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ツール・ド・フランス現地レポート中継中。copyright : mas.ciclismo (2007 - )

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日曜 29 juin, 2007  : 第20ステージ.... マルクシス 〜 パリ 146km 【 今年のツールで撮った198分の49人の夏 】 (29日朝の順位)
今年もいろいろあったよ。このままで本当にいいのかどうか、夏休みの宿題ということで、今はとにかくゆっくり3週間の汗を洗い流してもらいましょう。お疲れ様!


マルティン・エルミゲル(A2R)
総合74位 第17Stで逃げ決め3位
鉢巻を渡したら「また来日しなきゃ!」

マーク・カヴェンディッシュ(TMO)
第8ステージリタイヤでも精神的安定感抜群
完走せずともチーム広報の評価高く

イニゴ・ランダルセ(EUS)
総合41位 第7STで逃げゲルデマンに次ぎ2位
その夜監督はBLOGで「惜しかった!」

アイマール・スベルディア(EUS)
総合5位 オービスクで6位と健闘
チームリーダーの意地見せた

キェール・カールストローム(LIQ)
総合76位 アシストとして3度目のツール
今回のツール、フィンランド人はひとりだけ

パオロ・ボッソーニ(LAM)
総合95位 第10ST 逃げを決め5位。ファッサ時代、
胃炎で05ツール出場断念。ファッチが代りに出場

ダニエーレ・リギ(LAM)
総合96位 ベンナーティのアシストに奮闘
アレクシア時代00年TOJで来日経験あり

アメツ・チュルカ(EUS)
総合23位 チーム一押しの若手。敢闘賞。
第12STでもフェドリゴと果敢に逃げ闘志見せた

ロマン・ファイユ(AGR)
第8STリタイヤ。第1と2STで5位に入り一躍有名
第3STの落車以降不調。06世界選U-23で2位

フランシスコ・ベントソ(SDV)
第14ST DNS。第2, 11STで落車とツキなく。
左手のケガが完治せずツールを去る。

マティユー・スプリック(BTL)
第17STリタイヤ。第4ST最初に仕掛けた。
スプリンターチームに潰されるも闘志は評価

リリアン・ジュグー(FDJ)
総合99位。期間中の一言「トップを走る選手より
遅れた選手の方が沿道から激励がもらえる」

ダニエーレ・ベンナーティ(LAM)
総合75位。第17STスプリントでツール初優勝。
"大舞台の勝利を欠く"の言葉を跳ね返す

ローラン・ルフェーブル(BTL)
総合58位。05ツール平常時心拍35で最低記録
第5ステージで度重なるアタックを魅せた

アルベルト・コンタドール(DSC)
総合1位。24歳7ヶ月ながら堂々の落ち着きで
最終TT踏ん張る。オールラウンダーぶり発揮

シルヴァン・カルザーティ(A2R)
第11STリタイヤ。ヒザの腱炎だった。
昨年区間優勝したような活躍なく散る

ウラディミール・グーゼフ(DIS)
総合38位。初日からST6まで新人賞。チームは
特別ジャージ1枚につき30本の植林を計画中

シリル・デッセル(A2R)
第15STリタイヤ。トキソプラズマ症で不調のまま。
昨年は総合7位でフランス人No.1だった

ダビ・デラフエンテ(SDV)
総合49位。昨年前半山岳賞・敢闘賞で目立つ
今年は地味なるも山岳第7STで奮起し3位。

エンリコ・デガノ(BAR)
第7STリタイヤ。スプリンター
ツール選出はギリギリ9人目に選ばれた

ピエリック・フェドリゴ(BTL)
総合84位。昨年ツール区間優勝
今年仏選手権でモローに次ぎ2位

マキシム・イグリンスキー(AST)
第16STでチーム撤退。63位だった
弟の写真を見て感激。弟思いの素顔

トーマス・ロヴクヴィスト(FDJ)
総合65位。昨年のスウェーデンRRチャンプ
新人賞に近いと言われつつTTで遅れをとった

トム・ボーネン(QSI)
総合119位。ポイント賞トップ。今年は安定感抜群
ベルギーステージの日はファン大熱狂

フレディ・ビショ(AGR)
総合102位。第1ステージカウンターで逃げたが
ラスト23km地点で吸収。夢消える

セバスティアン・イノー(CA)
総合130位。アシストとしてツールの常連
99年以来これで9度目のツール

フィリップ・ポッツァート(LIQ)
第15DNS。起伏ある第5STでスプリント優勝
フレイレ、ベンナーティを破った

フランシスコ・ペレス(CEI)
総合72位。バルベルデと同じムルシア出身
リーダーの山岳アシストとして参戦

タデイ・ヴァリャヴェチ(LAM)
総合19位。スロヴェニアRRチャンプ
得意は山岳、ペットは亀、趣味はスキー

ステファン・オージェ(COF)
第17STでコフィディス撤退に泣く
前半山岳賞。故郷ポーの日は私服で無念そう

マヌエル・ベルトラン(LIQ)
総合18位。写真はアリボのお菓子つまみ食い中
つまみ食い見つけた!と言ったら首をすくめた

フレデリック・ウィレムス(LIQ)
総合73位。ポッツァート優勝の日,一緒にTV出演
ベルギーTV局ゆえ同国人選手が選ばれた

エリック・ツァベル(MRM)
総合79位。緑ジャージ再現の期待もあったが。
きつい山越えをこなす点はさすが

マテュー・ラダニュ(FDJ)
総合112位。ツール初出場。"FDJは部屋割りを
数日ごとに変え、選手の連帯を高めるんだ"

フアン・ホセ・コボ(SDV)
総合20位。オービスクで7位と健闘
TT,山,スプリントもOKのオールラウンダー

イゴール・アントン(EUS)
第11STリタイヤ。経験のために送り込まれた。
山に強いが山岳賞の実力はまだまだ、と幹部。

エンリコ・ポイチュケ(MRM)
総合131位。ツール初出場。"05年まで
ヴィーゼンホフにいてツールに縁がなかった"

マイケル・ロジャース(TMO)
落車で肩負傷。第8STリタイヤで無念の涙。
原因はタイヤとリムのトラブルと推測される

フィリップ・ジルベール(FDJ)
第15STDNS。熱と胃腸のトラブル発生。
第5STの逃げはラスト12kmで捕まった

ジョン・ガドレ(A2R)
総合54位。連日100位程度だが大崩れなく
06年シクロ仏チャンプ。今年ムレイに続き2位

ジョージ・ヒンカピー(DIS)
総合24位。チーム内では4番目の順位。
去年2位に泣いたプロローグ、今年は3位

マヌエーレ・クインツィアート(LIQ)
総合113位。第2ST落車で痛そうにしていたが復活。
英国にはファンクラブや彼女もきていた

デイヴィッド・ミラー(SDV)
総合69位。第2STまでオージェの前に山岳賞
期待された初日プロローグは13位

ダリオ・チオーニ(PRL)
総合56位。英国レディング生まれ
「親戚がいる英国スタートのツールに感激」

ジェラント・トーマス(BAR)
総合140位。英国籍チーム唯一の英国人ツール
メンバー。肌が白く絹のようにキメが細かかった

トーマス・デッケル(RAB)
総合35位。ラスムッセンの一件は大変だったろう
最初のTTではトップから3分差でやや落胆

バルベルデとペレイロ(CEI)
総合6位と10位。V:最初のTTでまさかの47位。
P:初日プロローグ最終スタート。昨年の勢いはなく

イケル・カマニョ(SDV)
総合53位。ロンドン・フランスに家族がきていた
みんなフレンドリー。顔は母親そっくり。

私自身は第8ステージまでしか滞在しなかったけれど、その間いろいろな触れあいがあり、様々な思い出を胸に帰国した。ツールに出場した選手の数は全部で198人。上記は、そのうちいい表情を向けてくれた選手49人を選んで掲載。

ただし、ツール前半の楽しい思い出のあとに、残念な問題も再び浮上。楽しい面だけを見て応援することはもはや正直難しい。選手たちにはこの状況を真摯に受け止めてほしい。最終的には自分たちに跳ね返ってくる問題なのだから。


【 レース 】スプリンター新時代を予感させるベンナーティの勝利と全く新しい顔がそろった4賞表彰台

最終日は、例年同様シャンゼリゼの華やかな雰囲気に包まれた。ゴールスプリントを制したダニエーレ・ベンナーティ(26歳・ランプレ)は本当に嬉しそう。「ツールに来る前はいいスプリンター、今では最高のスプリンターになりましたね」と聞くと笑顔がこぼれた。最終日で勝つのはやっぱり格別だ。

4月にトップスプリンターのロビー・マキュウェンの自宅に行ったとき、ベンナーティに対してどう思うか聞いた。彼はこう言った:
「才能はあると思う。でもプロトンの中で自分の地位を確立するには、ビッグレースでもっと勝っていかないとだめ。大舞台でたくさん勝って周囲から今以上に認められることが必要。彼はフレイレ同様山岳もイケる、それは利点」と。

今年マキュウェンはケガの影響もあるのかどうか、とにかく精彩を欠いた。世代交代をも感じさせる、そんなベンナーティの勝利だった。

今回 4賞ポディウムの写真を見ると、全く新しい顔がそろった。ツール初優勝アルベルト・コンタドール、ポイント賞初のトム・ボーネン、山岳賞初のマウリシオ・ソレル、新人賞はコンタドールの次にポイントを稼いだアメツ・チュルカ。レース開始前、全ての顔ぶれをぴったり予想した人はいなかったのでは?新鮮なツールの光景になった。

■ フランス人へのアンケート<<ツールに興味ありますか?>><<ほとんどの選手がやっていると思いますか?>>

レキップがツールに関するアンケートを行なった。「ツールに興味がありますか?」という設問に対しては、46%は全く興味がない。興味のある人は29%。05年には38%だった。やはり薬物の問題は陰を落としていると見られているが、解決策として29%の人が、昔のように国別対抗にするといい、そう思っている。

ネガティブな結果ばかりかというとそうでもない。05年は、48%の人が「ほとんどの選手がやっている」と思っていた。でも今はそれが、38%に減ったという。

■ 観戦してきた人からの感想

フランスに観戦に行っていた人2人から便りが届いた。2人とも異口同音に、「おもしろかった!」ひとりは夫婦でキャンピングカーで回った。沿道はやっぱりお祭り騒ぎ。途中で起った暗いニュースは観戦している限り関係ない、選手らが走っている姿を目の当たりにするとあれこれネガティブなことを考える気も起きない、と。スポーツというよりイベントに近いあの雰囲気のせいかも。

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