。この辺は広場のすぐそばなのに、人が余りいない。ファン心理というか、行進の前半部分に人垣が集中しているせいだ。

写真はランプレ。沿道のファンから声援をうけて、ナポリターノがファンのほうへ向かった(写真1)。ほかの選手たちも続く。こうしてファンと選手の交流が始まった。そうこうしているうちに、あとからスタートしたラボバンクの選手たちが彼らを追い越していく。(写真2)行進はこの先100mほどでおしまい。ファンとのおしゃべりを終えたランプレの選手たちは余韻を味わうかのように、ゆっくりと走り去っていった。


イギリス人ミラーへの声援は惜しみなく(写真1)、トリキことベルトラン。彼とは昨日話をした。(写真2)ツァベルにも大声援(写真3)
最初は観戦場所を何度か変えて見てみたのだが、景色が今ひとつさまにならなくて、このあとザ・マルと呼ばれる通りにあるアドミラルティ(宮殿に続くゲート)に 行くことにした。ロンドンの中でも好きな場所のひとつ。アドミラルティは曲線の美しい建物で、それと選手を一緒に取ってみたいと思った。


宮殿に続く道ザ・マルは広々としていて、シャンゼリゼのミニ英国版といった感じ。(写真1)アドミラルティをいくバーロワールド。英国籍のチームだ。(写真2)AG2Rのステファン・グベール。フェスティナ時代JC来日経験をもつ息の長い選手。ステファン、と声をかけた。(写真3)

結局 後半はずっとアドミラルティのところに滞在。ここでは広場の喧騒とは無縁の、ゆったりとした時が流れていた。


アスタナ、ケスデパーニュ、クイックッステップ(ボーネンが引く)ザ・マルにて


CSCのヴァドヴェルデは、観衆を盛り上げようと奮起。
会場そばのシャーロックホームズゆかりのパブも活気を帯びている。広場からあふれた人たちは、巨大スクリーンを食い入るように見ていた

スクリーン、ビッグベン、会場となった広場


●荒れたバルベルデの会見

日中、ケスデパーニュのバルベルデとペレイロの共同会見があった。最初にウンスエ監督が、「質問は、スポーツ関連に限る」と先制攻撃的に釘を刺し、ぴりぴりした様子をうかがわせる。バルベルデのOP関与疑惑がぬぐえない。

最初の質問者がいきなりおきて破りで、「手元に書類がある。Piti,Valv.というコードネームが出ている。もし手元にないなら見せようか。これに対してバルベルデは説明責任があるはずだ」といきなり鋭く突き刺した

通訳がとりなして、質問はなかったことに。しかし2番目の記者の質問も、「ボクの同僚の質問にちゃんと答えるべきだ」と攻撃の手を緩めない。「応じかねる」と通訳がいうと、「おい、退場しようぜ」と声をかけて、記者たちが何人も会場をあとにしてボイコット

それでも会場の席が半分ぐらい埋まる程度の人は居残り、当たり障りのない質問でお茶を濁す。

バルベルデは、余り表情を変えず、なるべく淡々と受け止めようとしている様子。切れたりせずに、その場にい続けて耐えしのいだ。偉いな、と思ったけれど、やはり目には精彩がない。真実を聞き出すのがジャーナリズムなのだろうけれど、ツールという大舞台を前に選手にはやや気の毒でもあった。

このあとペレイロがバルベルデに替わって答えた場面では、「もうガマンの限界だ。証拠もないのに攻められている」と述べた。ただし、彼も感情は内容に比べて、押さえ気味だった。なんとかこの状況を沈静化したい、と願っている様子。部屋の外では、チェンテたちがそうとは知らずにのんきにソファーで談笑していたけれど。。

CSCの会見では、ツール締め出しのリース監督の姿がない代わりに、選手が全員そろって会見にのぞんだ。


● Tモバイルの朝食会は豪華に、そして和気藹々と

朝は、Tモバイルの朝食会に出席してきた。場所は、数ヶ月前から予約でいっぱいといわれる人気レストラン「フィフティーン」。”セレブ・シェフという異名を持ち、今ロンドン界隈でSuperもてはやされているジェイミー・オリヴァーの店だ。

今までチームは選手や関係者に満足してもらうために一生懸命やっていても、選手やスタッフのチーム離れが後を絶たない傾向があった。恐らくドイツ的な無機質なムードのせいじゃないかと思う。理路整然とされすぎていて、気の緩みがなさすぎる、それが冷たい雰囲気をかもし出していたような。

ヘマしたっていいじゃない、楽しくやろうぜ、みたいな「余白」とか「遊び」の部分がなさすぎた気がする。元テレコム、現ミルラムのメカニック ゲールトも「テレコム時代はメカニック同士の交流も一切なかった。ミルラムのほうが楽しい」と言っていたっけ。でも、今回はちょっと雰囲気が違っていた。新監督のアルダグと、アメリカ人マネージャーのボブ・ステイプルトンが”天然ほんわか”で、すごくムードがよくなっていた。さらに選手たちからもジョークが聞かれ、笑いとユーモアがあった。

例えば、アクセル・メルクスに「ツールでの目標は?」と聞いたときのこと。メルクスの答えは「マイヨブラン!(25歳以下の選手が獲得できるジャージで、彼にはもう資格はない)」会場からどっと笑いが漏れる。

それからシンケヴィッツ。目標は?の問いに、「区間優勝」と答えたら、「それだけ?」と司会者に切り替えされた。 シンケヴィッツすかさず、「区間優勝できれば十分だろ?」と笑って答える。メルクスのようなベテラン選手と、若手選手(ブールクハート、カヴェンディッシュ、ゲルデマン)もうまくかみあっている。

なお、チームは機材には上から下まで注意を払っているという。今回のツールでは8種類のホイールを用意。山岳、平坦、プロローグなどシチュエーションによって使い分ける。 明日プロローグのスキンスーツも、科学の叡智を駆使した優れもので、エアロダイナミックな作りだという。要注目。

 

左からフィフティーン概観、ビュッフェ形式で振舞われた食事、カヴェンディッシュをよいしょする選手たち、夜のチームプレゼンの写真・ツーレ撮影。


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