mas ciclismo .... ツール・ド・フランス 2007 .....................

ツール・ド・フランス現地レポート中継中。copyright : mas.ciclismo (2007 - )

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土曜 14 juin, 2007  : 第7ステージ.... ブールガンブレス〜ルグランボルナン 197km

● ゲルデマン上出来の区間優勝+総合トップ
● ヴィノのお父さんにご挨拶・・
● 朝フレイレを直撃「これから狙うステージは?」「今日家に帰ることにしたんだ。実は・・」
● 人工的昏睡状態のラボバンクの選手は・・
● ロットは4人がかりでマキュウェンを引いていたが、マキュウェンは最下位に終わる

ゴールを目指してひた走るゲルデマン。ラスト350m地点

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 ヴィノのパパに対面

写真1)ヴィノのパパ、写真2)ヴィノのパパは、カザフスタンから駆けつけたファンと話し込んだ、写真3)パパはなかなか息子に会えない。仕切りの内側に入らず、外側で引っ込み思案にしていると、アスタナのメカニックファウスティノがやってきてパパに挨拶、写真4)ファウスティノがお父さんに声をかける、「こんなところで待っていないで、どうぞバスの中に入ってくださいよ」、こうしてヴィノのパパはバスの中に入って息子と対面したのだった
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今朝、駐車場で、ヴィノクロフ・キヴィレフというロゴが入ったポロシャツを着た人を大勢見かけた。そういえば、今日のステージはサンテティエンヌに住む人たちにとっては一番近いステージだと聞いている。サンテティエンヌといえばヴィノクロフと故キヴィレフがプロをめざしてヨーロッパにきて拠点としていた場所。もしかしたらサンテティエンヌにあるファンクラブの人が駆けつけたのではないか、と思って声をかけた

すると、話しかけた人はファンクラブの会長さんで、偶然「目の前にいるのはヴィノのお父さんだよ」と言われた。ヴィノのお父さんはフランス語は数語しかしらないといい、カザフスタン語のみらしいが、挨拶は国際語だ。

お父さんがここに来たわけを聞いた。以下のとおり:
● サンテティエンヌはヴィノとパリ〜ニースのクラッシュで亡くなったヴィノの親友キヴィレフが住んでいたゆかりの地なので、2人のファンクラブがある
● 今回はファンクラブのイニシャチブで、ヴィノクロフのお父さんをカザフスタンからこのステージに招いた
● ヴィノが怪我をしたからお父さんを招いたのではなく、もともとこの日にくる予定にしていた。サンテティエンヌに一番近いステージだから
● ファンクラブの人たちの心には、キヴィレフは今でも永遠に記憶として残っている
● お父さんはケガをしている息子にすぐにでも会いたいが、チームの招きではないので、勝手にバスに入るわけにはいかない(このあと、アスタナのメカニクの計らいで、お父さん、バスの中に入っていった)

■ 朝フレイレを見かけた。声をかけたら、「ボクのツールはおわり。今日帰るんだ」

写真1)オランダのTVのインタビュー受けるフレイレ。英語だった、
写真2)帰り支度をはじめる。スーツを持ち帰る用意。(フレイレとしゃべっていたときの動画を撮ったのに、オンとオフがまた入れ替わっていて、とれていなかった。これでイサシ動画に続いて2度目のおおへま。

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 ツールを去る日、フレイレに聞きました

昨日宿に戻ったら、目の前にアスタナとラボバンクのバスが止まっていて、あれ?と思った。彼らは隣町に宿泊のはず。あとでわかったのだが、我々の宿は、街の境界線にあって、隣町と隣接していたらしい。そういうわけで、2チームの宿と隣り合わせで、駐車場は同じ敷地内だった

そして今朝、チェックアウトの際に駐車場に行ったら、フレイレがオランダのTVのインタビューを受けていた。終わったところで声をかけた。

ー ツールは山に突入ですが、そのあとの平坦ステージをまた狙うんですよね
フレイレ:いや、僕は今日帰ることにしたんだ。
ー ケガですか?
フレイレ:そう。お尻のここがね(といって指差した)
ー いつも故障している箇所ですね。頚椎の痛みのほうは?
フレイレ:ああ、あっちのほうはもう完治したよ
ー 世界戦は開催が危ぶまれていますけどやはり目標は世界戦ですよね
フレイレ:世界戦は是非開催してほしいと思うね。ツールと世界戦2つに焦点を絞ってきたんだ
ー ブエルタには出ますか?
フレイレ:ああ出るよ
ー 地元カンタブリアのステージがありましたよね
フレイレ:そう。でも、すごくきついステージだからボクらスプリンター向きの日じゃないんだよ。この日に勝つのは無理だね(笑い)

目標にしていたツールでは区間優勝ができず。再び不調でレースを去るフレイレ。気落ちしそうなこんな日なのに、相変わらず快活なフレイレで感じのいいフレイレなのだった。

 人工的昏睡状態のラボバンクのカイ・ルース

また、丁度ラボバンクが同じ敷地にいるということで、幹部の人に、カイ・ルースの容態を聞いてみた。ルースはツールメンバーではなく、ひとりでトレーニングに出て行ったところ、帰ってこないので、捜索したところ見つかり、病院で脳圧を下げるために人工的昏睡状態に置かれているとのこと

幹部の人は、「今朝の段階では、なにひとつ状況がつかめず、なぜルースがこのようになったのか見当もつかない、彼は見つかったときには意識があり、病院で処置のために昏睡状態に置かれているということだけ判明している、早く意識が戻って、話をしてくれることを祈っている」、とのことだった。

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写真1)赤い水玉頭のオージェ
この日の結果、ステファン・オージェのマイヨアポワは終わり、シルヴァン・シャヴァネルの手に。オージェは、頭を赤い水玉にして登場していた

写真2)エルミゲルと鉢巻
この日15位と健闘したエルミゲル。ジャパンカップに来日したことがあるという理由で、鉢巻を渡した。先日外人さんのアテンドで浅草に行ったときに気まぐれで買ったもの。使いようがないので、イサシ、カルザーティ、エルミゲルにあげてきた。エルミゲルは、「また日本に行かなくちゃ」と笑顔を浮かべた

写真3)ミラーのドラゴンバイク

写真4)サンテティエンヌのレストランからツールを訪問していた人たち。目的は・・
サンテティエンヌのフレンチレストランからコックさんとオーナーが招待客としてきていた。サンテティエンヌから一番近いステージを選んできたそうで、ASOのプリュドムディレクターに、証書を渡す目的だそうだ。プリュドム氏はグルメなので、それを称えて証書を発行したんだとか。ちなみに、ポールボキューズやアラン・デュカスはみんな日本市場を狙っているけれど、レストランを東京に出店する予定は・・・ないそうだ。

■ 本日のレース

今日は山頂ゴールではないものの、ラスト15km地点に第一級のコロンビエル峠があり、ここで勝負がかかるのは見えていた。

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写真1)本日スタート前のゲルデマン、写真2)ゲルデマンが逃げを決めて、そのままゴールに突撃、写真3)ゲルデマンを必死で追うランダルセ.40秒及ばず。、写真4)そのあとに続くデラフエンテ

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写真1)4位のエルナンデスと5位のルフェーブル。
写真2、3)ヴィノが少し見える。トップから3分38秒遅れで到着した小グループの後ろについて、堅実に走っていた。
写真4)ヴィノクロフがゴール。チームバスに行く途中、再びもみくちゃに

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写真1)イエロー、グリーンジャージ集団大幅に遅れる

カンチェッラーラ、ボーネンの集団はこの日最後の大集団。(このあとにロットの小集団が続いた)トップから+22分47秒。

写真2−4)ロットは4人がマキュウェンのアシストに。しかしマキュウェンは最下位ゴール

最後のグループはロット軍団5人+シャバネル弟のセバスティアン。マキュウェンがかなりあえいでいた。ロットはホステ、怪我をしているロドリゲスら4人を投入して、マキュウェンを必死で引いている。マキュウェンは結局この日 最下位でゴール。+24分16秒。

マキュウェンは5月のロマンディの山岳ステージでも最下位ゴールだった。もともと山岳は苦手だが、今年はさらに山岳での調子が悪い。彼は02、04、06年にグリーンジャージをとっているが、奇数年には獲得したことがない。今年もそのジンクスが生きてしまうのか?

思い切りのいい単独アタックが終盤決まったゲルデマン。会見では、「ラスト500mのサインを見てからが、長く感じられた。下りではペダルを必死で漕いだ。」

「クライマーとしての資質に関しては、体調のいいときは上れるけど、1年中いい調子を保つことはできない。コンスタントに上れる選手がピュアクライマーだと思うから、そういう意味で自分はピュアクライマーではない。」

「自分はこういう波乱の時期に自転車界に身をおいているが、少しずついい方向に向かっているとは思う。うちのチームが率先して、ほかのチームも変わりつつある。沿道のみんなには、このスポーツを信じてくれてありがとう、と言いたい」

区間優勝だけでも上出来だったのに、イエロージャージまで獲得。もともと才能を買われてCSCに引き抜かれ、そのあと契約をまっとうする前にTモバイルに引き抜かれた才能ある選手だが、初出場ツールでこの活躍は予想以上。

写真はロンドンのレストランで先日行われたチーム会見の日のゲルデマン。「マイケル・ロジャースにぴったりくっついて、彼をアシストするつもり。ツールでは勝ちたいという気持ちはあるが、まずはホワイトジャージを狙う」とすらすらと英語で抱負を語っていた。

まさに出来すぎといった感じ。


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