mas ciclismo ... ヴエルタ・ア・エスパーニャ 2004 レース・レポート
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第11ステージ 9月14日 : S.ビセンテ ラスペイグ 〜 カラバカ クルス 165.8キロ

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頁のお品書き: レース・レポート / . /本日のリザルト

* レース・レポート:バルベルデ落車で怪我。ザブリスキー:「ゴール手前150mまで、優勝するとは思わなかった。」

スタート地点は、アイトール・ゴンサレスの故郷。地元の人から暖かい声援を受けた。

7km地点。なんと優勝候補のひとりバルベルデがしたたか落車。ガードレールと激突。左わき腹と背中にマルチの怪我を負った。メディカルカーの手当てを受ける。外傷らしい外傷は見えないが、結構重傷だ。タイヤは完全にひしゃげている。プロトンから取り残された。バルベルデ、現在総合2位。「好事魔多し」、要注意!

15km地点。バルベルデ、プロトンに復帰し、プロトンのペースが下がったところで、ジャージを着替えた。(というかプロトンは、バルベルデを待つためにスピードを緩めていた。) 前から見るとわからないが、ジャージの背中のところに刃物で切り裂いたようなカギ裂きができている。バルベルデが着替えた後、スタッフが、カギ裂きのジャージをTVカメラに向かって見せる。チームメートが彼を待っている。

31km。開始早々飛び出したUSPのザブリスキー。トップとの差は11分30秒。 48km。ザブリスキーのリードは16分16秒。今回のヴエルタ始まって以来の大きなタイム差だ。最初の1時間、時速は40,900 km/hだった。

61km。ザブリスキーのリードが19分42秒 に広がった。メディカルサポートを頻繁に受け、痛みを我慢しているバルベルデ。特に左わき腹を気にしている。


photo copyright@as.com

Photo: 背中にはカギ裂き。
「もうヴエルタは終わった」と
この時 涙したそうだ。

今日はもう一人のヒメネスがヴエルタを訪れた。フリオ・ヒメネスだ。59年から69年にかけて活躍し、今でも人気の往年の選手。山岳が得意で数々のレースを制し、64年ヴエルタ総合5位、66年白総合4位、68年ツール総合2位という成績だった。彼は今でもメディアにしばしば登場する。ヴエルタのコースが発表になると、ご意見番として登場したり。今日はラジオの招待で、コメンテーターをしている。

75km。スプリントポイント。トップのザブリスキーが取ったあと、ツァベル、コロム(IBB)の順でポイントゲット。つまり、ツァベル、暫定的に、再びオグレイディからポイントジャージを奪回。がんばっているなぁ。昨日の山岳ステージ、クライマーに先んじてまさか、あんな上位でフィニッシュできるとは思わなかった、と自分でびっくりしてい

131km。この日最後のスプリント地点。ザブリスキーがまずトップ通過。次にツァベルがポイントを取りに行った。スプリントポイント、欠かさずスプリントするツァベル。これから最後の上りが始まる。最後は標高620m。(プロファイルへ

145km。ラスト20km。ザブリスキーとプロトンの差は7分程度。このままだと最後はプロトンに吸収されるだろうと予想した。ヴエルタのプレスルームでもそうだったという。ところが。。


photo copyright@lavuelta.com

Photo:ウエアを着替え、
チームメートに守られて
走るバルベルデ。

プロトンはじわじわザブリスキーとの差を縮めたものの、思ったほど劇的な差の詰まり方でない。ラスト2kmで、差は2分44秒もある。ザブリスキー優勝だ。しかし、本人は、まだこの時点でも優勝すると思っていなかったようだ。

「これは(一人で飛び出して逃げ切るのは)チーム戦略でもなんでもなかった。まさかこのままゴールするとも思っていなかった。ただ、精神的に強い気持ちを持ってレースに集中することを心がけた。優勝を実感できたのは、ゴール手前たった150m地点だった。」(ザブリスキーコメント)

ゴール手前、ザブリスキーがほっとした表情でやってきた。優勝のガッツポーズの準備。両手を差し上げてゴールラインを踏んだ。

昨日のレース展開予想では、ザブリスキーは吸収され、ペタッキ以外のスプリンターがゴール争いかと思いきや、ザブリスキーはそのまま行くし、ペタッキが後方のスプリントを制した。予想完全におおハズレ。

ツァベル、なんと肝心な最後のゴールスプリントでオグレイディに遅れをとった。オグレイディ3位、ツァベル5位。これで2ポイント差でオグレイディがポイントジャージ。

* 本日のリザルト:D・ザブリスキー(USP)

総合首位: F・ランディス(USP)
マイヨ・オロ=黄金ジャージという意味ですが、98年の時のマイヨ・アマリヨ(イエロージャージ)との違い、かなり微妙です。 98年のジャージへJUMP
山岳賞:J・エリアス(レラックス)
山岳ジャージの色は今年から小豆色。
ポイント賞:S・オグレイディ(COF)
ショッキング・ブルーのジャージ。
オールラウンダー賞:A・バルベルデ(KEL)
この賞の名前はコンビナダ(コンビネーション賞)。山岳でも平地でも強い選手を選ぶために設置された賞で、オールラウンダの証。オールラウンダ賞と呼ぶこともあり、こちらの方がぴったりくるので、この名称を採用。この賞だけは、ポイントは小さい方がいい。

* オールラウンダー賞(コンビナダド)のポイント換算の仕方:
このオールラウンダー賞のポイント換算の仕方がずっとミステリーだったので、昨年いろいろ頭をしぼった結果、どうやら総合順位+総合ポイント順位+総合山岳ポイント順位を合計してポイントを出すようです。つまり、合計ポイントが最小の選手がトップ。

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