mas ciclismo .... ツール・ド・フランス 2007 .....................

ツール・ド・フランス現地レポート中継中。copyright : mas.ciclismo (2007 - )

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水曜 19 juin, 2007  : 第11ステージ.... マルセイユ〜モンプリエ 182.5km
● イゴール・ガルデアノに聞きました:監督でもマネージャーでもない技術主幹(セクレタリオ・テクニコ)って、一体何をするのですか?

エウスカルテルでプロ入りし、ビタリシオを経てオンセ、リバティセグロスで走っていたイゴール・ゴンサレス・デ・ガルデアノ(略してイゴール・ガルデアノ)。

確か、彼はもともと現役時代にも運動生理学を学んでいて、サイス監督がよく、「イゴールは賢い選手だ」と言っていたように記憶している。引退後もバスクの公立大学でその続きを学び、その知識を生かして昨年古巣エウスカルテルでセクレタリオ・テクニコ(技術主幹)に就任。

去年末でEUSのフリアン・ゴロスペ監督が退いたので、入れ替わりにイゴールが監督就任かと思いきや、監督として入団したのは元選手で引退後オルベア監督をしていたヨン・オドリオソラだった。

で、イゴールはそのまま技術主幹にとどまった。一体この中途半端?な職責はなんなのか?今年LBLのときにメカニックのトマスに質問したら、本人に聞いたほうがいい、といわれ、このほどイゴールに会ったので聞いてきた。

ー 技術主幹って、監督とマネージャーの間に位置してますが、一体あなたの役割は?

イゴール:「一言で言うと、レースカレンダー組み立ての責任を持っている。人員・車の配備、どの選手がどのレースに出場するか、どの監督をつけるかを決定する。つまり、年間予定作成がボクの仕事さ。」

ー 選手交代もしなければならなくなりますね。

イゴール:「そう予定はどんどん改変していく」

ー じゃあ、レースの最中はやる仕事はあまりないですね?

イゴール:「まあそうだね。それでも選手の様子はちゃんと見なくちゃいけないし。レースの細部はともかく全体的なことには常に注意を払っているよ」
(脇からゴルカ・ゲリカゴイティア監督が追加コメント:)「そう、レース中選手たちに監督車から指示をしたりするのは、全てボク(あるいはオドリオソラ)なんだよ」

ー 貴方の仕事で一番重要なことは?

イゴール:「最新の選手の健康状態を、常に把握しておくこと。体調に変化があったりしたら、レースの出場予定選手改変の必要が出てくるからね」

ー エウスカルテルとして、今一番期待している選手はサンチェスのほかにいますか?

イゴール:「例えば、クライマーのイゴール・アントン、スプリンターのフェルナンデス。アントンが山岳で頑張れそうかって?いや今年はあくまでも経験のためで、一切成果は望んでいないよ。これからの貯金のためさ。ほかには、今出ているチュルカも期待がもてるね。若手育成の時期なんだ。」
(前半部分がGoogle Videoに出てくるくだり)

****** でもってここでこんな事実 ******

去年フリアン・ゴロスペ(写真、05年ツールドロマンディのときのもの)が監督を退く際、いかにも”円満退社”的な雰囲気だったけど、実はこんな裏事情があったという。

ゴロスペには、マネージャーのマダリアガから、とくに肩たたきはなかった。しかし、年俸オファーの際に、ゴロスペには屈辱的ともいえるオファーを出した。というのも、新米の技術主幹イゴール・ガルデアノの年俸よりも低い額のオファーだったそうだ。

つまり、婉曲的な肩たたきだったというわけ。ゴロスペは、これでは状況を察知せざるを得ず、チームと揉めることもなく、自ら身を引いたというわけ。

ゴロスペは、気難しくてやりにくそう、というネガティブなイメージがつきまとっており、現サウニエルのマッサー チェマあたりは、ゴロスペとはソリが合わなかったとぼやいている。(とはいえ、同郷のイゴールともそりが合わないとも言っていたけど。イゴールは、ベロキやチェマと同じ、ビトリア出身で、このへんは、みんな幼少のころから互いを知り尽くしているんだそうだ。)

今年エウスカルテルは、マダリアガマネージャー(彼はエウスカルテル設立者)の下は、イゴール、オドリオソラ(元バネスト、ケルメ選手)、ゴルカ(元EUS選手)という新体制で幹部も若返りしただけでなく、選手も若手を入れて、チームを刷新しており、新生エウスカルテルを目指している。

● レースレポート :

ハンターが優勝でポイント賞で2位につけ、カンチェッラーラはハットトリック逃がす。モロー:「クリートを修理するようチームカーに言ったそのときアスタナにアタックをかけられた」

ロバート・ハンターが実質的に10人ほどのスプリントを制して優勝。 バーロワールドがこれで2勝目。ワイルドカードで出場したものの堂々の存在感。カンチェッラーラは追い上げかなわずハットトリックは逃がした。

勝負は最後のコーナーを曲がったポイントが分かれ目だった。それまでトップを行っていたキルシェンが後退し、ハンターが前に出た。ゴールまで200m。やや長めのスプリントを潔く仕掛ける。ポッツァートが好位置につけ、虎視眈々と前を狙う中、後ろから好調のカンチェッラーラがぐんぐん競りあがる。

ハンター、ポッツァート、カンチェッラーラがゴール際できわどい攻防。最後はハンターがなんとかぎりぎり持ちこたえ、カンチェッラーラをかわし優勝。後続はラスムッセン、バルベルデ、ヴィノクロフらは安泰。しかしプロトンは真っ二つに分断し、半分ほどの選手が3分以上遅れとなった。この中には不運のモローが入っていた。

チクリッシモで執筆しているJFケネ氏のレポートによると、モローの状況はこうだったという。

モロー:「クラッシュでフロントホイールがはずれ、先頭グループから遅れた。なんとか上りで追いつくも、その間にジェランスがクラッシュ、カルザーティがヒザの炎症でリタイヤ。」

「ボクのクリートがクラッシュの影響でこわれていたので、チームカーになおすように言った、そのとたん、アスタナが仕掛けたんだ。チームは最後までボクをアシストしてくれた。ダメージだったけど、なんとか最低限で済んだ。ついていなかった。ヴィノの勝ちさ。まだ総合順位は混沌としている」

ところで、こんな情報をもらった。昨日ツール中継を中止したドイツのTV。この日の状況はというと・・

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ドイツでは今日はドーピング特番ではなく、お料理番組だったそうです。ケーブルTVが中継を引き受けたとも。 ゴルフのゲイリー・プレイヤーの談話。「ゴルフ界もドーピングコントロールが必要だ。ゴルフ界でも、成長ホルモンやステロイドが使用されている」

ドイツの政治家たちは今回の中継中止を支持する声が出ているようですが「じゃぁ、オリンピックやサッカーでドーピングが発覚したら中継を止めるのか?止めないだろう?それじゃ、ダブルスタンダードじゃないか」という市民の声のほ うがマトモですよね。

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先日山岳ステージで優勝したコロンビア人のソレルがジョークを飛ばした。彼が勝った日は、丁度フランス大統領ニコラ・サーコジーがきていた日。「フランス大統領がきているのは知らなかった。きっとフランス人に勝って欲しかったんだろうね。これが不満で、ボクに来年ビザを発給してくれなくなる、なんてことがないことを祈るよ」


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