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9月17日(日) 第21 ステージ : マドリッド 〜 マドリッド 142,2km

今季苦しみながらもツァベルが優勝

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今回のブエルタ。ヴィノクロフの笑顔が印象的だ。苦悩を経験したあとの笑顔だから、笑顔が大きいほど、その前の苦悩が大きかったのだろう、と感じる。

コース設定も、オラーノが慎重に選んだ、といっていた通り、アングリルやコバドンガなど、滅茶苦茶な山岳を排除したのもリーゾナブル。元選手の立場からバランスがとれたコース設定を心がけたのではないか。

また、ツールは平坦ステージばかりが続いたが(特に今年はW杯サッカーのせいで、見せ場を後にずらしたらしいが)第5ステージに山岳ステージ・山頂ゴールをもってきてレースをかき乱したのは、あとでヴィノクロフの逆転劇を生み出すには効果抜群だった。

TTの距離も短く、TT次第で一気に大逆転、といった大味な展開にもならず。特にチームTTの距離が7.3kmと短かったのは個人的にはよかった。チームTTで大差がつくのも面白くないし、ツールのように上限タイム差を設けるのも、逆にチームTTをやる意味がないように思える。今年ジロはチームTTが38kmだったが、せいぜいやってもそのぐらいだろう。ツールのように60kmとかいうのは長すぎる。

........ グランツールの最終ステージは2位ばかり。ツールで5回、ジロで1回、ブエルタで2回。。。だからすごく嬉しい:ツァベル

最終ステージのスプリントを優勝で飾ったエリック・ツァベル。

「勝ててすごく嬉しい。ツールの最終ステージで、今まで5回も2位だったんだ。さらにミラノ(ジロ)で1回、マドリッドで2回もね。この優勝は、大きな意義がある。」

「フィニッシュに向かう最後カーブがスプリントのカギだった。ここでいいポジション取りをしないといけない。ラボバンクのペドロ・オリヨがここのポイントで前に出るのが見えた。でもチームが必死に追いかけて、彼を引き戻したんだ。特にマルコ・ヴェーロが感動的な走りをしたね。あれでずいぶん救われたよ。」

このあと1週間後に控えている世界選のドイツチームリーダーはツァベルになった。それについては:

「チームを率いることができたのはすごく光栄なことだ。選手たちのいい走りが期待できる。すばらしいレースになるといいね。」

ジェットコースターのようなアップアンドダウンのあとでヴィノクロフ

直前でツール出場を逃し、ブエルタの最初の山岳でブレーキ、総合は無理か、とまで思った人もいただろう、アレクサンドロ・ヴィノクロフ。CNは、ローラーコースターのような日々だったヴィノクロフ、と称している。

見事総合優勝を果たして:

「きつかった。3週間のツアーというのはいつでもきついけど。バルベルデは僕にとって偉大なライバルだ。彼を出し抜くアタックのタイミングがよかった。ツールに出られなかったものの、その後、ブエルタに出場できてすごくハッピーだ。これはリベンジでもあり、チームの優勝でもある。」

バルベルデ:もうひといきなんだけど。。

一時は優勝かと思われたが、ヴィノクロフに逆転を許したバルベルデ。今一歩及ばなかった。

「優勝にすごく近かったんだけど。ヴィノクロフは強かった。自分ではあれがめいっぱいだった。ブエルタには満足している。最初から最後まで気分は高揚していた。

メディアが競技本来のレースの話を書くというのは重要だ。レースのリズムもすごくよくて、ファンも楽しめたと思う。」

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