mas ciclismo .... 《9/21 〜特別企画》 ヨーロッパレポート
Tモバイル記者会見生中継 (ヨーロッパレポートNo.3)

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27 September, 2006  :Tモバイル改革発表記者会見(ボンの本社にて) 新メンバー発表

■ Tモバイルの記者会見。アルダグを筆頭に改革に燃える

てくてく1時間に3本というのどかな郊外バスで、ボン郊外にあるTモバイル本社に行ってきた。今日はチームの改革表明の日。マネージャーのボブ・ステイプルトン、監督のロルフ・アルダグ、チームドクターも参加したけでなく、Tモバイル会社のトップ(CEO)も出席。

CEOの話によると、ツール前の騒動から、Tモバイルは内部で相当改革について熱心に話し合い、今後の議論をしたようだ。Tモバイルは、ここで自転車チームのスポンサーを簡単に諦めるという選択肢もあったが、全くやらないか、もしやるならとことん正しい道を追求してやる、という意識のもと、不退転の決意でやることにした、と。「Do it right, or do not at all」。当面2010年まで、しっかりチームのスポンサーとして責任をもつことを表明した。

■ アルダグの言葉

これから作るチームについて述べたくだり:「成功(サクセス)とは一体何だろう?優勝することだけだろうか?いいパフォーマンスをして、それをファンに見せることも成功といえるのではないか。1年間戦士として戦って戦って、それでも勝てないかもしれない。でも、その選手はチームにポジティブな貢献をしたといえるだろう。ランキングの数字の裏にあるファイティングスピリットそのものも尊重したい」

以下、会見の詳細:

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1)11月から新マネージャーのボブ・ステイプルトン。2)CEOのレネ・オーバーマン氏、3)ロルフ・アルダグとステイプルトン、4)ドクターのシュミット医師(一番左)、ハインリッヒ医師も会見の席に。中央は進行役のフロマート。

■ そのほかにもアルダグの非常に力強い言葉: (1言1言が力強くで、非常に頼りがいのある人という印象を強くもった)

「僕は引退したあと1年間TVの仕事をしていてチームから離れていた。距離をもって外からチームを見ることで、なにをすべきかが僕にはわかっている。チームをスーパーチームにする気はない。ただ、選手たちとじっくり話して、メカニックやドクターも含め、全員が互いに尊敬の念を持つようにしていきたい。

そして何よりクリーンなスポーツを目指す。 信頼性あるテスト方法をフライブルク大学とともに共同で、僕らのチームが主導して確立していく。今まで選手やファンから、”どうせあのテストは信用性がないから”といったコメントも聞かれてきたが、今後は2度とそんなことは言わせない。、

今まで選手らは、はい薬をやりました。2年間処分を受けました、さあ戻ります、という態度できた。これではだめだ。僕らはとにかくクリーンに戦えるようにする。」

・・・ウルリッヒについて

質問:「ウルリッヒについてがっかりしましたか?」

アルダグ: 「非常にがっかりしたが、それだけでなく、バッソについてもかなりショックだった。彼のことは非常に好ましく思っていたからだ。一番がっかりしたのはドーピングのネットワークの存在だ。これについては、一切言い訳は許されない。僕らが薬物検査を強化を決意し、選手の薬物以外の一般的な振る舞いについてもトータルで見ていくことにしたのは、そのためだ。

今回、たった一人の人間の行いが、ここまで多大な影響を与えてしまったことに、脅威(戸惑い)を感じている。(... the overall situation is awkward)」 彼は自らDNAを提出するなどして、潔白を証明しなければならない。彼が将来、Tモバイルにジョインする可能性はない

質問:「チェッキーやドクターフェラーリなど、外部の個人トレーナーにいつも黒い影がつきまとっていたが、Tモバイルでは個人トレーナーの問題をどうするのか?」

アルダグ:「今後選手が個人的なトレーナーを雇うことは出来ない。絶対的な押し付けはしないが、トレーナーについては、正しいスタッフをつえるように指導していく。」

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Photos: 1)バスでTモバイルへ。乗り場を見つけるのが至難のわざだったが、一旦乗ってしまえば「Tモバイル」という駅がある。2)本社正面玄関、3)プレスレセプション、4)会見場

■ 来季の新メンバー

来季、新たにジョインするのは以下のメンバー:

ロジャー・ハモンド(31歳英国)、サルヴァイス・クナーフェン(35歳オランダ)、アクセル・メルクス(34歳、ベルギー)、マーク・カヴェンディッシュ(21歳英国)、ゲラルド・チオレック(20歳、独)、ベルンハルト・アイゼル(25歳 オーストリア)、バート・グラブシュ(30歳 独)、マイケル・バリー(30歳 カナダ)、アーロン・オルソン(28歳 USA)、ヤコブ・ピール(33歳、デンマーク)マルコピノッティ(30歳、イタリア)

そのほか現メンバーとして、 ボーグルナール、ベルヌッチ、バウマン、Sデイヴィス、ゲルデマン、グライペル、グエリーニ、ゴンチャル、キルシェン、クリア、コルフ、ラボン、ロジャース、シンケヴィッツ、シュレック・ツィーグラー

アルダグは、これら全員の選手について、どういう選手であるか簡単に述べていった。

ハモンドについては、「ファイターだ。クラシックでものすごく頭角を現している、というわけではないが、大事な役割を果たしてきた。彼の経験がチームに伝授されることだろう」、と。

■ ステイプルトンの話:初心に戻って若い選手に魅力あるチーム作りをしたい。強さだけでなく、人格的なものも尊重したい

Tモバイルは薬物検査に身銭を切る。今後Blood Volume Control(血液容量管理)もしっかり行う。新しい検出方法を確立するために、フライブルク大学と協力する。 (左の写真はロジャースが実験台となり、血液検査の研究をしているところ。ロジャースも、遺伝子的な管理は、今後重要になるだろう、とビデオで述べた。 )

もう一度、初心に戻ってTモバイルカラーを取り戻したい。今後は妥協なく新しいチームを作る。薬物のみならず、心理的・人格的な面でも選手の適正をみていく。

■ CEOの話:

「これまで15年間自転車チームをサポートしてきた。ここでステップアウト(退く)のは正しくないという結論に至った。Tモバイルチームは、我々の企業にとってブランドのひとつだ。それだけに、クリーンで、フェアでなければならない。これからビル・ステイプルトンをしっかりサポートし、とことん正しいやりかたで2010年までサポートすることを決めた。

一朝一夕に改革ができるとは思っていない。しかし、今日の会見にもこれだけの興味を持ってもらったことを励みに、改革にまい進したい。」




26 September, 2006  : モントゴメリー引退発表 & スイスで別府選手クローズアップ

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写真1)今週日曜日(10/1)のチューリッヒ選手権のプレゼンテーションの様子。ラルカンシェルをとったベッティーニが昨年の覇者。ゼッケンNO.1で今年も登場する。ほかに地元スイスのカンチェッラーラやヴィノクロフらも出場する。

そして、有力選手紹介の時、「ベッティーニに並んで日本からは別府選手が出場します」、と超え高々にアナウンスされた。プレゼンに日本人がきたのでわざわざあそこまで強調して紹介してくれたのだろう(別府選手の紹介の最中、「おはようございます」といった日本語まで飛び出していた。)

写真2)今季限りで引退を表明しているスイス人スヴェン・モントゴメリー。 「チームメンバーの中では、ゲロルシュタイナーは今回のレースでシューマッハがいけると思う」と。



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