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ツール・ド・フランス現地レポート中継中。copyright : mas.ciclismo (2007 - )

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土曜 28 juin, 2007  : 第19ステージ.... コニャック 〜 アングレム, 55.5km

【 ネ タ 編 】コンタドール首位死守できるのか?
最後のTT決戦。コンタドールが首位を守るのか、エヴァンスが逆転するのか。もし新人賞の選手が総合を獲得するとなると、ヒストリーブック的にも珍しい記録のはずだ。まだ調べていないけれど。

2004年5月アストゥリア一周の最中に意識を失って落車し、生死の境をさまよったコンタドール。サイス監督が彼につきそい必死の看病。経済的にも一家を支えた。その年の秋にはリハビリをするまでに回復。両親はスペインの自転車雑誌シクリスモに投稿した。サイス監督、チームドクターなど支えてくれた人々に感謝して。

2005年ロマンディツアーで初めて本人と対面して、言葉を交わした。彼の両親が雑誌社に送った手紙のことで。彼はそのレースで最終日TT前に総合4位につけていた。クーネゴ、ボテロ、メンショフという順位で、首位とはわずか19秒差。

ステージレースの表彰台に立てる可能性があって、その緊張感からか、最後のTT(20.4km)のとき、彼の心臓の鼓動が、スタート台近くにいた私の耳まで聞こえた。心臓が飛び出しそう、というのはこういうことを言うんだな、とあの時実感した。肩で何度も何度も息をしていた。

あそこまで緊張していた選手はいなかった。首位を守れるかどうかの瀬戸際だったクーネゴですらリラックスしていた。逆転優勝したボテロもしかり。

果たしてコンタドールの結果は15位。メンショフとの差6秒は2秒だけ詰めたが足りなかった。結局総合4位でフィニッシュ。

今日の決戦を前に、ふと思う。あれから2年、コンタドールはかなり実力をつけた。あの日見せたような緊張しきったナーバスな表情になるんだろうか?それともこの間の実績を胸に、落ち着いて勝負できるのだろうか。楽しみだ。

アルベルト・コンタドール履歴書:(04年に掲載したもの)
生まれ:1982年12月6日
住居:ピント(マドリッド)
短所:整理整頓下手
長所:忍耐強さ、楽観主義
好きな食べ物:母の手作りポテトオムレツ
好きな飲み物:アクエリアス
夢:幸せになること
好きな映画:ライフイズビューティフル
読書:スポーツ、動物関連の雑誌、とくに小鳥に関する雑誌が好き
バカンス:彼女と一緒ならどこでも
尊敬する歴史上の人物:ナポレオン

写真は2005年5月1日TDR 最終TTの、アルベルト・コンタドール

【 レース 】:アルベルト・コンタドール:「2年前はただただ新しい人生が送れればいい、それだけしか思っていなかった」、 カデル・エヴァンスの猛追をかわし総合首位を死守

アルベルト・コンタドールが土曜日のTT終了後総合首位を死守し、総合首位でシャンゼリゼに向かうことになった。

2位のカデル・エヴァンスはこの日2番目のタイムを叩き、猛追したがコンタドールも粘り、前日の2人の差1分50秒に対し、詰められた差は1分27秒。エヴァンス、23秒足りなかった。

レキップの取材に対してコンタドール:「ボクは一時はレースすらできるかどうかという状態から、復活した。 自分は2年前入院し、脳の浮腫をわずらっていた。普通の新しい人生を歩みたい、それだけを願っていた。手術をして、ほらここに傷跡も見えるだろう?なんとかレースを再開できて、そして今ツールでトップにたつことができた。信じられないことだ。」

この日首位となったのはリーヴァイ・ライプハイマー。総合3位をキープした。 一方で、不運だったのはデイヴィッド・ミラー。マヴィックのディスクホイールが500m地点で爆発。狙っていたステージだっただけに落胆ぶりも大きかった。

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